普通で何の取り柄もない平凡な【僕】は、三年前、隣に住む友達の美弥に会いに行こうとし、家の前で少女が無惨に倒れているのを見る。それ以来、【僕】は死に対して強い恐怖感を抱く。
高校生になった頃、美弥は交通事故で植物状態となっていた。その頃、「未
来から時間遡行をして来た」友達から三年前の事件の真相を聞き、それは大人になった【僕】を救おうとした【彼女】の死を受け入れられなかった、【僕】のある発明のせいだったことを知る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-23 07:41:24
203文字
会話率:17%
海に浮かぶ美術館。青年は作品展を観賞しようと美術館に来ていたのだが、誰もいない。諦めて帰ろうとするが、外に出られない。困り果てた青年は〈名も無い人物〉の作品展を観賞しながら、美術館の出口を目指していく。途中、翼を持つ謎の少女に出会い、思いも
寄らない作品を知ることになる……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-29 19:00:00
7959文字
会話率:37%
これは1人の少年の物語。
名も無い少年が懸命に生き、壮絶に死にゆく物語。
何処までも残酷な世界に救いはあるのか。
普通とは何か、幸せとは何か。
何も知らない少年は今日も死に物狂いで生き続ける。
最終更新:2017-07-24 21:42:23
87954文字
会話率:37%
かつて、戦争があった。
二大超大国と、それに属する国家間の争いだった。
最初は誰もが気にとめないような小国の小競り合いだった。
だが、犠牲は憎しみの連鎖を生み、周囲の国々を巻き込み、やがて大国対大国という規模にまで大きくなった。
大国同
士は利益よりも損失が大きいと分かっていながらも、属国の要請で既にお互いに銃を向けており、振り上げてしまった拳をしまうことができなかったために、遂に開戦へと踏み切ってしまった。
小国と違い、大国同士での戦争では既に人と人が戦う時代は終わっており、戦闘は機械同士の戦いだった。
地上では人型の機械兵が、空では無人機が、海では無人戦闘艦が人に取ってかわって、無意味とも言える戦闘を繰り返していた。
この、いつまでも続いていく戦況を打開すべく、大国は次々と大量破壊兵器を戦線に投入していった。
人が死なない戦争は、その限度をも知らずに加速していったのだ。
しかし、自国が使えば敵国も使用する大量破壊兵器は、地球環境汚染を引き起こし、戦線の膠着を解決するどころか、人類の存亡に関わる程にまで戦争の災禍を大きくした。
これに、しびれを切らした大国の指導者達は、戦争を早期終結させるべく、遂に禁じていた兵器を使ってしまう。
核兵器である。
どちらが先撃ったかは分からない。
だが、それは関係なかった。
既に大量破壊兵器の大量使用で倫理など消し飛んでおり、どちらが先に撃とうが、報復など関係なしに撃ち合っていた。
結果、核戦争に発展したこの戦争は、人類の9割と、それに伴う高度文明社会の崩壊という悲劇的な終結を迎えた。
後に終末戦争と呼ばれるようになるこの戦争から数百年、生き延びた人類は、僅かに残された技術でふたたび繁栄の道を歩み始めた。
しかし、人類は戦争を止めることはなかった。
この物語は、終末戦争から四百余年後に勃発した世界統一戦争と呼ばれる戦乱を戦い散っていった名も無いき男達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 06:00:00
91232文字
会話率:32%
私は世界の平和の為に作られた究極兵器。完成して間も無く出立が命じられたのは、勇者達の援護。
[究極兵器]なのだから、目的は達成された。
名も無い究極兵器の私は、創造主達からの命を受けとり封印された。
はたして、創造主達の命を守る
ことができるのか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-05 22:40:21
22570文字
会話率:55%
ミオン・ハルニーは自分が乙女ゲーム「終焉を奏でる君と」の登場人物であることに気づいた。ミオンの役割は、主人公でも敵でもなく、モブ。通りすがりの街人A。科白は、「わあ、見て! 可愛い子猫!」だけ。さらにその科白を言うのは五年後だというのだか
ら、意味がわからない。
与えられた役に文句はなかったが、セリフの元になる子猫の運命が、秘密教団による魔神召喚の生け贄であるのが不満だった。主人公は魔神召喚は阻止できても、子猫の死は回避できない。
どうせ魔神が喚ばれないなら、生け贄だって捧げなくていいじゃない?
ミオンは子猫救出作戦を決行した。五年の猶予をめいっぱい使って秘密教団のアジトに先回り。子猫を無事に救出したら次の難関は両親の説得だ――
「子猫では無く、聖獣の子ですね。山に返しましょう」
なぜか返しに行く役目を振られるミオンは、成り行きに首を傾げるしかなかった。
ただの通りすがりにそんな壮大なシナリオは無いんですけど……?
***毎週末更新予定の亀進行連載です。よろしくお願いします。***
***2/13追記 章分けしてみました。良いタイトルが思いつかず、適当につけてます。子猫捜索編って付けようと思ったら全編対象だったので止めました……***本編完結済み。現在小話追加中です。***折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-21 23:43:54
290917文字
会話率:52%
『戦はな、鮮やかに大勝するより、上手に負けることの方が難しいんだ』
2015年9月12日タイトル変更しました!
