時は十八世紀末。フランスの動乱の時代を王太子、王女、そのメイドは何を想い生きたのだろう。そして、彼らは銘々ある決断を下す。
<この作品はフランス革命を題材としていますが、私の勝手な解釈、捏造を含んでいます。ご了承ください>
最終更新:2011-02-18 20:16:35
5892文字
会話率:53%
亡国の人々は真っ白な肌に金の髪、金の瞳をしている。最盛期には不可侵の象徴だったその姿も今では迫害や略奪の目印でしかない。人の心を惑わす黄金の容姿を持っているがために、いつだって否応なしに人々の陰謀に巻き込まれた。求めるものは平穏な暮らしだけ
だというのに・・・。 国が腐敗しはじめていた。ガレスディエリエル王国の末姫ルジェは数年前から王城の喧騒を避けて一人王都郊外の月白城に暮らしていたが、母の懇願を無視することができず王城に帰ることを決めた。帰城の矢先、ルジェは月白城に侵入してきたアルスと名乗る男装の女から元護衛騎士セイレン・オルデ=デュシスの死を知った。それは王国に巻き起こる大事のほんの前触れにすぎなかった。
*造語多数。特定した時代の話ではありませんので参考にしている城や衣装などの年代・地域の統一性はありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-14 22:17:30
23674文字
会話率:49%
四方を山に囲まれた国、アークジュエル。長年周囲の他国から侵略をうけながら、一度も敗北した事がない事から『無敵国家』と呼ばれるこの国の、外国に続く四方の四街道の一つがある地域を任されているカミジール男爵家。
国のトップしか知らされぬとある秘密
を抱えたこの家には、四人の娘がいた。その三女、イーリス・ミル・カミジールがアークジュエル王国の王太子妃候補として王城に向かうところから物語は始まる。
他の姉妹に比べ容姿に劣り、髪色瞳の色も異彩を放つ漆黒。外見がほかの兄弟と大きく違う中、しかしイーリスは誰よりも領民に愛されていた。
カミジール男爵家が抱える秘密。その中枢に在るイーリスを、領民たちは敬意と羨望を込めてひそかにこう呼んだ。
――忍姫、と。
これは、忍姫イーリスが王城を舞台に巻き起こすラブス……
「それにしても迷惑ここに極まれり、ね。そう思わない? アイリス」
「まったくそうでございますわねぇ、お嬢様。殿下もすぐに私たちを家にお返しになってくれればいいものを」
……し、忍姫イーリスが王城を舞台に巻き起こすラブストーリー!
始まります!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-21 00:25:04
72809文字
会話率:34%
王太子と二人の従妹。
いつしか芽生えた恋情が三人を二人と一人にする。
それぞれの視点で全四話。
最終更新:2010-11-22 13:22:09
6913文字
会話率:27%
神様に愛されてる友達に、まきこまれ続ける人生をおくる「私」が主人公。
友達が看板娘から貴族の養女、そして王太子の許嫁へとステップアップしていくたびに、私も下町娘から貴族の侍女、王宮の下女へとゆるくステップアップ。
でも、たまにするお茶会が唯
一の贅沢という地味で平和な人生だった。
それが、ひとつのケーキをきっかけとしてすこしずつ変化していく。
お姫様との友情や、愉快な仲間との交流、まさかの恋愛を交えたほのぼのラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-03 15:13:24
144399文字
会話率:47%
勇者の血を引く者を狙う他国をおそれた大国は、勇者の妹を守るために彼女を王太子妃として召還することを決める。
作者の作品「風に舞う白銀の華」の元になった(?)と思われるモノです。
最終更新:2010-08-06 13:54:12
3508文字
会話率:31%
百年にわたる争いに終止符を打つための政略結婚。
その前夜、姫が女官と入れ替わった直後に騒乱がおきる。姫は身分詐称のまま婚約者でもある敵国王太子と逃げることに。それは両国を巻きこむ新たな争乱のはじまりだった。
逃亡劇の顛末と国の行く末は。
本
編完結。後日譚・次世代篇などあり。
旧サイト風待ちの湊(現在閉鎖)より転載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-21 23:58:17
416647文字
会話率:33%
「フィンダリア帝国史世界設定集」これは小説ではありません。キャラ設定の紹介画面と同じものとお考え下さい。本来の小説とは違います。人名たくさん、役職・肩書き等で途中分からなくなるのは…実は作者もでして、これは作者が自身でまとめている辞書ファイ
ルの改良版です。どのような方法で皆様にご覧頂こうかと考えた結果、別小説でアップしてリンクさせた方が一番見やすいと思いました。各話の最後のところとリンクさせます。分からない人名等がありましたら照らし合わせて見て下さい。人名は本編・外伝ほぼ対応。作者のちょっとした設定(部分的ですが)つき。
(『改訂・1』2009/8/17修正・加筆)
(『改訂・2』2009/12/12加筆・イラスト追加)
(『改訂・3』2009/12/30 地名(国名)、人名変更・修正・加筆)
(『改訂・4』2010/2/4 「シレジアの王太子」人物相関図・国家相関図追加)
(『改訂・5』2010/2/20 「フィンダリア帝国史」人物相関図その1追加)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-02-20 23:20:25
16935文字
会話率:6%
千年前<混沌の時代>といわれていた頃、長きに渡り争い隣国ラスベルクと戦争を繰り返してきたロイア王国。だが、次第に敗戦の色が濃厚になったロイアは王太子の戦死をきっかけにラスベルクに降伏、国王夫妻は自害をし、残された世継ぎの王女は戦火の中行方不
明という悲劇を迎える。
復仇の思いを抱く王女エリン、戦術予報士を志す天才少年アスラン、謎の少年グドを取り巻く運命は――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-28 19:02:20
7667文字
会話率:25%
「選定された生き神は、にせものだった。神殿による事実上の統治体制に不満を持つ王太子と、本物の生き神とが出会い、己の在り処へと旅をする物語。」
キーワード:
最終更新:2005-04-02 21:58:34
1532文字
会話率:12%