戦ったところで成長なんかしないんだ。「こいつ、戦いの中で成長しているとでも言うのか!?」とかそんなご都合主義はなかなかお目にかかれないモンなんだよ。だからあの当時、僕らはみんな戦って戦って戦って戦って戦って日夜戦闘の連続だったけど、結果技
能が上がったり身体能力が上がったりはしなかった。運動をしていたんじゃないんだよ。ゲームみたいにレベルが上がった、体力+2、知能+1だとかあったらみんながみんなラスボスに成りあがってしまいかねない。それを考慮すれば、戦いの中でも個人が変わらずにいたことは非常に喜ばしいことだ。だとかわかったようなことを言っているけど、ただ単に僕はみんなが強くなって置いて行かれるのを恐れていただけなのかもしれないけどね。……強がりな僕だ。と、まあなんだかんだ屁理屈をこねてきたが、本題百人で争うことについてどう思う。ばかげているにもほどがあるが、確かにそれを僕は経験してきた。そして僕以外全員が死んでしまったから追悼の意を込めて英雄譚を執筆することになったという事の流れだ。何故に僕なんだという自問自答はもはや意味をなさないのだからつべこべ言わずに先に進めと言いたいね。そんなわけで特段義務として僕に任された任務でもないのだから、根入れて書くわけでもないが、とりあえずは全員分、僕を含めた百人分の物語がめまぐるしく展開していくお伽ストーリーになるのかな。少なくともイカロストーリーではないよね。……だからこういう余計者がいるから遅々として話が進まないんだよ。僕じゃこの役は不適合すぎる。荷が重すぎる。それでも忍耐強くやれるぶんやってみるよ創造城年代記。どう転ぼうが僕は知ったこっちゃないからな。責任は取らないからな。僕は屁理屈しか言わないからな。あらすじがあらすじに成りえてないからって僕は……いややっぱりそこはきちんとしておいたほうがいいかな。というわけで本作は王位継承をめぐる戦いの物語だ。そのために必要なこと。それは知名度だ。人気度だ。それがステータスになる。以上。
All they need is celebrity.The character who got the most votes is champion! The story of Create Castle Chronicle is presented by #87 Yogari Yosugara.折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 22:05:38
12740文字
会話率:19%
人間と亜人種たる魔族が対立する世界に勇者として召喚された少年祭隼人《マツリハヤト》
元の世界へと戻る方法を知るためマグガディア王国国王が出した条件は白龍連峰の魔王を討ち取ることだった。
そして魔王を討つために旅立ち早二年、ようやく魔王を討ち
倒した彼を待っていたのは残酷な事実だった。
魔王を討伐した来訪者《エトランジェ》のその後人生を描く英雄譚《サーガ》
彼の進む先にあるのはいかなる未来なのか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-07 10:46:46
104749文字
会話率:37%
山間の村で、横暴な騎士達に対する反乱が起こった。反乱の首謀者は、赤く輝く鎧をまとった戦士と、その友人の痩せた魔術師。たまたま村に居合わせた吟遊詩人は、魔法の腕を見込まれて、騎士達のいなくなった村を魔物から守る手伝いをすることになる。そして
吟遊詩人は、真の英雄達の生き様を目撃するのだった。
――いずれ長編で書きたいと思っている話の筋です。これだけでも作品として成立するかなと考え、発表することにしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-06 08:00:00
3164文字
会話率:42%
何もかも失われた大戦争時代。唯一残ったものは、戦時活躍した英雄譚だけ。
その英雄譚に登場する英雄を祖先にもつ一族、その中で孤独をもつ少年が一人。少年は血の濃さが、その一族の中でも特に薄い。差別を受けて、忌まわしい『リアン』の名をもらった
少年は、ある決意を胸にする。
「俺は、先生みたいになる」
王道(?)+シリアス多めのファンタジーです。間違いが多い作者ですが、宜しく御願いします。
総合ユニーク20000人突破! 総合PV75000ヒット突破! 有り難う御座います!!
