壮絶な過去を背負いながらも、復讐ではなく真実を知ることを選んだ男の物語。
最終更新:2019-04-26 00:29:00
5168文字
会話率:12%
地方勤務を終えて1年半ぶりに都に戻ったばかりの騎士夏樹は、皇国の重要な儀式『鏡の祭』の会場で警備の任に就いていた。
夏樹は冷めた気持ちで祭の舞台を眺めていたが、そこに現れた『鏡の巫女』の姿に目を瞠った。彼女は半年前、一方的に夏樹に別れを告
げた元婚約者の美羽だった。
祭が終わろうとした時、突風による事故が起こる。傷ついた美羽は、駆けつけた夏樹の腕の中で意識を失った。まるで、夏樹を想い続けていたような言葉を残して。
公爵家嫡男と平民の富豪の娘であるふたりの出会いは4年半前、美羽の兄で夏樹の同級生だった友哉を介してだった。
『鏡の祭』から始まる夏樹視点の物語と、ふたりの出会いから始まる美羽視点の物語が交互に進みます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-02 11:00:00
60440文字
会話率:47%
春四月の暖かな午後。私は過疎駅のプラットホームのベンチで、別れた恋人に手紙を書いていた。
その時、一陣の突風が吹き、便箋が宙に舞い散った。
私は慌てて拾い集めるが、肝心の手紙を書いた便箋が見つからない。
途方に暮れる私の前に、恋人と似たよう
な風采の男の人が現れて……。
本作は、遥彼方さま主宰「ほころび、解ける春」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-26 18:41:41
2445文字
会話率:29%
何も変わらない日常を過ごしていた大学生の白石朱里。
しかし、一人暮らしをしている部屋にイケメンが現れたことで変わらない日常は壊されていく。
大和と名乗った男は突然「僕と契約してほしい」と言うも、朱里は不審者と思い警察に通報しようとしたが、手
に持ったスマホは粉々になってしまう。
驚き、困惑する朱里に大和は"魔法使い"だと名乗ったが、そんなものは存在しない、と朱里が疑っていれば、突然窓ガラスをも壊す程の突風が吹いてきて。
死ぬくらいならと、契約し、魔法使いのバトルに巻き込まれる朱里と、契約者として一緒にいる訳では無さそうな大和とのバトルラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-12 19:00:00
4424文字
会話率:57%
巨大な台風がマンションに一人暮らしをしている男の住む町に直撃した。町中で非難を始めているにも関わらず男は一人マンションの中で外を眺めていた。そして突風により目の前を飛んでいった看板に男は驚くも、窓の外で起こる非日常に心を躍らせ、外の世界に
釘付けになってしまう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-11-10 21:28:52
3358文字
会話率:0%
無意識に女性の周りに突風を吹かせる程度の能力を持っていたむっつり男子高校生、八雲一翔は死んでいた。いきなり変な空間に呼ばれたと思えば、今度は女神と名乗る女に異世界に召喚されるだって? ちくしょう、そんなのハーレムを形成するしかないじゃない
か! むっつりをいかんなく発揮しながらハーレムを目指す、一翔の冒険譚がいま始まる!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-27 21:03:00
5159文字
会話率:40%
通勤の混雑時、駅のホームで電車を待っていたぼくは、「黄色い線の内側でお待ちください」というアナウンスに疑問を持った。そこが島式のホームなら、二本の黄線に囲まれたホームが内側だ。しかし、二つのホームが向かい合う相対式ならば、線路の方が二本の線
に挟まれている。つまり線路の方が内側だ。
今現在、相対式のホームにいるぼくはそう思い、アナウンスに従って黄色い線を越え、線路に転落するぎりぎりに移動する。間もなくして、警笛が聞こえ駅に電車がやって来る。それを眺めていると、突風のような強い力に背中を押され、ぼくは線路に転落する。電車はぼくを轢き、頭部、右腕、左腕、右脚、左脚、胴体、性器の七つの部位に分け、駅中に散りばめる。そして、それぞれの部位がそれぞれの物語を経て、やがて一つに集まるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-02 13:00:00
10194文字
会話率:6%
泣いてもいいとき、って、あると思うんです。
最終更新:2018-05-12 18:37:15
631文字
会話率:0%
*巣立ち
どうして鳥は飛ぶのかを少年は尋ねた。
先生はこう答えた。
「人が歩くのと同じさ、好きなことをするためじゃないかな」
「では鳥は何が好きなんですか」
「さあ、私には見当もつかないよ。でも君なら鳥になってみれば分かるかも
しれないね」
少年は頷き、強い突風と共に姿を消した。
風には春の花の香りが混じっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-02 03:05:04
358文字
会話率:85%
ふと思いついた作品です。
キーワード:
最終更新:2018-02-28 00:02:59
947文字
会話率:28%
「パン○ィがおれを強くする!?」
如月 那由多(キサラギ ナユタ)30歳は地方で営業の仕事をしていた。
