魅惑の一粒を口にしたとき、私は全てを思い出した。
前世の記憶と、やりたかった事…スイーツを堪能するということを!
でも、今世の私は乙女ゲームの悪役令嬢。ゲームの結末がハッピーだろうと、バットだろうと、エンドを迎えたら私の人生も終了…そんなの
ってないわ!今度こそ私は後悔なんてしない。老後までスイーツを楽しむのよ!
これは私の美味しくて(物理的に)あま~い、運命に抗う物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-29 21:31:40
23738文字
会話率:38%
「ありがとうお兄さん!あたし、おなかぺっこぺこだったんだぁ!」
喫茶店のテーブルの向かいでは、美少女がおいしそうに特大パフェを食べている。
この世界から人間がいなくなったのは何年前の事だったのだろう。
三百年前に起きた世界大戦で、地
上の全ての国が核攻撃の対象となった。
使用されたのは中性子爆弾。
物理的な被害は軽微だが、生物は殆どが死に絶えた。
地下シェルターなどに避難して生き延びたわずかな人間も、放射能による後遺症で出生率が低下し、病気による死亡率も上昇、次第にその数を減らしていった。
最後に人間が確認されたという記録は、俺が製造されるよりもずっと前だったのは間違いない。
おそらく、もうこの世界に人間は残っていないのだろう。
・・・というのが定説だった。
そうすると・・・今、俺の目の前にいるこの少女は、一体何者なのだろう?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 20:20:55
74199文字
会話率:56%
ある日、〝夜明けの番犬〟の異名を持つ不眠症の傭兵・ルーキスの元を訪ねてきたのは、〝微睡みの魔女〟の仮称を持つひとりの魔女だった。
彼女には名前がない。
聞けば、魔女のくせに睡眠魔法しか使えないという落ちこぼれの魔女らしく、ルーキスが生まれ
て初めての依頼主で、不眠症を治すために魔女族の国から赴いたという。
ルーキスは魔女を拒絶してその場を離れようとするも、彼女はそれを引き留め、せめて一夜だけでも安眠を!と食い下がる。
あまりのしつこさに折れて要求を飲むことにしたルーキスだが、なんとその安眠法というのは、人間の体に直接魔女の体液を注ぎ込む方法──つまり口付けを交わすことだった!
かくして、魔女の口付けで眠ることになってしまったルーキス。
物理的にやたら強い魔女の怪力や怪力や怪力に振り回されながら、トラブル続きの旅が幕を開ける……。
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※キスシーンがあったりヒロインが脱いだりしがちなので、一応R15指定しております。
※カクヨムからの転載版です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-28 09:20:00
124005文字
会話率:53%
時は、甲子園決勝。9回裏ツーアウト、3点差を追いかける状況で一打出れば満塁サヨナラの大チャンス。ここで、監督は代打を送る決断をするが……。
最終更新:2024-07-28 09:06:44
404文字
会話率:34%
「破廉恥聖女!」
「迷惑魔女!」
そんな言葉が飛び交う、エテルネル王国の夜会が開かれていたはずの、王城のダンスホール。聖女と魔女による、醜い争いの発端は、一人の男だった。
彼の名は、デューキ・ブッセアー。現国王の腹違いの末の弟で、王弟であ
りながら臣下に下っている彼は、現在は公爵として公務を行っている立場だったのだが。成人した年に魔女に気に入られてしまい、女性に触れることができない『黒薔薇の呪い』を受けてしまう。
マーキング代わりの呪いを施した魔女と、その呪いを全力で解いてしまいたい聖女。相反する二人の仁義なき戦いは、やがて国をも(物理的に)巻き込んだ事態へと発展していった。
力も地位も持つ女性たちによる、一人の男を巡る醜い争いは、一体どこに向かうのか!? そして、巻き込まれた男の運命は!?
巻き込まれ系主人公の受難の日々が、今幕を開ける――!
恋愛は、戦いの連続だ!!
聖女vs魔女の、仁義なき戦い!
レディー、ファイッ!!
