短歌です。
母を亡くし、葬儀でちゃんと泣けなかった私は、四十九忌を終えて真っ先に映画館へ行き、CMで泣けると宣伝してた洋画『エリザベスタウン』を観ました。
持参したハンカチがぐっしょり濡れる程、二時間たっぷり泣きました。観終わって、ちょっと
恥ずかしくなり「映画で泣いたの!」と誤魔化した話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-03 23:01:11
228文字
会話率:0%
たまに夢を見る。
駅の改札から逃げ惑う人々。
" 〇〇が無事で "
私の腕の中でどんどん冷たくなっていくーー。
" 本当によかったぁ "
ーーの腹部から流れ出る血。私はハンカチで力一杯
抑える。だけど、止まらない。
" ずっと怖くて言えなかった "
寒い時に握るとカイロの代わりになって暖かいーーの手。今は信じられないほど冷たいーーの手が出血部を抑える私の手を握った。
" おれはずっとお前のことが "
その夢を見た後は酷い喪失感に苛まれる。それはまるで、大切な何かを忘れてしまったような感覚。
それでも、
「かーわーいーいー!どの服もミリアたんにピッタリ!端から端、みんなちょうだい!」
という騒がしい父に、
「あははは!今日も寝坊したんだって!お嬢様!」
「ま、俺たちは昨日の夜から今まで飲んだくれてるんだけどな!」
「よっ!人でなしー!」
「ちげぇねぇ!ぎゃははは!」
毎日飲んだくれる領民達に囲まれて幸せな日々を送ってます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-21 20:03:08
24021文字
会話率:39%
「泣いて喚いて領地に帰ってくれたら、僕としてもリアが婚約を破棄したって言い分が通るのにさ」
子爵令嬢のリアは、公爵家嫡男であるニクセリオと婚約した。両家の繋がりを深め、子爵領の銀鉱山の開拓を進めるための婚約であった。だが、この婚約に不満を持
つニクセリオは、毎日のように別の令嬢へ愛を囁き、リアの悪口を漏らしていた。限界が来たリアが泣いていると、男爵家の末子のマルスがハンカチを差し出し、訳を聞いてきた。ニクセリオの真実を知ったマルスは、本当の身分を明かし、公衆の面前で彼の糾弾を始めて――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 12:04:19
7955文字
会話率:45%
とある異世界乙女ゲーのエンディング。
優しい王子と結ばれるヒロイン。
その隣で、王子に断罪されて泡を吹いてる悪役令嬢。
さらにその隣で「キーッ」とハンカチを噛んで悔しがってる名も無き女。
私はどうやらそのモブ子に転生したようです。
どうせな
らヒロイン役、せめて名前のある役が良かったのですが、こうなったらしかたありません。
モブを全うし、せいぜい派手に悔しがってやろうじゃありませんか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-17 17:38:26
9346文字
会話率:33%
王都でガラス職人見習いとして働いていた孤児のダニエルは、働き始めて五年、やっと親方から一人前の太鼓判をもらうことができた。
一人前になれば給金が上がる。
育ててもらった孤児院に今までよりもたくさん仕送りができるようになる。
なにより、ダ
ニエルには一人前になってやりたいことがあった。
それは、孤児のダニエルをバカにせず、ずっと応援してくれてきた仕立屋の娘エリナ―に求婚し、家族を持つことだった。
他サイト掲載有折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-04 06:00:00
8244文字
会話率:42%
港湾都市タクラにでかけるネリアとレオポルドの話。
ただしゃべりながら一緒に歩いているだけです。
現在連載中の本編よりも未来のエピソードのため、ネタバレ注意。
(SSのためストーリーには関係しません)
短編集第33話にも、同じものを掲載してい
ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-27 12:24:24
5786文字
会話率:53%
昼間の街中。ふらふらと歩くその男を見て、目を見開く通行人たち。
仰け反り、ビルの壁に背中をぶつけた主婦らしき女性。
手を合わせ、念仏らしきものを唱えたお婆さん。
うおっと、声を上げた会社員風の男性。
口にハンカチを当て眉を顰める。
皆、決まったような反応。
その男は白かったワイシャツを着ていた。そう、白かった。今は赤く汚れている。
その服の下には、心の内には何が隠されているのだろう。
男は青白い顔したまま歩いて行く。どこへ? どこへ行くにせよ
その先々で彼はヒッと漏らしたような悲鳴を浴びるのだろう。
彼はゾンビ。違う……とは言いきれない。
ある時、死者には一日の猶予が与えられるようになった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-20 16:00:00
2451文字
会話率:13%
獣人の国に住む狼の獣人アレクシスは戦場で負傷し、救護をしている山猫の獣人シアラと出会う。その時包帯がわりに渡されたハンカチの匂いを嗅ぎ、シアラを番と認めたアレクシスはその甘美な匂いによいしれ、シアラの匂いがないと落ち着かない日々を送ることに
。
一方シアラは騎士団長であるアレクシスの変態ともいえる行動に慄き関わらないように過ごしたいと願うがそうもいかず・・・
アレクシスは思いを成就させる事ができるのか、シアラはアレクシスの思いを受け止める事ができるのか・・・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-17 20:41:57
5133文字
会話率:65%
幼い頃から神殺しの夢を見る賀美原蓮乃(かみはら はすの)は、小さな画廊に勤めながら普通の日々を送っていた。ある日、泥酔した友人の部屋の押し入れで、白い糸が巻かれた奇妙な人型の御札を発見する。それは山奥の神社から盗み出された、どんな願いでも
叶えてくれるという御札に酷似していた。
その後、行きつけのバーで見知らぬ男からハンカチを渡された夜、禍々しい何かが蓮乃の部屋へ訪れて、運命の輪が回り始める――。
『星彩の糸――それは七剣星の力を宿し、二人の運命を縛る糸。』
龍神と巫女、七枚の〝捕縛者〟と星彩の糸にまつわるホラー×ファンタジー。女性に贈るロマンティックホラー。
※「星彩の糸」の改稿版です。最終話まで予約済。・カクヨム、noteにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-16 20:00:00
115222文字
会話率:52%
泣いている女性にハンカチを渡したルミ隊員。お礼に何故か唐揚げをもらい、唐揚げから・・・わらしべ長者のように成長していく「モノ」。最後に悲劇が!
