――この世界は残酷だ。
決して特別なことではない。どこにでもありふれた、それでいて目にしたくない光景が、幼い少年の目の前にあった。何の罪もない少女をに対する意味の無い理不尽が、そこにはあった。
偶然訪れる、少年の少女の邂逅――しかし
、少年は理不尽に立ち向かい、戦うことは、なかった。
少年の心にはずっと、その時の後悔があった。
――コウちゃんが、白馬の王子様だったらよかったのに――
――ごめんなさい――
――もう後悔はしたくない――今度こそ、戦う――!
――自分のこと、ちゃんと好きになりたい
世界は流転する。少年も、少女も、その運命を巻きこんで。
というわけで、内容はタイトル通り王道(?)の異世界冒険ファンタジーです。
ただし、標準的ななろう仕様の異世界ファンタジー小説のよりも、難易度は『やや』ハードモードに設定されています。またそれに伴い、チート要素、無双要素、俺TUEEEE要素は非常に少ないです。ご了承下さい。
青少年に悪影響を与えない健全な描写を目指していますが、バトル要素を含む小説の常として一般的な暴力描写は散見されます。ご了承ください。
タイトルの雰囲気を真に受けた方は『詐欺だ』と思われるかもしれませんが、ご了承ください。
誤字脱字は極力無くすことを目指しますが、校正ソフトと著者の日本語力の水準が(以下略)ご了承ください。
とりあえず、色々とご了承ください。
※筆者として納得のいく出来にはなっていませんが、諸事情で暫く(おそらくはあと数年)書き直す予定が無いため、ひとまず暫定的完成版(仮)として掲載します。
※本日7/6より一時間毎に書いている部分投稿します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-07 02:00:00
64427文字
会話率:31%
ここに語るは、名も無き世界を駆け巡る、ある二人組みの旅路についてだ。
一人はカイナといい、白い髪に紅い目をした心優しく、また武術に優れた好青年だ。彼曰く、《バイク》という大小様々な金属や鉱物で組み立てられ、地を駆けることができるあまり見
かけない大きな機械を有しており、それに跨って旅をしていた。
もう一人は、その青年に付従しながら武術を教わっている弟子で、リオトと名乗っていた。こちらは少し性格に難があり、たびたび粗相を起こしてしまう性質であったが、師を心から慕い、どこにでも付いて回った。
二人は、旅路の途中で出会った人々に旅の目的を訊ねられては、大抵決まってこう返していた。
《世界の果て》をこの目で見ることだ、と。
それを聞いた人々の大半が首を傾げるのだが、二人がそれを気に止めることはなかった。
風の向くまま、気の向くまま。
幾度となく立ちはだかる危険も顧みず、《世界の果て》をこの目で見るため、二人は今日も旅をする。
その先に何があるかなんて、思いもせずに───。
冷静沈着な師匠と戦闘狂の弟子が織り成す冒険活劇型王道(?)ファンタジー!
別サイト様で掲載させてもらっていたものの完全リメイク版です。
感想やアドバイスもらえると小躍りします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 15:06:41
294092文字
会話率:38%
勇者が魔王を倒して20年の月日が経った。僕らが知る勇者が戦っていたという事実は、既に歴史として本に収められている過去の遺物にすぎない。
「勇者はポーションが好物だったらしいわよ」
「あ、これか? 滋養回復にいいとしか聞いてないけど」
僕は紙のコップを手に取り、中に入っている液体(ポーション)をのぞき見て、それからストローを使って啜った。
「これなんかは何倍も薄めたものみたいだけどねー」
「んー。普通においしいけどな」
「『天才って、何だと思う?』って、昔聞かれたんよ。知らないおじさんに」
「知らないおじさんに!?」
「なあ、天才ってなんだと思う?」
「え……勇者じゃない?」
異世界から転移してやってきた勇者と、それからその仲間たちと、ついでに僕が織りなす世界をも巻き込む(王道?)ファンタジー。
「いつかまた新しい魔王が誕生したら、僕が討伐しに行くよ」
「はははっ――はははははははっ」
微笑みなんて言葉は生易しい――これは爆笑だ。
「無理無理無理――ははっ! おなか痛いっ!」
「馬鹿にしすぎでしょ!」
「やれるもんならやってみな――はははっ!」
『君は紛れもない――天才だったよ』
――世界はまた、生まれ変わる。
※1月8日 完結。
※短編予定だったものですので、あまり長くはありません。
※7月31日 ハッピーエンドVerを更新いたしました。10話まで進んだところで分岐が出来ます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 09:00:00
