ぼくが第二副東京で冒険者をやっていたのはもう五年も前の事だ。
空いた時間の有効活用と小遣い稼ぎを兼ねて始めたそのアルバイトは、思いの外の成果と、そこそこの思い出を残し、ぼくの記憶の一ページとなった。
そんなぼくも就活を終えて社会人とな
り、ほどほどに忙しい日々を送っていた。けれどある日、
「あれ? もしかしてザッさん?」
他の担当者の代理で久しぶりに訪れていたぼくの耳に、不意に聞き慣れない声が紡いだ昔のあだ名が響いた。振り返った先に居たのは、見覚えが無い外見で、既視感のある仕草をする一人の女の子?だった。
※ハーメルンとマルチ投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-03 22:54:03
86023文字
会話率:45%
もう2度と手に入らないものを求め、それゆえ満たされることがないこの思い。
サービスが終了してしまったらもう2度とプレイできないのがソシャゲ。サ終に文句を言うつもりはない。プレイ体験もストーリーも記憶の中に残っている。しかし——。
これは、作られたけど日の目を見なかった設定たちに哀悼の意を表するエッセイ。
曲が全てソフト化、サブスク配信されている正統サクラ大戦シリーズにおいて、もう2度と聞けない音楽たちを望む叫び。
小説家になろうでサクラ革命を論じた唯一の作品。
※カクヨムと小説家になろうに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-28 07:33:32
2655文字
会話率:3%
いつも勝つ。ならば俺は勝にゆく。。
だからこそ負けないでを、ありがとう。
この思いにかけて、負けるわけにはいかないのだ。
これからは勝ちよりも待てるだけ楽しもう。
俺には生きがいがあるから。
ありがとう、進み続けるよ。
最終更新:2022-09-26 22:20:14
241文字
会話率:0%
常に冷静沈着。クールな「黒の貴公子」と呼ばれ学校中で大人気の公爵令息、ノア・ガイックがもうすぐ婚約破棄をするという噂が流れ始めた。婚約者のエルシーはさぞかし不安に…あれ?全く不安そうじゃない!?
「天使がいるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅううう
!ダメだ、眩しすぎてこれ以上直視できない!ああああああ可愛いが過ぎるぅぅぅぅぅ!!!俺のエルシーは何でこんなに可愛いんだ!!!!!!!!神様ああああああああエルシーと会わせてくれてありがとうございますうううううう!!!!!!」
しかも常に冷静沈着な黒の貴公子様の様子がおかしいんですけど!?
婚約者への愛を抑えられない公爵令息と、それに振り回されつつしっかり溺愛される伯爵令嬢のドタバタラブコメディーです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-19 22:33:03
28020文字
会話率:63%
この思いが、この想いが君に伝わりますように
最終更新:2022-08-28 14:01:00
353文字
会話率:0%
「お初にお目にかかります。私はマドロール・ティドランですわ。本日からよろしくお願いします」
彼女はマドロール・ティドラン。
ティドラン王国の王女にして、この度、同盟のために会ったこともない他国の皇帝の元へ嫁ぐことになった。
――彼女は
その姿を初めて見た瞬間、前世の記憶を思い出した。
そして目の前の夫になる人が彼女の推しであったことと、この世界が漫画の世界であること……そして彼女がいずれ捨てられる皇妃であること。
そのことを思い出した彼女は、「推しの妻になれるとか最高!! いずれ捨てられるとしてもこの思い出だけで生きていける」と夫に対する溢れんばかりの思いを語った。
いずれ、捨てられる気満々の皇妃は推しとの期間限定(と思っている)結婚生活を謳歌していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-13 19:15:37
14845文字
会話率:40%
黒一色を纏った彼女との邂逅。 視界に入る前の刹那、湧き上がるこの思いは殺人衝動。 その喪失は果たして幸せなのか。
