教科書の「セメント樽の中の手紙」を読んだ感想です。
最終更新:2019-03-01 15:23:44
566文字
会話率:0%
一文節十四字(句読点含む)。
派遣社員の彼は殿とであう。
派遣されたさきの傑物社員。
辞めさせてもらえなくなる。
彼は水面下で辞める工作を。
彼の会社が倒産することで、
ようやく辞められるのだが。
二ヶ月ぶんの給料が未払い。
ヤクザとの手切
れ金である。
罪なくして罰を受けるのだ。
不条理なプロレタリア小説。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-24 05:55:36
5488文字
会話率:0%
手もとに、分厚いケアベアの手帖がある。詩を書きためたものではなく、労働の賃金を書きしるしたものである。その働いた額をきちんともらえるかどうかの、無味乾燥の備忘録である。時間と賃金の羅列にすぎないそれが、数年まえの記憶をあざやかに呼びさます
……。
もう、五年もまえのことになる。前職だけではとても食っていけず、日雇い派遣に登録して窮乏を凌いだ。スポットの日雇いというのが民主党政権によって禁じられ、前職を辞めざるをえなくなった。いまにして思えば、よくあんな生活をしていたものと感心する。いまでは完全週休二日、それでも足らないと思っているくらいである。
『労働哀歌』。ももいろクローバーZの曲に、大槻ケンヂ作詞の『労働讃歌』があった。『労働讃歌』はサラリーマンへのリスペクトがこめられた応援ソングなわけだが、労働とはそんな歓喜にみちたものではない。労働の実態とは「悲哀」である。人間が金銭の奴隷でありつづけることの「悲哀」であるからこそ、労働者は労働に意義ややりがいをこじつける。無間地獄のごとき「悲哀」であるのだ。その意義を捏造するために、私の労働体験を文学に置換する……「悲哀」にみちた試みである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-03 19:38:24
32614文字
会話率:22%
『労働哀歌(仮)』【予告版】
最終更新:2016-06-27 00:04:38
264文字
会話率:0%
共産趣味な主人公、秋月同志が同じく集団転生した同志レーニン、トロツキー、毛沢東など共に中世で革命をしていく物語てす。ちなみにマルクス大先輩は転生したけどチンピラに殺されたみたいです。 ではどうぞ
最終更新:2017-11-15 12:43:52
2083文字
会話率:100%
プラトニックアートはプロレタリアートとプラトニック・ラブの造語。精神世界でのマイノリティをプロレタリアートの位置に据え置き、そこで様々なストーリーを立ち上げる。この物語は現実的であるようにみえて全然現実的でない。現実的でもあり象徴的でもある
ファンタジーである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-26 23:59:28
36854文字
会話率:45%
【実話を題材にしたプロレタリア文学作品。2013年に、書籍化された新人賞佳作作品】
盛岡市生まれ育ちの主人公赤星妙子は、家族と不仲の中、地元の短大を中退してアルバイト生活に入るが、自動車産業都市の車組み立て工場『ニチドー』に、地元の知り合
い仲介人から勧められた派遣会社『セーフティ』を経由して、「2度と実家に帰るまい」との決心で職を得る。
派遣先の寮に、夜行バスで一緒に来た多重債務者の恋人の小泉潤と半同棲生活をしながら、妙子は、工場で検査員として必死に勤める。
過酷な労働現場を派遣社員として実体験していく。
まもなく、作業上の不始末で解雇になった小泉潤に、突然帰郷されたことへの不安が残るなか、職場はの上司の加藤狩雄から、妙子へ人員整理解雇の脅迫による交際強要が、会社に伏せたまま巧妙陰険に始まる。
加藤の性的交際の度重なるセクハラ・パワハラを、いったんは身の保全を考え、拒否できず、応じたものの、結局はやがて妙子も非情に解雇され、加藤に責任を求めるも無視されて、力なく傷付き、実家に帰郷する。
そこで、かつてアルバイト先で知り合った、同年輩の司法書士の瀬川新次と再会する。
親身な瀬川新次の支援も幸いして、経済的理由から弁護士へ委任できない、個人単独での『本人訴訟』で、少額賠償として簡易裁判に訴えることを、妙子は、精神上の自己回復として必要と思い決意した。
妙子の訴訟は、被告側の多数の悪徳弁護士たちとの困難な闘いとなったが、裁判所の温情判決により、いわゆる和解が勧告されて、長かった過去の過ちへの精神的清算を果たす。
