――桃太郎はもう、昔話なんかじゃない。
むかしむかし、あるところにおじいさんとおばあさんがおりました。
おじいさんは山へ、しばかりに。
おばあさんは……川で桃尻をした男の子を拾いました。
すくすくと育った桃太郎は、なんやかんやあって鬼退
治に向かいます。
その旅の途中で出逢ったのはワンワン、と鳴くワンコ……ではなく国を追放された悪役令嬢だった――!?
「ねぇ、ちょっと!! アナタのその腰についている玉を寄越しなさい!!」
更に後を追ってきた聖女に、溺愛王子までやってきて――!?
「お前らやめろ!! 俺の股間をそんな目で見るんじゃない!!」
果たして桃太郎は、無事に鬼を退治できるのだろうか?
令和のこの時代に、桃太郎のタマタマを死守する新たな伝説が爆誕する!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-27 18:11:29
57777文字
会話率:42%
私、公爵令嬢リリアンヌは婚約者の王子様とのお茶会の席で突然前世の記憶を思い出した。
日本に生まれて、高校の同級生と結婚して、一人の男の子を産むも、その子が2歳の時に幼い我が子を残して死んでしまった、という1人の女性の人生の全てを。
思わず息
子の名前を口にすると、目の前の王子様が驚いた顔で言った。
「それは、前世の僕の名前だよ。」と。
短いので深く考えずさらっと読んでいただければと思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 13:03:22
6294文字
会話率:35%
ある日、レティア姫は夫とのなれそめが小説になったと知って——……。
結婚したけれど、結婚式典までは「恋人」として生活するお姫様とその夫の日常。
少々男女関係の知識に疎く、純情照れ屋なレティア姫。
彼女は夫に色々な意味でかなり溺愛さ
れている。
人あしらいや、女性の扱いに慣れている夫の掌の上で、コロコロ転がされ、甘やかされているとレティア姫は思っている。
しかし、逆である。不埒で純情、支離滅裂な思考回路になっている溺愛王子を、ブンブン振り回しているとは、本人だけが知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 00:04:40
75471文字
会話率:29%
森の辺境伯の長女として生まれたアリシアに、生まれて間もなく国から決められて許嫁が決められた。
「お相手のことは言えないけれど、あなたにはすでに結婚しなければいけない相手がいる」
幼いころからその言葉を聞かされながら彼女は育っていく。
どこに
行っても困らない令嬢として、一人で生きていくことになっても困らない人間として、両親に育てられるアリシア。
実は彼女には生まれながらにして不思議な力が備わっていた。
~魂の宿るものと意思疎通を取ることのできる力~
しかし、アリシアの持つ力は周りにほとんど理解されることはなく、やがて領地の民からは気味悪がられるようになっていった。
成長し辺境の地を離れて王都で生活することになったアリシア。
能力のことはもちろん、人間との交流が苦手であることを悟られずに生活し、交友関係もできた頃、ようやく彼女は許嫁の正体を知ることになる。
しかし、友人だけではなく婚約者にもそのことを伝えることができないまま、アリシアの生活環境はどんどん変化していくのだった。
■R15は保険です。
■更新は不定期です(目標はカレンダーの奇数日更新)。
■コメントとか使い方がわからないので設定できてないです。ごめんなさい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-31 12:00:00
432436文字
会話率:39%
「わたし、じゃない、わたくし、シャル、じゃなかった。アシル殿下の婚約者(悪役令嬢)として、しっかりお役目を果たしてみせますわ!」
「何で言い直した?」
「それが王太子殿下の婚約者(悪役令嬢)であるわたくしの役目ですもの!(エッヘン!)」
そんな悪役令嬢を目指すぽやぽや天然勘違い暴走侯爵令嬢と婚約者溺愛王子と巻き込まれ男爵子女の話。
「貴様、男爵家の娘の分際で俺のヴィーに付き纏うとはいい度胸だな」
「違います! 誤解です! むしろ私が付き纏われている側ですって!」
「黙れ、ヴィーを誑かす女狐が!」
「キャー!」
「逃がすか!」
「まあ! ルシンダさんったら! 淑女がそんな風に走るなんてはしたないですわよ! メッ! ですわ! お待ちなさいなー!(トテトテ)」
「ああ、ヴィー。そんなに走ったら危ないだろ。転けて怪我でもしたらどうする」
「きゃっ。離して、シャル。じゃなかった、アシル殿下。わたくし、あの方に淑女としての心構えを指導しなくてはなりませんの!」
「わざわざヴィーが気にかける必要なんてないだろ。あの娘のマナーが無様で目障りなら、適当にマナー講師を用意するから」
「駄目よシャル。ルシンダさんの相手は、王太子殿下の婚約者(悪役令嬢)であるわたくしの役目なの。だから離してちょうだいー!(ジタバタ)」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-26 22:47:35
89945文字
会話率:33%
ここは、ウィジェット王国。
カステッロ侯爵家の庭にある御神木は、その昔、カステッロ家の祖先が魔法使いからもらったものだ。この御神木、ただの木ではない。人々に癒しを与え、カステッロ領を護っていると信じられている。
アナスタシア=カステッロ侯
爵令嬢は7歳の誕生日を迎えたばかり。
アナスタシアには、ほんの少しだけ魔力があるがそれは秘密で、、、
侯爵令嬢のアナスタシアが、王子様に溺愛されるお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-08 20:00:00
7491文字
会話率:29%
(*旧タイトル ブルースターの花束を)
璃々杏(りりあ)は日々の仕事の疲れか、度々突然の眠気に倒れたり、幻聴に悩まされていた。
唯一無二の親友に病院に連れていかれ、養生することを進められる。
そんな折に不思議体験をし、再び目覚めるとそこは
異世界だった。
突然魔法と剣のファンタジックな世界に放り込まれ、イケメンボイスの持ち主のキラキラ王子や、ハイエルフの美青年、娘を溺愛してやまない両親など周囲に翻弄されながらも、特別な力(チート)に目覚め、再び世界を救う物語である。
*少しグロい表現が入ります。予め予告しますが、苦手な方はお気をつけください。
*R指定は保険です。
*1話につき大体2000字前後です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-27 03:36:23
30932文字
会話率:42%
魔法の繁栄した世界。
ローレンシア王国の王太子、アルフォード・イル・ローレンシア。 彼はプライドばかりが高くわがまま放題の公爵令嬢、ティルリアーナ・イル・リリトアと婚約を結ぶことになる。 しかしその数日後、ティルリアーナが倒れ、
目が覚めた時には中身は別人になっていた。
そんな2人の婚約発表のパーティーで事件は起きた。
攻略対象の主人公と転生ヒロインが乙女ゲームの世界を舞台に繰り広げるファンタジーバトルラブコメ!(長い)
第2章中盤あたりまではシリアスさんが多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-06 20:00:00
83828文字
会話率:32%
ラスト王国の領地で王国からとても離れた山の中で一人の女の子が生まれました……
これは、美しく王子様に愛された死神と呼ばれた少女の長い長い恋のお話。
最終更新:2016-03-21 00:39:57
11088文字
会話率:42%
とある出来事が嫌で家出をし持ち前の魔術で魔術師として冒険者となったシエラ。ギルドの依頼をこなし報告に寄ろうとした街の近くである事件に遭遇してしまう。助けた人はなんと王族で…⁉︎なんとか関わらないようさっさと退散しようにもなぜか気に入られてし
まい…。魔術師少女×次期王様とその周りを巻き込んだハチャメチャな物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-04 16:55:00
823文字
会話率:24%