天と地に人が別れて棲む世界。かつて月帝の護衛兵士を目指した娘オウビと、護衛兵士を目指して警吏になった青年ヘイジ。二人の再会は互いだけではなく、周りの運命を大きく変えていく。
最終更新:2013-08-27 17:06:36
62327文字
会話率:43%
幕末の動乱を中、死を覚悟した若い侍がいた。家を捨て、己の大義に生きた彼にとうとう早すぎる最期が訪れようとしていた。だが、彼に訪れたのは、死ではなく、異世界『ガルシオ』だった。これは、異世界から嫁を娶ることになった侍の小話である。(全4話予
定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-24 19:00:00
12475文字
会話率:52%
父のリストラが原因で、引っ越しをした中学二年生高橋広海は情緒不安定で突発的かつ大胆な行動から、転校先でいじめられる。しかし、それまでいじめを受けていた城崎恵美からは感謝され、人生初の彼女をゲットするに至る。群像劇です、潔癖症のハーフや弟ラブ
の近親相姦ヤンデレ先輩や、ちょっと危ない中二病患者がやらかします。
★
「何年付き合ってるか知ってる?」
押さえられた肩が痛い。怪我をしていることを知っているはずなのに、わざと体重を乗せてくる。
見上げると恵美の顔が、想像よりも近くにあった。いつものような涼しげな表情ではなく、哀しげな、どこか切羽詰ったようなそれ。なまじ顔が整っているので、まるで映画のスクリーンに映った風景に見えた。泣いてはいないものの、そんな彼女の様子に良心の呵責を覚える。
「二年?」
「疑問形」
咎めるような口調。肩を抑えられた手が、耳に異動した。小さく爪が当たる感触に顔をしかめる。こんなところ、怪我してたっけ?
「二年も付き合ってるの、だから」
恵美は自分に言い聞かせるように呟いた。
「だから、私ずっと……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-18 23:00:00
111243文字
会話率:40%
生きるとは?如何なることか?哲学ではなく、ただ生きるとはについて考えた随筆です。
最終更新:2013-08-18 04:23:15
3966文字
会話率:0%
竜人族は閉鎖的な種族だ。そんな故郷に嫌気が差して、主人公は外の世界へ旅立った。やがて天空都市へ辿り着くと、星覇者となる。男に生まれたからには、自分がどこまで強くなれるのか?どこまで通用するのか?試してみたかった。だが、鳥人族の年上美女と出会
い、なぜか弟子にされてしまう。彼を待ち受けていたのは魔物との激闘ではなく、師匠による地獄の訓練だった。不定期更新です。更新時間は22:00です。暇つぶしによろしければご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-17 22:00:00
157571文字
会話率:28%
からす一家は夫〈からす〉、私〈かもめ〉、娘〈むく〉の三人家族。
むくが私立中学へ入学し、一年生の途中まではごく普通に幸せな生活を送っていた。
しかし突然からすが40代にして脳梗塞を発症し、重度の嚥下障害(えんげしょうがい)に陥り、その他にも
様々な後遺症を抱えることになり、一家の生活は一変した。
からすは懸命なリハビリの結果、疾病発症の時に勤務していた会社に、奇跡的に社会復帰を果たすことができたが、重度の後遺症は抱えたままで、生きているのがやっとという忍耐と苦労の日々が待ち受けていた。
一方むくは、からすの病気の直後に学校で、ちょっと信じられないような『携帯電話事件』を起こしてしまい、危うく警察沙汰になるところだった。
それに端を発し、むくは担任から嫌われて虐めを受けるようになり、段々とそれが激化した。そしてむくの性格的な問題も加わってクラスメートから疎外され、攻撃までれるようになった。
その結果むくは中一の終わりから不登校になり、その後鬱病を発症した。そして中二からは休学を余儀なくされた。
その数年後、(むく)の鬱病がきっかけでアスペルガー症候群(自閉症スペクトラムの中の一つ)であると判明。
更に自閉的傾向があったからすも、同じく自閉症(しかしこちらはアスペルガー症候群ではなく、幼少期に言葉の遅れがあったため、高機能自閉症)であると診断されるに至った。
この物事は、自宅と賃貸マンションとの可笑しな二重生活。からすの闘病生活、むくやからすの普通とはかけ離れた言動や行動、またそれに振り回され翻弄されながらも頑張るかもめ。そんなからす一家の奇妙な実話を小説化したものである。
