死を間際に控え、何の後顧の憂いもなく死を迎えようとしていた老人がこの世を去った。
天国かと思ったら次は異世界でした。
本当に天国に行くには、異世界で魔王を倒しちゃってください。
彼が選んだアイテムはもちろん・・・
老いは全然怖くない?知恵、
経験、人間性と才能でなんとか乗り切る異世界生活!
「年寄りでもまだまだ出来るわい!魔王よ!戦後日本を焼け野原から復興させた力を思い知るがいい!あぁ、もうちっと若ければ・・・」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-30 12:51:56
3686文字
会話率:64%
平成27年7月10日、首相官邸に謎の飛行物体が出現した。その中からあらわれた紫肌の女性は自らをルナブルーム星間王国女王のアウローラ・ルナブルームと名乗り、最後通牒を首相に手渡した。
1. 日本国は、ルナブルーム星間王国に対する一切の敵対
行為を行ってはならない。
2. 日本国は、その一切の統治権を完全にルナブルーム星間王国女王陛下に譲与すべし。
3. 日本国天皇陛下及び皇族の地位、並びに日本国国民の生命、身体、財産その他の諸権理は、保障される。
別に定める実施条約をして30日以内にこれらを受諾せざるときは、日本国は、消滅するであろう。敵対行為を行った場合も同様とする。
この宣戦布告の内容……大東亜戦争敗戦以来の未曾有の危機に、国中が戦慄する。臨時国会が召集され、衆参両院において宣戦布告書の内容の受諾,並びに実施条約の批准を含む全外交権限の内閣への委任を決定。日本国の歴史はこれで終焉を迎えたと国中、いや世界中の人々が確信した。
そのような確信とは裏腹に、ルナブルーム星間王国は、日本国の存続と制限付きの統治権を認める。そして、その国富を惜しみなく日本国に注ぎ込むとともに、戦後日本に溜まっていた澱みを祓っていく―
仮に地球の国際法を適用できるとすれば、ルナブルーム星間王国の行為は明らかに国際法違反であり、武力行使を受ける可能性もある……その他の様々な要素を考慮してもメリットとデメリットが吊り合わない。
にも関わらず、ルナブルーム星間王国が日本国に固執するのは、日本国の2000年以上に渡る悠久の歴史と女王自身に理由があった―折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-14 03:00:00
949文字
会話率:7%
著者の高校時代の沖縄修学旅行の体験談をベースにした短編小説です。
最終更新:2015-03-09 01:17:15
2216文字
会話率:28%
坊ノ岬に戦艦『大和』が沈まなかった戦後日本。幾多の困難を乗り越え、多数の敵を退いてきた大和だが、核兵器によってビキニ環礁に沈もうとしていた。標的艦として沈ませぬと立ち上がった者達の同盟『大和会』は21キロトン級の閃光と衝撃を境に、戦前日本へ
とやり直しの旅に出る。滅び去る筈だった夢幻の艦隊と共に……。※第175話を削除しました。申し訳ありません。代わりに修正話を更新予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-01 12:30:19
1060048文字
会話率:47%
シブヤン海に戦艦『武蔵』が沈まなかった戦後日本。終戦後、護衛艦『むさし』として新たな歴史を歩むこととなった武蔵だが、奇妙な現象とともに戦時日本へと舞い戻る。父の遺志を継ぎ、船乗りとしての人生を選んだ自衛官、伊藤叡はやり直しの旅に出る……。
最終更新:2013-07-14 07:00:00
13162文字
会話率:45%
石川県石川郡の一村落、『稔郷村(にんごうむら)』。
土地に根付く八百比丘尼(やおびくに)の伝説から、近在の者たちは、その村を『人魚村』と呼んでいた。昭和二十二年の夏、あの忌まわしい事件が起きるまでは……。
本稿は、当事者の日記を元に、
稔郷村での怪事件を活写したものである。
この稿が一人でも多くの目に触れる事を、そして、いつの日か、怪事件の真実が紐解かれる事を、切に願い、読者諸賢へ向け記す。『人形村』と呼ばれる、私の郷里の話を……。
* * *
架空の土地で起きた架空の事件を、当事者の日記を紐解きながら、描写していきます。
『暑気払いも出来る暇潰し』をお探しの折には、どうぞ、よろしくお願いいたします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-13 11:23:27
42701文字
会話率:5%
1945年、太平洋戦争において負けた日本は戦後日本を歩み、ついに敗戦国とは思えないほどの発展を遂げた。しかしその国を守る海上自衛隊にはかつて戦ったアメリカの技術が使われていた。そして2025年、最新鋭護衛艦が就役する。攻撃的な装備を備えた
その護衛艦の就役を国民は違憲として認めなかった。そして就役から1年後、長い間平和だった国を再び戦火がとりまこうとしていた。
2013.12.16 本小説は近頃流行しているブラウザゲーム「艦隊これくしょん-艦これ-」とは一切の関係はありません。向こうのキャラクターなどと混同しませんようお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-04-24 21:44:18
20904文字
会話率:62%
某バカ大尉の策略(!?)により、平穏な二年兵生活から一転、ぼくが放り込まれたのは地獄とも称される陸軍挺身兵――――レンジャー訓練課程。精鋭養成の名の下、連日のように続くゴーモンもどきの猛訓練。鬼教官にはどやされるし、目的意識を持つ仲間もい
れば、どうしてこんな人が……というのもいる。拝啓父上様、この分じゃ、除隊まで楽させてくれそうにありません。折りしも時は1976年。戦後日本を取り巻く情勢もまた何やらきな臭く―――――
コンコン、コンコン……
おっ、アケミ? 遅かったね。カギ開いてるよ。外寒かったろう? こっちに来て一緒にあったまろうよ――――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-01 00:00:00
194307文字
会話率:48%
西暦1974年。30年前の「大東亜戦争」に辛勝した日本は、アメリカ率いる自由主義陣営の一員としてソヴィエト、中共、北朝鮮を初めとする共産主義勢力と対峙していた。この年大学二年生となった「ぼく」もご多分に漏れず召集令状(レッド‐ペッパー)を受
け取り、嫌々ながら故郷の連隊へと検査を受けに向う汽車の人となっていた―――――国民の義務となっている「兵役」を果たすべく……
ありえたかもしれない「もう一つの戦後日本」。なおも続く義務兵役により三年間を「帝國陸軍」兵士として過ごす羽目になった「ぼく」をはじめ、軍隊生活を共にする様々な人間模様を描く。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-03 00:00:00
86047文字
会話率:38%
太平洋戦争終戦時、日本帝国海軍に残されたただ一隻の戦艦「長門」。本来ならば核実験艦として南溟に消えるはずだった彼女は、数奇な運命により戦後日本を生きていくことになる。捕鯨母船「長門」、海上自衛隊護衛艦「ながと」として生きていく彼女と、海の軍
人として「ながと」と共に戦い続けたある男の生涯。
(本作は著者が通う大学のコンクールに応募した作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-20 01:31:18
39257文字
会話率:31%
戦後日本。そこにはまだ傷のいえない人々がいた。兵器として作られた人間。怪物。これはそのものたちの物語。
最終更新:2008-11-05 00:10:16
61282文字
会話率:54%