※完全におふざけで書きました。後悔はしていません。
※コメディーに寄りすぎないように、あえて三人称視点で物語を進めておりますので、その点のみご了承ください。
※0話も入れての、全43話の予定です。
☆毎日更新中!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-27 22:25:20
104628文字
会話率:38%
色々なタイプのオタク達とその推しが謎の場所に閉じ込められ協力しながら脱出を目指す新感覚ホラー脱出小説
最終更新:2024-07-26 19:26:24
39801文字
会話率:50%
宮廷文化が花開く平安の世。
雅やかな世界に似つかわしくない怒号と足音が、今日も敦時の屋敷に響き渡る。
「妖退治に行くぞっ!! 敦時、ついてこいっ!!」
「いや、その台詞、せめて担ぎ上げる前に言ってくれませんっ!?」
陰陽師を生業とする敦
時は、今日も今日とて主にして幼馴染にして恩人の皇子・時臣に(物理的に)担ぎ出され、宮中で噂になっている『神泉苑の鬼』の討伐に臨むことになるのだが……
「こういうの、陰陽寮とか近衛府とかの仕事なのでは?」
「迅速に解決させないと御幸が破綻になりかねなくて大変困ってるんだ! 主に俺がっ!!」
型破りすぎて廃太子になった皇子と、呪い子と忌み嫌われた陰陽師が、自分達の前に立ちはだかる問題を物理的に呪力的にぶった切る!
占? 運命? 知ったことか!!
己の行く道は己で切り開くっ!! 占破りの御子と呪い子の平安絵巻!
※この作品は「カクヨム」にも掲載されています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-26 17:18:29
29905文字
会話率:43%
「自殺病に罹った人は、もう二度と幸せになることはできない。そういう病気なんだよ」
世界には、人間の精神を汚染し、やがては自殺へと患者を導く精神疾患、自殺病が蔓延っている。
2000年、東京都八王子。
自殺病のウィルスを外部からの精神干渉に
よって、物理的に切除する"精神外科医"がいた。
医師である高畑圭介は、人間の精神内に夢を媒介として侵入できる能力を持つ、"マインドスイーパー"の少女、高畑汀と共に、自殺病患者の治療を行っている。
高畑汀は、半身不随の障害者である。
しかし彼女は、精神世界では無類の機動性と強さを併せ持っている。
圭介と汀が自殺病患者を"治療"していく中、精神外科を取り扱う赤十字病院のシステムが、テロリストにハックされてしまう。
汀に固執するテロリストの少年、一貴との出会いにより、亡くした記憶と自意識の間で苦しむ汀。
やがて精神外科に行われるテロ行為は加速していき、汀は自分という個意識を殺されてしまい、親友の理緒も精神に甚大な傷を受け、心が崩壊してしまう。
絶体絶命の中、テロリストの狙い、高畑圭介の策謀が明らかになっていく。
誰が正しいかも分からない、悪意が飛び交う中、汀達マインドスイーパーは、それでも"人を救うため"に命を賭けるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-25 13:51:46
328277文字
会話率:44%
親の権力で今大人気の学校朝日ヶ丘学園に裏道入学した主人公マサキ彼は試験入学という定でとある学科の追加試験を受けることになる
まぁそんなの置いといてここは朝日ヶ丘、アイドルの卵が集う場所!
彼らをサポートするのが彼の仕事!!たくさんの人を巻き
込みながら今日も彼は成長する!!
とあるアイドル科(物理的に男しかいない)で転入してきた人がハチャメチャするだけの青春小説、今開幕★
※作者は成人していない可愛い子供です、(悲しい言葉は投げないでください)
この作品は人によってはボーイズloveと思われてしまう可能性があります
作者は誤字に気づかず作品を投稿する可能性があります(優しくお伝えくださいまし)
この作品の管理は作者の一番上の兄(成人済み)が行っています
この作品は作者の好きなようにできています
この作品のパクリを見つけたらお伝えくださいまし
この作品の系列小説をpixivに投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-24 15:55:47
2325文字
会話率:44%
地球は突如、どこからともなく現れた魔物達の襲撃で滅亡の危機に瀕する。
そんな地球から、肉体が子供に逆行した上に異世界に転移してしまった子供部屋おじさん、大山 悠斗(おおやま はると)と精霊ピリカの異世界ライフ。
どうせ戻れないんだろ?
