昨年の春、見事魔法学校を卒業した新米魔法使いことシュレムちゃんは新たな職場となるギルドにて心機一転頑張ろうと息巻いていました。しかし、そこは上司からのパワハラや客先からの理不尽な暴言、賃金の出ない時間労働等々エトセトラが渦巻く超ブラックな
仕事場だったのです。
「もうこんな仕事なんてやってられるかってんです!」
ちょうど採用されてから一年が経つタイミングで辞表を上司のハゲダルマに叩きつけたシュレムちゃんは、周囲からの同調圧力に負けずフリーランスの魔法使いとして働き始めました。
初めはちょっとした後悔と一人で働く寂しさにびくびくする日々を過ごしていた彼女ですが、その真面目な働きぶりからやがて日々の生活が温かく楽しいものになっていきます。
一方彼女がいなくなった職場は相変わらず、いえ、ますます過酷な労働環境に荒んでいくことになり……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-23 12:20:00
34039文字
会話率:43%
前作『砂漠の賢者カエムワセト』に続き、第二幕を始めました。
時系列順としては、『草色神官の秘話』の次になります。
魔物戦と戦友の葬儀を終え、平穏な日常に戻ったカエムワセト。ジェトとカカルはライラが結成した親衛隊の隊員となり、ライラにしごか
れる日々を送っている。
そんな中、実兄である第二王子ラメセスがテーベからぺル・ラムセスに帰還した。ラメセスはエジプト軍の大元帥(将軍)である。
家族間の冠婚葬祭もしくは軍事情くらいでしかテーベを離れられないラメセスが帰って来たとあって、ぺル・ラムセスの王宮では歓迎会代わりに王子同士の戦車模擬戦が催され、そこにカエムワセトと第六王子のネベンカルが抜擢される。
怪我を負いながらも、何とか無事に模擬戦を終えたカエムワセト。しかし、そんな弟に、ラメセスは、有事の為にもっとしっかりしろ、と諭す。
カデシュの戦いから10年。新たな戦争の幕が開けである。
戦いの場所はダプール。
ラムセス二世は出兵を決意。カエムワセトは新たな仲間と共に別動体を編成し、ゲリラ作戦を実行に移す。
本作は、ラムセス二世治世10年目に起こったと言われているダプールの包囲戦を元に作成する予定です。
本作では史実と比べて若干、ダプールの戦争勃発時期が遅くなっていますが、その辺ご容赦いただけましたら幸いです。
また、前作の『砂漠の賢者カエムワセト』同様、出来る限り資料を参考に作成していく予定ですが、集めきれない情報も少なからずあり、加えて私の創作も絡んでくるため古代エジプトに詳しい方には不快な想いをさせてしまうかもしれません。その時は御教授いただけましたら、修正も検討し、勉強と励みにさせて頂きます。よろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-04-01 19:47:39
263016文字
会話率:31%
『砂漠の賢者カエムワセト』で主人公のエジプト第四王子カエムワセト、の忠臣ライラのエピソードです。
ラムセス二世に新たな王子が産まれ、ぺル・ラムセスでは王子誕生の宴が開かれていました。ラムセスの遠縁にあたるライラも、その宴に招待されていたので
すが、ライラは貴族以上が集まる王宮の宴が嫌いでした。
大貴族の娘でありながらその華やかな人生を捨て軍人になったライラに、同じ貴族令嬢たちは非友好的でした。一方にライラは、打算ばかりでカエムワセトに近づこうとする貴族娘達が気に入りません。
ラムセス二世に尻を撫でられ、ラムセス二世の側室ビントアナトには泥棒猫呼ばわりされ、疲れ果てたライラはバルコニーに逃げて宴を抜ける機会を待ちます。
そこにやって来たのは、同じく宴会嫌いの王太子と、貴族の姫様達から逃げてきたカエムワセトでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-29 20:42:32
25284文字
会話率:28%
大学2年生の私・倉持桃華。
厳格な両親がいる実家で夏休みを過ごす。なんて耐えられない私は目的も決めずに夏休みすべてを使い旅行をすることを決意。
新幹線で出会った美人女子高生・天宮灯里ちゃんに連れられて(拾われて?)やってきたのは、熊本のと
ある古びた喫茶店。
そこにいたのは、なんと!幼なじみの佐倉彩楓ちゃん!
中学校を卒業して以来の再開に喜ぶ私たち。
夏休みの間、彩楓ちゃんと灯里ちゃんと三人で暮らすことになった!
だけど、なんだか彩楓ちゃんの様子がおかしい……?
「私は桃華ちゃんのことが好き……。恋人になってほしい」
「え……?」
「桃華ちゃんが私のことを好きになるようにする」
「はぁ……」
突然始まる彩楓ちゃんのアプローチ。確かに私も彩楓ちゃんのことは好きだけど、あくまで友達でいたい!
