杜屋亭 食寝《くうねる》でございます。
落語というのは江戸の世からかれこれ5,600年ほど続いておりまして、外様だった父の代から噺家の末席を汚し続けておれるのは、ひとえに皆様のお陰様でございます。今後もお引き立てのほど、よろしくお願い
致します。
さて、これだけ長い歴史を持つ文化だと古典というものも数多ありまして、幕末明治期までの噺を古典落語とかつて呼んだものですが、それ以降のおよそ200年の作品すべてを新作落語と呼ぶのも無理があろうというので、通信の発達に伴って落語界を取り巻く状況の一変した、21世紀前半あたりまでをざっくり近代落語と呼ぶようになったのは、皆様ご承知の通りでございます。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2018-02-04 17:29:15
1599文字
会話率:79%
若い噺家がなんとか客を取り込もうと自信作を話し始めるが。
最終更新:2018-01-20 13:14:56
12229文字
会話率:74%
若い落語の噺家が、固い客たちを今度はドタバタで笑わせようとするが。
最終更新:2018-01-08 20:11:29
3311文字
会話率:91%
若い噺家は固い客達を笑わせられるのか?その真意は何か?
最終更新:2017-12-24 20:22:26
3156文字
会話率:90%
舞台は浅草。噺家の息子が噺家を目指す上で出会った数々の・・妖怪達?
ひょんな事から妖怪相手に落語を聞かせることになった主人公、藤田涼のお話。
最終更新:2017-09-20 01:10:08
753文字
会話率:27%
ワタシの名前は『梔』
怪談収集家にして、しがない噺家見習いにございます。
今宵この場で語られますは、ワタシの集めた取って置きの噂噺。
風の噂に聞いたことのある奇怪な噺、怪異に成り得ぬ都市伝説。
風説百物語、どうかお楽しみください・・
・折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-29 21:44:24
556文字
会話率:7%
小説ではなく、落語のようなものです。お目汚しですが、ご一読賜れば幸い。──「志ん生には間に合わなかったが、オレたちは志ん朝とともに生きられて幸せだ」なんて意気がってた私にとって、ここ何年かで接した訃報のなかでも最大級のショックを受けた現実。
落語好きの、髭面編集者のF君からは「嗚呼、もう落語はお終いだ」なんてメールも舞い込む始末。確かに、あんな端正な噺家は二度と出現しないだろう。でもしかし、「落語にはまだもう一方の旗頭がいるじゃないの」という思いを込めて返書した一席です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-08 20:19:44
3740文字
会話率:5%
「飛首頭(ろくろ首) × 文明開化」の創作落語。
日本におけるヴァンパイア(吸血鬼)とされる「飛首頭(ろくろ首)」。彼らが明治の世に文明開化を迎え、異国のお仲間である西洋のヴァンパイアのハイカラさに憧れる姿を落語風に描いたものです。
意外と
知ってるようで知らない「ろくろ首」の生態もわかりますw。
※「私が作者である」ことを明記してもらえば使用フリーといたしますので、もしお気に召された噺家さん等おりましたら、お気軽にお使いください。
※著者のシリアスな「ヴァンパイアもの」も比較参考までによろしければ……。
『ご近所はヴァンパイア』
http://ncode.syosetu.com/n0600dt/折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-15 18:15:05
4340文字
会話率:52%
ここは幻想郷。妖怪、人間、神などの様々な種族が暮らす秘境。
緋想天異変で比那名居 天子が持ち出した緋想の剣をめぐって発生した新たなる異変。
最終更新:2016-12-04 12:00:00
1568文字
会話率:45%
日本には昔から、噺家という商売がありました。
今で云う落語のはしりですが、
その原型は通りの辻々に立って人々に向かって
面白い話や噂話や仏教の説法などの辻説法や
御伽衆(おとぎしゅう)と呼ばれる人の世間話