と言っても漢字を変えただけですが……
国士無双と言われた漢の三傑の一人、韓信(かん しん 生年不明 - 紀元前196年)の
物語を楚漢戦争を通して出来るだけ分かりやすく、史実7割フィクション3割ぐらいで書きました。
無双と言うと一人で多勢をバッタバッタ切り倒しまくるイメージがありますが(自分も無双シリーズ大好きです。)
本来の意味は
国に双(ふた)りと無(いな)い士(おとこ、さむらい、人材)
実際に国士無双と言われた韓信はどう無双だったのか??
その辺を書いていけたらと思ってます。
秦が中華全土を統一してから十数年、一人の若い男は定職も持たず日がな淮水のほとりで昼寝をしてるか、魚釣りの真似をして過ごしていた。
彼の名は韓信。
後に「漢の三傑」に数えられる事になる男だが、この時は名も無い一介の青年であった。
無為に過ごしているある日、始皇帝が没し世は再び戦乱の機運が高まろうとする。
韓信は指揮官として戦を思い通りに操り勝利したいと願い、戦乱の中に身を投じて行くが与えられた役割は只の一兵卒に過ぎなかった……
どうぞよろしくお願いします。
十三面待ち?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-17 12:45:06
172465文字
会話率:20%
深夜のコンビニに立ち寄った、奇妙な格好をした一人の客。
物語は、彼を中心に進んでいく。――破滅へと。
最終更新:2017-04-04 00:09:43
5276文字
会話率:36%
消滅した少女が残したただ一つの物。
少女の存在を証明するただ一つの物。
日記でも無い。
メモでも無い。
名も無いノートを開いた。
最終更新:2016-10-10 22:45:07
576文字
会話率:0%
これは夢だ・・・夢に違いない。自らに洗脳を掛け続ける主人公と名も無い殺人鬼の物語。
両者の求めたものは一体、何だったのか?両者は互いにどのような感情で動いていたのか?
辿り着く答えは常に同一とは限らない。
最終更新:2016-09-17 14:56:46
1075文字
会話率:31%
何も無い荒野の中、名も無い少女は生まれた。影の中の魔物と共に、自分を知る為荒野を駆ける、ある一人の少女の物語。
現在1話のみ載せています。更新予定はありません。
最終更新:2016-08-03 23:20:41
5163文字
会話率:42%
わたくしはカラス。名も無いカラス。
最終更新:2016-07-08 20:33:03
2011文字
会話率:0%
名も無いようなおじいさんが綴った、氷精との一日。
最終更新:2016-01-27 01:51:16
1184文字
会話率:18%
種後島宇宙センターの見学に来た顧問の大山と双子の兄弟。
タキオン発射実験を野外で見ようと二人は丘に座り込むが、弟の栄太は事故に巻き込まれ、意識を失う。
気づくと栄太は地球の記憶を持ったまま、マチュラ大陸の赤子として母親に捨てられる瞬間
であった。
ベルカンプと名づけられたその少年は己の好奇心を我慢出来ず、やがて異国の知識を持った質問少年として街の噂になりはじめる。
その噂がとうとう王宮にも届き始め、ついには王の前で審問会が開かれた。
そこで出会った大賢者ピエトロと懇意になり、ついには地球との回路を開くことに成功する。
しかし、その知識を恐れた内官達はベルカンプを育ての親共々左遷し、自国領から一番遠い、名も無い砦へ追いやってしまった。
50年以上争いの無かった砦に何の因果か盗賊の群れが襲いかかり、圧倒的数的不利な戦況はわずか6歳の少年の手に委ねられる事になるのであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-20 16:00:00
140269文字
会話率:41%
名も無い3人組の殺し屋に突如舞い込んだ大きな仕事。
それは大企業の社長を殺害することだった。
3人はそれぞれの個性を生かし、ターゲットへ迫っていく。
王道殺し屋アクション。
最終更新:2015-10-12 00:01:25
10257文字
会話率:37%
王女様に呪いを掛けた悪い魔法使いを、少年が倒しに行くファンタジー
最終更新:2015-09-01 20:00:00
7523文字
会話率:24%
勇者として召喚されたはずの安岡武。
だが実際に召喚された場所は3大ダンジョンの一つ、『空のダンジョン』という高レベルなダンジョンだった。
そこにいるのは高レベルなモンスターたち。
はたして彼は生き残ることができるのか!?
最終更新:2015-05-06 15:34:46
1860文字
会話率:37%
脱出方法は……。彼らはエンドを迎えられるのか。(後味が悪いです)
最終更新:2014-11-28 22:47:42
1743文字
会話率:14%
名も無い吟遊詩人の最期の旅。主人公の年齢や容姿は読み手のご想像のままに。
具体的な固有名詞や土地の呼び名は極力控えています。
童話のくくりに入れるかどうかで迷ってこちらになりました。
数話で完結予定。
最終更新:2014-11-28 15:33:51
10849文字
会話率:14%
これは異世界の話。
北西の街では亜人は迫害を受けていた。
名も無い亜人の少女は追手に囚えられ、亜人収容所に入れられ『六』の番号を与えられる。
収容所での生活で片足を失った六の少女は、それでも亜人達の一斉蜂起を画策する。
一方、
世界を分断する壁の向こう側で生活するかつての王族の最後の生き残りの少年イリーズは、呪いに蝕まれ残り少ない寿命を二人の妖精と共に過ごしていた。
亜人である六の少女と、王族の最後の生き残りのイリーズ。
二人の出会いは、お互いにとってかけがえのないものになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-14 00:00:00
378417文字
会話率:35%