感想に制限をつけていません。過激な誹謗中傷は、作者の貧弱なメンタルが崩壊しますのでご遠慮ください。(2010年より、改稿作業をしております。初見の皆様は『読者の皆様へ』をお読みなってください)
現在の状況→ 改稿:new!【第1章6】まで 本編:【第7章10】まで
※なお、他サイトで上げていたものですが、引き上げております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-29 00:00:00
246182文字
会話率:41%
朝霧 潤也はいつも通りの朝を迎えようとして、体が縮んでいた。もとい異世界に飛ばされサイカという人物に憑依していた。突然の異世界生活に戸惑いながらも割と高性能な体に浮かれたりして日々を過ごす異世界ファンタジー。
これは魔物も魔術も存在する
世界で、朝霧 潤也がサイカとして生きていく物語である。 【現在二章】 arcadiaにも掲載。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-24 20:48:09
86761文字
会話率:24%
自覚のない魔女カーミラは、王を志す第二王女を守るため騎士を目指すことになる。魔女とは代償を支払うことでマギ(魔女の魔術)を習得することができる者であり、支払う代償はその者にとって大切な何か。そしてマギは普通の魔法では到底起こりえないような奇
跡をも可能とする。古より転生を繰り返してきたカーミラは、その魂に無数のマギが刻み込まれていた。しかし本人には転生前の記憶はなく、そんな力があるなんてことも分からず、巨大な大剣を振り回して悪鬼羅刹の如く魔物と戦い続けてきた結果、いつしかリセの竜殺しと呼ばれるほどの凄腕の傭兵となっていた。しかし戦う以外は文字も読めないし、自分で着替えもできないし、本当になんにもできない。そして狭かった少女の世界が広がりを見せることで徐々にヤンデレが加速していく。そう、全ては愛する妹のために。これはそんな少女たちを中心に描いた剣と魔法の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-23 17:43:16
73432文字
会話率:49%
――これは、英雄譚にあらず。
逆襲と、復讐に彩られた、復讐劇である。
求めし理想を、あの日の後悔に贖罪を、そして揺るがぬ勝利を得る為に――
温泉旅行の帰り道、交通事故にあった昇一は異世界で勇者として目覚めた。そこで彼は、ゼイン
と名乗る王子とともに、たった二人で悪の帝国へと戦いを挑むのだった。
そして、それはやがて大陸全土を。ひいては世界全てを巻き込んだ大きな大戦へと変貌していく、少年たちが始めた彼らの『せんそう』の物語。
昇一16歳、彼は異世界に降り立つ。そして星輝歴877年5の月ゼイン16歳、彼らにとっての聖戦の幕が上がる。
旗を掲げよ、旗を掲げよ、天に刻むは尊くも煌めく輝く紋章。そう、全てはかの熱き輝きを放つ紋章に導かれしもの達。
しかし、重ねていおう。
これは、英雄譚にあらずと。
この物語は、少年たちが始める反逆と逆襲に染まった復讐劇。
全ては、あの日の後悔に決着を。
故に、旗を掲げよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-22 12:33:52
827文字
会話率:0%
世界は魔王の脅威にさらされていた。
これを打ち砕けるのは
異世界の勇者か、美貌の賢者か、義心の騎士か―――――それとも別の誰かなのか………
これは英雄譚の皮を被った似非物語。
王道に唾を吐きかけ、正道をあざ笑う、一人の男のぶらり旅―――
トリップでも転生でもない、純粋チートな主人公。
ハナから最強、故に無敵、故に世界で暇つぶし。
そんな奴が主人公。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-05 05:06:08
71353文字
会話率:35%
がたん、ごとん。
悪路に揺れる古びた馬車の荷台に座る、全身を黒いローブで覆った人物から不満気な視線が突き刺さる。
「……下手糞」
「ごめん」
手綱を握る勇者はそう言って困ったように苦笑した。
魔王がいなくなった世界で、勇者は何
のために旅を続けるのか。
英雄譚は既に終わり、さりとて冒険譚というわけでもなし。
これが何なのかは己が眼で確かめるといい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-25 20:03:47
117957文字
会話率:38%
太陽系から数百光年の彼方。双太陽を巡る惑星「カスケー」と強大な帝国「カローン」との戦いから五十年の後。ひとりの老人が中立星のソレルに降り立った。港の役人も敬意を払うノイ・レ・パウス(=語り部)と呼ばれるカスケー人の老人は、港の定宿で酒を飲み
ながら若者に昔話を語り聞かせる。それは宙(うみ)の難所、フゥルフェ礁の誕生にまつわる話だった。己の名誉を棄て星を護ろうとしたひとりの勇者と、わが身を棄てて勇者を救おうとしたひとりの娘の叙事詩。旧き良きスペースオペラに思いを馳せた英雄譚、のつもり(あくまでつもりですから)になった作品です。
空想科学祭2011参加作品。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-03 06:10:04