戻っても地球は滅亡しそうだし……。
だったら異世界でも憧れの引きオタライフを貫いてやる!
……あれ? この環境でどうやって引きオタライフ送ればいいの?
俺の引きこもりライフはこの世界のどこにあるんだ?
もしかしなくても、俺って異世界最弱じゃないのか?
なんか、生きるだけで精一杯なんだが……。
この異世界は地球とは違った方向で優しくない世界のようだ。
いいさ…… それでも俺は【俺の引きオタライフ】を探し求めてやる!
他にやることもないしな……。
時勢を狙ったわけじゃないですけど、昨今流行りの2コマ即墜ち好感度MAXの精霊ヒロインです。(ストーリー超進んでいくとヒロイン追加あります。)
展開超遅い、登場人物少ない(どのくらい少ないかというと、プロローグ・回想シーンを除くと17万字超えるぐらいまで、まともな登場人物らしきものは主人公と精霊のヒロインしか出てきません)あと、気持ち狙って設定厨属性に振ってます。
できるだけフラグはシンプルに…… わかりやすく埋めたつもりです。
同志の皆様は容易に先の展開が読めるかと存じますが、わざとやってる部分でもあります。
一応、今、我々が暮らす地球とは違った世界線の地球ということで生暖かく、ちょっとくらい設定綻んでいても突っ込まないで見て欲しいです。
主人公自身は俺TUEEEでは無いけど、ヒロインが超絶チートなのでそれに引っ張られて擬似的に俺TUEEE展開に傾いていく感じで……。
決して結ばれることのない(物理的に)この二人の異世界冒険ストーリーが、読んでくれるオタク同志諸君の誰か一人でも興味持ってくれれば嬉しいです。
ストックは今時点で約22万字。これがあるうちはなるべく高い頻度で投下していく見込みです。
ストック溶けたら更新頻度激減が見込まれます。
(日常は社畜なので、原稿書く時間は有限なのです。)
プロットは最後まで作り切っているので、何とかエタらずに行きたいとは思っています。
そんなわけで、長い目で見守ってくださいませ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-23 23:14:28
832487文字
会話率:30%
高校一年生の上田結仁は、高校デビューを果たし親元を離れて一人暮らしを始めた。彼の通う高校には、十全十美な少女・東雲茉白がいる。彼女は容姿端麗、成績優秀、運動神経抜群と、まさに完璧な存在だ。結仁は茉白とは関わりがないと思っていたが、ある日、道
端で倒れている茉白を目撃し、彼女を家まで送り届けることになる。驚くことに、茉白の住むマンションは結仁の住むマンションの上の階だった。
この日を境に、結仁と茉白の間でお世話とお返しの関係が始まる。茉白は完璧な外見とは裏腹に、不器用で甘えん坊な一面を持っていた。結仁はそんな茉白を助けながら、少しずつ彼女の本当の姿に触れていく。茉白のために世話を焼くうちに、結仁の心には変化が訪れる。
一方、結仁には高校からの友達、永野涼と眞鍋志穏がいる。涼は気さくで優しく、志穏は活発で結仁をよくいじる存在だ。彼らとの関わりもまた、結仁の高校生活に彩りを添えている。
結仁と茉白の距離が縮まるにつれて、二人は互いに支え合い、助け合う関係となる。茉白の家を手伝いに行く結仁。片付けをしながら、二人の間にはちょっとしたハプニングが起き、物理的にも心理的にも距離が縮まる。茉白は結仁に対する信頼を深め、結仁もまた茉白の優しさに触れ、心が温かくなる。
不器用な少女のため、彼女を放っておけない結仁のお世話が始まる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-07-23 17:00:00
53081文字
会話率:36%
「アナベル、ただ今をもって、僕は君との婚約を破棄する!」
「「「――!!」」」
ワインバーグ侯爵家が主催している夜会の最中。
私は婚約者であり、ワインバーグ家の嫡男でもあるダリル様から、突如婚約破棄されてしまった。
ダリル様は私を、
「真面目なだけで何の面白味もない女」と貶し、男爵令嬢であるキャシー嬢を新たな婚約者にすると宣言したのだ。
それから1ヶ月。
途方に暮れていた私に、何と辺境伯閣下であらせられるジャスティン様から縁談が――!
