ある小さな国の港町。怠け者のサンゴはいつも海を見ています。
そんな日常に、ふいに、とある少年が現れました。
自分と同じ、サンゴ、という名前の少年。
病気の少年の話す異国のお話に、どんどん夢中になるサンゴでしたが……。
この小説はカクヨ
ム、ノベルアッププラスにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 05:46:57
1577文字
会話率:34%
ひとりぼっちの精霊さまと、そんな彼を見つけた天使さまのお話。
いつか、いなくなる時を怯えて過ごさないために。
悲しみを指折り数えて待たないために。
「もふもふを知らなかったら人生の半分は無駄にしていた」内に出てくる精霊さまの童話を書き起こ
したものです。
これはこれでひとつの童話として書いています。もちろん、本編を読んで下さっているとより深く楽しめると思います。
*漢字、平仮名が不自然に混ざっているのは敢えてなので目を瞑ってくださると幸いです。
カクヨム様でも投稿しております折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-11 22:00:00
1120文字
会話率:3%
ハムスターに似ているから「ハム君」。公太郎はみんなにそう呼ばれている六歳の男の子。
ある日、妹と二人お使いに出かけた先で、道に迷います。夕立にあい小さな、小さなお稲荷様に駆け込んで雨宿りをします。夕立が雷雨となっていく中で心細くなっていくハ
ム君。
そんな中、煙管で煙草をくゆらして、人の言葉を操る不思議な蛙に出会います。蛙は妹が事故にあわないように気をつけた方がいいとハム君に忠告しました。
その後、ハム君は蛙に会うため、何度もあのお稲荷様を探しに行きましたが、あの場所を見つけることはできませんでした。
小さな兄妹が、その不思議な体験を忘れたころ、ハム君の妹と母親が交通事故にあい、危篤状態となります。
心配と不安のあまり眠れない夜、ハム君は雨の日にお稲荷様で出会った不思議な蛙の忠告を思い出します。二人を助けたくて、いてもたってもいられなくなったハム君は、夜中こっそり家を抜け出し夜道を一人駆けだします。蛙に会うためにお稲荷様を目指します。
そうして、ハム君の不思議な冒険が始まるのでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-28 17:49:14
20575文字
会話率:41%
ひょんなきっかけで迷い込んだ山里で、雑誌記者の「わたし」は、おばあさんから不思議な話を聞いた。七つ並んだ<こだま石様>にまつわる物語のはてに、「わたし」がたどり着く真実とは……。全三話、約9000字。
本作は、霜月透子様、鈴木りん様主催『
ひだまり童話館・7周年記念企画』参加作品です。選択したお題は「7の話」です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-22 10:41:20
8910文字
会話率:28%
山の畑で育った、個性豊かな豆の兄弟たち。ふもとの平原を目指しますが、無事にたどり着けるのでしょうか?
ひだまり童話館さまの「開館7周年記念祭」参加作品です。お題は「7の話」と「にょろにょろな話」。
どうぞお楽しみくださいませ。
最終更新:2022-02-22 07:22:14
1913文字
会話率:3%
世界は3歳児みたいな小人さんで回っているらしい。
突然、俺はそれが見えるようになっちまった。
この小人さんどこか愛嬌があって憎めない。
俺はそれを見ていると飽きない。
そんなほっこりする童話です。
最終更新:2022-01-17 08:58:22
9641文字
会話率:32%
はてしなく広い夜空のどこかにある、星の国。
そこで数年に一度開かれるお祭りの夜には、世界中のお星さまが人々から託された願いごとを持って集まります。
そして集められた願いごとは、星の王さまの力によって叶えてもらえると言われているんです。
でもどうやらお祭りに遅れてやってきた、うっかりさんのお星さまがいるみたいですね。
はたして彼の持ってきた願いごとは無事に叶えてもらえるのでしょうか?
本作は「冬の童話2022」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 23:07:54
7022文字
会話率:35%
雪のつもる、さむいところに、キツネの親子が、すんでいました。子キツネは、お母さんキツネに、教えてもらいました。「ながれ星を 見るとね おねがいごとが かなうのよ」ある夜、子キツネは、ながれ星を見つけました。「きえるまでに、3回、ねがいごとを
、言わないと」子キツネは、ながれ星を、おいかけました。 ☆☆☆☆☆「冬の童話祭2022」参加作品。テーマは「流れ星」 幼年、児童向けのため、文字数は原稿用紙10枚前後。朗読、読み聞かせ前提のため1500~2000文字まで。漢字の使用は小2で習う漢字のみ(『流』が小3なので使えず!)。句読点多めの、分かち書き。 なろう小説としては、面白くないです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-13 21:13:09
1997文字
会話率:66%
ビロード色の世界から生まれる水の子キラリ。
水の子キラリが、ヒトの子として生まれかわるまでのしんどいけれど、ほっこりするお話です。
最終更新:2022-01-03 07:31:05
5399文字
会話率:17%
ミオちゃんが一年に一度だけ、流れ星を見るチャンスがあるのは今日の大晦日だけです。
大晦日は大人と同じように、子供も夜遅くまで起きていていいからです。
でもミオちゃんは毎年、眠くて眠ってしまいます。
そんなミオちゃんが今年は必ず見るとママに言
うのは何故なのでしょう?
ほっこりしていただけましたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 08:57:50
2315文字
会話率:65%
お星さまが光る、空の河の中でひとりの少女が熱心に仕事をするお話。流れ星は願いを叶えるをテーマに、こんな話があったら面白いなと思ったので、少しほっこりすれば嬉しいです
最終更新:2021-12-16 01:00:30
1245文字
会話率:100%
雪が降る静かなクリスマス。暗い森に流星の如く降りたったサンタとトナカイたちはランタンの光に導かれ、いきなり目の前に現れた、光に包まれた不思議な教会。他に休む場所もないので、彼らはその教会に寄ることに、
中に入るとそこには「カプリとラムル」と
いう小人がふたり。サンタたちを目の前にし、目を輝かすふたりはサンタたちを全力でもてなす。温かい料理に温かい飲み物、美味しいケーキ。トナカイたちには野菜をあげて、ブラッシングで体を労わる。
しかし、サンタたちは不思議だった。何もなかったはずの雪原の森に現れた教会はどこからきたのか。そして、なんでも作って、手厚くもてなしてくれるふたりは一体何者なのかと。
ー帰り際、クリスマスの日付が変わる前にサンタはふたりに特別なプレゼントを贈った。
ーふたりの正体、そしてプレゼントの中身とは。奇跡の夜に起こった想いと想いの物語。
子供の頃に夢見たサンタさんとの出会いにほのぼのとしたかわいい彼らにほっこりしてもらいたいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-16 00:00:00
2494文字
会話率:74%
十七歳のある日、大好きな父親と別れ、生まれ育った家から、期待に胸をふくらませて旅立った主人公ワ。その目的地は、遥かかなたにかすかに頭を覗かせている山の、その向こうにあると言われている楽園です。
山を目指して旅をするという生涯を通して、様々な
人との出会いや交流、別れを経験する主人公。そして、彼は果たして、山の向こうの楽園に無事たどり着くことができるのでしょうか。
ノスタルジックな世界観、童話風のほのぼのとしたストーリー展開の中に、人の温かさ、寂しさ、切なさを散りばめ、生きる意味とは何かを表現してみました。
生きることが辛いと感じる全ての人に、少しでも自信と勇気とほっこりした気持ちを届けられればと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-24 21:36:39
288079文字
会話率:51%
本作は「アトピー性皮膚炎」「アレルギー」をテーマにした絵本原作となります。
生まれながら全身に酷いアトピーを抱えているぼく。
かきむしり、かさぶたができてもはいでしまい、血がたくさんでる。
以前から食事を改めるように医師からは指導
を受けていたママ。
だが、ぼくはママがつくったたまごやきが大好き。
そんなある日、町で有名な医師に出会い、食事を半ば強制的に変更される。
怒るぼく、息子を心配して泣いて怒るママ。
二人の親子が出したアトピーとの付き合い方とは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-24 12:01:15
2047文字
会話率:19%
思春期を迎えて、友達も一人もいない僕。
人を信じられず、孤独の人生に絶望し、死ぬことを考える。
毎日、マンションから飛び降りようと望むが、叶うことはなかった。
そんな人間不信になった僕に現れたのは、眩しぐらいの若い青年だった。
その人の名は
先生。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-06 13:29:24
3167文字
会話率:20%
ステラ・マリス行きの星間汽車は、まもなく発車時刻を迎えようとしていた。
あたしは、夢から夢へと渡る月長石の切符を手に、あの星へと向かうんだ。
――ほんわか童話風の物語。
最終更新:2021-03-07 23:39:44
3774文字
会話率:34%
森でひっそりと暮らす動物達。
キツネのアラタの結婚式当日、友人のタヌキのアヤマの式の招待状がなくなってしまいます。
招待状がないと、式に参加出来ません。
何故無くなったのか、2匹は招待状を求めて森中を探していきます。
見つからない訳、
2匹のやってきた行為、意外な黒幕。
ほっこりとする童話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-13 23:58:14
3985文字
会話率:41%
しろいのとくろいのが出逢う
夜の日を探すために
「くろいの!ぼくを信じて!
一緒に夜の日を探しに行こう!」
しろいのとくろいの
湖の石像
太陽
月と星
嵐
これは、夜の日を探すための物語
最終更新:2021-01-13 10:49:56
8310文字
会話率:36%
ゆきちゃんは、捜し物を探すのが得意な女の子。
いつもひとりで町に出て、たくさんの捜し物を探しています。
今日はどんな捜し物があるのかな?
最終更新:2021-01-12 20:46:43
2740文字
会話率:47%
クマはもやもやしていた。
学校で友達と遊ぼうとすると、みんな離れていってしまうから。
どうしてだろう?
僕はみんなと遊ぶのが好きなのに、みんなは違うのかな?
探してみよう、その理由を。
ちょっとほっこり出来る。そんな「さがしもの」のお話。
最終更新:2020-12-31 12:58:52
1180文字
会話率:21%
ある冬の夜、猫たちは魚の缶詰をめぐって、かくれんぼを始めます。
子供も大人もほっこりできるような童話をイメージして書きました。
最終更新:2020-12-26 20:42:57
2997文字
会話率:44%