ゲームが心の拠り所であった少年は、≪アンダンテ≫という名の革新的なMMORPGと出会い、その魅力の虜になる。一方、何不自由ない学生生活を謳歌していた少女は、少年に誘われるように≪アンダンテ≫へ、そして少年の心の闇へと引きずり込まれていく。プ
レイヤーの日常にスポットライトを当てて描く、チートは有っても活躍は無い『準廃人』の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-05 20:11:21
53663文字
会話率:54%
吹雪に覆われた世界。
語り部を拠り所にしてたコミュニティは、三年前にその少女を連れ去られた。
そこに戻ってきた男に……
最終更新:2012-11-02 18:59:34
17230文字
会話率:13%
蒼海雪永は病院の一室で二十年暮らすことを余儀なくされていた。
毎年の桜が心の拠り所となっていた彼は、この年の桜が例年に比べ、格の違う美しさであることに気づき、六十年前に自らが想い馳せた少女のことを思い出した。
六十年前の三月下旬、雪永
は上司の紹介で知った骨董商に絵画教室の運営を持ちかけられ、公園の一角にある桜の木の下で開校する。
子供や老人に教える中、彼の会社を懇意にしている社長、衣沼誠も入会してきた。
ある日、誠の参加する教室に遅れそうになっていた雪永は並木道を走り抜けていた際、桃色の着物姿の少女、嵯峨野ほのかと衝突しそうになるが、自身の負傷と引き換えに無傷で彼女を抱きとめることに成功する。
互いに礼やらの言葉を交し合っていた矢先、彼女は彼の所持していた画材から教室の講師であることを見抜き、入会するためにやってきたと話す。運命の出会いを感じながら彼は入会を承諾し、彼女と共に公園に入った。
週に二度の教室は雪永の支えとなり、深まるほのかとの関係と展望を考え、絵画商へ自作を持ち込むようになる。有名な絵描きとなれば、夢のみならず彼女との未来が約束されるものと考えてのことだった。
しばらくして外国の画家協会員の目に留まり、画家の卵として活動を始めることになったが、彼女との交際を認めるように計らっていた誠が急逝してしまう。
一縷の希望を失った彼女は教室の退会を伝え、彼は最後に彼女の絵を描きながら助けに行くと誓った。
一ヶ月を経て、誠の夫人と画家協会員の力を借りて、ほのかの両親を救ったが、彼女は結婚してしまい、二週間後に彼女は新婚旅行先で命を落とし、遺品と手紙を彼に残す。
手紙には彼女の想いの丈と、人でないこと、彼の前に戻ってくることが綴られていた。
それから二十年を経て、画家として成功した彼は病に倒れる。
現代、病床にあった彼の耳にほのかの声が届き、再会の奇跡が成就されたが、想いを告げ、結婚指輪を渡した直後に彼は彼女に看取られて息を引き取る。
懸命な処置の甲斐もなく彼は亡くなったが、その病室の片隅では限りなく現実との繋がりが薄くなった姿の雪永とほのかが見守り、新しい肉体で病室を後にした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-17 04:45:59
24273文字
会話率:36%
私はちょっと冷めた子だと自分では思っていた。
兄の反抗期もドンマイと笑っていたけど、本当はただの何も見たくない子供だった。
本当に親と決別し、さまよい歩く私を拾ってくれた優しい人。
ただの彼に拾われたペットでいれば、あのまま幸せだっ
たのだろうか?
再び拠り所をなくした私。
しかし感傷にひたる暇もない日々を過ごすことになるとは思わなかった。
ただの縁側でグダグダしていたいだけなのに、なんでデンジャラスなわけ?
