指定暴力団、天狼組系岩熊組組長の侠客・岩熊勝平は今日も朝からボランティアに精を出す。
小学生の登下校の見送り、道路のごみ掃除、お年寄りへの手助け。
だが世間の目は冷たく、だれもが彼から目を反らし、そそくさと離れていく。
5年前に施行され
た反社会勢力新法により、彼らヤクザはもはや絶滅寸前の存在だった。
暴力団追放のスローガンはいつしか『暴力団撲滅』に文字を変え、国民すべてにマイナンバーカードの
所持が義務付けられた管理社会において、そのカードを配布されない反社認定者は世間から徹底的に
隔離されていった。
毎日のように解散届を持って署名を求める捜査四課(マルボウ)の刑事を追い返し、二人しかいない子分の食い扶持に頭を悩ませつつ、事務所とも言えないようなプレハブ小屋のボロソファーにその身を沈めて、
彼は今日も嘆くのだった。
「宇宙人でも攻めてこねぇかなぁ、警察も自衛隊も手も足も出ないような・・・・・・そしたらよ、俺ら侠客が死に花を咲かせられるのによぉ」
令和十三年、夏。四国のとある漁師町。これはある大男の嘆きから始まる物語。
※この作品はカクヨム、ハーメルンにも投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 20:38:32
68402文字
会話率:44%
生まれつき大きな魔力を持って生まれたミリア。
魔力が大きすぎて小さな魔法でも大爆発!
そんなミリアが、このエンティルスと呼ばれる世界に3人しかいないとされる魔道士の最高位、『大魔道(アーク)』を目指し、今日もひたすら修行に励む。
類まれな才
能を持つが全く生かせていない魔道士の卵。
そんなミリアは今日も友達と一緒に一流目指して頑張ります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 16:40:00
647793文字
会話率:47%
なんやかんやで40万PV。ありがたい限りです。
正々堂々という言葉を知らない高校二年生、黒鉄鋼牙(クロガネ コウガ)。彼はある日突然クラスごと異世界へ勇者として召喚されてしまった。
腹を括って戦う覚悟を決めた矢先に、鋼牙の天職が最弱
と名高い鍛冶屋だったことが判明し、勇者が舐められないようにと言う名目で城を追放されてしまう。
度重なる苦難の中で、鋼牙は社会から爪弾きされた異端者達と出会う。
ロリコン剣士、ホモ戦士、筋肉を愛し筋肉に愛された変態、世紀末ヒャッハーetc…
全米が引くほど姑息な戦法、個性的だが強力な仲間、そして鋼牙のみに与えられた鍛冶屋の力で最強のクランを作り上げ、追放した奴らを見返していく。
※主人公は一切戦闘に関しての努力をしません。チート装備を使います。(そういう感じの卑怯)
※R15は保険です。最序盤は生産職無双です。兎更新を目指しますが、亀に負けるかもしれません。
さらに※ ざまぁ成分が薄め過ぎたカルピスの如く薄いので、ざまぁ期待の方はイライラされるでしょう。
さらにさらに※ この世界にはバカと中二病と変態しかいません。ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-26 00:00:00
470847文字
会話率:56%
少年ニックと祖父は十人の刺客に襲われた。くり出される剣をかいくぐった。祖父が刺客に殺された。ニックはひとりぼっちになってひたすら逃げた。刺客たちが追って来る。
森の中を逃げていると足元から声が聞こえた。二頭身のホビットが助けを求める声だ
った。ニックはホビットのねがいをかなえてやる。お礼に空を飛ぶ能力を持つ木彫りのアヒルをもらった。アヒルには猫と話せる魔法がかけられていた。
ニックはホビットの案内で安全なミルトムント島に向かう。ミルトムント島は五百年前まで魔法の聖地だった。五百年前に三大魔法つかいが残した七つの魔法陣がいまも発見されずに眠っている。七つの魔法陣をすべて解放すると究極の魔法が手に入るという。
船の中でニックは六人の仲間に出会った。
十七歳でのっぽの少年のウィンダミアはお調子者だった。ワインランド王国の王子だ。戦争をやめさせるために七つの魔法陣を求めている。
十四歳のゴスロリ少女はヒルダだ。銀髪のひねくれ娘で修道院にほうりこまれていたのをひっかきまわして追い出された。ヒルダは自分の子守をしていたユグニエルのために七つの魔法陣を見つけたかった。
十八歳で豊乳少女のアリエスはアストラル王国の王女だ。母の無実を証明するために七つの魔法陣を解放して究極の魔法を手に入れたい。