ジャスティン様は私を、お飾り妻として迎えたいと仰っているらしい。
だが、いざ私が嫁いでみると、お飾り妻というのは物理的な意味で……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 21:01:19
6786文字
会話率:45%
「はいアイヴァン様、あーん♡」
「あーん♡」
――!
王宮の裏庭にある東屋。
そこで公爵令嬢のルイーズは、今日も男爵令嬢のエリカとケーキの食べさせ合いっこをしている、婚約者のアイヴァン王太子殿下を見掛けた。
アイヴァンはルイーズが
何度釘を刺しても、一向にエリカとの逢瀬をやめようとしない。
いい加減辟易していたルイーズだったが、その時――。
『ククク、よぉルイーズ。今日もイイ感じに、魂が濁ってるじゃねぇか』
「っ!」
頭の中に直接、嫌味ったらしい男の声が響いた。
この声の主は、自称悪魔のベルゼ。
アイヴァンがエリカと二人で会うようになった辺りから、ルイーズの頭の中にたびたびベルゼからの声が届くようになっていたのだ。
そんなベルゼはルイーズの心の鎖を解放するために、力を貸してくれるという。
半信半疑でベルゼの話を聞いていたルイーズだっだが、試しにベルゼの言う通りアイヴァンとエリカに釘を刺したところ、物理的にも釘が刺さり……!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 21:09:05
4403文字
会話率:49%
“物語と契約し勝ち残れ。異世界を賭けたチートVSチートバトルロワイアル!”
佐渡 カタル《さわたり かたる》はその日、ちょっとした決断をする。
希死念慮に身を任せ、些細なきっかけで命を落とそうとした――その勇気を、一人の少女に蹴り飛
ばされた。物理的に。
カタルを蹴り飛ばした少女は得意げに語る。自分は物語の登場人物であると。
そして、自分の悲願を叶えるべく、異世界に参戦するための契約者、“語り手《リレイター》”を探している真っ最中なのだと。
出会いは唐突かつ、やや強引に。
勝ち残った者の願いを叶える戦場、『異世界』へ参加する事になってしまった佐渡カタルは、自分の成せる事を見つける冒険に挑む――
――……その浮世離れした、少女の姿で。
「――オイ! 何でオレがこんな格好……いや、女になってるんだよ……!?」
“異世界転移”の権利を賭けた異世界バトルロワイアル、此処に開幕!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-19 00:10:00
224418文字
会話率:51%
タイトルの通り、メスガキを殺す話。もちろん、物理的ではなく属性的に。
キーワード:
最終更新:2024-07-17 18:27:53
4219文字
会話率:70%
「きっとさ、わたしたちはずっとここにいたんだよ。この"世界樹"の大地の上で、ずっとずっと友達でいる」
数えきれないほどの星の集団が化石となり、空間の大半を岩石が埋め尽くした、遥か未来の宇宙。
銀河系の集合構造、フィ
ラメントの1つである"世界樹"。それは偉大な科学者たちが築いた、宇宙で最大の叡知の領域。
その"世界樹"の、とある田舎惑星で生きていた少年ミーケは、思い出を失った少年。思い出から逃げてきた少女リーザと、今はふたりぼっち。短いけど長い時間を、一緒に生きてきた。
一方、小国家《アズテア》の姫であり地質学者のザラは、不出世の学者であった母が残した、この宇宙から失われたものに関する不吉な予言を研究していた。
その研究が、ミーケたちが旅立つきっかけにもなり、そしてその旅立ちが、直接的なすべての始まり。
伝説の大学者だったらしい変な占い師。使えないはずのガラクタ船。失われた水の研究記録。最初の知的生命体。空間を超えるものたち。滅びゆく最後の時間。
そして、≪虚無を歩くもの≫。
多くの出会い、多くの謎、そして迫りくる恐ろしき敵。
それは全て、このユニバース(唯一の宇宙)の物語。
※「ノベルアップ+」にも投稿してます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-07 18:22:56
619310文字
会話率:35%
