商家貴族オルランディ家の娘として生を受けたフランチェスカ。だが、彼女にはオルランディ家の恩恵ともいえる商才や、勉学などの多彩な才能が一切受け継がれること無く平凡な娘として十六を迎えた。そんな彼女はある一つの秘密を持つが、それも生きていく上で
は何の利点にも成り得なかった。
平凡娘フランチェスカと、彼女に恋した完ぺき青年テオドアのドタバタラブロマンス劇! 開演です!
不定期更新折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-08 01:09:48
45041文字
会話率:34%
――私のお父様を殺めたのは、私の初恋の相手だった。
ファーティマが十六歳になった年に、アケメネス女王国の女王である叔母から少女の婚約に関する話題を持ちかけられた。婚約者は、西の隣国であるセレウコス王国の王子で、レザー、という名前の少年であ
った。叔母は、今回の件が政略結婚である事実などを包み隠さずに話してくれた事もあって、すぐに了承する。その日、兄のファルザードと夕食を共にしている時に、今、アスワドがセレウコス王国にいる、と兄の発言を耳にする。自分の知る限り、アスワド、という名前がつく異性は、一人しかなかった。しかし、三年前のある日を境に、幼馴染みの少年は行方不明になっていた。
それ故に、話の真偽を尋ねた途端に、首都の宮殿でアイツを見かけた奴がいる。だから、これでアイツを殺せ、と言った兄から短剣を渡された。
ファルザードが親友のアスワドにそこまでの憎しみを抱いている理由は、只、一つ。
それは、三年前に起こった兄妹が尊敬している父親が殺害される事件が関係していた。何故なら、父親を殺した張本人というのがアスワド自身に他ならなかった。
短剣を受け取ってしまったまま、後日、セレウコス王国の首都に到着したファーティマは、レザーの護衛官を務めているアスワドと再会を果たしてしまう。花婿の王子を介しながら、幼馴染みの青年と関わる中で、彼の事が今でも好きなのだ、と再認識させられる。戸惑いを抱えている最中に、自分達が旅に出る事になった、という話をレザーから聞かされる。婚礼を挙げる前にお互いの親族の家に訪問する、というセレウコス王国の慣習がある事を初めて知る。ただ、今回の場合は、花嫁と花婿だけではなく、炊事などの細々とした事を支えてくれる者達や護衛の者達も参加する。勿論、この中には、アスワドも含まれていた。
後日、首都を出発する。旅の道中で、アスワド、レザーの二人と密接に関わるようになり、彼らと親交を結んでいる者達と交流する過程で、彼に対する二律背反の想いに激しく揺れてしまい、ファルザードの願いに対する決断を下せずにいた最中に、ある事件に巻き込まれてしまった。様々な困難を乗り越えながら、事件は解決に至った事で、父親を殺害したアスワドへの自分なりの覚悟を決めた花嫁の少女は、ファルザードの願いに対する決断を下した。
果たして、アスワドに関するファーティマが下した決断とは、一体――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-24 20:11:50
302529文字
会話率:44%
人が青葉でいられる時間は短い。
青春時代、それは人生においてほんの僅かな時間、しかし人がもっとも光り輝き大きく変わることのできる時間でもある。
恋を知らなかった中学時代、恋がなんなのか理解していないままタクミは同級生の女子に告白された。
そんな甘酸っぱい記憶も過去のものてなりかけた高校生の彼の前にやってきた転校生はいつかの少女だった。
好き?嫌い?恋ってなんだろ?
青春ラブロマンス「失恋ブーメラン」
青春時代の引き出し開けてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-13 01:14:14
30134文字
会話率:57%
「大好きだよ、ネリィ」そういって広げられた両手に腕を伸ばす。その腕の中にずっといたいと願い、交わした幼い日の約束。十年の時を経てすっかり忘れていたマルネリッタの前にその約束が姿をあらわした。約束をした相手は王弟で、彼はマルネリッタにこれから
は王宮で暮らせという。
片田舎の小領主の孫娘が、身分違いに戸惑いながら奮闘する、ヨーロッパ風異世界が舞台の、ヒストリカル風ラブロマンスのはず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-05 22:51:26
112792文字
会話率:32%
これは、以前他サイトで掲載した作品です。
少女(愛里沙)は小学2年の春に転校してきた少年(廣盛)に恋をした。しかし、その少年とは小学5年の夏に別れ約3年の片思いとして思い出の人になった。
幼い恋心は年を追うごとに夢として現れるようになり、
夢の中で一緒に成長していった。
現実では少女は色々な恋と失恋を繰り返していたが、夢の中では少年との恋心を深めていった。
大人へと成長したある日、少年は少女に別れを告げる。それは子供時代との決別か大人への決意なのか・・・・・・
少女から大人へと変わる、そして少年も少女同じように成長していた。
彼らは再び夢の中で出会うが、お互い大人になり現実世界に嫌気をさしていた元少女は現実世界へ帰ること憂鬱に思うようになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-02-11 16:19:51
4461文字
会話率:35%
舞台は少し変わった学校の物語・・・
主人公の通う学校には何故かテロ組織がある!