十五歳でメガネの少年オメガはルガノ王国の王子だ。ルガノ王国を守るのはぼくしかいない。ぼくが究極の魔法を手にしてルガノ王国を戦火から守る。そう決意をかためてミルトムント行きの船に乗った。
呪いの仮面がはずれない十七歳少女のケイトはローズキエ王国の王女だ。弟と剣であそんでいて弟を失明させた。弟に王位をゆずるためにあえて呪いの仮面をつけた。呪いの仮面のついた王など誰も認めないからだ。しかし呪いの仮面が取れないと恥ずかしい。ケイトがミルトムントに向かうのは呪いの仮面をはずす方法を知るためだった。
巨体の十七歳少年ブレーデンはリングラスト王国の王子だ。怪力が自慢で戦争では敵国の兵を蹴ちらした。ブレーデンは敵に内通していたセバスチャンをその怪力でなぐり殺した。運が悪いことにその場面をセバスチャンの娘セカルーに見られた。セカルーは住む村が全滅してミルトムント島に送られた。ブレーデンもミルトムント島に避難することになった。
七人それぞれの思惑で七つの魔法陣をさがす冒険がはじまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-25 19:56:40
116932文字
会話率:49%
七人の魔王の後継者が見つからなかったので1人しかいないけど君に全部やるよ、ということで七人の魔王の能力を受け継がされた。
七人の魔王は世界の敵だったけど君に勝てると思えないから好きに生きといて、とも。
―――
一応ほのぼの魔王の日常みた
いなのにしたいのですが魔王ですし?ふざけたものも入れながらのんびり更新する予定です。
更新日時は第一、第三土曜日の22時を予定しています(時々第五土曜日がありますのでその時も更新します)
それと少し話は変わりますがこの物語は自作のまだ完結していない小説のその後になるので似たような奴が出てくると思いますが他人の空似です(たぶん)
その後と言っても密接に関わっているわけでも無いのでこの小説だけで楽しんでもらえるよう頑張ります。(その後がもしかしたら何億年後なのかもしれないですしそもそも舞台が違うので前の小説を読まなくても大丈夫です(そもそも完結してない))折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-19 22:00:00
8300文字
会話率:84%
雑界(ざっかい)。
それは九つもの異世界に同時に侵略を狙われつつも、その異世界どうしの睨み合いによって、奇跡的に均衡を保っている、奇妙な世界。
どれぐらい奇妙かというと、本来侵略のために作られたはずの九異界の砦が『ダンジョン』などと名付けら
れ、雑界の冒険者たちの攻略対象となってしまうぐらいには奇妙であった。
その奇妙な世界の片隅に、ひとつの異世界からの侵略者がいた。
彼女の名はアルマディリア・ヴァランキア。魔界の覇者より当代魔王の名を授かって、魔王城を統治する、ひとりの少女だ。
部下こそどんくさいブラウニーズしかいないものの、容赦のない罠で冒険者を返り討ちにする、孤高の魔王。
だがある日彼女の元に、ひとりの男が現れる。
仕掛けた罠をことごとく突破し、ボス部屋たる彼女の私室の前までたどり着いたその男は、平然とこう言った。
「ダンジョンイーツだ。注文の品を持ってきた」
ひとりぼっちの魔王少女、アルマディリア・ヴァランキア。
無愛想な貧乏配達員、ジュロウタ・マガミチ。
これはふたりの出会いが織りなし生み出し引き寄せる、罠とか因縁とか動画配信とか、ちょっとしたラブ的な何かとか、あとついでに、世界の行く末だとか。そういったものの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 12:01:46
178400文字
会話率:52%
“人間”という種族が存在せず、天族と魔族しかいない異世界に転移した主人公。
自分の名前すら憶えておらず記憶も曖昧な中、誰もが持っていると言われている能力がないだけじゃなく奴隷という身分であった。しかしこの世界では珍しい黒髪黒目のお陰で何
とか命を繋いでいた。
そんな彼女はある日、人攫いに捕まり闇オークションへと出品されてしまう。
そこで彼女を落札したのは、眉目秀麗な銀髪の男――魔族の頂点、魔王ノクティスだった。
初めて会ったはずの魔王は、彼女を〈ミア〉という愛称で呼び、そして彼女自身の名前は〈夕桜(ゆら)〉であると言う。彼女自身もまた、彼の温もりを知っているような気がした――。
勇者に討伐されることを恐れながらも、それ以前に眉目秀麗な魔王からの溺愛を受け、美形な面々に囲まれ心臓の心配をする夕桜。
