原っぱに独り寝転んで、片手を空に伸ばす。
その手に作られた陰影が、ほんの少し、心を刺した。
大事な人をなくした人の、胸を切なくさせる物語。
最終更新:2015-10-04 22:29:15
744文字
会話率:28%
狼族リュカーオーン家・長男リトアと、血族の陰影隊・大神の禁断の恋――。
※MATTO-A5に登場するイチゴとブドウ、二人の両親の話になります。
長編のつもりはないので、一話一話短いです。
最終更新:2015-03-21 12:43:18
43833文字
会話率:49%
宵空には蒼く大きな月。その姿を映す目の前の湖も森も、すべてが繊細な蒼い陰影に浮き上がっている。
全てが蒼い星の夜になにがおこったか。
最終更新:2014-12-05 23:04:08
3940文字
会話率:41%
夜の森を歩き、そこで大事な何かを見出そうとする航輔。
闇の底で、絶望に見舞われながら過去の陰影を求める〈僕〉。
名前の知らない女の子を巡って、二つの物語が融合する。【中編小説】
最終更新:2014-06-15 18:30:07
34896文字
会話率:24%
幼い頃最愛の兄を事故で亡くし、両親も他界した少女、柳田朱音(やなぎだ あかね)。彼女の思う事はただ一つ「兄は何故死んだのか、どうして死んだのか」。そんな彼女の側にはいつも普通の人間とは違う空気を持った少年少女が居た。黒魔術大好きの少女。ケン
カ、遅刻、サボりが当たり前、5日でその地域をシメたと言う伝説を持つ不良。凄腕のゲーマーの少年。
朱音はこの少し変わった3人とごく普通の?生活をしていた。
しかしある日、朱音はとある噂を耳にする。
「どんなに不可能な事でも叶えてくれる店があるんだけど、誰も場所を知らないんだって」
それから数日後、朱音の家にいかにも怪しげな男、四月一日・陰影(わたぬき・いんえい)が現れたた。
そして彼はこう告げた。
「事故のこともそうだけど、僕は僕達は君を探して居たんだ。君は自分が何者なのか知ってる?」
四月一日の言葉の意味とは、彼は一体何者なのか?四月一日との出会いが朱音達の運命を大きく変える折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-11 17:01:22
13168文字
会話率:54%
不治の病に冒された女性の病室に現れた死神と名乗る青年。
魂を糧に、彼は異界から現れる異形を狩る。
※自分のサイトでの掲載、及びリンク先投稿サイト様でも掲載しています。
最終更新:2012-01-07 23:03:00
8108文字
会話率:28%
作者:raki
大学生の京介は大学の元先輩で怪談作家の一色とともに翳霊寺という寺院を訪ねる。 そこには「障翳の間」という決して入ってはならないと伝わる部屋があった。「障翳の間」成立の秘をめぐる、夏の京都の怪談噺。
*ブログ・他サイトで
も掲載します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-08 17:00:00
11253文字
会話率:45%
この世界には、『影』がありました。この世界には、『陰』もありました。しかし、この世界には、『光』がありませんでした。それが、当たり前だったのです。この世界では、そうでなくてはいけなかったのです。
そうでないものは、皆、皆――。
狂った世
界を変えようと抗う、命達の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-02 23:40:31
3785文字
会話率:24%