メンバーはこの学校で退学になった生徒達!
戦う相手はこの学校の教師達!
生徒と教師はお互い武器を手にとり、命のやり取りを行う!
何故生徒と教師が戦わな
くてはいけなくなったのか・・・
少し変わった学校を舞台に繰り広げられる本格バトルストーリー!
そして、主人公はこの学校を卒業する事が出来るのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-13 13:04:11
15247文字
会話率:50%
ある日突然、弟・拓斗(たくと)の魂が虚夢(きょむ)という巨大な闇の化け物に食われ、虚夢を倒す英霊使いの師匠グラハムと出会う。主人公・吉住奏都(よしずみかなと)は異世界の英霊学校に通うため、名前を捨てて『ミモザ』として英霊使いになる。新たな仲
間達と共に新生活が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-11 12:52:41
37173文字
会話率:50%
15才の小橋勝人は、母親美穂が昼食時に買い物から中々帰らないのに、耐えきれず、メロンパンを「雑魚でもいいから食べとくか」と食べようとするが、母美穂がピザを買ってくる。ピザを平らげたのちも腹の空いた勝人は、今一度メロンパンを「雑魚」呼ばわりし
ながらも食そうとする。ファンタジックコメディー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-08 16:04:57
2449文字
会話率:55%
『桃の花』。それは極道の子息たちが集まる桃ノ木学園でのラブロマンス。
ゲーム転生しちゃった⁉︎攻略対象になっちゃった⁉︎でも、私は女の子だよー‼︎
最終更新:2014-10-21 01:47:08
41513文字
会話率:23%
ファンタジー世界に一人のバカをつっこんだお話。主人公は本能の赴くままに行動し、周囲を混沌の渦中に叩き落とす。尚、自分も落ちる模様。ノリと雰囲気で楽しんでいただけると幸いです。また、以下の要素を含みます。※勘違い、急激なシリアス、唐突なコメデ
ィ、よくわからないラブロマンス。エログロ、汚ない表現、俺Tueeee要素。拙い文章。後おまけで実は陰鬱なストーリー。以上が苦手な方は読むのを控えた方がいいかと思います。携帯投稿のため、文章が意味不明な部分を含みます。誤字脱字、余りにも酷い表現がありましたら指摘をしていただければ修正します。更新頻度は月イチ更新くらいを目安で。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-28 11:17:22
9207文字
会話率:16%
20代の男女の恋愛ストーリー。
ごく普通のOL本城莉子(通称リコ)は若いIT社長の沢田一樹と付き合うことに。
しかし、たまたま絡まれたところを助けてもらった尾藤慎也に、リコは知らずに心を奪われて行く。
一樹からアプローチをうけながらも、
慎也のことが気になるリコ。
一方で慎也は過去の罪と傷に深い悩みを抱えている…。
これ以上はネタバレになるので、本編の展開をお楽しみいただければと思います。
※作品の展開中ではやや刺激的なシーンを予定していますのでR15指定とさせていただきます。
また、18禁表現にはなりませんが、作品の展開中、人によっては抵抗が出てくる描写が出てくる予定です。しかし、作品の核であり、コンセプトとなるため、ご理解いただきたいと思います。
作品の主題は、私が読みたい「少女漫画」です。
もともと漫画家時代に連載を夢見ていた作品でした。
普通の恋愛漫画では男性キャラのバックグラウンドが浅くて物足りなく、かといって少年誌の男の子はちょっと野暮ったいので、双方の良いトコ取りがしたいというワガママなコンセプトです。
ということで男性キャラのエピソードが通常の少女漫画の恋愛ものよりも濃いのが特徴です。
だってねえ。女の子って好きな人のことって、いろいろ知りたいじゃないですか(^ω^)。
誰も書いて(描いて)くれなかったので、自分で作ってしまいました。
あと、男性読者も一緒に楽しんで、共感出来る内容になればいいなと思っています。
ワガママだらけのコンセプトですが、趣旨にご賛同いただける方はどうかよろしくお付き合いお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-16 22:00:00
124030文字
会話率:37%
ルチア・ジョスが宇宙空間に消えて一ヶ月後、四年続いた戦争が終わった。
それまで敵味方だった工兵隊同士が、戦後、合同で宇宙機雷掃宙作戦を行うことに。参加最年少の少女工兵はそこで一人の男と出会い心惹かれる。一方でひそかに進行する事件。
ティ
ーンエージャーの恋と冒険の、ハードボイルドラブロマンス。
SFは題名通りのSwing-by Flight(スイングバイ飛行)
「あなたのSFコンテスト」参加作品折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-30 20:00:00
43605文字
会話率:49%
とある異世界『コーラリア』の物語。
世界を救う?お姫様とのラブロマンス?
