貴族の令嬢でありながら、社交界にも素敵な殿方との恋愛にも興味がなく、ひたすらがむしゃらに勉強しまくって、王宮の役人になることを目指してきたフラジーヌ・ストレイナー。
彼女は念願の役人採用試験に見事落ち、絶望しきって舞踏会にやって来た。
そ
こで出会った高慢で冷ややかな紳士に馬鹿にされ、見下され、さらに落ち込んだのもつかのま、なんと彼女を王宮の別の役人に指名するという、信じられない知らせが届く。
喜んで王宮の職場を訪れたフランジーヌを待っていたのは、楽しい仲間たちと、どこかで見たことのある紳士だった。
尊大で高慢、冷徹なその上司 ログリース氏と嫌味を応酬する毎日を送りながら、フランジーヌの奮闘の日々が始まった。
オースティン小説のようなじりじりした展開が続く予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-03 13:00:00
237641文字
会話率:47%
暑い夏。汗をかいても気にならなかった。
「――ボーイ・ミーツ・ガール」、夏と言えばこれでしょう。
男子高校生3人が「ボーイ・ミーツ・ガール」の出会いに向けて奔走する。
「食パンをくわえた少女、西日に照らされる制服少女、うなじの汗が花火に輝く
浴衣少女――、それらが僕らにとっては青春だった」
「ボーイミーツガール」はシチュエーションから生まれる!?
青春の管理下、高校生の日常がここに――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-30 22:19:26
21369文字
会話率:45%
幼いころ両親を亡くしたミッツは、妹のティアを育てるため冒険者となる。
だがあるとき、大怪我をしてしまう。
そのとき泣いた妹の涙が傷に触れ、完治した。
妹の体液はどんな怪我でも治り、それも経口摂取すると効率がいいことを知る。
それ以降、ミッツ
は戦い続け、妹を舐め続け、有能な剣士と育っていく。
しかし年月とは残酷なもので、妹は年ごろの女の子になってしまった。
兄のためを思い舐められる妹。しかし女の子としての恥ずかしさが芽生え、心は兄のためと思いつつ身体が拒絶してしまう。ミッツは今日も回復できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-03 21:07:45
30410文字
会話率:49%
僕、新藤静香の通う開盛学園には歴史が深く由緒正しい文学部がある。
ここには校内でも美人と名高い相原縁が在籍してる。
水の流れるような白磁の肌。大きく開く様を見たこともない薄紅色の唇。濡れた烏のようなしなやかに揺れる黒髪。そして黒いカーテンか
ら時折覗かせる白くて大理石のように美しく光に照らされているうなじ。
入部当初の僕は彼女のことを文学に造詣の深く思慮のある尊敬できる先輩だと思っていた。
いつものように文学の深淵に浸っていると彼女は流体学に応用できそうな綺麗な唇を震わせるのであった。
「ねぇエロスって一体何なのかしら」
これはニ物と一物を与えられてしまった残念美人と彼女に理性と人権と尊厳を弄ばれてしまう哀れな男子高校生の甘くない一時の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-11 20:00:00
17468文字
会話率:39%
恋に落ちる瞬間って?
消しゴムを拾ってくれた時?
新学期で新しい出会いがあった時?
さらさらの黒い髪と、白いうなじと、ピンクの桜と、綺麗な青空。
恋に落ちるのなんて一瞬。
ただただ綺麗な男の子に恋に落ちた高校2年の春。
そんな男の子の淡
くて純粋なお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-02-10 23:02:25
781文字
会話率:36%
女神の神託によって連れ去られた少女。
少年は一縷の望みを託して、願いを叶えてくれるという伝説が残る洞窟へ。
そして、何かよくわかんねーけどすごい強そうなじいちゃんと出会う!
これは、一人の少年に起こった出来事の記録である。
最終更新:2018-01-30 07:00:00
11181文字
会話率:36%
「ねえ……ポニーテール、やめてくれない?」
「なんで? だって、邪魔だし……暑いし」
「……そう」
高く括った髪の毛が揺れて。
彼女の綺麗なうなじが、ちらつく。
最終更新:2017-08-03 09:03:11
1832文字
会話率:42%
始まりは美しきうなじからだったーー
突然異世界へと飛ばされた少年は喜び勇む。
出会いと別れを繰り返し、成長し、そして魔王を倒す。絵に描いたような勇者生活に期待し胸を踊らせる。
「勇者なんて伝説。」
「魔王なんて過去のもの。」
「あれ?」
な
らば平穏無事…と聞かされたのに世界は思ったよりも平和でもなくて。
「…俺が呼ばれた目的ってなんだ?」
世界は回れど意味はなし。我は呼ばれど意図は読めず。
これは、答えを求める物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 03:23:40
174867文字
会話率:49%
高野詩織、35歳。私の人生、わりとついてない――。
リストラ、恋人との破局に放火。トラブルに一気に見舞われた詩織は親戚の遺産を相続し、大家として白梅荘に住まうことになった。
おっさんになつかれたり、住人の揉めごとを解決しようと奔走したり、の
んびりリタイアライフを満喫していたある日、詩織は自分に異能が具わっていることを知る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-06 05:00:00
539799文字
会話率:50%
アンドロイドの少年と暮らす少女。
穏やかなある日、少年のうなじに異様な影が…?
