春休みのある日、私はあるノートを見つけた。
そのノートには、解き途中の二次関数の方程式と、桜の木の絵が三枚描かれていた。
絵はどれも素晴らしいものだが、ノートの持ち主さんはどうやら数学は苦手みたいだ。
そう思った私は、『私も数学は
苦手です』 とメモを書き、ノートと一緒に置いておいた。
その翌日、驚くことに返事が書かれていた。数学は苦手ではないらしい。
本当かな、と思いながら、私はそれに『じゃあ、桜は好きですか?』 と返事を書いた。
すると帰ってきた言葉は、『桜は大嫌いだ』 というものだった。
まさか、こんなに桜の木の絵を描いているのに嫌いだなんて……面白いにも程がある。
そうして好奇心を鷲掴みにされた私と、ひねくれ者の先輩との交換ノートが始まる。
ノートに書かれていることだけを頼りに、私は先輩を見つけ出す!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 12:00:00
23828文字
会話率:43%
17歳の町野里子と若木テルが過去の殺人事件に巻き込まれる?
学校正門前の桜並木で昔、殺人事件があったのか。
数少ない手がかりから、学校の七不思議的な噂の真相に迫る。
最終更新:2022-05-08 11:22:36
8544文字
会話率:47%
さくらの木の下には誰かがいつも埋まっている。
私はそこに埋めて、いつかまた掘り起こす。
だってまた会いたいから。
最終更新:2022-05-08 09:06:41
5703文字
会話率:34%
皆様なじみの童話をモチーフにして推理小説を書いてみます。よろしくお願いします。
最終更新:2022-05-08 02:00:00
24129文字
会話率:14%
桜が咲く田舎の駅舎を舞台にした、とある少年少女の出会いと別れの物語。
曰くつきの桜にまつわる謎に触れていく、ちょっと不思議なヒューマンラブミステリー。
(※本格推理ではなく探偵もでません。人間ドラマ、いいお話、感動系、恋愛が絡んだ作品です)
人気の無い夕暮れの駅にて、場違いなお茶会を開くセーラー服の少女と男装の麗人。
偶然、近くを通りがかった主人公は少女の笑顔にどこか懐かしさを覚える。
少女はいったい何者なのか。夕暮れ時にお茶会を開く理由とは?
会話の中で謎を追っていくうちに真っ青な桜が咲き乱れて、主人公は大事な記憶を思い出す……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-08 00:00:00
9529文字
会話率:34%
消えた桜餅を探すお話です。
最終更新:2022-05-07 22:36:05
1412文字
会話率:23%
桜が咲く前に、親友は“僕”の目の前からいなくなった。彼のいない学校は退屈だった。そんな日々から目を逸らそうと、“僕“はその親友の趣味であった読書を始める。図書室で借りた本の隙間から、ピンク色がヒラリと舞った。その限られた表面には、数字だけが
書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 20:26:44
11083文字
会話率:39%
桜の木の下には雑草が生えないんだって。
その理由を知る話。
最終更新:2022-05-07 18:31:06
1897文字
会話率:20%
『奇跡のサクラ』が枯れた。王国の魔力研究の粋を集めた、不老不死の秘薬を使われたはずのサクラが。その原因究明を命じられた「俺」は、やがて予想外の真実にたどり着く。
最終更新:2022-05-07 14:09:43
5922文字
会話率:44%
*「春の推理2022」参加作品。「桜の木」がテーマでした。
悪戯好きの祖父は、僕たち孫に、謎解きを残して逝った。その謎は、20年の時を経て、僕の娘と義理の弟によって、解明される。そこには、祖父の思わぬ秘密が隠されていた。
最終更新:2022-04-26 20:05:07
5285文字
会話率:36%
*「春の推理2022」参加作品。「桜の木」がテーマでした。
「わたしを わすれないで」――高校卒業から5年後、掘り出されたタイムカプセルには、みんなの思い出の品のかわりに、たった一通の手紙が入っていた。高校2年生で死んだはずの、同級生の手
紙が。当時、高校3年生で編入し、タイムカプセルの埋設・開封に立ち会った佐那は、この謎めいた事件の犯人を見つけ出そうと決心する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-25 16:39:45
7901文字
会話率:49%
私の許婚である彼が、あるメモを残し姿を消してしまいました。彼は今どこに、そしてメモが指すものとは。
最終更新:2022-05-07 11:25:37
4748文字
会話率:33%
桜の花が咲く頃、桜の下で私はある疑問を考えながら、その場所にたたずんでいました。そんな私が経験した、ミステリーなお話です。
最終更新:2022-05-06 01:00:54
1384文字
会話率:66%
昭和四年の春のことである。男女の心中事件が世間を賑やかしていた。若い男女が桜の木の下で心中を図ったのである。それに触発され模倣する者が現れた。その様な中、ある色街で男女の遺体が発見された。男の遺体は客間で。しかし女の遺体は離れた桜の木の下で
発見された。
離れ離れで発見された遺体の謎に若き刑事が挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 02:31:59
9593文字
会話率:51%
彼女が死んだ。男の手によって。
そして彼は彼女との思い出を振り返った。
****
春の推理2022参加作品です。
公式企画初参加です。
ミステリ感はかなり薄めですが、読んでいいただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
最終更新:2022-04-15 02:03:42
3372文字
会話率:27%
警視庁捜査一課の相川警部補は、郷里の長崎での法事を終え、長崎発の寝台特急「さくら」に乗った。翌朝、東京駅に着いた寝台特急「さくら」の車内で男女の射殺死体が発見された。浮気旅行の帰りということから、捜査線上には女の夫が浮かんだ。しかし、彼には
鉄壁のアリバイがあった。相川らがアリバイ崩しに挑む最中、第二第三の殺人が起こる。東京と長崎を舞台にした事件に相川が挑む。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-07 01:14:14
14405文字
会話率:63%
縁を切ったはずの友人から、ある日突然手紙が届いた。
なぞなぞに近い手紙の内容に、「私」は思わず家を飛び出す。
※この文章はフィクションであり、現実とは異なります。
最終更新:2022-05-06 23:56:32
1393文字
会話率:17%
小峠澄は二流の雑誌記者だ。戦後の閉塞的な市町を巡り、伝承や怪談を探す彼女には一つの夢があった。『人が生きやすい楽園を探すこと』 果たして彼女の目的は果たされるのか?