初めノクターンに、その後ミッドナイトに移籍して投稿していた詩の加筆修正版です。
年齢制限依該当する表現がないため、「小説家になろう」に再投稿することしました。
現在、R-18 レイティングの長編小説をノクターンに投稿中の身ですが、
この詩
は、その作品の執筆中(下書き&投稿開始後)に贔屓にしていた作家さんの訃報や、
物理的な問題で疎遠になっていた同年代の友人の夭折に触れて存在を思い出した、
過去に心身を病んでいた頃に書き留めた詩が元になっています。
私は、完治が望めない慢性疾患と 20 年以上付き合っています。
その病の結果、生き甲斐と収入を得ていた仕事を辞し、
故郷に戻って認知症を患う親の介護を手伝い、
時折、口の糊する仕事をこなしつつ、何とか日々の生活を営んでいます。
いまでこそ、こうして「なろう・ノクターン」に連載小説などを書きなぐっている筆者ですが、
一時は思い通りにならぬ身体と日常に、永遠の安寧を求めたこともありました。
この詩には、「自死」を臭わせる描写があります。
しかし、決して「それ」を促す気持ちは欠片もございません。
「死」はいずれ平等に訪れる。
だから、自死を決して選ばない。
そういう自戒を込め、
いつでも「筆者自身」が読めるようデスクトップ上に書き留めているものです。
この詩が読者の方の救いになれば・・・そんな大それたことは考えていません。
ですが、もし、これを読んだ誰かが、
自ら彼岸へ渡る歩みを一歩でも鈍らせられたなら。
筆者にとって、これに勝る喜びはありません。
あまのよしひこ
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-01 00:00:00
2430文字
会話率:0%
一方向のエネルギーは物理的法則における宇宙と我々の存在数式。
キーワード:
最終更新:2024-06-24 04:43:48
497文字
会話率:0%
『聖灰信仰』と呼ばれる信仰と、その基盤ともなる創世神話、物理的法則によって成り立つ世界。
商業都市で『葬儀士』という稼業を営む魔女カレトと、聖女と讃えられる少女フィーネ。
2人と、その周囲を取り巻く人々の死と生を描く物語。
最終更新:2024-06-16 22:53:58
83479文字
会話率:38%
――落ちこぼれた
この言葉は正しくないと思ってる。
本当の落ちこぼれというのは初めから存在を認識されないものだから。居るけど。居ない。
だけど、それは……
――這い上がれないという意味じゃない!
文字通りの世界のどん底に落ちた今、ぼく
の意思で一歩進めばそれはもう前進だ。
他者にあらゆる面で劣る。
魔力を扱う素質に乏しい。
そんなちっぽけな悩みは、このどん底でなお誇り高く生きる獣を見て吹き飛んだ。
力が弱い……なら精霊の力を。
動きが劣る……なら獣に学ぼう。
魔術が使えない……なら武器を使おう。
ひとりで生き抜ける力なんて、欲張りなことは言わない。
ひとりでダメなら誰かの力を借りて一緒に這い上がる!
これはひとより劣るぼくが精霊と獣という、ひと以外に救われる物語であり、そんなぼくが誰かを救える力を得る物語だ。
そして――
どん底の地獄の環境で、綺麗なお姉さんの温かい手をいつか握りしめるために死に物狂いで這い上がる物語でもある!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-08 19:40:00
113226文字
会話率:30%
魔王・アルフレッドは、勇者アリスに追いかけれられていた。というのも、アリスはヤンデレだったからだ。
なぜアリスはヤンデレになったのか。昔、所属していたパーティーに虐められて、それで病むようになったからだ。魔王が王国に出現し、そして姫をさら
ったとき、パーティーは酷い怪我を負った。そのとき、アリスは自分を虐めていた人間が手酷い仕打ちを受けたことに満足して、パーティを抜ける。その後、自分は魔王に恋していることに気が付き、魔王を(物理的に)手に入れようと決意した。
しかし、実は魔王がさらった姫も、ヤンデレだったのだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-05 20:15:19
3764文字
会話率:21%