しかし彼女には、自身では知り得ないある能力が隠されていて――。
夕桜の隠された能力と記憶は、周囲を巻き込みながら彼女を翻弄する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-18 00:00:00
40273文字
会話率:31%
型式番号BA5C-3624-s は第5世代目のロボット兵器の指揮官機を狙撃特化型にチューンしたモデルである。
BAはバトルアーマーを指し、5は第五世代のBAであること、Cは指揮官機であることを指している。
続く数字は製造番号であり最後のsは
狙撃機チューンを施されていることを指している。
このBA5Cは簡易量子通信機を備えた最初のモデルで、
以後のより小型化された量子通信機を搭載したモデルでは見られない特徴的な頭部構造を持っている。
量子通信機と同様に以後に標準化されたエネルギー変換炉とエネルギー消費の少ない疑似筋繊維装甲の初採用により圧倒的な作戦継続能力を誇っている。
また背部に搭載された合計8器の作業ロボットポットの展開により様々な工作活動、僚機への補給、偵察などを行える点なども大きな加点要素と言えるだろう。
特にロボットポッドの搭載面積を確保するために生じたバックパックの肥大化により内部構造に余裕が生まれその居住性から住めるBAとして評価、あるいは揶揄された帝国兵器開発部の意欲作であった。
帝国はBA5について全体で4000機を調達。
その中でBA5Cは500機を調達となったが、BA6以降のC型BAについて上記のような大型のバックパックは採用されなかったことからもBA5Cはいささか過積載気味の装備群であったことがうかがえる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-15 03:12:35
11170文字
会話率:25%
「だからさ。オレにとってお前と付き合ってるメリットはもうないってことなんだよね」
内気で内罰的なフリーター、音無ぴあのはその日、親友に彼氏を寝取られた。消沈して帰る途中に「二人とも雷にでも撃たれればいいのに」と願ってしまう。その瞬間、自分
が本当に雷に撃たれてしまったぴあのは自分が元居たのとは違うどこかの世界に転移し、いばらの迷宮の中で怪植物に追われ、その体に何かを植え付けられてしまう。もうだめだ、と思ったその時、とても美しい男エルフのヴォルナール率いる元勇者パーティに助けられ、一命をとりとめるぴあのだったが、その体には深刻な後遺症が残ってしまった。どうやら、モンスターを産むための苗床にされかけた際、定期的に男の○○を摂取しないと頭が変になってしまう体に作り替えられてしまったらしいのだ。知らない世界に一人放り出されたぴあのが頼る相手はヴォルナールたちしかいないが、ヴォルナールはぴあのを連れて行くことにあまり積極的ではない。ぴあのは生きるために戦う努力をしていくうちに、ヴォルナールに惹かれていくが……。
男やもめのやさぐれエルフ、ヴォルナールと不幸に愛された女、ぴあのの冒険恋愛ストーリーです。
ムーンライトノベルで連載、完結させたものをR15程度に書き直したものを掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-13 20:30:00
130936文字
会話率:61%
「どうか夢であってほしい」
主人公、熊野誠也。現実がいけていない高校三年生。友達が楽しそうですごくうらやましい。何も悪くない友達をねたむ自分がもう嫌い。過去の俺。卑屈になる。自信がない。生きててそんなに楽しくない。充実している奴らがうら
やましい。何も頑張れない。自分が嫌い。死にたくなる。自分に価値を感じない。悔しさもあるがなんとなくめんどくさい。別に現状に満足している。今のままは嫌だけど別にいいか。
そんな時、誠也は夢でアオイとヒロトに出会う。ヒロトたちの世界はいわゆる「魔法」が使える世界でアオイは世界で四人しかいない勇者だという。特に大人数でパーティーを組むわけでもなくヒロトと共に世界の治安を守っている、らしい。誠也は自分がここまで中二病臭い夢を見るかと我ながらに恥ずかしくなったが夢とは思えないほどのリアルに感じた。さらに不思議なことに夢から覚めまた眠ると前回見た夢から現実世界で経過した分、時間が経った世界へと移り変わっているのだ。まるでパラレルワールドのように。
ヒロトは自身の過去を知っていき成長していく。しかし誠也は——