大型契約を勝ち取ったその帰り道、突風に煽られ大切な契約書が宙に舞う。
その契約書を追いかける最中にトラックに跳ねられ死亡してしま
う。
「風め...一生恨んでやる」
風の女神はその償いとしてナユタをファンタジーな異世界へ転生させる。
風の力を使い魔物を倒し、神秘の布(パン○ィ)により強くなっていくナユタ。
パン○ィが人生に彩りをくわえる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-21 20:46:50
67760文字
会話率:54%
いわゆるボッチである高校生の星月彷徨(ほしづきかなた)は、いつも同じように変わらない日々の生活に退屈していた。そんなある日、いつもと変わらない教室に青い雷を纏った突風が吹き荒れる。 そして、教室にいた自分を含めた6人の生徒が、地球とは別の世
界へ転移した。
数分後、彷徨は元いた世界である地球では考えられないような地獄を味わうことになる。
これは、そんな彷徨が冒険した手のひらほどの小さな世界の壮大な物語である
処女作ですので、間違っているところやおかしなところがあるかもしれませんが、読んでいただけると幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 20:00:00
15786文字
会話率:25%
西暦200015年、漫才グランプリが開催された。
出場者は以下の通り。
1複雑諭吉
加賀 ボケ
広崎 ツッコミ
2ゲームセンター名指し
ピロ竹 ボケ
味噌山 ツッコミ
3突風
神田 ボケ
色島 ツッコミ
4虹の架かる方へ
ト
ミー藤崎 ボケ
マサラ江藤 ツッコミ
5とん平
ピロリ菌 ボケ
乳酸菌 ツッコミ
6フルスイング
馬場 ボケ
異邦人 ツッコミ
7鉄分
ジンベイザメ ボケ
静寂(しじま) ツッコミ
8超特急エキスプレス
伝達 ボケ
直立不動 ツッコミ
9敗者復活折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-22 07:01:36
33486文字
会話率:100%
それは古代中国での出来事であった。
孫子は言いました「かつて呉人と越人は四半世紀ほども戦争をしており、憎み合うほど仲が悪い。もしこの険悪な者たちが同じ船に乗り合わせて突風にあい、船が転覆しそうになるとこうなるであろう。」
最終更新:2017-08-03 23:00:40
1924文字
会話率:35%
忌まわしい創作の果てに
最終更新:2017-06-30 01:24:16
333文字
会話率:6%
祖父から生前贈与で屋敷を譲り受け、一人書庫の掃除を行っていると物音が聞こえた。
訝しみながら奥へと進むと本棚から抜けかけている一冊の本が目に入る。
何ともなしにその本を引き出して手に取ろうとしたが本はするっと手から滑り落ちていった。
本が床に落ちた瞬間、突風が吹き俺は思わず目をつぶる。
眼を再び開くと、目の前には小高い丘、青い空、そして白いテーブルと椅子に腰かける幼女が俺を見て微笑んでいた。
幼女は言う。
「責任、取ってくれるよね?」
俺は答える。
「お断りします」
平穏な生活を手に入れるため、魔導書に憑かれた俺の闘い(?)の日々が今始まる。
*2016年11月27日作品タイトルを変更しました。
「100LDK幼女憑き」→「その胸、魔法では膨らみません」
*2016年10月15日作品タイトルを変更しました。
「脳筋解決!魔導書の底力?」→「100LDK幼女憑き」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-25 22:00:00
255651文字
会話率:44%
小さな羽の生き物が、求めるもしも。
答えを探して、高い山を越えるが。
風の層と水の流れが、粘つく縦糸に。
もしもを求めて、羽ばたく小さな羽は飛び出して行く。
最終更新:2016-12-20 10:12:58
4933文字
会話率:0%
山本彩花は勉強よりつい部活に力が入る高校2年生になる女子高生。
春。この日も春期特別講義の後、部活も終わり。さぁ、みんなでカラオケに行くぞ!と思ったら、忘れ物に気づく。
教室に向かう途中、廊下で無津呂彩音とばったり会った。
会話を楽しむ暇も
なく、突然突風が起こり、二人は忽然と姿を消した。
次に彩花が目を覚ます時、運命は動き出す。
中華風異世界ファンタジー。ここに開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-22 23:21:56
217文字
会話率:0%
まんまですが(笑)強風の日の出来事。(2016年8月7日 東京新聞300文字小説入選作品)
最終更新:2016-04-23 16:31:45
248文字
会話率:0%
ディシベリア帝国皇女・フィグネリアへの誕生日祝い。それはあまりに怪しい“婿”だった!刺客かと疑うも、クロードと名乗る彼は何にもできない優男。婚儀の夜―早々にフィグネリアがクロードを寝室から追い出そうとすると、何故か扉が開かない。その時、突風
が部屋を駆け抜けた!驚くフィグネリアの前で、クロードが慌てて笛を吹き始めて…?
書籍の校正前なので誤字脱字、矛盾等あります。
SS類はおまけペーパーや小冊子のものと没案とになります。
投稿作版は公募受賞の時のほぼ原文ままです。
novelist.jpでも同様のものを公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-15 00:51:48
510864文字
会話率:42%