流れ星が降る砂漠。人々は星が砕ける音に耳を澄ませる。
しかしこの星に打たれたものは『星憑き』と呼ばれ、世界に災いをもたらすと言われていた。
一体何が起こるのか、よくはわからない。けれどもこの胸の内にあるもやもやした感情は、きっと憑いてしま
った星によるもの。だから人を傷つける。だから自分自身でわからなくなる――『星憑き』になってしまった少年シュメルヴィは、親友レクサルと共に星を夜空に返すため『村』を目指す。
『星憑き』の正体は。そして星の正体とは。
流れ星が降る砂漠での、短い旅物語。
※最後まで書き終えています。文字数約5万4千字を予定
※完結まで毎日更新する予定
※こちらの小説は2019年5月に同人誌として発行し、すでに頒布終了した小説です
※他のサイトでも公開しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-21 23:00:06
54189文字
会話率:25%
忙しい学生生活の最中、俺は久しぶりの彼女とのデートにワクワクしていた。
自分で言う事じゃないが、周りが羨むカップル。それが俺達だ。
今日はどんな一日を送ろうか?
そんな風に幸せな悩みを抱えながら待ち合わせ場所に向かったら……。
これ
は最愛の女性に裏切られながらも、再び人を信じた事により幸せを掴む事の出来た俺の青春物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 11:35:28
4962文字
会話率:40%
魔女には四歳から十歳までの六年間を魔法の存在しない異世界で、自分の正体を隠しながら過ごさなければならない掟があった。
魔女の子ホリー(9歳)は異世界留学六年目に突入した小学六年生。その日、ホリーの元に異世界留学最後の一年間の滞在許可が
かかった試験の案内が届いた。試験の内容は一ヶ月以内に人間の友達作りをする事。
ホリーは苦悩する。彼女は五年間、異世界で友達を作ろうとはしなかった。魔女の子は魔界に帰る際、異世界の住人から自分の記憶を消し去らねばならない為、別れ際に傷つくのを恐れての事だった。そんな彼女に今更友達の作り方なんてわかるはずもないのだ。
ホリーはこの試験内容に不満しかないものの、しかし出されたからには挑むしかない。試験に合格しなければ、その瞬間自分は魔界へ強制送還されてしまうのだから。
これはそんな魔女っ子ホリーが人間界で四苦八苦しながら最後の一年を生きようとする話。
子宮を失った彼女、心を持たない彼、冗談で人を傷つける彼女、娘を蘇らせた彼、母を殴れる彼、万引きをする彼女、怪獣と出会った彼、心臓が止まった彼女、天使になりたい彼女、戦争を終わらせたい彼、天国を作りたい彼女。
人間界最後の一年を生きようとするホリーの前に、様々な人が集まってくる。
※感想お待ちしています。またR15の範囲がよくわからないので、感想などでこの描写はまずいなどの指摘があれば途中からR15にするかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-08 19:27:49
1975595文字
会話率:54%
愛故に、
人を傷つけることだって、
自分を傷つけることもある。
最終更新:2023-12-12 16:26:17
1214文字
会話率:3%
引っ越しすると友人から告げられたアイが口にした「また会おう」という言葉が二人を傷つける。
最終更新:2023-10-18 18:34:55
908文字
会話率:14%
「悪虐王」———それはこの世界の全ての憎悪を背負った存在。
世界の2分の1を支配する超大国・リベルオン帝国が、地下資源魔法石と火薬の原料となる硝石を手中に収めるために民主連合国に侵攻を開始してから約300年——最弱の劣等生時沢翔と民主連合
国が誇る不世出の姫エリーゼ・メリアの出会いによって世界の命運がうねり出す。
エリーゼ姫との出会いにより、翔が、実は定期魔力診断では測定できない黒属性の重力魔法の使い手だと判明する。最弱から一転、最強の魔法士になる可能性に胸を膨らましたが、人を傷つけることができない呪いにも縛られいることも分かってしまった——。
平和な世界を望むエリーゼのため、孤児院の妹や弟達が戦争に行かずに済む世界を作るため、翔は世界の憎しみ全てと、自らに課された呪いを背負いこみ、世界への叛逆を誓う。
カクヨムにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-02 23:09:44
40177文字
会話率:31%
※本作はこのまま読んでも楽しめますが、前作『僕がずっと死にたかったのは』を読んで頂いた方がより一層楽しめます
俺は、いつか近いうちに地獄に堕ちる。
高校卒業を機に半グレとなり、本能のままに生き、人を傷つける『獣』となった俺は、 1年
間、薬物を売り捌いて生きてきた。しかしあることがきっかけで半殺しにされ、言葉のとおり、地獄に堕ちる瞬間が来たのだなと悟った。
だが、死ぬはずだった俺は生きた。“お前”が来てしまったから。
これは獣の俺が行き着く果ての物語だ。
※この物語はフィクションです、アンダーグラウンドな言葉、業界、隠語、スラングなどが出てきます、極めて残酷な描写も無きにしも非ずなのでそこ覚悟でよろしくお願いします折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-26 12:07:59
9968文字
会話率:19%
人を傷つけるような人になりたくはないと、そう思っていたはずなのに……。
最終更新:2023-08-05 01:47:54
583文字
会話率:8%
歴代最高といわれた聖女ケイリンネは、あるとき、側近に裏切られ〈背信の聖女〉として処刑された。死後、その名誉は回復されたものの、少女メリサリアとして生まれ変わったケイリンネは人間への不信をこじらせ、自分の力を隠していた。しかし、国は彼女の力
を必要としていたのだった。
幼い頃、思わず助けてしまったために彼女の力を知ることとなった王子クオリンドは、メリサリアが目がない美味なスイーツをエサに彼女の力を求める。メリサリアはかれの用意する美しく美味しい菓子に釣られて色々な人を助けるのだったが、やがてそれは大事件へとつながっていき――
「もう、そのお菓子だけ置いて、わたしのことは放っておいて。お菓子は置いていくのよ!」
人間不信ぎみの食いしんぼう聖女がその力で国と人を救う異世界ファンタジーコメディ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-11 11:21:11
56914文字
会話率:33%
愛読していた小説の推しが死んだ事にショックを受けていたら、おそらくなんやかんやあってその小説で推しを殺した悪役令嬢に転生しました。
本来悪役令嬢が恋してヒロインに横恋慕していたヒーローである王太子には興味ないので、壁として推しを殺さぬよう
陰から愛でたいと思っていたのですが……。
人を傷つける事が怖くて、『壁になりたい』と引いてしまう主人公と、彼女に助けられたことで強くなり主人公と共に生きたいと願う推しのお話(のハズ)。
全5話でサクッと終わるハッピーエンドのつもりです。
ざまぁはありません。ヒーローサイドのお話はドロドロ予定なので、お月様の方で書ければいいなと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-23 11:16:58
94364文字
会話率:27%
家族が次々と目の前で亡くなった絶望に、心を押し潰された花沢恵(♂︎)は最後、飛び降りた。朦朧の中、神に不幸を訴えた後、声が頭の中に響き、そして知らないうちに新たの生を授けられた。
声の主である神から転生の所以を聞き、それが姉と妹の我儘だと混
乱しても、彼は受け入れた。しかし、転生した身分は、伯爵の位を冊封された英雄の「娘」、しかも、この転性は他ならぬ、神のミスによる意外。補償として色々な方面で最高スペックの体を得たが、その中に嫌でも人を傷つけるほどの豪力も含まれた……「人を掴めたら大怪我を負わせてしまう」と意識した彼女は、自分に枷を付け、別の意味の孤独を迎えた……しかし、それを気付き、助けようとする者もまたいる。
それぞれの進化を成し遂げた生き物が繁栄する世界の中で活躍を繰り返す彼女を元に、世界をも巻き込む激しい嵐が起こすことになるだろう……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-10 20:34:00
250835文字
会話率:58%
借金してダンジョンを買った。不労所得でのんびり暮らしてやる。
……あれ、借用書の桁違くね?てか、このダンジョン何もなくね?
