短距離走でオリンピック出場が期待されていた高校生アスリートの大島俊介は、授業で行っていた徒競走の際、クラスメイトの海藤明の転倒に巻き込まれて足首を負傷。選手生命を断たれてしまった。
落ち込む俊介を見た父親の哲郎は、身体を使わなくても出来
るeスポーツを一緒にやろうと誘う。
最初は乗り気でなかった俊介だが、VRでプレイ出来るMMOアクションRPG『ソウルディバイト』の対人戦にのめり込んでいき、大会の出場を夢見るようになる。
一方俊介を怪我させた事で転校を余儀なくされた明は、ヴァルサスと呼ばれるソウルディバイトの熟練プレイヤーだった。
ある日、明がPVPエリアで対人戦をしているとボルトというプレイヤーに出会う。
その正体は俊介であったが、二人は互いの正体を知らずに交流を重ね、友人となる――。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-10 17:26:51
97514文字
会話率:34%
HSS(Homo-sapiens Sonic Sprint)は倫理的解放を受けた5kmの短距離走である。
機械化、遺伝子操作、生体移植、薬物強化等のあらゆるドーピングが許され、ルールは体長が2.5mを超えないこと、四肢を有すること、地面を駆
けること等の人間的性質を備えた人間的手段に依っていることに限られる。
優勝者に与えられる景品はDNA提供者百万人の命。
僕の幼馴染みはそのDNA提供者に選ばれてしまった。だから、僕たちが勝たなければ彼女は新人類に食われることになる。
僕は走って欲しいと彼に言い、彼は卑屈に笑いながら立ち上がった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-02 22:49:33
11604文字
会話率:25%
紀元前464年、古代ギリシャ、オリュンピアにて――
古代オリンピックにかける男たちの意地と情熱がぶつかり合う。
競技祭の花形「スタディオン走」で勝利の栄冠を勝ち取り、ギリシャ最速の称号を手にする者は、はたして誰か?
※史実とされてい
ることにもとづいたフィクションです。
※「描写力アップを目指そう企画」においても、同作品を公開しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-10-02 20:15:21
2003文字
会話率:18%
『仕事をクビになったら、異世界から来た女の子を捕まえることになった』のパラレルワールド設定です。
よろしければこちらもどうぞ
https://syosetu.com/usernovelmanage/top/ncode/1184446/
木崎は、昔から身体を動かすことは好きだった。
小、中学校では常にさまざまなスポーツで一番であったし、高校でも劣らず上位におり、部活は頼まれるまでもなく掛け持ちをしていた。
警察に入ってからも短距離走や長距離走では自分より速い者は少なからずいたが、好きな気持ちだけでは負けていなかった。
短距離走も人より多く本数を走れたし、長距離走でも一定の時間休憩を取ればまた走ることができた。
そんな中で自分は身体を動かし続けることが好きで得意なんだと自覚するようになった。
人事考課の際にもいつも抽象的な表現で希望部署を提出していた。
「もっと身体を動かせる部署へ異動したい」
念願の異動願いを聞き入れられた現在、少なからず後悔していた。
彼が配属されたのは「実在空想物対策課」
木崎が追うホシは人が創りし、人為らざる者。
様々な思いを抱え、後悔をしながらも木崎は今日も走る。
京都の平和を守るため折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 08:15:41
10113文字
会話率:44%
陸上競技場で起きた不慮の事故により、相模幸助は視力を失った。
栄光を失った相模に待っていたのは冷たい現実。批判や中傷は勿論、友として接していた相手の心無い本音が相模を襲う。
故に彼は孤独だった。
真っ暗な視界の中に見えた孤独に絶望した
相模の前に現れたのは、同じように孤独を知る花崎いろはだった。孤独だからこそ二人は素直なままでいられた。
けれど、やがていろはは相模の絶望を知る事に……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-13 11:26:22
56015文字
会話率:37%
歴史というのもは同じ事が繰り返して起こるように感じるが、実は繰り返してはいない。
反復して見えるその行動は実は意味を強調し、打ち立ててる力を持つ。
そしてその反復運動の先に歴史の美学が生まれるのだ。
初めから終わりまで全速力の短距離走のよう
に執筆したこの作品をどう感じるのか、刮目して頂きたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-11 01:31:21
15093文字
会話率:3%
高校二年生の少年、鵠沼剣一(くげぬま けんいち)には『天才』と呼ばれる二歳下の弟、鵠沼盾二(くげぬま じゅんじ)がいた。剣一は自身の存在を確立させるために盾二に短距離走の勝負を挑み続けるが、一度も勝利を掴みとれずに敗北を重ねる日々を送る。
しかしそんな剣一の前に同じ高校の三年生、町針楓(まちばり かえで)が現れ、『私はお前の下僕となる』と宣言し……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-05-06 19:05:41
84421文字
会話率:54%
福岡は今AKBファンにとっては熱いのかな?
最終更新:2015-06-05 14:58:29
858文字
会話率:70%
小さなころ母と妹の愛と、悲劇の生き別れをした佐藤翼。
だがそんな境遇にもめげずに、翼は短距離走者として期待されていた。
あの日がくるまでは・・・・。
最終更新:2015-02-02 21:04:49
735文字
会話率:0%
あなたは、運動会が楽しみでしたか?
私は、この上なく緊張して運動会を迎えたことがあります。
最終更新:2014-11-12 05:24:50
469文字
会話率:8%
美開小学校に転校してきた三香子。友達もできて、すべてが順調だった。しかしある時を境に、少しずつ周囲が変化し始める。そんななか、なんとしてでも運動会の選抜リレー選手になりたい三香子は“ある事”をしようと決心する。
最終更新:2013-10-30 00:48:42
9109文字
会話率:16%
俺は、陸上の短距離走者だ。
最終更新:2013-10-01 00:00:00
1362文字
会話率:24%
西暦2100年。
人類は、機械による個人飛行を実現していた。
《Space Sonic》と呼ばれる飛行機械によって、最高時速200km超による、短・中距離の飛行が可能となったのだ。
ハンドボールやドッジボールに応用されることで、スポー
ツとしての一面も見せ、それに伴って《Space Sonic》の性能も凄まじい向上を見せる。
そして、スポーツの中で、最も単純な動きの『陸上競技』に応用された途端。
競技人口が、爆発的に増えた。
その種目は、短距離走。
これは、愛すべき彼のために地上へ墜ちた――――可憐な堕天使の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-04-11 01:02:52
20449文字
会話率:31%