最終更新:2023-06-12 21:02:15
2653文字
会話率:97%
落ちたハンカチを拾って差し上げました。とても感謝してくださって、翌日ポストに手紙が入っていました。
最終更新:2023-06-11 16:59:37
1785文字
会話率:0%
私はある日バスに乗っていた。出勤のために乗っている。いつもと同じように会社にいき、帰るものだと思っていた。『キャー!!』突然悲鳴が聞こえた。振り返ると顔を隠した3人ぐらいの男性がナイフや銃をわたしたちに向けていた。目的はどうとか言っていた気
がするが、頭に入らない。気づいたら男の1人が私の前に立っている。頭から足の先をみて「へぇー、うん。君のこと気に入った!」と言い、近づく。
「いまから君のこと誘拐するね。ちょっとごめんね。」と、私の口元にハンカチを近づける。その先の記憶はない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-06 12:48:58
320文字
会話率:56%
クラスの人気者のハンカチ盗難事件?を巡って助手の主人公である和藤コウ(ワトソンくん)と二面性を持つ探偵のヒロインの時元アリスが活躍する昔のテンプレめいたプロローグ風の話です。
推理要素は全くないので、頭を軽くしてご覧ください。
最終更新:2023-05-21 19:57:28
8221文字
会話率:54%
朝のニュースの星座占いをぼんやりしながら眺めていた蒼。そこでラッキーアイテムである「桃色のハンカチ」を持ち歩くと意中の人と進展があるかも、と言われる。蒼は上機嫌で親友の鈴からもらった桃色のガラスの靴の刺繍が入ったハンカチを持っていく。すると
早速好きな人である飛鳥に話しかけられる。しかし、蒼はラッキーアイテムのハンカチをどこかで落としてしまい_!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 14:00:00
2762文字
会話率:44%
「どうして?あんなにお願いしたのに……」
聖騎士の叙任式で聖女の前に跪く恋人ライルの姿に愕然とする主人公ユラル。
それは彼が『聖女の騎士(もの)』になったという証でもあった。
聖女が持つその神聖力によって、徐々に聖女の虜となってゆくように
定められた聖騎士たち。
多くの聖騎士達の妻が、恋人が、婚約者が自分を省みなくなった相手を想い、ハンカチを涙で濡らしてきたのだ。
ライルが聖女の騎士になってしまった以上、ユラルもその女性たちの仲間入りをする事となってしまうのか……?
慢性誤字脱字病患者が執筆するお話です。
従って誤字脱字が多く見られ、ご自身で脳内変換して頂く必要がございます。予めご了承下さいませ。
完全ご都合主義、ノーリアリティ、ノークオリティのお話となります。
菩薩の如き広いお心でお読みくださいませ。
アルファポリスさんでも投稿します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-14 20:00:00
60612文字
会話率:34%
心を込めて僕の応援したいものを詩にしました。ハンカチご持参でお読みください――
最終更新:2023-02-12 22:00:00
823文字
会話率:0%
想いをこめて僕の好きなものを詩にしてみました。ハンカチご持参でお読みください。
最終更新:2023-02-12 10:00:00
865文字
会話率:5%
はるくんは、学校に行く途中、ハンカチを忘れたことに気がつきました。
アルファポリスさんにも掲載しています。
最終更新:2023-02-11 14:32:07
358文字
会話率:32%
100キロ越えのクソ主人公(ニート)が突然倒れこんでしまう・・
最終更新:2023-01-09 16:42:58
926文字
会話率:17%
過失ながら安純(あずみ)にぶつかられてしまい、腕に擦り傷を負った奏太(かなた)。素っ気なく対応する奏太の傷口に、安純がハンカチを結び始め……?
最終更新:2023-01-08 20:35:55
1147文字
会話率:50%
おおい、ちょっとそこのキミ、よかったらワシの話を聞いてくれんかね。
1万回生きた、とあるぬいぐるみの話さ。
そうかそうか。聞いてくれるか。
だったらほら、このハンカチで涙を拭いて。
さてさて、では少し歩きながら話そうかね。
しっかりワシの手
を握って。そうそう、離したらいかんぞ。
※「冬の童話祭2023」への参加作品です。テーマは「ぬいぐるみ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-06 10:00:00
3802文字
会話率:2%