92994文字
会話率:29%
11月18日。現実世界から異世界へ1万人もの人々が召喚された。見ればらしい異世界がそこに存在した。不思議な外観の街の外には様々な魔物。それに対して魔法や剣で戦う人達。そんな世界の中では、1万の召喚者達は無力だった。しかし、その中の一握りしか
いない特殊能力を持った『異端者』となった者たちもいた。その1人、ある意味最強だし、ある意味最弱とも言える能力を手に入れた16歳の少年大和勇希。大和は自身の能力に困惑しながらも自身の『正義』の貫き通す為に戦い続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-12 17:21:16
56614文字
会話率:46%
”剣の家”と称される名門ヴェーダ家の出身であるイェンス・ヴェーダ。彼は軍の任務中に、調香師ルジェーナと出会う。ルジェーナは香りだけで、懐に入っている毒物に気づくだけでなく、その原料まで当てられるほどの超人的な鼻の持ち主だった。
彼女のおか
げで、その毒物にまつわる事件は解決したのだが、一般人が首を突っ込みすぎだとイェンスは納得がいかない。しかし一度だけのことだとあきらめていた。
それなのに、ルジェーナの事件に首を突っ込みたがる性格のせいで、イェンスは何度もルジェーナを止めるべく軍人としては管轄外の事件に巻き込まれていく。
とにかく無茶で危なっかしいルジェーナを放ってはおけないイェンスだが、彼女とかかわっていくうちに、彼女が追い求めている”真相”と彼女自身の”正体”を知る。
香りが真相を明かす。軍人×調香師の王道(?)ラブミステリー。
あるいは時々、ツンデレお姫様と皮肉屋で素直になれない近衛のちょっとイライラすれ違いラブストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-29 00:00:00
418909文字
会話率:46%
交通事故によって、私には三年分の記憶がない。
記憶を失っている間の私は、どうかしていたに違いない。なぜか、嫌いだったカイト・シンフィールドのことを”カイ”と呼ぶくらいには仲良くなっていたらしい。
友達は私の記憶が戻ることを願うそぶりを見せる
が、なぜかカイトだけは私の記憶を戻さないように仕向けている。それに、私の記憶にあるカイトと違い、彼はなぜか妙に優しい。
交通事故で亡くした母。そして母との記憶のすべて。そして、事故までの三年間の記憶。
私がそれを思い出したとき、カイト・シンフィールドの不器用な”やさしさ”を知ることになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-21 18:21:03
13195文字
会話率:50%
異世界モノのラノベ好きの主人公セイタは、とあるきっかけで異世界(?)に!?
最初は喜ぶお調子者のセイタだったが……。
自身初の異世界モノです! 一応王道(?)のはずなのでよければ読んでくださるとうれしいです!
(更新は不定期ですが、ショ
ート長編(なんか矛盾してますが)として書きますのでどうぞよろしくお願いします)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-01 01:37:46
25588文字
会話率:38%
なにをとっても平凡な女子生徒 大竹 明菜はお使いの途中に自分に秘められた《ある力》を目覚めさせてしまう
そう、その力とは炎熱を自在に操り、人間に仇なす怪物を焼き尽くす力だった
やがて日常から非日常にシフトしていく彼女の日々!
芽
生える友情
そして…
王道(?)ヒーローファンタジー!
乞うご期待!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-27 12:59:33
6310文字
会話率:12%
いつかの物語が追いかけそして去る。
ままならぬが故の異世界の神々のお話!
そしてそれに巻き込まれる日本人の、
二十歳過ぎの平凡な女。
王道(?)のありがちな異世界ものです。
初めての小説投稿で、
誤字や書き方がおかしい所は、
すみません頑
張ります。
第七層にようこそ異世界の人間折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-05 19:00:00
49391文字
会話率:15%
大学1年生のブサイク2人組が、先輩命令で心霊スポットに
幽霊は出てこなかったが、2人を待っていたのはよくあるファンタジックな異世界!
2人は異世界であんなことやこんなこと…(見切り発車だから具体的に言えないなんて言えない)
2人は異世界
でなにをするのか?
2人の運命は!?