この作品は「カクヨム、アルファポリス」にも掲載しています。
最終更新:2022-08-12 22:16:32
21883文字
会話率:42%
俺にとってこの世界は残酷だった。
俺の味方は一人もおらず、全員が俺を非難し、差別し、存在を否定してくる。
「こんな世界で俺は生きている必要があるのだろうか・・・」
かつて、俺はこの思いに支配され、この問いを自身に問い続けた。
しかし
、問い続けてもなお、その答えはいまだ出ず、俺は今日もこの問いを自身に問い続ける
これは周囲の人たちに裏切られ、壊れてしまった少年が自身に問い続けた問いの答えを見つける物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-24 00:07:53
2595文字
会話率:12%
今日も面白かったのです。
キーワード:
最終更新:2022-06-22 08:05:57
378文字
会話率:0%
人を助けた罪で、時の流れが違う人の世界で生きることになったエイブリー。
亡くなった最初の婚約者の魂を慰めるという名目で、終わらない機織りを続けているが、人の世界ではそれなりに幸せに暮らしている。
「エイブリー、今日は何を食べようか」
時折訪
れる料理上手の旅人バールにひそかに思いを寄せ、彼からの好意も感じるが、元精霊である自分が人と結ばれると互いに命を失ってしまう。
(だから死ぬまでこの思いは隠し通さなくては)
そう決めていたエイブリーだが――
これは長岡更紗様主催、「ワケアリ不惑女の新恋」企画参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-23 01:07:06
6120文字
会話率:21%
それは国防の為に、必要以上に血を流す事が正しいか問う物語。
『神』にある呪いをかけられた少女――鳥海愛奈。
彼女は一日の間で、自分より多くの人間を殺した人間を殺せる能力を持っていた。
『神』はその能力を使い、一日に一人の人間を殺さなけれ
ば、日本は亡びると言う。
常人ならば煩悶するであろうこの難題だったが、愛奈は常人とは違っていた。彼女はこれを自分の価値観に合わない悪人を始末する絶好の機会だと捉える。
事実、彼女は夜な夜な悪人を捕えて袋に詰め、標的に殺させてからその標的を始末する陰惨な日々を送っていた。
だがそんな時、彼女は――芹亜・テアブルと言う少女と出逢う事になる。
『■■』の能力を持つ彼女は、ある理由から自分を〝盾〟にするよう愛奈に要求。愛奈はある事情からそれを受け入れ、ここに二人の戦いの日々は始まりを告げる。
愛奈の標的は、主に日本でテロを行おうとしているナリエスタ連邦の工作員だった。そのナリエスタが未だに正体不明な愛奈を始末する為、傭兵を雇ったのだ。
その傭兵である――レストア・テアブルと言う少女は、その日、鳥海愛奈と邂逅。彼女もまた、愛奈との長い戦いを予感する事になる。
実際、愛奈には様々な刺客が送り込まれる。
不死の能力を持つ――メイズ姉妹。
遊戯を現実化できる――ミラウド・エッジ。
そして黄金の断罪者である――レストア・テアブル。
その最中、明かされるミラウドの思惑と、芹亜の事情。
この二つが交じりあった時、愛奈は漸く思い出す。
哀しみと言う、その感情を。
この思いがけない結末に、鳥海愛奈はいま涙する―――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-06 01:00:00
133536文字
会話率:34%
都内の私立大学に通う普通の大学生、咎機満は、ある”思い“を抱えたまま不慮の事故で命を落としてしまう。輪廻転生を果たした彼は、全く異なる世界で、全く異なる人間として、生前抱えていたその“思い”と、再び相対することになる。その時、彼が下した決断
はー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-23 02:43:10
8944文字
会話率:50%
ある日熱を出して会社を休むアラサーOL。
意識が朦朧としている時に連絡したのは片思い中の後輩だった。
彼が来てくれて嬉しく思うが、それと同時に切なくなる。この思いは叶うことがない。何故なら……。