二人の主人公が別々の世界で共に成長する話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-12 16:04:56
1754文字
会話率:22%
昔、魔王と呼ばれる者が存在していた時代があった
その者は世界の悪とも呼ばれており、精霊や神々といったものを滅ぼしそれを楽しんでいた。これを見かねた《人間》《ドラーフ》《エルフ》《獣人》の4種族は手を組み、ついに魔王を討伐することができた。
だが、魔王を討伐した最強のパーティの一人であるアルスは平和と引き換えに大切な人を失ってしまう。
世界に絶望したアルスは大切な人ともう一度巡り会えるよう転生魔法を使用することを決意する。
しかし転生した世界では灰色と呼ばれる最弱色の魔力とクロニムルが代々引き継いでいる異能とは別の異能を持って生まれ変わってしまう。
そしてこの世界ではCAWという魔法の発動を補助する武器の登場によって前の世界よりも人間限定ではあるが魔法の発動が簡単になっている。
クロニムル家に転生したアルスは転生時に失った記憶や大切な人を探し出すために幼くして軍に入り情報を集めようとするが【悪神竜】と呼ばれる魔物を討伐したことによって、世界に二人しかいないといわれている特級魔法師の称号を得ることになる。
しかし、アルスはクロニムル家と総帥の契約で16歳になると軍を離れ学園に通わなければならない。
だが、静かに学園を過ごすはずだったアルスにパートナーという名の監視役がついてしまう。
「パートナーの存在のせいで目立つことにならなければいいが……」
軍人から学生となったアルスの第二の人生が始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-09 11:20:55
256806文字
会話率:52%
約250年に一度、神の加護を受けた太陽の王と月の乙女が誕生するアストロイド王国。
奇しくも月の乙女に選ばれてしまった占星術師を志す18歳のステラは、自分の夢を実現させるために月の乙女を探す王家から逃れようと奔走する。
一方で太陽の王とし
て生まれたアルバートは義務感から月の乙女を探していたが、なかなか尻尾を掴ませない月の乙女に次第に興味が湧いていくーー。
「月の乙女になんてなりたくない!」
「私を救えるのは君しかいない」
出会うはずのなかった恋を知らない2人が出会い、多くのすれ違いを乗り越えて互いを想い合うようになるまでの物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 20:08:13
187805文字
会話率:44%
ノストラダムスの大予言の1999年が、数年後にせまる1990年代後半。
ソビエト連邦の崩壊により、世界は新しい平和な時代を迎えると、多くの人々は信じて疑わなかった・・・
しかし、古い混沌の終焉は、新しい混沌の始まりでもあった。
そんな時代、警察庁と防衛庁(当時)が共同で組織し、誕生した秘密機関。
警察庁国家治安維持局。
治安部と防衛部に分かれ、その存在を知る者は、限られた極一部しかいない。
その、国家治安維持局のさらに外部局である外部班。
0から4班で構成され、人知れず日本と日本国民を守るため、非正規な活動に従事する影の組織である。
外部局長により、外部0班に配属される事になる1人の少女。
表向きの素性は、日本の大企業グループの会長に養女として迎えられ、帰化した日系アメリカ人であり、一児の母でもある女子高生だが、彼女には、ある秘密がある。
日本と日本国民を守るために、非合法な任務を熟す事になる彼女。
果たして、彼女は任務と学生生活、子育てを両立させ、外部0班の中でのし上がっていく事が出来るのだろうか・・・
※1990年代の後半の出来事から、多少ずれている部分が、あるかもしれません。そのため、それらのご指摘及び感想、意見は受け付けますが・・・それ以外の時代の感想、指摘などには返信出来かねますので、予めご了承ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 08:00:00
30861文字
会話率:50%
「ねぇ莉音、彼氏作ろうよ。今ここで。」
夏休みが始まって間もない8月の初め。朱理と莉音は登校して間もなく部活動中止の報告を受け、そのまま帰る気にもなれず、空いた教室で夏の暑さに項垂れていた。
男子どころか私しかいない教室で彼氏をつくる…?当
惑する莉音を余所に袋いっぱいの土を持ち込み、せっせと捏ね始める朱理。
え?ちょっと待ってください、先輩。彼氏を…『作る』??