けど、私もなんだか灯里ちゃんのことが気になってしまい……。
こうして、それぞれが胸に抱える想いや恋が交錯する短いようで長い夏休みが幕を開けたのだった!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-31 09:00:00
31938文字
会話率:46%
東日本旅客鉄道を代表する路線「山手線」。
環状線として首都圏を走る山手線には付き合う中央線と言う女性がいた。山手線は苦楽を共にした京浜東北線と言う親友がいて、彼女よりも長い時間を親友と過ごす。
重いストレスを抱え込む彼女は、そんな
山手線に不満を覚えていた。
これは鉄道による鉄道のための青春ドラマ。
たったの三駅しか会えない彼女に山手線はどう接するのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-02 17:29:33
3039文字
会話率:41%
すごく短いです。見てってください
最終更新:2023-02-26 20:47:57
2304文字
会話率:10%
幼馴染と自分のギャップに苦しむ主人公君が怪しげな道化に唆されて闇堕ち気味な展開を迎える物語り! 愛とか友情とかよくわかんないけど、今は強さだけあればいい! 頑張れチヅル(主人公)、負けるなチヅル(主人公)! 名前思いつかなくて適当に決めてご
めんチヅル(主人公)! 君がこの世界の主人公だ!
「……なにをしてる、アホピエロ」
「なにって、番宣だけど?」
「ならもっと真面目にしろ!」
「暴力反対⁉︎」
かくして、日々ふざけたピエロに悩まされる苦労人チヅル君の物語が、幕を開ける!
「ねーそろそろ許してよー、下ろしてよ〜」
「しばらくそこで反省しろ」
「磔は勘弁して! せめて逆さはやめて、頭に血が、血がばばばば」
「そういうわけで、よろしく」
「あばばば」
……開ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-13 23:00:00
35554文字
会話率:35%
君はただの殺戮者だ────。
あまりの残虐な戦い方に、少年兵セトは勇者達からの不信をかった。
魔王を倒す為に編成された勇者パーティーを追い出されたセトは、失意と空腹の中森を彷徨い歩く。
しかしここで魔王軍の女幹部サティスと出会ってし
まった!
すぐさま戦闘態勢に入るセトだが、彼女の様子が極めておかしい……。
彼女はなぜか満身創痍の状態だったのだ。
途方に暮れていたセトはとりあえず彼女を安全な場所へ運ぶことに。
そこから始まる彼女との関わりによってセトや、そして彼を追放したパーティーに大きな変化が訪れる。
本来相容れない2人が出会い心交わし合うとき、戦場でしか己を見出せなかったセトとサティスのハチャメチャな物語が始まる。
【新紀元社様より書籍化決定!!】
【コミカライズ決定のご報告!!】
【11/11 BookLive様にて、コミカライズ版配信開始(∩´∀`)∩】折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-01 12:49:55
437137文字
会話率:38%
辛い、悲しい、消えてしまいたい、エトセトラエトセトラ。
そんな大変な時はもふもふ病院のお医者さんである僕、テディーがモフモフを処方するよ!
さあ、存分に癒されるが良い!
※この話はフィクションです。
※いつも通りの気まぐれ更新です。
※
(多分)1話完結型のオムニバス形式なので読みたい話だけを読む、もありです。
※主人公は『あなた』です。
※アルファポリスにも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 20:00:00
17552文字
会話率:51%
ユウキという少女は孤児だった。
5歳にも満たないある日、デウス・エクス・マキナと名乗る男がユウキを拾い、ユウキ・マキナと名付けた。
デウスは辺境の森でユウキを育て強くて立派な女の子にしようとする。
ユウキはデウスの期待に応える為、様々
な訓練を受けた。
ちょっと強くなりすぎたかもしれない。
15のある日ユウキはデウスからセトラ魔法学園で勉強するように言われる。
世間を知らないユウキは自分の目で社会を知るため学園に行くことを決意する。
これは、自分が強者だと知っている少女と最強の師匠がゆるーく暮らす話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-11 13:55:02
7778文字
会話率:66%
17歳(19歳)の柏木 柚希、体を売って生活していた。
今まで、沢山の家を渡り歩いてきた。
使われて、捨てられるそんな日々だった。
つまらなかった日々が、一気におもしろくなった。
そのきっかけは、
【結婚】
何故か、この人のそばなら安心する。
交際をすっ飛ばして、結婚へ
イチャラブ凸凹ラブコメ開幕!!
登場人物
瀬戸口 深夜(セトグチ シンヤ).....26歳、一応警察官、実家から早く結婚しろと急かされた結果、結婚することに。
柏木 柚希(カシワギ ユズキ)
・・・・17歳(19歳)、長期家出中、元々神待ちして耐え忍んでいた。
カクヨムにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-19 19:06:46
7239文字
会話率:57%
理不尽な呼び出しに応じ、学校の屋上へと赴いてみたら屋上から突き落とされしまった主人公・藍沢芹。澄み渡る青い空を見上げ、良くて骨折最悪死を覚悟していた彼女を白い花が包み込み、目が覚めるとそこは異世界の草原だった。剣と魔法のファンタジー世界に転
移してしまった主人公のゆるい冒険譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-16 23:13:20
18898文字
会話率:70%
日本、現代。
死神見習いの炸良〈サクラ〉♂は、早く一人前の死神になって給料アップを目指すべく、業務に燃えていた。
初の単独業務を余裕でこなし職場に帰ると、そこには激昂する先輩と狼狽する先輩(二人とも美人♀で巨乳)が待っていた。
なんと
、命日よりも〈ひと月〉早く、魂を回収してきてしまったらしい。
現世の理を乱すわけにはいかないが、一度切り離した魂の定着はそう簡単にできるものでもないようだ。
そこで上司に命令されたのは……!?