どうやって人呼ぶの?
え?ダンジョンコアなのに人を傷つけるのが嫌い?
……たしかダンジョンを発展させるには侵入して
きた人間を攻撃する必要があるような?
なるほど。生産性0のダンジョンで借金まみれですか。
いや、これ詰んでね?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-05 02:55:59
3292文字
会話率:32%
「アイル・トーンブール、もうすべてわかっている。民を慈しむべき存在の王妃候補である君が、平民のローズ・タンドルに対し陰湿な嫌がらせと呼ぶに果ての余る行為をしていたことを」
その言葉の後に続くはずだった彼女への救いの言葉は何も届かず目が覚め
ればそこには幼い日の自分がいる。
きっとあの世界は滅んでしまったのだろう、自分の愛した両親も、自分がアイル嬢と共に生きると決めた時王権を譲ると決断し託した弟も、民の生きる美しい城下町の夕焼けも。
「僕はただ君と。罪を清算して二人で生きていけたらよかったのに、!」
どうしてあんな結末になってしまったのか。天使のようだった彼女はいつからあんなことを、人を傷つけるような人になってしまったのか。毎日のように後悔し、己の弱さを無力さを恥じた。だけれど今からやり直せる。
これは僕が。主人公である、アッシュ・グーレイが彼女を幸せにして自分も幸せになるための愛の物語だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-14 19:00:00
2394文字
会話率:45%
1年付き合った彼氏の子を妊娠、授かり婚の予定が流産。
「流産したから、結婚はあとでいいよね」
この元カレの一言からすれ違う。
「転職して、落ち着いてから結婚するかとか考えたいんだよね。結婚するために転職して安定するんじゃなくてさ」
「お
前は俺の言いたいこと言うと泣いちゃうから怒っちゃうから、コミュニケーションとれないから。薬剤師の免許もっててもコミュニケーションとれないなら何できんの?何もできないじゃん」
自分にとっての無責任が彼にとっては理解できない。
私の怒りや悲しみは彼にとっては理解できない。
それと同時に
彼の考えは私には理解できない。
彼の怒りは、飽きれは私には理解できない。
私と彼は理解できない。
もし、今後私の視野がこのままなら
新たに大切な人に出会ったときまたその人と分かり合えず、その人を傷つけるのだろうか。
それは嫌だ。
そこから、人として成長するために、読書、運動、美容できることは全部やった。
そして気付いた。
果たして私が悪かったのか?
悪いのは私ではないのではないか?