そんなのは俺以外の異世界人に任せて俺は店でグダグダやるさ。
まぁとりあえずバー『ネリネ』へようこそ。
これは、異世界トリップを経験し怪我を負い冒険者を辞めた戦闘なん
ぞ皆無の主人公の日常や常連達の日常をグダグダと書いたものです。
※本編はミスター担当、そのうち出る外伝はおねんが担当です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-07 19:31:35
50341文字
会話率:31%
私が20代前半の時代の恋愛を書きました。
最終更新:2014-07-20 02:33:09
24759文字
会話率:0%
瓜生相馬(うりゅうそうま)は、見知らぬ森の中にいた。
そこで突然命の危機を突きつけられる。
命を救ってくれたのは、三人の少女だった。
そしてその少女たちは精霊術という不思議な力を使った。
相馬が辿り着いたのは、ジーナという別次元の
世界だった。
かつてジーナでは〝境界線戦争〟と呼ばれる人間対悪魔の戦争が起こり、それはかつての英雄によってジーナと魔界の境界線を閉じることにより終結された。人々を恐怖に陥れたこの戦争は〝終末の戦〟とも呼ばれる。
そして時は経ち、再びジーナに災厄の片鱗が見え始めた。
その地で相馬は戦火に足を踏み入れることになる。
三人の少女、そして相馬が世界の命運を握る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-07 23:32:21
224966文字
会話率:47%
小説家が担当編集さんのお願いで、王道ラブロマンスを書く事になった。
しかし、私生活のイライラを作品にぶつけてしまい、ラブロマンス物がどんどん昼ドラ展開へ発展していく。
小説家もなんとか元の方向に戻そうとしたのだが、イライラは募る一方、そして
出来上がった作品は自身の黒歴史にも相当する酷い物だった。
当然編集さんは受け取ってもらえず、書き直しを余儀なくされる。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2014-06-17 01:12:24
7990文字
会話率:29%
VR格闘ゲームで運営が認める公認チートの俺、なんやかんやで、VRMMORPG始めました。入院がちの彼女がいるが、美人姉妹に迫られて。
VRMMORPGのある世界のラブロマンス。
ぽい落とし話です。
最終更新:2014-05-01 10:55:00
44151文字
会話率:35%
自分がシンデレラであるという妄想に取り憑かれた少女、に振り回される義姉のシンデレラ・ストーリー。
※注1:「なんちゃって・中世~近代・ヨーロッパっぽい」物です。
※注2:シリアスなラブロマンスのふりをしながら、途中でドタバタコメディ的表現
が多分に混じります。
※注3:途中、意味深な表現が出てきますが、カップル成立までの軽いお話ですので、お月さま的要素は皆無です(作者に情緒的表現の能力が無いため)
※注4:身体的・外見的特徴を揶揄するような表現が出てきます。身長と体型に対して特に御不快に思われる方はご注意下さい。
※注5:お話の流れ上、流血・痛い表現が出てきます。苦手な方はご注意下さい(血を見て腰抜かす作者のギリギリセーフな表現を心がけています)。
※注6:今、気付きましたが、お相手男性が全然出て来ない(011:にてようやく登場)これって恋愛……?カテ違いかしら……(汗)
※※※無事、完結致しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-17 00:00:00
51000文字
会話率:27%
壇頑は港町署刑事課捜査2課に勤務する30代半ばの刑事だ。
彼の捜査対象は常に所轄管内の殺人事件が対象になる。桜木優美子巡査が彼の相棒だ。
まだ幼さが残る20代半ばの生真面目な正義感を持つ優美子に対して壇は捜査の上でも、女としても彼女を半人前
と評価している。
そのため壇は優美子を性的対象としては除外視していると自分では思っている。
しかし、本来キャバレー通いが大好きで女性が好きな壇刑事は女性と密着したシチュエーションなどが発生してしまうとそれが勤務中の優美子相手であっても理性のタガが外れてしまい、
勤務中にも関わらず優美子に挑みかかってしまう悲しい男の性を持ち合わせているのだ。優美子は壇のベテラン刑事としての経験に一目置いてはいるものの、
彼の戯れの性の相手にさせられることについては断固として否定している。そんな二人が考古学遺跡の発掘現場で起きた女子大生殺害事件に挑む。
港町大学の下鴨考古学教授の指導の元行われていた発掘なのだが、彼は神の手を持つ発掘者と呼ばれて次々と考古学上の新発見を続けていた考古学界の注目の人物だった。
彼は以前から発表を予告していた恐竜の化石の発表をこの殺人事件のタイミングで中止する。港町は彼の遺跡を観光名所として全国に広告していく事で町に人を呼ぶことを考えていた。
そのため、神の手を持つ下鴨教授を全面的に後押しして町を盛り上げていこうと考えた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-23 23:04:50
72040文字
会話率:53%
よくある王子が姫を救う話。※変人注意(注意してどうにかなる話ではありませんが)
依頼人である王子に頼まれて、姫を救い出したまではいいのだけれど。
なんで俺が求婚されて、その上王子を狙う刻龍って奴らから守らなきゃならねぇんだ。
つか、アンタ
本当は護衛いらねぇんじゃねぇの?
ーーというかなり口の悪いツンデレ男装拳闘士のリンカと腹黒王子のラブロマン……ス?
本編完結しました。
時々外伝とか増えます。増える間だけ、連載中、です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-10-30 00:00:00
162230文字
会話率:32%