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-06 01:11:32
10865文字
会話率:65%
ならず者しかいない第三騎士団所属の魔術師エドウィンは女好きの団長に振り回される日々を送っている。
ある日、第三騎士団は王立学園の卒業パーティーに護衛として呼び出される。王太子が出席するそのパーティーはろくでもない第三が出向くのはあまりにお門
違いだが……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-05 16:54:45
6858文字
会話率:48%
狼に生まれ変わった主人公八神竜人(やがみたつと)は、最底辺モンスターレッサーウルフという種族に生まれ変わる。
どんどん強くなって慢心していく。炎聖との対峙で全てが変わる。
転換点から、話が広がる。
冒険者時代は、人狼、竜、不死鳥、人間、巨
人のおもしろパーティ。
人間が一人しかいない。珍しい冒険者パーティでの攻略話もある。
主人公が俺TUEEE!しないような難易度に変えようと思っている
※こちらは改訂版です。改定前もありますので、ご覧になってもうならなくても構いません。(改訂前とだいぶ話が変わりますが、展開は同じようにやりたいと思います)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-04 16:00:00
2347文字
会話率:1%
高校に入学してからはや一年と数ヶ月、二度目の夏休みを迎えた俺こと天海海斗(あまみかいと)は、故郷である海月島に戻ることが決まってしまう。
おいおい待ってくれ。知り合いなんて従妹である天海七海(あまみななみ)しかいないんだぞ(多分
幼少
期は暮らしていたが、記憶はおぼろげでしかない。
小心者の俺にとっては大きな試練になること間違いなし!
などとセンチメンタルになっていると、いきなり謎の美少女(クール)と出会うわ。出会う子出会う子、懐かしのあの子とくれば否が応でもテンションは上がるってものだ。
青春が今始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-03 22:05:16
78059文字
会話率:44%
かつて、四人の魔王が率いる魔族との戦争に敗れて住む地の大半を失った人間たちは、残された土地を七分割し、人間を創造した女神が鍛えし七本の聖剣を『守護聖剣』として、それぞれの大地を守って過ごしてきた。
女神が残した七本の聖剣を模倣して作られ
た数多の『模造聖剣』……これを手に、人類は今も襲い来る魔族たちと戦いながら暮らしていた。
模造聖剣に選ばれし剣士を『聖剣士』と言い、七つの国最大である『トラビア王国』に作られた『聖剣レジェンディア学園』で武を、剣を学ぶ。
かつて、『聖剣王』と呼ばれた伝説の聖剣士、エドワード・ティラユール。
そのティラユールの血を引く一人の少年、ロイ……彼は、剣の才能というものに全く恵まれず、素振りすらまともにできない『落ちこぼれ』だった。
だが、ロイは諦めずに剣を振った。共に聖剣士になると誓った幼馴染、エレノアのために。
でも───やはりロイは、落ちこぼれのまま。後から剣を習い始めたエレノアにさえ負け続け、父からは「出来損ない」と言われ続ける。
それでも聖剣士になることを諦めきれず……一年に一度開催される『聖剣選抜の儀』に望む。
ここで、自分に適合する模造聖剣を手に入れる。聖剣を手に入れさえすれば、聖剣士になれる。
そう思い参加した『聖剣選抜の儀』で……ロイが手に入れたのは、粗末な木刀。
不殺の聖剣と呼ばれた、ただの木刀だった。
それに対し、幼馴染のエレノアが適合したのは……長らく適合者がいなかった、七本の聖剣の一つ。『炎聖剣フェニキア』
ロイは、聖剣士になる夢をあきらめかけた。
そんなある日だった。
「狩りにでも行くか……」
