授業と授業の間。幕間の話。なんでもない話。
なろラジ大賞用に書いたもの。
登場人物の性別に関しては特に設定していません。
千文字以内難しい…。
最終更新:2023-12-14 14:59:50
1000文字
会話率:65%
僕、神田勇樹(かんだゆうき)は自分で言うのもなんだけど、ちょっと臆病なところ以外は平凡な高校一年生。
そんな僕には片想いをしている幼馴染の女の子がいる。
高橋悠美(たかはしのゆうみ)。マイペースでおっとりしていて、優しくて、クラスで癒
し系女子と評判だ。僕とは小学校一年生で同じクラスになって以来の仲だけど「いいお友達」な間柄から距離を縮められずにいた。
クリスマスが迫ってきた12月初旬のこと。
悠美と一緒にクリスマスを過ごしたい僕。
それとなく話を振ってみたのだけど、結果は空振り。
彼女は男女の恋愛に疎いところがあるから、はっきり言わなかった僕が臆病なだけなのだけど。
というわけで、クリボッチが確定して憂鬱になっていた12月23日土曜日の夜。
【ゆう君、明日だけど、もしかして暇だったり、する?】
悠美から唐突にLINEのメッセージが届いたのだった。
プレゼントも用意してないし、どうしらいいんだろう?
でも、一世一代のチャンス。
なんとかいい雰囲気を作って、告白できるといいのだけど……。
これは僕と彼女が一歩先に進むクリスマスのお話。
あるいは一見特別なようで、なんでもないクリスマスのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-13 23:39:40
6875文字
会話率:50%
今日は2月14日。バレンタインデーだ。
日本人的には好きな人からチョコをもらったり、あるいは告白の日だったり恋人同士の一日だったりする。
一か月前に後輩で幼馴染なチョコこと佐々木千代子(ささきちよこ)恋人になったばかりの僕にとっては、
初めての恋人同士のバレンタインデーだ。ちなみに、彼女の千代子はバレンタインデーが誕生日なのに
ちなんだ名前(チョコ→ちよこ)だとか。キラキラネーム一歩手前で止まって良かった。
というわけで、僕も誕生日プレゼントと逆チョコを前日から準備して当日の朝に
臨んだわけなのだけど―
「先輩……ちょっと恥ずかしいですよ」
迎えに来た彼女を抱きしめてみると腕の中で恥ずかしがったり。
「悔しいけど先輩の逆チョコ、私のより全然上です」
思いのほか逆チョコが上手に出来て微妙な視線で見つめられたり。
そして、放課後のバレンタインデートの締めでは。
「実は今日、とーさんもかーさんもいないんですけど。寄って行きません?」
そんなお誘い。これは僕、赤山陽翔(あかやまはると)と佐々木千代子(ささきちよこ)
の甘い甘い、それでいてなんでもない一日のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 19:01:18
5178文字
会話率:51%
僕は冬賀健(とうがたけし)。思春期に入った頃に母さんをガンで亡くして父子家庭で暮らしている、少しだけ
特殊な境遇の高校生。母さんが亡くなった後は、マンションの隣に住む冬泉家、特に一人娘である幸音(ゆきね)
がそれはもう、世話を焼き過ぎ
る程に焼いてくれて、おかげで随分救われた。
雪音の母親である永久(とわ)さんは昔から体が弱かったけど、最近特に体調を崩しがち……らしい。
でも、雪音に永久さんの事を尋ねても「いつもの入院やよ。タケちゃんの気持ちは嬉しいけど心配し過ぎ」
と強がる。確かに永久さんは体調を崩しがちだけど、今回は明らかに様子が変なのだ。
だから、深い悩みを抱えているはずなのに打ち明けてくれないのがもどかしい。
昔からそういう奴だったけど、人には優しいくせに弱みを見せたがらないんだから。
ただ、その日の放課後、近所のおばさんが「永久さん、心臓移植なんですってね」と
井戸端会議で言っているのを耳にしてしまう。
幸音、なんで言ってくれなかったんだよ。僕にとっても永久さんは他人じゃないのに。
というわけで、幸音と二人で話し合おうとしたのだけど、お互いヒートアップしてしまい……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-24 00:10:25
8094文字
会話率:51%
平凡な男子高校生のおはなし。
平凡な彼が誇れるのは彼女のこと!とあと少しだけ。
そんな彼と彼女に大事件が迫る。
彼女に涙は流させない…!!俺が守ってみせる!
