「たすけて」
幼い妹が私に手を伸ばし呟いた瞬間、私は全てを思い出した。
この世界は前に一度歩んだ世界であり、前の世界の私は王妃として生き……聖女と言われる女の策略にハマり殺されたことを。
そして目の前にいる妹は私が殺されるよりももっと前に希
代の悪女として切り殺されたことを。
前の私は妹の言葉を信じず、聖女の言葉のみを信じ妹を死へと追いやった。
だからこそ私は誓う。今度こそ妹を最優先に考え、何があっても2人で生き残ってやると。
そのためなら王家すら欺き、自分の体を暗殺者並みに鍛えることすら厭わない。
私がやるべきことは妹を悪役令嬢などにはせず、死なせることもなく幸せにすること。
そう思って行動していると…前の世で関わることのなかった王弟殿下が絡んできて?
ん?聖女を一緒に倒さないかと?
その言葉を信じていいのか疑いながらも、いつしか心は開いていき…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-10 21:33:12
34898文字
会話率:26%
好奇心や不思議と感じる物事について、それらを自覚し、積極的に関わろうとする程度に成長した少年プレトと少女ミホナ。
面識もなく、住む町さえ違う二人の元にある晩届いた不思議な「乗船券」。
それは、異なる世界にひとなつだけ存在する島への招待状であ
った。
不気味な黒ずくめの船頭が操る船の中で初めて出会うプレトとミホナ。お互いが誰で、この船にいつどのように乗って、いったいどこへ向かっているのか、まったくわからないまま二人の子供は言葉を交わすこともなく、やがていつしか眠りに落ちてゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-10 01:47:58
128332文字
会話率:18%
普通のOLであるユイは、原因不明の悪夢に悩まされていた。満月の夜、小柄で青い髪、青い瞳の美しい青年に声をかけられる――。
「貴方は『ユメクイ』という魔獣に取りつかれています」――青年の、奇妙な言葉。
ユイは不審に思いながらも、青い髪
と瞳を持つ不思議な青年に惹かれていく――。
恋愛ファンタジー物語。
◆アルファポリス様、ツギクル様掲載作品◆
※以前、短編として投稿済みの作品です。文字数が多いため、読みやすくなるよう連載形式として再掲載しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-24 07:55:34
48580文字
会話率:31%
順恋愛小説になります。主人公の気持ちの移り変わりを楽しんで読んでいただけたと思います。
最終更新:2015-07-06 16:45:44
32964文字
会話率:26%
亡くなった母との思い出の唄を築く物語
最終更新:2012-05-13 13:44:01
590文字
会話率:0%
お星様を見る為に、外へ出掛ける
兎と羊の物語
最終更新:2012-04-16 17:42:33
1472文字
会話率:57%
それでも、悲しかったんだ...自分の事じゃないのに...
そんな思いを抱く少女の物語
最終更新:2012-04-02 20:25:13
952文字
会話率:26%
毎年、春になると庭に咲く青い花。その花と思い出に包まれて生きて来た女のちょっと悲しい物語。「春・花小説企画」参加作品です。
最終更新:2009-04-01 21:20:39
3297文字
会話率:34%