69376文字
会話率:44%
奇妙な夢を見た朝、僕の腕には不思議な斑点が浮かび上がっていた。
そして、僕は旅に出る。意味のない、果てしない旅へ。
最終更新:2011-08-02 23:42:40
9778文字
会話率:39%
平凡にして平均の俺は、特別を求めて××と契約、その策略から異世界に飛ばされた。日本の形をした世界、そこでは魔法と科学が対立し、戦争が近づいていた。契約により力を手にしていた俺は、科学と魔法、その両方を使ってその地で自由気まま好き勝手に活動を
始める。俺が元の世界に帰る条件、この罰ゲームのクリア条件は、ーー天下統一だーー折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-28 23:08:25
112463文字
会話率:32%
これは異世界、リーメディアの英雄譚。
北の聖王国家サシュアでは戴冠式が行われることとなった。
新たな女王の名は『イーシュ=サシュア』――物語の主人公『エデュミス=サシュア』の妹である。
共に育った妹の台頭を受け止められないエデュ
ミスは、自らの心を閉ざし鬱屈した毎日を送っている青年だった。
「私は私を知らないけれど……私はあなたを知っている」
戴冠式も間近に控えたある日、エデュミスは鬱蒼とした森の中で一人の少女と出会う。かつての英雄の名を冠した一人の少女は、新たな英雄譚の幕開けとなる秘密を秘めていて……。
奇跡の風が吹くその時、その出会いが、再び世界に名も無き英雄譚を呼び起す!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-04 04:18:13
11033文字
会話率:28%
マリオネット―――それは《操り人形》。心無き、人の形をした道具。
幕の下りた人形劇に何を思うのか。
召喚された少女たちの、それぞれの後日談。
最終更新:2011-05-02 12:00:00
4887文字
会話率:32%
‐‐ある世界があった。
剣があり、魔法があり、貴族制度があり、戦争もある。そんな世界。
その世界の東に位置する小国‐‐『サンクワール』
小国ではあるが、野心溢れる王が治める、まぁ概ね平和な国であった。
その国の最南端の村で育
った少年が一人。
蒼き髪の少年‐‐シンジ。
幼くも聡明であり、雲の如く自由で、そして優しかった少年。
そして、その身に耐えきれぬ程の運命を背負った少年。
少年の成長とともに世界は動き出し、彼は時代に飲み込まれ、巻き込まれていく。
少年はその瞳に何を映し、何を想い、そして世界の何を変えるのか。
誰よりも気高く、誰よりも自分らしくあり続けた、蒼き少年の英雄譚(ものがたり)。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-03 17:39:50
3435文字
会話率:27%
偏屈になりすぎた若烏はついに山を飛び出す。
最終更新:2011-03-21 19:40:37
7318文字
会話率:40%
未曾有の世界大戦が、一人の男によって治められてから300年。
止まっているかのように穏やかに時間が過ぎていたこの『ミュルカーシュ』に
再び激動の時代がやってくる。
そんな時代に、神がこの世界に英雄を使わす。
その英雄とは・・・地球人の
普通の学生です・・・。
ある時は敵国に一人で突っ込んだり。
ある時は龍の群れを従わせたり。
さぁ、この青年の運命はいかに!!!!
*****この物語は主人公最強主義です*****
頑張って書きます!!
どしどし読んじゃって下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-05 18:53:21
18321文字
会話率:23%
戦に生き、戦に死ぬ。戦に出る人間が皆そんな人間ばかりではない。彼らとて、笑いあい、酒を飲み交わし、友情や愛を重んじるのだ。
この物語は、アレス王国に住む少年マットと彼の周りの戦人たちの、日常、非日常を描く物語…
※少しばかり残酷な描写があ
ります。苦手な方はご注意下さい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-22 09:48:58
8841文字
会話率:48%
剣と魔法の世界『カルラディア』 己の才能と命を糧に怪物と戦う者、一攫千金を求めて命を奪う罠が無数に潜む迷宮に挑む者達がいた。
人々はそんな命知らず達を『冒険者』と呼んでいた。
この物語は剣と魔法の世界カルラディアで活躍する冒険者達の
物語である。
注:この小説は元々同人RPGゲームとして作り上げたシナリオです。
製作が頓挫した為、このまま廃棄するのももったいなく思い、小説として発表させていただきました。
同人ゲームシナリオが元なので、どこか違和感があるかもしれませんがよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-09-13 21:56:46
27296文字
会話率:39%
理不尽とも言える理由で吸血鬼に狙われる高校生、葛城信介。決して少なくない修羅場を潜り抜けてきた彼は、少しずつ自分自身の運命に向き合い始める。そしてその先に、決して避けられない別れが待っているとは知る事などなく。
最終更新:2010-09-09 05:13:59
261266文字
会話率:48%