村里離れた薄暗い沢池。
丑三つ時になると、毎夜聞こえてくるのでございます。
ー若い女が、すすり泣くその声が
人々はその女のことを、当然の如く、「化け物」と呼ぶのです。しかし本当にそれは、化け物なのでしょうか?
その正体は、愛する人[源
助(げんすけ)]待ち続けて 300年が経った[市(いち)]。愛する人との“あの日”に込めた後悔が強い念となり、化け物として存在し続ける市を苦しめるのでございます。
そんな中、突如現れた僧侶によって、 300年前の“あの日”に引き戻される市。
後悔をやり直す機会を与えられた市は、幸せな人生を取り戻すことができるのでしょうか?300年前の待ち合わせの日、愛する待ち人源助と市に何が起こったのでしょうか?
そして、市を前世に引き戻した僧侶の正体とは?あなたと一緒に見守りたい、時空を超えた純愛物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-22 02:15:02
1626文字
会話率:12%
妻を失い半年の夜がまだ明けやらぬ丑三つ時。息子の留太が画用紙に書いた拙い落書きのような恐竜が、突如として絵から飛び出した。
二頭目の恐竜も登場し、一家は賑やかさを迎えたが、それも長くは続かなかった。
親愛なる家族との二度目の別れに、留太は─
─折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-12 10:59:03
3891文字
会話率:54%
「そもそも、幽霊は夏ってきめつけていること自体が、おかしいんだ」
カツユキが、そう主張するのに対して、イサムがこう切り返す。
「どうしてだよ、幽霊は夏っていうのが通説だろうよ」
「だから、そうとはかぎらないんだってば」
「な
んだよ、おまえ。さっきからつべこべうるさいなあ。そこまで言い切るなら、たしかめに行こうぜ。おまえの言ってることが正しいかどうか」
「え、どこに?」
「うちの学校の理科室にさ。そこに、でるらしいって噂だからな」
「い、今から?」
「なに、馬鹿なこと言ってんだ。夜だよ、夜にきまってんだろう。それもさ、もっとも幽霊がでやすいとされる丑三つ時にな」
そういうわけで、カツユキは草木も眠る、丑三つ時に、小学校の理科室に行く羽目にーー。
そうして、聞こえてくる、「だれか、たすけて」という、不気味な声。
どこからだ。
「あそこにあるラジオからじゃない」
そうみたい。それも、真っ赤なラジオ。
はたして、それは、異界からの声なのだろうか。それとも……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-23 10:29:05
900文字
会話率:39%
草木も眠る丑三つ時に毎週10話ずつ怖い話をし、10週連続で送る『ラジオ百物語』。最終回に起こったことは音源には残っていない。
最終更新:2022-08-22 21:03:19
1567文字
会話率:58%
先の見えない道を全力で走る。
走れども走れどもどこへもたどり着けない。
最終更新:2022-08-16 14:42:23
1205文字
会話率:0%
深夜テンションでネットに自作をあげたらぼろ糞に酷評された結果、丑三つ時に生まれたゲボです
キーワード:
最終更新:2022-08-13 03:18:52
1548文字
会話率:14%
丑三つ時に特定のチャンネルに合わせると、ラジオから死者の声が聞こえてくる。話ができるわけではないが、チャンネルに合わせた人に関係する死者の思い出が聞ける。そんな噂を聞いた真鍋和臣(まなべかずおみ)早速試してみることに。
最終更新:2022-08-02 00:00:03
4033文字
会話率:46%
「あなたの自死、代行します」
人ならざるものを視る少年と、人ならざるものを聴く少女。そして、死んだ恋人に取り憑かれた少年。
佐鷺町には、死を望む者に、その死を代行する者たちがいるという。
黄昏時に、丑三つ時に、異能の少年少年が暗躍する。
自死代行人を名乗る彼らの目的とは。
ホラーミステリーもどきの群像劇です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-28 15:50:14
156098文字
会話率:52%
金曜日の丑三つ時、この世に存在しないラジオ局の番組が始まる――。
学校でそんな噂が流行り、俺は友人と三人でその番組を確かめることになった。
しかし、時間が過ぎても何も起こらない。
拍子抜けしたその時、ラジオアプリを開いていたスマートフォン
に異変が起こり――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 23:35:36
2410文字
会話率:33%
一話完結の怪談です。
不思議な話、恐ろしい話、幽霊等にまつわるアホな話、ギャグ、創作ショートショート等も書いて行きます。
全百話を目指します。
毎日はもしかしたら無理かもしれませんが、なるべく毎日、午前4時に投稿します。
自分が実際に
体験した奇怪な話をそのままに、あるいは脚色して、以前に投稿した『私が実際に体験した心霊話』で取り上げた話もヤマやオチを脚色で付加して新しく創作作品にするつもりです。フィクションの怪談も取り混ぜて書いて行きます。
後書きに『実体験』とあるものは私の実体験、『実話』は周囲等で聞いた本当にあったらしい話。何も書いていないものはすべてフィクションです。
午前4時は丑三つ時。
あの世と現世が最も近づく時間だと言われています。
百話達成した時には、はてさて何が起こるやら?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-25 14:21:20
107952文字
会話率:32%
丑三つ時に流れるそのラジオは、パーソナリティーが怪異を喋るだけのラジオ
だけどあまり聞きすぎると、別の場所に引きずり込まれる・・・かも?