…なんてことはない、なんでもない日常の一コマを切り取ったお話しです(笑)
最終更新:2023-11-23 14:26:04
3518文字
会話率:30%
午前中に行った個人経営の本屋も、お昼に食べた生マッシュルームのクリームパスタも、歴史には残らない名場面、再放送は走馬灯か。
最終更新:2023-11-19 02:42:18
874文字
会話率:0%
日常の小さな冒険。なんでもない日々を思い返し、甲子園にいる球児に夢を重ねたりする。
最終更新:2023-11-17 11:36:21
1882文字
会話率:80%
僕のなんでもない日々。
少しの事で変わっていってしまう。
どんな選択をし、どんな影響を受け
どう関わっていくのか。
そんな物語。
〈R-15指定〉
暗めの物語なため、生に関する直接的な表現を含みます。投稿主は、物語に書かれていること
を推奨または否定するつもりはありません。ただ題材として書かせて頂いております。
題材が不快に思われる方は観覧をお控えください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-07 01:29:17
1241文字
会話率:36%
『蜃気楼のような日々(仮原稿)』
<シーン1>
森で横になり空を眺める青年。
その傍らに座り込むミサキ。
ミサキ:「樋口君、いつまでこうしているつもり?」
その声が聞こえていないかのように空を眺め続ける樋口。
<シーン2>
~場面転換~
ミサキの一日が早回しで終わり夕暮れ
コンビニ袋を持ったミサキ。
樋口の横に座り込む。
ミサキ:「樋口君、お腹すかない?」
コンビニ袋から食べ物や飲み物。
お菓子などを取り出し樋口に差し出す。
樋口は空を見つめたまま。
ミサキ:「今日ね、みんなが樋口君の噂してた」
ストローでイチゴ牛乳を吸い込むミサキ。
ミサキ:「私、ちゃんと黙ってたよ」
ミサキ:「きっと樋口君がこうしているのには理由があるんだもんね」
<シーン3>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そして夕暮れ
ミサキ:「樋口君、あのね、、、」
黙って空を見つめる樋口と押し黙るミサキ
ミサキ:「ううん、なんでもない。気にしないで」
照れたように笑い走り去るミサキ
<シーン4>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そして夕暮れ
ミサキ:「樋口君、~色々な日常を語るミサキ~」
これを何度か繰り返し、ミサキの恋心を伝えようとする感じを出す(セリフ後で追加)
<シーン5>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そして朝靄の中
「樋口君、やっぱり勇気を出さなくちゃいけないと思うの」
決心したようにミサキが口を結ぶ
「私、ずっと樋口君が好きでした」
その言葉と共に数人の男達の声がする
「見つけたぞぉー!」
樋口を取り囲む男達
「やっぱり手遅れだったか」
「これだから若いもんは」
「この時期に、こんな軽装で山に入るなんてな」
「自殺じゃないらしいぞ」
「ああ、恋人に帰る時間を告げていたらしいな」
真っ青で生気の無い樋口の遺体が横たわっている
ミサキの姿は見えない。
走り去るミサキの姿に男達は気付かなかった
<シーン6>
~場面転換~
ミサキの一日を早回し、そしてミサキの部屋
睡眠薬とミサキの遺体
ミサキの声だけが響く
「迷っていたら樋口君がいたの」
「樋口君がいる場所が光ってた」
「樋口君に好きな人がいるって知ってショックだった」
「でもね、この数日間だけは、樋口君と沢山お話し出来て嬉しかった」
「私、また樋口君に逢えるかなぁ?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-04 19:16:15
910文字
会話率:60%
千年以上に及ぶ人類と魔族の戦いは、人類の敗北で終わった。
勇者の俺は魔王軍の勝利の証として、魔王城へと幽閉された……はずなのに。
「勇者さんご飯作ってください!」
なんで魔王が、俺の部屋に飯を食いに来るんだよ。
幼い頃から宿敵だと教え
られてきた相手と飯を食ったり、なんでもない話をしたり、パズルやチェスに興じてみたり、たまには真面目になってみたり。
新しい日常は、どこかくすぐったくて、優しくて、あたたかくて。
俺は今日も、あいつが来るのを待っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 20:00:00
