主人公、中山ひなは、修学旅行二日目の夜に、同じ部屋のメンバーと百物語もどきをしていた。
怖い話を1人ずつ話すのだが、九十九話の怖い話を話すのはネタが無いからと、1人1つの怪談話、合計六つの怪談を話すこととなった。
怪談を話し終えると、ろうそ
く代わりのスマホのライトを1人ずつ消していく。ライトはスマホと懐中電灯合わせて合計七つあり、夜が明けるまでは全部消してはいけない。必ず1つは残すというルールがある。
そして、最後の大トリとして選ばれたひなは、自分が作った怪談話を語り始める。
ただ、登場している人物、阿部美佐子は彼女の友達の阿部加奈子の妹。つまり実在する人物の名前である。
その内容は、阿部美佐子が学校のいじめが原因で投身自殺を図ったというものだ。
だがそれは失敗に終わる。美佐子が落ちた先に、1人の少女がいた。その少女が美佐子の下敷きとなってしまう。美佐子は助かったが、その少女は無くなってしまった。
被害者の少女の遺族が美佐子を責めるも、死ねなかったショックが強く彼女は何も耳に入っていなかった。
家族からも軽蔑の目で見られ、監視の目が強化され自殺をすることも出来なくなり、美佐子は絶望の淵に立たされたように思った。
そんなある日、美佐子は夢の中で1人の少女と出会う。
その少女はまるで聖母のような優しさを持った、とても綺麗な人だった。
名前を聞いたが無いと答えられたので、テーブルに置かれた花瓶に咲いている、一輪の白いユリと似ていると思い、ゆりさんと呼ぶようになった。
景色や風の音、紅茶の香り、味、テーブルの心地よい冷たさ、五感がとてもよく再現された夢の中で、美佐子は時間を忘れて少女と話し、次第に打ち解けていく。
だがある日、とある訪問者が訪れて……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 17:26:18
10193文字
会話率:28%
「…さぁ、灯を消しなさいな。」
無数の蝋燭の中に立つ、
和装の男はそう言ってニタリと笑う。
最終更新:2021-10-27 02:52:59
1469文字
会話率:32%
女神のうっかりで死んでしまった主人公、美駒多代(みこまたよ)18歳。
小さい頃からモノを分解しては組み立て、分解しては魔改造するのが趣味の変わり者娘だった。
親が日本のものづくり精神バリバリの工房を営んでいた結果、いい先生(父)といい道具に
恵まれ、こんなもの作りたい!が試行錯誤すれば実現する環境で育った。
工業高校で青春と言うの名の魔改造ライフを送り、いざ、都会の大学でさらなる研鑽を積むべし!というところで交通事故で死んでしまった。
女神が熟練の職人と私が同姓同名だったせいで魂のろうそくを間違えてしまったらしい・・・
って、そんなことがアホがまかり通るかー!!
しかも、転生した世界は魔法がないと生活できない世界なのに魔力0の落ちこぼれだった!
女神の創造した異世界は、控えめに言って魔法依存の世界、魔法をあらゆる種族が使いまくった結果、世界から魔力が枯渇し始め、そのせいで世界が滅亡に向かっているらしい・・・
そんな世界にものづくりを根付かせ、世界を救うのが私の使命らしい。
転生特典で大貴族の公爵家に生まれたり、美幼女だったり、家族に恵まれてたりするけど、私の魔力は0。
介護レベル100くらい誰かにお世話してもらわないと生活できないのだ。
飛んでもわめいてもどれだけ頭をひねり、魔法を覚えようとしても不可能な魔力0。
わかりやすく言うと地球で空気吸えない体に生まれて生活する感じ?そんなの病院で特殊な医療機器がないと生きていけないよ!!
なにが「転生特典期待しといてね!」だこのクソ女神!!