生きるためでもあり、ロイの趣味でもあった『狩り』
弓で獲物を射る、なんてことの狩りなのだが……ロイが見せたのは、数キロ先から正確に獲物の急所を射抜く、神技級の『弓技』だった。
聖剣こそ至上の世界で、神技の如き弓を使う少年、ロイ。
聖剣士にはなれない。でも……それ以上になれる。
『お前しかいない』
「え?」
そんなロイを認め、『不殺の聖剣』と呼ばれた粗末な木刀が真の力を発揮する。
それは、人間を滅ぼしかけた四人の魔王たちが恐れた、『五番目の魔王』だった。
これは、聖剣士になりたかったけど弓矢に愛された少年と、四人の魔王に封じられた最強最悪の魔王が、世界を救う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-30 07:00:00
675582文字
会話率:51%
この世界は、聖女たちによって回っている。男は労働力、女は重要職、そして聖女は神のごとき存在だ。つまり、男は女の下……そういう認識だ。
そして、聖女は聖女から生まれる。神の奇跡によって聖女の体内に命が宿り、生まれてくる。
俺の名はセイヤ。聖
女から生まれた『異端』とも呼ばれる『男』だ。
なぜか聖女から生まれた俺は、聖女の村で酷い扱いを受けて育った。粗末な小屋に住み碌な食事も貰えず、外出すれば同世代の幼馴染『聖女』たちに酷いいじめを受ける毎日。
なぜ、俺は聖女から生まれた『男』なのか。その理由は聖女たちも知らない……ただ、異端だの呪いだの言われ続ける毎日だった。。
俺には夢があった。
俺は、男しかいない職業である『炭鉱夫』になる。聖女のいない『炭鉱夫』……男だけの楽園を俺は目指して進むんだ!!
でも、俺は知らなかった。
俺という存在が、聖女たちを生み出した神による奇跡だったなんて。後に、世界中の聖女が俺を狙ってくるなんて。
今さらふざけんな! 俺は炭鉱夫になるって決めたんだ!
これは、聖女たちに狙われる、聖女嫌いの俺の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-16 07:00:00
161072文字
会話率:49%
世界で最も繁栄している国、メイリス王国。1人しかいない跡継ぎである姫「シルフィ・ラ・メイリエス」と、それを護衛する主人公「エイス・アルヴァ」。しかしある日姫の父である国王「ヴェイラン・ライ・メイリエス」が倒れ、そのまま亡くなる。ヴェイランは
死に際に遺言としてシルフィを新たな王として指名、シルフィは女王となる。だが、数日後の戴冠式の日、王国全土を覆う禍々しい深紅の魔法陣が発生。全ての人々が赤黒い光に包まれ、苦しみながら倒れ伏した。一瞬にして王国は破滅したのだ。どんな物語も、本来それで終わりだろう。だが、彼は死んでも主を守ると誓っていた。その想いは消えず………。
死してなお自分の主を想う心と、自分に使えてくれた騎士を信じる心が起こす奇跡のお話。姫の為、主人公はモンスターも冒険者も勇者も魔王も邪神もぶっ飛ばす!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 18:30:00
24694文字
会話率:57%
デトフロ2、正式タイトル『デットライクラブフロントラインII〜戦場の死神達と恋に堕ちたら〜』は乙女ゲームだ。歴史に残る大人気乙女ゲーの次回作にして屈指のクソゲー。
伯爵令嬢ファステリアが前世の記憶を思い出し、ここがデトフロ2の世界だと気が
ついた時には、もう手遅れだった。悪役令嬢であったファステリアはヒロインの手で婚約破棄されて、もう後戻りできないところまで来ていた。
ひとりではどうすることもできなくなったファステリアは断罪のために何とかして他の悪役令嬢と連絡をとったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 07:43:20
10723文字
会話率:46%