※BL要素が少しあります。苦手な方はご注意
ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-20 10:49:04
3123文字
会話率:29%
ホテルの外から月食を見た嫁。
この思い出を旦那と共有したいと、ドアを開け放つ。
慧と凛のご両親のお話。
起承転結もありません。
※短編で起承転結ってどう書けば良いのでしょうか.............。
場合によっては短編詐欺に思われる
事もあるかも知れません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-18 22:32:32
889文字
会話率:64%
私の好きなあの子には、この思いは届かない……
最終更新:2022-02-06 14:22:37
2048文字
会話率:32%
インターフォンが鳴る。部屋に尋ねる宅急便、中には主の彼女と大家と新聞屋。部屋主がいない中、彼らは部屋に閉じ込められる。
最終更新:2022-02-05 23:43:44
980文字
会話率:4%
同郷の年上幼馴染み、ダリウスとティアナを追いかけて、王都の魔法学園へ入学した。そこで俺が目の当たりにしたのは、貴族と平民の激しい格差だった。
そんな学園内で、非常に大変な事態が起きていた。学園を牛耳るエリート集団、第一王子ハイネルや上流
貴族の令息達が、俺が密かに思いを寄せる幼馴染ティアナの周りに群がっていたのだ。
エリート集団に囲まれたティアナは、困ったように愛想笑いを浮かべている。そして視界の端に入る、公爵令嬢のアリーシャに付き従うダリウスの姿を切なそうに眺めていた。
アリーシャは第一王子ハイネルの婚約者で、ティアナに言い寄るハイネルの姿を遠目に見ては、悲しそうに目を伏せる。
そんなアリーシャを気遣うダリウスの瞳には、隠しきれない熱がこもっていた。
ティアナ→ダリウス→アリーシャ→ハイネル→ティアナ
見事に出来上がった四角関係の周囲を、上流貴族の令息ABCが囲んでいる。
ダリウスだけでも厄介だったのに、俺に勝ち目はあるのだろうか?
いいや、そんな事はどうでもいい。
俺にとって今大問題なのは、厄介なエリート集団に振り回され、貴族令嬢達から嫌がらせを受けるティアナから、本当の笑顔が失われていた事だ。
「お貴族様の身勝手な都合に、俺の大事な幼馴染を巻き込むな!」
たとえこの思いが報われなくとも、俺はティアナの笑顔を取り戻したい。
そのために、まずは群がるエリートを一匹ずつ駆逐しよう。うん、それがいい。
※このお話は、魔法学園を牛耳るエリート集団(王子や上級貴族)にとある理由で気に入られてしまい、貴族令嬢達に嫌がらせを受けている幼馴染を助けるべく、持ち前のチート魔法(創造魔法)を使って群がるエリートを1匹ずつ駆逐しようとした主人公が、お貴族様達の抱える問題に巻き込まれながら解決していく物語です。
※この作品は「アルファポリス」にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-04 21:26:12
111444文字
会話率:40%
私は、周りからの失望が怖い。
私は、周りからの期待が怖い。
誰かとこの思いを共有したい。
最終更新:2022-01-26 22:00:00
894文字
会話率:0%
一学期の終業式の午後、主人公緑川一心は絶望していた。
自他ともに認めるがり勉の緑川。
彼の努力はたった一枚の紙切れに否定された。
破り捨てよう、この世のすべてを。
手元に残ったのは、神様がくれた文房具。
書き込み、消し去り、正し、見透か
す。
全てがなくなったとしても、この思いだけは消えない。
※この作品は『ノベルアップ+』『カクヨム』『エブリスタ』でも連載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 21:50:09
138654文字
会話率:29%
恋をした。
一目ぼれだった。
手に入れたいと思った。
あれは人生の中の一瞬の輝きだったんだ。
この思いが到達するところは、破滅か。
最終更新:2021-10-13 21:00:00
3796文字
会話率:11%