204421文字
会話率:55%
これは他でもないハロウィンの夜、道に迷った少年にはどうしても戻らないといけない場所と理由があった。でもそれは、家でも家族でもなんでもない、もっと他のなにかだった。不思議な存在に助けられながら、それと共に少年は夜明けまで歩いていく。『seri
al experiments lain』に感銘を受け、初めて筆を執り書き切った作品、少年は一体どこへ向かうのか...。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-29 12:06:13
50088文字
会話率:55%
「目に見えるものが怖い」、そんな変なことをいう人だった。いや変なことではないか、彼女にとっては真実だったのであろう。
最終更新:2023-10-28 22:33:44
633文字
会話率:0%
なんでもないいち母親からのメッセージ
最終更新:2023-10-24 10:25:37
695文字
会話率:0%
少年Aが体験する世界を俯瞰する。
なんでもない日常と平和を奪われ、生きるという事を目標にしていく物語。
最終更新:2023-10-20 00:56:36
702文字
会話率:6%
宿屋オーナー(ほぼ業務は従業員任せのニート)が転移してきた稀人を推しとする推し事のお話。
なんのイベントもない。
最終更新:2023-10-13 19:52:06
1341文字
会話率:13%
なんでもないねこのはなし
最終更新:2023-09-27 16:15:27
883文字
会話率:43%
なんでもない思い付きの文章
キーワード:
最終更新:2023-09-24 10:01:05
328文字
会話率:23%
なんでもない世界のとある日。
全てを終わらせた一人の会社員がいた。
変化に恐怖し、人との関わりにも疲れていた彼は、落ちていく中、久方ぶりの解放感を感じた。
「これで終われる」
——そう思っていたのに。
なんでまた人生が始まってるんだよぉ
ぉぉ!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-23 16:53:03
118406文字
会話率:39%
なんでもない秋夜のこと。虫たちの声は風流の範疇を超え、もはや雑音と化していた。眠気が薄れた私はなんとなしに外へ出る。しんとした景色と虫の大合奏の中、とある声が聞こえた。
最終更新:2023-09-18 20:16:18
2514文字
会話率:9%
ある日突然隣の席の悟くんから「あ」というメッセージが送られてくる。
ちょー怖い。
なんなら日に日に「あ」が増える。
しかも決まって、草木が眠る丑三つ時、午前2時,
悟くんのお兄様にご相談。
当然解決するわけもなく。
ホラーでもなんでもないコ
メディ系です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-16 07:26:32
748文字
会話率:56%
こわいいいのかこれでじぶんはどうなるのわからないしらないわからないかえなきゃいやだもうきみいやなんでもないこわいくらいまぶしいくらいきたいきたないいきたくないどこにいきたくないどこもいきたくない
最終更新:2023-09-15 21:35:59
486文字
会話率:0%
これは、特に壮大でもなんでもなく、また特に何も始まらない物語である。
自分が乙女ゲームのヒロインに異世界転生したと思い込んでいる主人公。
彼女の酷く偏った知識のせいか、悪役令嬢も転生者で、ヒロインである自分を逆にざまあ、断罪し、破滅
させようとしていると何故か確信。
そんなフラグ、回避するぞ!なんならへし折ってやる!
――と、決心して終わる話。
ここは本当に乙女ゲームの世界なのか。そして主人公は本当にヒロインなのか。
そもそも、本当に異世界転生しているのだろうか。
勝手に乙女ゲームの世界だと思っていて、実際は昔の時代に転生したのかもしれない。
乙女ゲームの世界だとしても、主人公はヒロインでもなんでもないのかもしれない。
そもそも、「自分は前世があり、高校生だった」という夢をみて、それを本当にそうだと思い込んだ、現実と虚構の区別がつかない主人公なのかもしれない。
それは誰にも分からない。
だって、そんなことを調べたりする前に物語は終わっているのだから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-14 16:22:10
1207文字
会話率:0%