判決後、妙子がこれからのことで瀬川と相談したり、訴訟を最後には応援してくれた母親と和解したところで、自己の確立と独立へ向かう光明を得る。
大テーマに、虚実入り混じるエピソードを組み合わせながら進展し、ストーリーは、後日の展開を割愛省略して足早に収束させて終える。
『無機質な腐敗』を呈している産業界大資本企業と御用弁護士たちの悪行、悪徳、裁判司法の人権軽視の姿勢とのメインの闘いが、次第に、『女性の人権』や『労働者の権利』や『人生の幸福』などを追求する主人公の『有機質な成長』を、作者のモチーフが支える。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-25 09:39:45
35756文字
会話率:15%
AIが人間の代わりに働くようになった未来。
でもそこにはやはり貧富の差は変わらずあり…
最終更新:2017-08-22 16:03:13
2843文字
会話率:24%
目を覚ますと奴隷にされていた俺は、昨日までに何があったのか、さっぱり忘れていた。どこにいるのかも、どこに帰ればいいのかも分からないけれど、一応言葉は通じるらしい。
ただ、話す相手が人間じゃないだけで。
喋る人外が人間を迫害するこの国から、俺
は脱出することを決意する。さっき目を潰されたけれどきっと大丈夫。多分。
※リレー小説なので、もしかすると俺は脱出しなかったり、そのまま奴隷として幸せな日々を送るかもしれない。
※リレー小説なので、そもそも俺は奴隷じゃないのかもしれない。ひょっとすると人外の家族だったかもしれない。
※リレー小説なので、急にファンタジーじゃなくなるかも知れない。プロレタリアかもしれない。
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49797文字
会話率:40%
How I Could Just Kill A Man
最終更新:2016-05-20 21:05:23
22551文字
会話率:17%
理由もなく会社を辞めた主人公は暇潰しのために工場で働くことにした。しかし、その工場の奥には信じがたい狂人が待ち受けていた。
最終更新:2015-01-05 22:21:42
9437文字
会話率:7%
殴り書きです。。。。
最終更新:2013-09-19 19:44:02
663文字
会話率:0%
成国建設第二事業部課長・韓候は、突然の解雇に驚愕を露にしていた。公開買付による企業乗っ取りの余波を受け、従業員の整理解雇が秘密裏に進められていたのである。労働契約法の及ばぬ時代、不当解雇に対抗する手段は限られていた。そして韓候は立ち上がり
、同じく整理解雇の憂き目に遭った同士を集め、本社ビルに立て籠もって抵抗を始めるのであった。労働者の悲哀を描いたプロレタリア整理解雇アクションの超大作。城山サブローに「これでは毎日が日曜日だ」と感歎せしめた、あの日曜日のことを覚えている。作者が裁判所に提出した訴状。そこに書かれた事実の断片を時系列に並べることで浮き彫りになった真実を小説化。しかし、裁判外での和解が成立し、訴えが取り下げられたことで真実が闇に葬られたのは誠に残念である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-22 02:57:47
3453文字
会話率:17%
高校卒業間際に首相を斬り捨て己が腹を切つて死ぬる少年、黄泉の國へ行くもあはれ地獄へも入れず異世界へ誘はれ、輪廻を彷徨い、女子(をなご)姿と成つて突貫し、赤髮少女と出會ひ、先生々々とゐつて赤髮少女に慕はれるが、赤旗と共産主義によつて貴族主義
者の魔法使ひ――魔術師――を打ち倒し、階級を打倒せしめんとする赤髮少女が爲に宿敵同士と成りて、己の心は櫻色のやうで赤髪少女は朱色のやう、と思ひつゝ、何が因縁か先生と教へ子同志にて鍔鳴らし刀を振るひ、斬り結ぶ。
と云ふドタバタ美少女ラブコメディー、始まります♪
『Arcadia』なる所でも同じタイトルでやってます。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-08 23:49:45
139289文字
会話率:8%
サンタの制服工場に訪れたクリスマス。労働者達に突きつけられる非情な現実とは。
最終更新:2009-07-15 20:01:52
1716文字
会話率:49%
ある日、工場で働く青年は棺に入れられ聖堂に安置された女性の遺体を礼拝に訪れたに見つけ、恋してしまった。
最終更新:2009-02-17 00:17:39
19780文字
会話率:35%