※(現在夫と娘は自閉症スペクトラムと診断されている)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-15 15:19:05
114044文字
会話率:24%
結婚というものの苦労や楽しさ嬉しさ悲しさを
愛情のなかに 入れてみました。
昨今の結婚事情に希望が湧くようなものになっていれば幸いです。
道徳と浅子が出会い、結婚する出来事は幸せばかりではなく、苦労も多い。だが、愛は必ずある仲の良い夫婦は
その絆を頼りに年を重ねる。
結婚という素晴らしさと尊さを感じていきる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-15 01:20:07
1504文字
会話率:0%
投稿中の小説を書きなおす前に、見直しとして自分が考える限りの不快な文章を書いたもの。
私個人のルールで小説を書くにあたりやってはいけない事を思い付く限りやっていきます。それ故にこの小説は小説ではなく、ただの文章もしくはそれ以下になります
。
もし共感できる部分や、まだ足りねぇ! と思う部分があれば、どしどし感想に書いていってください。
物語のあらすじ
ある世界の、ある場所で英雄になった戦士の話。
彼は幾度の戦いの果てに、何を見て何を思ったのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 20:15:55
1236文字
会話率:52%
札幌市の近隣に位置する北国市役所。主人公の木村有子は、入庁五年目で初の人事異動を迎えた。事務処理は得意だが、人間を相手にする仕事には強い苦手意識を有する彼女に示された異動先は、なんと市役所職員の誰もが行きたがらない「保護課」だった。
生
活保護受給者(ケース)に対して、様々な指導やケアを行わなくてはならない保護課。係員はケースワーカーと呼ばれている。
アルコール依存症を始めとする様々な依存症や、鬱病、統合失調症などの精神疾患のケースが巻き起こす色々な事件。更に偽装離婚、車両運転、無届稼働などの違反が横行する現場。ネグレクト、DV、発達障害…困難な問題がうずまく。やくざまがいの人間もやってくる。
有子がそこで出会ったのは、単なる経済的困窮者ではなく、それぞれの事情で、家族や近隣とのコミュニティから疎外された人々だった。
ケースワーカーの仕事は、有子が予想していた経済的支援にとどまらず、本来ならば扶養義務者が果たすべきことまで要求される。遺体の身元確認や遺骨拾いまで。相手がケースだというそれだけで、ケースワーカーには何でも押しつけられる。…いいのだろうか、生活保護はこんな制度で?…戸惑う有子。
不正受給が明らかになるたびにマスコミから糾弾され、一方で水際作戦(生活保護を申請に来た人に対し色々難癖をつけて申請書を渡さないこと)により生活保護を受給できずに餓死者が出るたびに糾弾される保護課。
マスコミや世論は振り子のように大きく揺れる。しかし、マスコミにも市民にも保護課の職員の日常やケースの実態、生活保護制度そのものが正しく理解されているとは思われない。また、議員からの横やりも入る。
それらを全て受けながらも、係長や先輩たちは、ひたすらケースワークに励む。ケースの最低生活の保障と自立助長のために。
新人の有子と、彼女を優しく育て上げる女性係長の柏木。そして、有子にぞっこんだが、上手く心を伝えられない先輩の北村。同僚たち。チームで頑張る保護課西部保護係の面々の活躍と、有子の成長、そして北村との不器用な恋愛を描いたお仕事小説。これを読めば、ついでに現行の生活保護制度の実情とそれがいかに機能不全に陥っているかが分かります。
なお、本作はフィクションであり、実在するいかなる団体、人物とも関係はありません。しかし、作者はケースワーカー四年、係長四年経験者です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 17:20:47
155809文字
会話率:39%
旅先で命を落としてしまった清水洋は、気がつくと病院の一室に立っていた。
どうやら赤ん坊の頃からの走馬灯を客観的にみているらしい。
走馬灯とは人生の総集編ともいうべき印象深いエピソードが次々と流れるように浮かんでは消えていくと何かで聞いた
ことがあったが、それは間違いであって、総編集ではなく、二十四の誕生日を目前として死んだあの日までのほぼ丸々二十四年間をリアルタイムのノーカット編集で再放送するようだ。
幼い自分が成長していく。
その隣で数年の時が経っていくのを彼はただ見ていた。
そんなある日、洋は幼い自分が洋の姿を見ている事に気づく。どうやらずっと見えていたらしい。言葉を交わす二人。