だと言われています。
それが、や
がて事件を瓦版(今で云う新聞)を
配りながら字の読めない人々に読んで聞かせる
職業になり、落語家なる人々が登場します。
今日はその中の伝説の噺家と呼ばれた人のお話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 01:45:48
3259文字
会話率:3%
子供の頃から話で人を楽しませたいと思っていたが、話下手だった園崎陵は進学した先の入学式で、校長を茶化す落語をした生徒会長の仁藤歩の話術に引かれた。彼女が所属するニュー現実創作落語部に入部しようとするが、部活に男が入る事を嫌がった部長の仁藤
の反対にあう。一度は入部を諦めかけるが、陵の話に対する熱意が二年の織原瑞穂の心を動かして、陵は瑞穂の弟子となることで入部することに成功する。
そうして陵は部活で落語修行に入った。だが、ある日。そんな落語部に入学式の校長の落語のネタにされた古典落語部の新堂杏奈が柘榴亭に寄席勝負を持ちかけてきた。ニュー現実創作落語からは部員の八神虎太郎が出て、二人は生徒会室で噺し勝負をし、八神虎太郎が仁藤先輩のヒイキにより寄席勝負に勝つ。
その勝負の後、仁藤歩は陵を気に入った古典落語部部長の来栖川芹伽と相計り、互いの新弟子の破門を賭けた寄席勝負をする事を決めていた。それを若槻杏奈の宣戦布告により聞いた陵は、噺を練り始める。そして相手の対戦相手の実力に興味が出て会った山科詩穂と知り合い、話しで人を楽しませたいという思いを共感しあった。
寄席勝負の当日。詩穂が先手で噺をしようとするが、緊張で話せなくなってしまう。だが、詩穂は陵が助け舟を出したことで噺をする事が出来て、陵も緊張を感じながらも噺を完遂することができた。
結果、落語勝負は陵の勝ちだったが、陵は試験勉強をしていなかったので赤点を取り、補習のために部活に出れなくなってしまう。そのまま陵が、個性的な部員に嫌気がさし部活に来なくなるのではと心配する瑞穂だったが、陵はまた噺をしたいと思い来ようと思うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-20 01:34:08
16769文字
会話率:45%
両親を事故で亡くし、田舎で祖父と二人暮しだった高橋弘也は、祖父・文也が入院したことをきっかけに、東京・根津の一軒家にその身を委ねる。そこは、落語家・六角亭さん馬こと渡瀬文太とその弟子・らん馬こと島津美雪が暮らしている家だった。
最終更新:2014-11-17 23:27:10
74872文字
会話率:51%
妄想全開でう。
砂漠でアイポッドを発掘するお話です。
噺家にならない芸人がラジオで話すお話です。
はい?
最終更新:2013-09-08 19:00:00
5841文字
会話率:46%
現代社会に溢れる都市伝説
とある不思議な噺家がこれを消すために戦う
最終更新:2011-09-17 14:52:48
5274文字
会話率:49%
ごはんライス先生の新春課題パートⅡにおこたえしての投稿です。
今回の課題は、落語の三題噺に倣って、お題を二人で各々二題づつ出しての四題噺の小説バージョンです。
ごはんライス先生から出されたお題は、「おっぱい」と「中国」。
私からは、
「おしろい」と「お星さま」。
この四つを題材にして一つのお話にしました。
三題噺でいうところの『題』とは、関連性のいかにもなさそうな「場所・人・もの」を、寄席にみえたお客さまがその場で指定するものですが、噺家さんはただ単に噺の中に「語句」を入れればよし、とするものでもないようです。
きちんと「テーマ」や「設定」に組み込まれていなければ「NG」だ、と聞きました。
そのあたりが私の軽い頭をぎんぎんに悩ませたところで、うまくそうなっているか、ちょっと心配です。
「中国」と「お星さま」は物語の舞台とテーマの中心になっていますが、「おっぱい」と「おしろい」は、人と人との絆を表したもので、その点ちょっと弱かったかな、とも自分で感じました。
どうやら手放しに「整いました!」とはいかないようです。
【華】
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-01-28 17:05:19
18671文字
会話率:33%