そんなこんなで、転生して前世の記憶がよみがえったのが、3歳の魔力測定日。
女神から固有スキル『超長寿』を与えられたことも後々わかるんだけど・・・
これは、駄女神が自分の世界を救うために転生させた多代が、苦労に苦労を重ねてものづくりに励んだ結果、世界を変えたり、生きる伝説となったりするかもしれないお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-16 21:33:50
10961文字
会話率:17%
炊きたてのごはんとろうそく、仏壇に。
お祈りいたします。
最終更新:2021-08-23 04:27:18
200文字
会話率:0%
月が輝く夜、ろうそくの灯りを見つめながら皇帝の妃になってしまった恋人を男は想う。強大な力を持つ魔術師となり、宰相となった今でも自分の無力を感じながら。
最終更新:2021-08-04 18:00:00
2781文字
会話率:44%
いつもと変わらない、雨の音を聞く日
最終更新:2021-06-25 00:29:11
377文字
会話率:0%
百物語。百の怪談を行い、一つの話を終える度ろうそくを一本消してゆく。全ての話が終わると恐ろしいことが起こるという。
彼らが行っているのはその略式。十の怪談、十のろうそく。
――この話は最後の話、廃校の肝試しを抜粋したものである。
最終更新:2021-04-03 11:41:17
6483文字
会話率:27%
音。
それはいつも私たちのそばにあり、癒しから警告まで、幅広く伝えてくれる。
音にまつわる贈り物を受け取る機会があったなら、気を払っておいた方がいいかもしれない。
俺もじいちゃんから受け取った、あるものに関して、おかしな体験をしたんだ。
最終更新:2021-01-07 22:00:00
3686文字
会話率:2%
吸血鬼の悲恋
パチパチと音を立てる暖炉
ヴラデウス彼に血を吸われた人間の選択肢は2つだ。
血を吸われた人間の生命力が削り取られろうそくの火のように消えてしまった時、その命は失われる。
永遠の死だ。
しかし、ろうそくが最後の一瞬に燃え上がるこ
とがあれば、その人間は起き上がる(生き返る)こととなる。
永遠の奴隷(どれい)だ。
吸血鬼(ヴラデウス)の眷属(しもべ)として生きること(生きながら死ぬ)となる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-29 08:00:00
2232文字
会話率:14%
一枚の木の葉は、ある夜、一本のろうそくと出会います
最終更新:2020-12-28 11:47:02
827文字
会話率:0%
思うように絵が描けなくった絵描き。彼は丘の上で一人で住んでいました。毎日毎日絵を描くものの、納得できずに苦しみ続けます。そんなある日、彼はろうそくに映し出された影に魅せられます。そこには、妖精がいたのです。彼はその影を何とか絵にしたいと試
行錯誤するのですが、ついに完成した絵はあっけなく失われるのでした。
全三章からなる予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-27 21:27:12
4183文字
会話率:34%
僕のご主人様は怪物だ。けれど元、第二王子だ。
「真実の愛で結ばれた相手とキスをすれば元の姿に戻れる」らしい。
実の父親を殺し、彼をペロリと食べたと噂の極悪令嬢。心を持たない彼女は「感情」をつかさどる8つの石を集めることで心を手に入れら
れるそうだ。
ご主人様は元の姿に戻るため、極悪令嬢は心を手に入れるため、共同生活を送るが……?
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ただの人間の庭師こと「僕」
騎士のゴースト。
獣人の執事。
ティーカップ頭のメイド。
頭にろうそくの生えた料理人。
時計になった猫。
「僕」以外、異形が暮らすお屋敷での日常のお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-08 21:08:06
1083文字
会話率:24%
夫婦で夕食の最中に、突然の停電。
懐中電灯の電池は切れてしまい、携帯電話の明かりでは心もとない。
暗闇が苦手な妻は、真っ暗な家の中で怯えている。
なんとかして妻を落ち着かせてやりたい。
そんな時に夫が見つけたのは、人の命を燃やすという、真
っ赤なろうそくだった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-01 00:57:58
3637文字
会話率:21%
思った事や、考える力を着ける為に書いてます。
一応、哲学を謳っていますが、幼稚な物に為ってます。
何だろうな、アウトプットマジック。何それ?
辞めよう。
自身の脳みそをこねくり廻すのが趣味です。
3時のおやつは、ボールペンです。
ろうそくは、ひーと言って吹き消します。
灰皿はハイブリッドです。
病名はオタンコナスです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-22 08:10:25
4867文字
会話率:7%
今日は、あーくんの三歳の誕生日。
でも、今日はパパとママがいない。
ろうそくの火を消したその時――。
あーくんの目に映ったのは、素敵な素敵なおくりもの。
最終更新:2020-01-06 19:00:00
985文字
会話率:45%
タイトル長すぎ問題
「自分以外の全員が犠牲になった難破で岸辺に投げ出され、アメリカの浜辺、オルーノクという大河の河口近くの無人島で28年もたった一人で暮らし、最後には奇跡的に海賊船に助けられたヨーク出身の船乗りロビンソン・クルーソーの生涯
と不思議で驚きに満ちた冒険についての記述」ダニエル・デフォー
原題はすげーわかりやすい。
「ローマ帝国の崩壊・一八八一年のインディアン蜂起・ヒットラーのポーランド侵入・そして強風世界」村上春樹
技術書・実用書だと長い。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」
「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」
基本、ウンチク系洋書は長い。
「FACTFULNESS (ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣」
ラノベっぽくしてみる
「ろうそくの科学」→「ロウソクの科学 世界一の先生が教える超おもしろい理科」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-12-27 05:52:57
2402文字
会話率:53%
ろうそくといぬのやりとり
キーワード:
最終更新:2019-11-21 11:04:28
572文字
会話率:93%
ろうそくが燃え尽きる時の事。
最終更新:2019-11-10 01:50:08
575文字
会話率:93%
高校生の彼。
ろうそくは静かに赤い炎をたたえている。
彼の街。
灯火はゆらゆらと当てもなく揺れ続ける。
最終更新:2019-10-08 15:41:02
651文字
会話率:0%
こころに静寂をもたらす
キーワード:
最終更新:2019-09-05 18:51:27
215文字
会話率:0%