異世界王道(?)ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-07 02:32:56
9285文字
会話率:63%
見ていてもどかしい幼馴染関係の二人による、想いのすれ違いが交差して勘違いが勘違いを起こして面白いことになる話……の続き。
最終更新:2015-06-16 21:00:00
18563文字
会話率:59%
見ていてもどかしい幼馴染関係の二人による、想いのすれ違いが交差して勘違いが勘違いを起こして面白いことになる話。
最終更新:2015-06-15 21:00:00
9635文字
会話率:48%
夢を叶えるために旅を続ける青年と、ひょんな事から共に旅をすることになったお姫様のような女旅人。
この二人が歩む道の終着点にあるモノとは果たして……?
剣と魔法(+α)が飛び交う世界を描いた王道(?)ファンタジー物語ここに開幕。
最終更新:2015-06-12 02:24:41
16442文字
会話率:54%
首国護衛団に配属しているユウトは行方不明になった班のメンバーであるシンヤを探していた。シンヤはなぜ行方不明になったのか?そもそも首国護衛団ってなに?誰が作ったの?魔界ってなに?!壮大なストーリーの謎を紐解いていく事で出会う数々の仲間たちと繰
り広げていく笑いあり人情ありシリアスありバトルありバトルありバトルありの王道(?)ファンタジーです。主に人類サイドで話を進めます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-29 14:25:41
63745文字
会話率:40%
俺は友人のBに、国語の試験対策として勉強を教えてやることになったのだが……。
最終更新:2015-01-29 15:42:31
4100文字
会話率:65%
魔法使いの少年、俺ことリク・アースランドは盗賊討伐の依頼を受けて、とある森に向かっていた。その道中、黒髪の少女が倒れており、しかも魔物に囲まれていた。そんな少女を助け、目を覚まさせる。そして目を覚ました少女の第一声は「貴方が私をこの異世界
に召喚した魔法使いさんですかっ!?」だった。どうやら俺はとんでもない奴(ばか)を助けてしまったらしかった。
自称異世界から来た少女、ミソラ。この少女との出会いが全ての始まりだった。
異世界召喚された者に出会った者の視点から描く、少し変わった王道(?)ファンタジー。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-21 20:24:49
106437文字
会話率:52%
記憶を失くし、砂漠へ降り立った楓。
自分が何者かを探す旅の中で信頼できる仲間たちと友情を育む(予定)。
果たして彼女は何者なのか。
真実を知ったとき、仲間たちはどうするのか。
乞うご期待。
※シリアスになりきれないシリアス&コメディー
※べったべたな王道予定
※週1投稿予定(予定は未定)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-15 20:42:27
6691文字
会話率:48%
妹大好きな大学生、斉藤晴斗。
彼がコンビニへの道を歩いているその時、運命は動き始めていた。
「早く、楽にして」
突如聞こえた声が誰なのかは分からない。
「待ってろ綾、今助けに行く!」
それでも手を伸ばす。その先に見えたのは確かな希望。
なの
に目を覚ませば見知らぬ場所……彼は一体どんな物語を描くのか。
異世界系の非王道(?)かもしれないファンタジー小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-25 22:36:24
6662文字
会話率:10%
男になった女の子と、その幼なじみの王道(?)ラブコメ
※只今、1話のみ修正済み。今後、2話以降を修正します。
最終更新:2013-06-19 00:04:46
8859文字
会話率:47%
あれです、いわゆる異世界トリップ。そんなものを経験してしまった普通の女子高生が、無理やりイケメン五人の逆ハーを築かれ、王道(?)な異世界ライフを送っていく。そんなお話。
最終更新:2012-12-02 00:00:00
53336文字
会話率:43%
身代わりとして売られていった友を捜す為に、皇都随一の遊郭”溟楼庵(めいろうあん)”を訪れた佐波(さわ)。偶然居合わせた火事で一人の少年を救ったことから、佐波はある陰謀に巻き込まれてしまい…異世界遊郭綺譚。
*見た目平凡系ヒロインが(肉体的に
)痛々しい目に遭います。苦手な方はご注意ください。王道(?)ヒーローのようなヒロインがお好きな方向きかもしれません。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-08 18:35:07
164644文字
会話率:31%
俺の名前は桐原拓斗。
まずはじめに言っておくが、自分は勇者なんて大それた男じゃない。
フツーの高校に通う、いたって普通な15歳だ。
だから魔王と異世界を冒険するなんてことできるはずがない。
それなのに、どうしてこんなことになってしまったんだ
!?
王道(?)ファンタジーの幕開けです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-23 17:13:10
2445文字
会話率:20%