最終更新:2022-07-16 12:00:03
4516文字
会話率:39%
ある人の悪夢。
―丑三つ時のベットの上に。
最終更新:2022-06-23 14:40:32
2383文字
会話率:19%
丑三つ時の数時間だけ診療を行う専門科がある。ただし患者は死者専用
最終更新:2022-06-12 19:37:22
2005文字
会話率:0%
「オッケー.........リリカそっちは準備できた?」
「えぇ、完璧よセレスティーナ」
桜舞い散る丑三つ時、少女2人はまるでイタズラを仕掛けるかの如くヒソヒソと打ち合わせをしていた。
「.........セレスティーナ」
片方、黒髪の少女
で青い目の少女が聞いた、
「本当にこれで忍び込めるの、私、怖くなってきちゃった」
「何怖がっているの?大丈夫、あんまり失敗した事ないから」
もう片方、金髪の長い髪を靡かせた自信たっぷりに答えた紅い目の少女が答えた。
「え、失敗した事あるの、初耳なんだけど…」
「今言ったからね、まーなんとかなるでしょ」
2人はそびえ立つ煌びやかな、しかし同時に人の不幸をばら撒く城、ゴールデンパレスを眺めた、
「いよいよだね、私のデビュー戦」
「えぇこれからよ、さぁ全てを手に入れましょう」
これは誰も知らない物語
少女2人が抗い続けた物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-17 14:36:56
367文字
会話率:65%
生きていれば、殺したいくらいに憎い相手の一人や二人、誰だってできるものだろう。だが、いくら憎いから――あるいは嫌いだから――といって、実際にその相手を殺す者は稀だろう。
そこで、僕は校内に流れている噂話『藁人形の呪い』を思い出した。
丑三つ時。殺したい人間の顔写真を藁人形に貼り、それをA神社の境内に生えている大木に五寸釘で打ち込む。すると、写真の相手は呪いによって死を遂げる――。
馬鹿馬鹿しいと思いつつも、数日後にはA神社へと向かっていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-12 18:06:42
8789文字
会話率:39%
作者の心情。
寒い日は暖房つけて怖い話する。
最終更新:2021-12-31 00:00:00
659文字
会話率:4%
【完結まで毎日19時更新(予定)】
私立三留(みとめ)高校には神さまが存在して、体育館裏の祠に、嘆願書を提出すると、願いが叶うことがある――そんな噂を耳にした戸出一二三(といでひふみ)は、神さまごっこをしている輩を指導するため、丑三つ時の
学校に忍び込んだ。そこで、自らを神さまだと自称する女の子――神宮紡(じんぐうつむぎ)と出会い、神さまを信じていない一二三とある賭けをすることに。
※カクヨム様のサイトにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-15 00:07:01
59099文字
会話率:44%
中華料理屋さんで霊を見てしまったKさん
そんな日の丑三つ時に起こる絶叫ものの恐怖
最終更新:2021-08-22 12:44:56
1952文字
会話率:13%
眠れない夜、少年は不思議な体験をする。
丑三つ時、少年は夜の空を泳ぐ。その先で少女と出会うお話。
小さい頃、「空を泳ぐクジラ」という絵を描いた事がありまして、そこから着想して、色々書き換えて作りました。
楽しんでいただけると嬉しいです
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-09 20:23:32
3136文字
会話率:30%
夜中まで起きていると、ろくな事考えないです。
でも色々思いつくのも、夜中だったりして。
草木も眠る丑三つ時。
魑魅魍魎とかあまり詳しくないけれど、
何かいる気もします。
キーワード:
最終更新:2021-08-03 19:46:44
546文字
会話率:0%