桜の咲く洋館を訪れた小峠。殺人事件と密室探偵とは?
最終更新:2022-05-06 23:31:11
5946文字
会話率:55%
映研の脚本担当である水口舞は、同じく演劇部で脚本を書いている岡崎里美から「黒歴史を葬りたいから見届け人になって欲しい」と頼まれる。
里美は後進に道を譲るにあたり、創作ノートを灰にして記念樹の下に埋めようと考えていたのだ。
承知した
舞は、里美と共に節分の夜に記念樹「大高桜」へと向かうが、里美に近付く『覆面の怪人』に気付く。
舞の機転で覆面男は逃走するが、なぜか里美は「騒ぎにしたくないから」と覆面男の存在を隠そうとする。
納得できない舞は翌日、密かな片思いの相手でもある映研の客演女優で頭脳明晰・学園準ミスの岸峰純子へ鬱憤をぶちまけようと生物部室へ向かうが、目当ての純子は不在で、居たのは平凡・愚物を絵に描いたようなモブキャラ片山修一ひとりだけ。
しかも片山は純子に、早咲き桜の豆知識を偉そうに仄めかすばかりの役立たず。
しかし生物部室に戻って来た純子が会話に加わると、片山の蘊蓄は実は意味が有る事だったというのが分かってくる。
かくして舞・純子・片山の「覆面男の正体」を巡る三つ巴の推理合戦が始まった。
だが舞は、片山によって次第に追い詰めれれて行く自分に愕然とするのだった……
さて、この作品には『依頼者』・『被害者』・『探偵』・『犯人』が存在するのは当然として
『依頼者は被害者』 『依頼者は探偵』 『依頼者は犯人』 『被害者は探偵』 『被害者は犯人』 『探偵が犯人』と立場が頻繁に入れ替わります。
アンフェアに思われるかもしれませんが、レトリックに幻惑されることなく『覆面男の正体』を推理してみて下さい。
なお仄かにではありますがガールズラブ要素を内包しておりますので、Rー15指定とさせていただきます。
多少なりともお楽しみいただけたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 16:37:26
38579文字
会話率:48%
菅原公平は警視庁でエリート街道を真っ直ぐに進んでいた。しかし、突如、公安部の新部署に飛ばされて、左遷されてしまう。そして、着任早々に任されたのは、怪奇事件だった。上司の勧めで相棒につけられたのは、協力者の女子高生だった。雑用係を家業として
引き継ぐ家門、その少女には秘密があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-06 00:18:51
44453文字
会話率:45%
ここは田舎にあるちょっと小さな小学校。その小学校に通っている星宮紬は、同じくその小学校に通っている小泉琴葉お姉ちゃんと村上咲希お姉ちゃんとはまるで姉妹のようにとっても仲良しで、毎日楽しい学校生活を送っていた。そんなある日、3人の担任を勤めて
いる橋本美羽先生から春休みの期間に見せたいものがあるといい、ただ見せるのも面白くないということで、謎解きゲームを行うことを提案される。それを聞いた紬たちはとっても喜び、こうして謎解きゲームが行われることが決まったのである。これは、紬が2人の大好きなお姉ちゃんと一緒に謎解きゲームをして用意された問題を解き明かし、美羽先生が見せたいものに頑張って辿り着こうとするそんな物語なのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 21:31:18
19568文字
会話率:75%
悪役令嬢は婚約破棄され、転生ヒロインは逆ハーを狙って断罪されました。
様々な思惑に巻き込まれた可哀想な皇太子に胸を痛めるモブの公爵令嬢。
少しでも心が休まれば、とそっと彼に話掛ける。
果たして彼は本当に落ち込んでいたのか?
それとも、銀
のうさぎが罠にかかるのを待っていたのか……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 13:07:19
14440文字
会話率:58%
“この木を動かしてはならない。この木に触れるものに禍あるべし”
校庭から中庭に移植される予定の桜の木に、謎の脅迫文が貼り付けられていた。それを見つけた新聞部の唐橋知亜子は、「何者かが桜の木の下に死体を埋めており、掘り起こされるのを阻止する
ためにやったのでは?」と考え、高校生探偵である安堂宗に相談を持ちかけるのだが……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 12:00:00
17214文字
会話率:75%
桜が咲き始めたある日に届いた、意味のつながらない言葉が羅列した手紙。
東の女探偵とその助手が、その謎に挑む!
最終更新:2022-05-05 09:08:54
954文字
会話率:50%
神社へと向かう桜並木に、桃色よりも淡く白よりも明るい桜色と若草色の暈しの地に、舞う花びらの刺繍の着物を着て、黒髪をおろした桜の精が現れるという。
最終更新:2022-04-24 10:51:25
1663文字
会話率:32%