洋は何を後悔し、自分に何を伝えるのか。
交わるはずのない二人の洋の出会いが、彼らの人生を大きく変えていく。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-11 03:00:00
8975文字
会話率:11%
「タダの魔王様」の続編です。
ただし、前作と違いお笑い要素は皆無に等しく、シリアスな場面が続きます。
今回は会話形式&一話完結式ではありません。
主人公は魔王様ではなく、とある国のお姫様です。お城の北の塔に幽閉されていたお姫様が、あることを
きっかけに外へ出るお話。お姫様は塔の外へ出る瞬間、ある本の一節を思い出す。『この門をくぐる者、汝望みの一切を捨てよ』
※2013年8月10日に1~4話を手直ししました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-10 23:01:09
11012文字
会話率:41%
僕は外人ではなく、外国人なんだよ。
最終更新:2013-08-08 05:57:07
643文字
会話率:34%
はじめまして日波清乃と申します。
以前にも3本ほど作品を書いていましたが、諸事情により執筆を停止しておりました。
然程執筆も上手なわけではなく、さらに停止期間も重なっているので
読者の皆様には温かい執筆に対してのお言葉と執筆力向上の為の熱い
叱咤をお待ちしております。
25/08/05 星空文庫に移転
ある高校の生徒たちの物語。
/00 Able (1)
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-05 11:56:45
3121文字
会話率:23%
― 睡眠中の人が見ている夢を脳活動パターンから解読することに成功 ―
2013年4月、日本ではこんなニュースが伝えられていた。
しかし、それを凌ぐ研究を行っている場所があることを世間の人はほとんど知らない。
夢研究所。ここで依頼者の夢に潜入
し、失くした記憶を取り戻すバイトをしている高校生サキチとピナ。今回の依頼者は四歳の子ども。二人は社長兼研究所所長のクサナギの元いつものように夢に潜入するが、そこで取り戻した記憶の中には逃走中の放火殺人犯と思われる男の姿が含まれていた。夢の中の記録映像なんて警察は取り合ってくれない、クサナギにそう告げられ、現物証拠を挙げて犯人を捕まえるべく動き出すピナとサキチ。被害者、中村加奈さんの周囲を調べるうちある男子大学生、宇賀が捜査線上に挙がる。二人は宇賀のアリバイを崩すことに成功するものの彼は謎の死を遂げる。捜査は行き詰まり、自分たちに出来ることはもうないのではないか、そう考えたサキチはせめて被害者を弔うことはできると思いピナと被害者の墓参りに行くことになる。訪れた霊園で二人は先に被害者の墓前に手をあわせる女性、そして墓前には夢に潜入したときの様子を映像として記録できるディスク“アカシックレコード”をみつける。その中には宇賀の夢の記録、黒い影が宇賀の部屋を荒らし、メッセージを残す様子が映されていた。“オマエガナカムラカナヲコロシタ”と。宇賀の死にこの“黒の潜入者”が関わっていると察した二人はこの人物を探すべく被害者の周囲を再び調べ始めると、悪夢に悩まされていると話す女性、奈々をみつける。 “黒の潜入者”の関与を疑った二人は奈々の夢に潜入。そこで“黒の潜入者”と対峙することになる。奈々は宇賀を放火に走らせるきっかけを作ってしまっていたため狙われていたのだ。“黒の潜入者”は、自分の目的は法で裁けぬ犯罪者を代わりに裁くことだと語り姿をくらます。しかし、それが必ずしも正しい道でないと感じた二人は“黒の潜入者”を追うことを決意し依頼の潜入を続ける。人を裁く潜入ではなく、守る潜入を続けるために。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-03 22:00:00
23256文字
会話率:36%
それはとても寒い冬のことであった。
予備校の冬季講習に出席していた彩世は、受講生達の中で、ただひとりだけ違うことを待っている人物であるという自覚があった。
毎朝更新されている、机の上の走り書きを眺めるのが、彼女の日課になった。
綺麗な文字を
書く人との、短い交流は文通とも言えないほど短い。
ただ挨拶するだけ。
奇妙な交流であるけれども、その人は欲しい言葉を彼女に告げてくれる。
失いかけた恋のことを具体的に書くのではなく、古代ギリシアの哲学者のように、ただ、観念的な言葉を交わすだけ。
そんな彼女の拙い綴りに、相手は真摯に答えてくれていた。