ヤバい。今すぐ逃げたい。死にたい。
まあ、もう死んでるんだけど。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 23:54:45
2193文字
会話率:26%
その勇者、世界を滅ぼす。
異世界アペプセトに勇者として召喚された、皇海翔(すめらぎかいと)。
彼は自分に巻き込まれて召喚された妹雪菜(せつな)の保護を条件に、魔王退治の旅に出た。
海翔は道中めきめきと頭角を現し、魔王をも瞬殺。
遂に雪
菜が待つ王城への、帰還を果たした。
しかし、そこに雪菜の姿はなかった。
なんと、雪菜は国王に襲われた挙句、嫉妬に狂った王妃に虐殺されたというのだ。
信じていた人間に、大切な妹を奪われた海翔。
異世界人に失望した彼は、世界への復讐を決意する。
――これは、そんな復讐劇を繰り広げた最凶勇者の、その後の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 18:00:00
6805文字
会話率:26%
事故に巻き込まれ異世界にやって来た聖都香が出会ったのは、屈強で強面な冒険者バローザだった。
「軽々しく近寄るな。話しかけられるのも迷惑だ。」
そう言い残し去って行った巨体を茫然と見送る聖都香だったが、その後、眠らずの獅子の異名を持つバローザ
と魔力を持たない聖都香の奇妙な共同生活が始まる。
魔力なし、体力なし、(この世界の)常識なしのセトカは懸命に自立の道を模索するも、自らの気持ちを自覚した獅子からの溺愛は止まらない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-30 09:00:00
769303文字
会話率:31%
『予言の魔女』を妻に持つ若き王、リーベンスは、突然の発言に食べていたブラウニーを吹き出した。
彼女曰く、『予言の魔女』は明後日死ぬ。つまりリーベンスの最愛の妻、イズナインは、明後日死ぬのだという。
魔女の予言は覆らない。リーベンスは明後日を
丸一日休日にするため、行動を開始した。
予言に頼らない国作りの草案作成と、他国への外交説明と根回しと、国内の混乱の陰圧と、エトセトラ、エトセトラ。
そしてリーベンスは、最期の日、妻と一緒に一日を過ごす。
誰よりも何よりも、愛する妻は幸せになれただろうか。
カクヨム 同時掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-23 22:45:07
9531文字
会話率:31%
[前回までのあらすじ]
よくある異世界召喚でLvMax、ステータスカンストを神様に要求。
あっけなく通ったし召喚先もめっちゃ過酷って訳でもなさそうで、ウキウキしていた男に突きつけられた事実。
それはステータスカンストにもかかわらず針に糸が通
せないという、残酷なものだった……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 19:46:48
827文字
会話率:68%
世界最高難易度のラストダンジョンの攻略を果たしたパーティー「勇の剣」は、祭壇で神様に願いを叶えてもらうことになる。しかし、リーダーのセトは欲が少なくて願いが出てこなくて……
最終更新:2022-09-05 12:26:48
4782文字
会話率:54%
毎月第三土曜日、深夜二時より生放送のラジオ
最終更新:2022-08-26 00:03:15
1926文字
会話率:100%
時は60xx年
人類は一度衰退し、
新しい人間が生まれ国家が
進化した時代だ。
いや、正確に言うと
旧人類が衰退した
新人類の世界だ。
その新しい世界では、
『異能』はたまた『異能力』などと称される、
今までの普通を覆した、漫画やアニメ
で出てくるような
力を手に入れた人のことを『能力者』
と、言いこの新世界では能力者の中でも実力がある
上位の人間の方が優遇、待遇を得る世界だ。
だが、能力者と言うだけでも優遇を受けられる世界。
しかし、
なぜ旧人類は衰退したと思う?
それは、
ミュータント、突然変異が起きたからだ。
ある日から続々と、異能力が使える人間が増えていき、
どんどん能力者以外が突然変異の失敗により衰退してしまった。
しかし、
そんな状況の中、力を合わせて生き残り続けた
旧人類のことを人々はこう言う。
『無能力者』『無能』と、
そんな世界の中、
どんない能力者よりも強い、
無能力者が現れた。
彼女の名は、
セシリア・メルセトリア
一人の少女だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-18 23:41:20
350文字
会話率:42%
職人の死から始まる物語
他のサイトにも載っている
キーワード:
最終更新:2022-07-28 19:00:45
942文字
会話率:9%
家が幽霊屋敷と分かってしまった主人公がエレキギターを背負った除霊士と家に入って除霊する話。
最終更新:2021-05-03 15:18:41
2718文字
会話率:23%