前に書いた夜の子供という話しの登場人物が出てきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-01 00:00:00
9405文字
会話率:6%
30を目前にし、彼女どころか職もなく、2次元だけを心の拠り所として、ずるずると引きこもり生活を送る智生(ともお)。
しかし、そんな彼の元に幼い頃失くしたはずの物が届く。
その物に導かれて向かった先は、自身が切望していた、2次元だった。
最終更新:2012-04-01 03:06:11
21818文字
会話率:20%
20代で就職、結婚、子育て、マイホーム購入を経験した後、掴み処も拠り所もなく、季節と供にやってくる倦怠や不安や焦燥を微かに感じながら「幸せとは何か」が分からずに淡々と過ごす極平凡な労働者の、心の荒廃とそこからの救済を描く私小説です。
最終更新:2011-12-25 22:57:44
2553文字
会話率:7%
文系が0.5%の国、日本。その貴重な文系の方が、ある教室に二人いた。
男女と性別は違うけれども、親にも誰にも理解されない中で、
たった一人の理解者がいる・・・。
それが、彼らの心の拠り所―――。
最終更新:2011-12-12 17:32:29
1848文字
会話率:34%
一条恭介は過去に黒い歴史を持つ、少し一般人とは違う人生を歩んできた高校生。そんな恭介には誰からも愛してもらえず、唯一の心の拠り所はチャットサイトで偶々出合った夏野優輝の存在。 一方、夏野優輝は学校以外の時間のほとんどをゲームに費やすという、
根っからのゲーマー。そんな優輝が恭介に勧めた、《Blood Blade Online》をプレイしていると突然ゲームの世界へと――――。 交差する世界の中で、最後に辿りつく場所とは――? ただトリップするだけではつまらないので、稚拙ながら少し違う設定にしてみたいと思っています。応援していただくと、執筆意欲も湧くので是非よろしくおねがいします。 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-31 00:08:24
28421文字
会話率:24%
心の拠り所は一体どこに
あるんだろう
最終更新:2011-10-19 23:39:31
236文字
会話率:0%
遠い遠い昔、この地上を襲った大災害《ハルマゲドン》。大地は沈み文明は破壊され、多くのヒトが犠牲になった。自然環境は悪化し、人類の生存圏内は著しく減少した。さらに追い打ちをかけるように、それまで見たことも無い異形の化け物たちが地上に現れ、ヒ
トを襲い始めた。数を減らした人類は、最後の拠り所として宗教に救いを見いだし、十字架を胸に、剣を手に取って化け物たちに対抗した。ここに人類対化け物の生存を賭けた永き戦いの年代記《クロニクル》が幕を開けたのである!そして、物語は一人の青年の動きを追う。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-09 07:12:16
243文字
会話率:0%
心の拠り所にある二つの矛盾。
最終更新:2011-07-25 09:53:22
200文字
会話率:0%
シンシア・リヴィング。十二歳の誕生日に魔法少女になり、その魔法少女としての腕前を繚乱に開花させていった魔法歩兵。
スターフ・バーコス。シンシアの幼馴染であり、彼女の心の拠り所と言える、心優しい魔法少女。
戦場の最前線で戦う彼女達に襲いかかる
のは絶対の悪意と恐怖。
しかし、彼女達はそれを、信頼と友情で乗り越える。
魔法少女、ミリタリ☆しんしあ! 短編ですが、始まります!
※この小説はArcadia様と同時投稿させて頂いております、ご了承下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-06-20 19:07:44
12159文字
会話率:20%
誰しも心の拠り所って持ってるよね。
…え、俺だけじゃないよね…?
と、とりあえずある少年の、ほんの一瞬の話。
キーワード:
最終更新:2011-01-01 04:20:55
541文字
会話率:13%
架空の歴史設定に基づく東アジア:大華。
20世紀中葉、日本列島、朝鮮半島、東北アジア、琉球をまたにかける大東洋皇国は、無為にして絶対なる君主、天皇を頂点とする世界国家の樹立を掲げ、大陸北部の中華イスラム共和国や、南部の新興社会主義国家・華
南民主共和国と交戦状態にあった。
勢いに乗って戦線は拡大する一方であったが、裏で皇国の唯一最大の支援者であった米国との友好関係が失われ、戦資は次第に困窮しはじめ……
さらに、相互不可侵条約を結んでいるはずのソ連と華南の結託や、東南アジアの先進国であり、皇国の最大のライヴァルである大京(きん)民国が米国に接近しようとする動きを見せていることに、東京にある皇国政府は神経を尖らせざるをえなかった。
そんな中、皇国の精神的中枢たる皇宮内で、こともあろうか天皇の権威の拠り所であった三種の神器が盗まれるという事件が起こる。
犯人の思惑はただ一つ。それらの神器を彼が正統な天皇の後裔と仰ぐ少年に奉還することだった。
一方、齢14の皇女、彰子(しょうし)は、国家のためでも、王権のためでもなく、ただ自分自身と家族の命のため、神器を取り戻すべく旅に出る。
架空歴史ファンタジーここにスタート 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-10-13 20:16:42
3451文字
会話率:36%
毎年、春になると庭に咲く青い花。その花と思い出に包まれて生きて来た女のちょっと悲しい物語。「春・花小説企画」参加作品です。
最終更新:2009-04-01 21:20:39
3297文字
会話率:34%
ユリは隠れて大輔という男性と会っていた。大輔を愛していたけれど、ユリの本位は・・・
最終更新:2006-12-27 10:42:32
1188文字
会話率:9%