その人は男性なのか、女性なのか、どこの受講生なのかわからない。
ただ文字を往来させるだけで、連絡先を交わすわけでもない。
冬季講習という短い期間の、決められた席に座ることによって生まれた奇縁に、彩世は・・・・
意外な相手の正体。
それから、タイトルの意味。
すべては、最後になってすべてがわかる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-03 10:50:56
48825文字
会話率:8%
高校生のタカアキ君と幼馴染のアスカちゃんのお話。青春ものです(笑)。
キャラクターと設定が共通しているだけで、続き物ではなく、それぞれ独立したものとしてお読みいただけます。
幼馴染以上恋愛未満。
(前に短編として投稿したものを、短編連作と
して整理したものです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-03 00:00:00
22292文字
会話率:51%
少年、七海リュウの両親が失踪して七年。どうにかそれを受け入れ自分の身を安定させようと日々奮闘していたが、ある日届いた両親の所在を告げる手紙が、彼の運命を大きく変えて行く。
不定期になると思いますが、暖かい目で見守ってください。
*この作
品は王道ファンタジー(割とシリアス)を目指しています。尚、はじめから主人公最強ではなく、徐々に成長していきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-02 00:13:28
70867文字
会話率:33%
舞台は現代からそう遠くは無い、現実世界『リヴァナラス』での事
現代と近未来を織り交ぜたその都市では、人々が『仕事』を持ち行動する事が一般とされ、仕事を持たない者達は『就職活動』を行うごく普通の光景が広がる街。しかし現代とは少し違った技術が発
達し、個人情報を駆使した『セキュリティ』に特化された街では犯罪は無く、とても平和な世界だと思われていた。
しかし実際には、職業を持つ持たないに関わらず存在する『負の感情』が見え隠れする光景はゼロではなく、社内校内に関わらず不幸だと感じる者達も少なくは無かった。そんな存在達も過ごし活動する『リーヴァリィ』には、不可解な事例が存在し解決がされないと不気味がられる奇妙な事件が存在した。それはまるで『魔法』を使っている様だと思われるほどの光景が眼前に広がり、突発的な超常現象が発生するという非現実的な事件。その裏に隠されている事柄は、その都市に住む者達には知る由もない異常な結末が裏で描かれていた。
『憧れ』を抱く者達と、『憎しみ』を実現させようとする者達の意志の戦い。
不幸だと感じる者が生きる事は、はたして罪なのか。
憧れを抱き実現させようとすることは、はたして愚かなのか。
鏡に映る偽りの姿が実現した時、物語は創生の風と共に改革の波の様に吹き荒れる。現実では起こりえない事が起こるための切欠を得たとしたら。 貴方はどうしますか。
再生を描くか、破壊を想うか。 はたまた・・・
現実を知る青年達と、空想の必然に挑む獣人達の物語の風が。
今、ここに吹き荒れるだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-30 19:13:59
81706文字
会話率:48%
吾輩は猫……ではなく、猫妖精(ケット・シー)である。
名前はまだない……なんてことはなく。
吾輩、もとい、私にはリオンという両親から貰った大切な名前がある。
この小説は、私と私の主人である神刃 クロー様、そしてその使い魔達の、ほのぼのとした
日常を描いた作品である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-30 06:00:00
19360文字
会話率:69%
この世には、人のあずかり知らぬところで
霊魂を導く者達がいる。
しかし彼は、魂を導くのではなく、
人や霊魂の悩みを聞き、解決する。
そして彼は、彼女と出会う。
それは運命を変える出会い。
彼と彼女の、人の悩みを解決するお話。
いらっしゃいま
せ、あなたのお悩みはなんですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-29 19:32:38
38836文字
会話率:49%
これは私が連載しているオリジナル作品(仮)の
重要設定や裏設定を
記した蛇足的な何かです。
説明は、作者である私ではなく、この作品でのみ登場する
人物にやってもらってます。
最終更新:2012-06-08 21:50:12
1827文字
会話率:0%