※ブログからの転載作品となります
最終更新:2017-02-14 22:40:55
1253文字
会話率:0%
強面な上に、すぐに悪ノリをして周囲を脅えさせてしまうルー君と、そんなルー君の偽恋人役として留学先から呼び戻されたミー。
説教しているようなじゃれているような、仲良し二人のほのぼの(?)スイーツタイム。
※会話文オンリーの「小説……?」と小首
を傾げるような何かですので、きちんとした物語りを読みたい方には不向きかと思われます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-27 15:00:00
9889文字
会話率:46%
春は桜、夏は清涼、秋には燃える紅葉を愛で、冬には油の乗った肴をつまみに雪見酒。
……勘違いしてはいけない。筆者はこれらの旅愁も大好きである。けれどなぜか、自身が企画する旅はいつも、周囲からこうなじられることが多い。
「これって旅行じゃなくて
苦行だよね?」
地域で最下層の価格を提示するホテルに泊まり、食事は三分の二がコンビニ食。人気スポットを極力避け、服装は動きやすいだけの普段着を愛用。
疲労が行軍の妨げになってはならないと、ふだんから鍛えた筋肉質の肉体は、いまでは同行者に悲鳴を上げさせる武器となる。一〇キロ歩いたぐらいでヒイヒイ嘆くんじゃない、愚民ども。旅の醍醐味は自分の足で味わってこそ満足したと言えるのだ!
……すみません、嘘です。わりとふつうの旅行記です……。
地味な史跡巡りで発見する思わぬお宝。たまに遭遇する怪異な出来事。拙作『逸脱! 歴史ミステリー!』の原点のようなエッセイとなっております。歴史、ミステリー、オカルトに興味を持つそこのあなた、しばし不可解な『日常』を味わってみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-16 10:00:00
34174文字
会話率:16%
私は目が悪い。
治安の悪い町の中
見えるのは、タンポポの綿毛のようなじんわりとした明かりだけだった。
最終更新:2014-11-04 11:58:05
796文字
会話率:0%
妹が最近ショートボブにしてきた。これが――――やばい。
血のつながらない妹と、兄の心の声。
※怖がり少女の日常の閑話ですが、そのままでも読めます。今回はホラー要素はほとんどないです。
最終更新:2014-10-19 13:04:39
2459文字
会話率:39%
幼馴染。
近いよで遠い二人のお話。
最終更新:2014-10-12 22:01:42
540文字
会話率:29%
四月、始業式のその日、牛飼鈴姫の通う日星高校二年A組に転校生がやってきた。鈴姫はどこか懐かしさを覚える転校生の織川姫とすぐに意気投合し、親友と呼んでもいいほどに仲良くなった。そんなある日、姫に弟の武彦を紹介した。だんだんと親しくなっていく姫
と武彦。鈴姫はそれが、二人の関係がとても気に入らなかったのだ。そんなことを考える自分に困惑する鈴姫と恋人のようなじゃれあいを見せるようになっていく二人。悶々とした日々を過ごすある日、鈴姫は姫と友人ら四人で天の川を見に行くことになった――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-06 07:00:00
12298文字
会話率:34%
七年後の今日、ここに集まろう。小学校四年生だった笑歌(えみか)たちは、そう約束していた。
この場所に埋めたタイムカプセルを掘り起こすために。
高校二年生になった江窪笑歌(えくぼえみか)は、親友の吹浦萩美子(ふくらはぎみこ)とともに、今では
廃校となってしまった母校の小学校へと向かった。
時間前に着いてしまった彼女たちの前に、真っ先に現れたのは、小さくて幼い印象の、ロリちゃんこと夏陽蚕(なつひかいこ)だった。
その後、続々と友人たちが集まってくる。
最後に現れたのは、笑歌が想いを寄せていた海路潮騒(うなじしおさい)だ。
メンバーが集まり、タイムカプセルを掘り返す彼女たちだったが、なぜか見つからない。
そのうちに激しい夕立に襲われ、廃校の校舎内へと入る。
そこで海路は白状する。タイムカプセルを校舎内のある場所に隠したと。
かくして、タイムカプセルを求めて宝探しゲームが開始されたのだった――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-15 21:04:28
82507文字
会話率:23%
突然化け物に殺された少女を生き返らせた謎の少年。少女のうなじに突然現れた謎の鎖。その鎖によって引きよせられた先には少年あり、化け物あり!?少女は英雄か、それとも単なる奴隷か。少女の笑いあり涙ありの超絶バトルストーリーが始まる!!………はず。
最終更新:2006-04-06 04:40:02
10336文字
会話率:35%