でも、それは人によって感じ方は違う。
そうか、人と人は分かり合えない。
本当に分かり合えない。
それでも分かり合える人と私は幸せになりたい。
そして、その人を一生幸せにしたい。
そこから始まる私の人生の第一章。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-26 22:13:25
299文字
会話率:0%
プロローグ
彼は一つの志を持っていた、誰よりも真面目に生き、誰からも模範でありたいとその為であれば、自分はどれ程の苦境に立っても前を向き続けると、その行いを貫き続けた彼は。
彼女は知っていた、決して自分が優れている訳でも自分だけが特
別な訳では無い事を、それでも自分だけが前に進む勇気を持っている事を、決して優れている訳では無いがしかし彼女だけは。
彼女は後悔した、自分が多くの人の憧れであり自分の命より価値のある人を死なせてしまったことを、故に彼女はその人の変わりとなる皆が憧れるべき存在にならなくてはと彼女は思い続けていた、しかしそれは間違いだと気づかされる、しかし彼女はそれでも進み続ける事を誓った、例えそれが自分を死に至らせる毒だとしても彼女は。
彼は夢を抱いた、全ての人を守り助ける事はできないかと、彼の前でその行動をしてきた人を見て憧れた、憧れてしまった。それがどれ程大変な事かも知らずに彼女に憧れてしまった、その行動の行きつく先は、誰も望まない物ものだとしてもたった一つの夢はの結末を知ってなお、彼は。
彼女は謝りつづけた、自分の行動がどれ程大切な人を傷つけるかも知らずに。彼女はそれを善だと信じ行動し続けた、大切な人を傷つけるその時まで。彼女はその行動が間違いだと気づき、これからは大切な人を悲しませてなるものかと決心する、しかし何人も彼女の本質を変える事は出来ない、自分の行いの結果どれ程悲しむ人が居ても彼女は。
彼女達は進み続ける、どれ程の犠牲が出ようと今までの自分達のやってきた事が間違いではなかったと証明する為に彼女達は。
これは自分の意志で大切なモノを守りたいと願いそしてその為に動いた者たちの物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-09 08:00:00
305149文字
会話率:55%
-[異能]-
・常人では成しえない、度を越えた能力の発揮。
・類義語「神業」、「火事場の馬鹿力」、「職人芸」。
・人並外れたこの能力は、時として人を助け、また人を傷つける。人知を超越し、科学をも嘲笑し得るほどの破壊力を持つこの力は、並大抵の
人間には習得出来ない。
何十年も刀を振り続けてきた老剣士が、一本の鉄塊を一振りで居抜き真っ二つにするように、また、幼いころの壮絶なトラウマから不思議な能力が開眼するように、この『異能』もまたその所有者の鍛錬、深層心理といった「人生の経験値」を色濃く反映する。
つまり、『異能』とは所有者本人の写し鏡であって、アイデンティティそのものである。
私たちは、君たちの『異能』を試したい。
さあ、ゲームに参加するのだ。君たちの人生がどのようなもので、それを武器に君がどこまでやれるのか。この一つの仮想空間の中で、存分に力を発揮し示してみろ。
君という存在の全てが『異能』に詰まっている。
それでは諸君、健闘を祈る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 10:18:20
7488文字
会話率:34%
ペンは剣よりも強しというが
ペンにもいろいろある
聖剣にも勝るペンもあれば
野菜も切れぬ、ペンもある
妖刀のように、人を傷つけるペンもある
最終更新:2022-04-28 15:47:02
439文字
会話率:0%
ユリの花は綺麗であり、時には人を傷つける。
最終更新:2022-04-01 17:00:00
15980文字
会話率:64%
狩人の少女レピは、弓の名手である。森の中で運ばれてゆく怪しい袋を追いかけた。袋の中身は、気弱で有名な第三王子ヴィットリオ。しかし彼は強い火の魔法が使えるのだ。謀反の旗印に利用されそうになった時、王子は言った。
「僕の魔法は人を傷つける為にあ
るんじゃないよ」
助けに飛び込みレピは言った。
「私の技は人を助ける為にあるのよ」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-31 01:25:17
9263文字
会話率:60%
※関西弁が嫌いな人は注意です。記憶を失った魔女っ子アカリ。目が覚めると見知らぬ森の中だった。覚えていたのはどこか別の世界の僅かな記憶と、そこで魔女っ子をしていたことだけ。魔法使いは箒に乗って空を飛ばないし、魔法を使うのに変身しなくてもいい。
その上魔法の呪文も唱えないというチートっぷり。そしてそのほとんどの魔法が戦争で人を傷つけるためか、負傷した傷を癒すために存在しているという。それは絶対にしてはいけない魔法の使い方だったのだ。
アカリは決めた。
――この世界の人間に本当の魔法の使い方を教えようと。
※R15は念のためにつけてます ※あらすじ変わる可能性もあります折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-03-01 21:12:16
33549文字
会話率:44%