Moon 小説家になろう　作者検索

"月の瞳"。彼女はそう呼ばれていた。 自由を求めて強力な力を得たはずの彼女の身分は奴隷。 なにより束縛を嫌う女は、男に従う内に考えを変えていく。

「ねぇ、フィクションってなんだと思う？」 　と、夢路さん（長いお下げと眼鏡。聖典が"ドグラ・マグラ"）は言った。 「虚構ですねぇ」 　と、僕（普通の男子高校生）は言った。 「フィクションはフィクションさ。それ以上でもそれ以下でもない」 　と、鏡先輩（天然パーマの黒髪と無表情がトレードマーク）は言った。 「物語だねっ！　夢がたっぷり、素敵な物語だよっ！」 　と、詩歌ちゃん（一人称が『僕』で男の子みたいな女の子）は言った。 「ノンフィクションはフィクションだって聞いたことがあるな」 　そう言ったのは典雅先輩（茶髪の地毛に綽名が"人間失格"）だ。 ――――――物語を綴る行為はとても虚無的なものだ。現実を語る行為はとても無意味なことだ。或いは、 生を綴る行為はとても刹那的なものだ。死を語る行為はとても無機質なことだ。 　ひとつの夏の、学園ミステリ。折りたたむ>>続きをよむ

草食系男子の兼松一が、クラスが同じの三浦美月に恋をしてしまう。 そんななか、一にいろいろなトラブルがふりかかってくる。

女は追われていた。 見たこともない赤い月が笑う夜に。 約束の場所。 見た事も逢ったこともない男に言われたような場所に女は向かっていた。

魔法・戦闘・ファンタジー。 そんな単語の相応しい戦闘モノのファンタジー小説です。 そして皆様こんにちは、お早う御座います、こんばんは。 矮咲(あいさき)ですどうも← 今回は続編有りの長編としてやっていきたいと思っております！ 宜しければ御付き合い下さいませ(*ノωノ)折りたたむ>>続きをよむ

彼は走る。昨日の方がマシだった。いや、昨日が最後の幸福な時間だったのかもしれない。　学校からの帰宅の途中、彼は、彼の中に潜む妖怪の血が、ふと見上げて瞳の中に映る満月によって覚醒する！そして覚醒と同時に残虐な宴に巻き込まれ、成長していく物語。けしてこの物語は主人公がチートとなる物語ではありません。しかし彼の先祖が反則的な強さを持っていた事を理由にさまざまな妖怪にケンカを売られ、殺し合いをやり、仲間が増えていく。そんなそんな物語です。折りたたむ>>続きをよむ

普通の兵士として普通に働いていた主人公。 王国代表の勇者が倒されたせいで、なんと勇者にされてしまった！？ と言った感じのファンタジー小説。

ママが話してくれたのは１６番目のお月さまにまつわる恋物語

詩集　『カエルトコ』より ; 3

美しき孤独な吸血鬼、レイルト・フォルティンネン。 永遠の命ほど不幸なものはないと彼は言う。 ――永遠という長すぎる時間の中で、彼は何を見て、何を想うのか。 旅する吸血鬼と、彼の人生に関わった者達の手記。

唐突に失われてしまった平穏な休日。恐怖という闇が日常を蝕み、絶望が多くの人々を奈落の底へ引き摺り込んでいった。ただの一般市民でしかない晋と綾乃の兄妹は、現世に現れた地獄から生き延びるために、二人で力を合わせて立ち向かっていくことを決意する。これは、極限の状態の中で育まれる兄妹の『愛』と『絆』を描いた物語。折りたたむ>>続きをよむ

水面に移った正反対の世界へ行く事が出来るだろうか。

プロを目指すアマチュアバンドGrandCross。ヴォーカルの啓一郎は、偶然知り合った"メンバーのクラスメイト"由梨亜に心を奪われるが、由梨亜はギタリストの和希を想っているようで……。恋愛、夢、友情を絡めた人生モノ。ZEROシリーズ第1話。。※音楽モノです。PC本サイト（http://hirona.kakurezato.com）折りたたむ>>続きをよむ

彼の死を受け入れられない少女のお噺

もうすぐ七夕ですね。今年は晴れるかなぁ…

闇は太陽に隠れ、太陽は闇で覆われる。だから二人は決して一つにはなれない。哀しみの闇の中でおぼろげに月は輝く。

青白く輝く月の下。少年は大切な人を守る為、悪夢へと立ち向かう。己が闇を直視し、光の絆を感じ取る。その先に待つものは絶望か、それとも―――――純愛伝奇バトル小説

有佐真夜三十〇才。彼氏いない歴更新中の私は、日々仕事と家との往復で何の変哲もない平凡な生活を送っていた。そうあの日までは…突然現れた謎の猫耳青年。そして意味不明なゲーム…。扉を開くとそこはノスタルジー漂う世界だった。真夜は果たしてこの世界から抜け出せるのか？―‐夢を忘れた女性が色々な人と出会って失ったものを取り戻すファンタジー―‐折りたたむ>>続きをよむ

いつもならあっという間に過ぎていく帰り道。今日はいつもどうりには行かないみたいだ。でもまぁ。たまにはいいんじゃないかな。こんな日があっても。

中学生活の大半はアナタと一緒だったね。今はアナタは何をしてるのかな??

あるアパートの一室で、世間の厳しさを知らぬ青年は一人の少女に出会う。明るく、笑顔という言葉の似合う少女はしかし幽霊だと言う。やがて少女の口から聞かされた悲しい現実に青年は・・・