この物語は何より働くことと儒学者が嫌いだと公言する、戯志才の物語である。
最終更新:2012-05-27 15:06:49
17392文字
会話率:50%
これは、我々の住む地球での物語ではない
遠く……そう、どこか遠い所の物語である………
その星には、人、そして人以外にも様々な種が存在していた
その中には人の脅威となる魔物も存在する
ある魔物は陸を駆ける狼の姿
ある魔物は水を巡る魚の姿
彼ら
はあらゆる場所、姿で生息し人々の生活を脅かしていた
しかし、その魔物は最初からその星に居たわけではないのだ
遥か昔、その星では、我々人間に似た種族が栄華を極めていた
彼らは飽食の限りを尽くし、機械を操り自然を蹂躙し、彼らの住む惑星「スーラ」を自ら蝕み、種としての過ちに気づかぬまま1000年の時を過ごした
緑と青の楽園だった星は、汚染された大地と黒ずんだ海に覆われた死の星へと姿を変えていった
しかし、その歴史は唐突に終わりを迎えることになる
ある大雨の日、それは突然起きた
前兆すらなく、突如地上に巨大な「何か」が出現した
その形は定かでは無いが伝承によると、「神」、「悪魔」などと記されている
その化け物は、数多の異形の生物を身に纏い街を破壊した
魔物がこの星に生まれ始めたのもこの時からである
星にある文明は消し飛び、僅か生き残ったのは奇跡的に難を逃れた極少数の者たちと、人里離れた奥地に住む人とは異なる進化を遂げた民族のみである
難を逃れた人々は、互いに寄り添い、集団を作り新たな集落を作り始めた
彼らは、自分達を襲った異形が今までの行いへの罰だと信じ、今まで培ってきた技術すらも放棄し狩猟と最終の時代へ戻ることを決意した
それから1000年
驚異的な自浄作用によりスーラは本来の美しい緑と青の星に戻っていた
そして、人々は古の教えを忘れ、着々と文明を再生している…
これはその星に生まれた罪人達の物語である
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 01:08:46
400文字
会話率:0%
大きな羽の風車は町のシンボルだった。だけど今は風が吹かなくなってしまって、町も風車もほこりをかぶっている。そんな小さな港町の、小さなお話。
最終更新:2012-05-06 19:05:08
11378文字
会話率:47%
『自称平凡な男子高校生』貴蔵劫と、『忍の一族の末裔』鴉名令嗣が乗った列車が飛ばされた先の異空間は、様々な世界へと繋がる入り口の門・《那由他路》だった。そこで二人は《帽子屋》と名乗る男に出会い、銀灰色の空に三つの月が浮かぶ《銀世界》へと送り込
まれてしまう。赤黒い月の宵の聖獣・『黒蠍』との邂逅、短機関銃を携帯するクールな少女との出会い、強大な力を封印するため目を包帯で覆われた銀髪の令嬢の秘密――。混沌極まる世界、主人公が微笑をたたえて溜息を吐く【ミステリアス・ファンタジー】。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-03 22:03:40
63618文字
会話率:35%
今人気沸騰中の高校生俳優、町川衣織(まちかわいおり)は、同い年が嫌いだ。
まぁ嫌いといっても恋愛対象外という意味でだが。
そんな衣織はあるひ一人の少女と出会う。
その少女は麦わら帽子をかぶった黒髪の少女だった。
最終更新:2012-05-03 16:31:53
6496文字
会話率:41%
不登校の悩み多き年頃の少女。学校も病院もサボって昼間の町をうろうろしていたところ、一人の男性と出会う。彼が落とした手袋を届けようと追いかける彼女だったが、途中でマンホールの穴に落ちてしまう。深い穴を抜けた先は、鉄板御伽話"不思議
の国のアリス"の世界だった。夢か現実か。死後か死後でないのか。迷いながら不可思議な世界を駆け抜ける少女は、"帽子屋のせがれ"と呼ばれる人物に出会う。彼に手を引かれながら自分と向き合っていく少女。これは悲劇か、喜劇か。この物語の結末はあなたに対する問いでもある。
女子高生版和製アリス。いかせていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-27 21:46:56
40143文字
会話率:59%
悲しいお話かも知れません
最終更新:2012-04-15 11:59:52
794文字
会話率:18%
笑い猫は泣き、眠り鼠は眠れない。発情兎は潔癖症で気狂い帽子屋は現実的。少年が女王を兼任し、実罪人は許される。そして少女(アリス)は――迷いこまない。完成原稿の為の習作、ルイスが切り捨てた可能性の一ページから生まれた世界。それは父に捨てられた
子供たちの物語。中編予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-02 21:00:00
6319文字
会話率:44%
狂った帽子屋さんのお話。
最終更新:2012-02-23 23:27:52
1143文字
会話率:49%
寒い冬の夜。
僕は家の中に自分の居所をなくして家を飛び出した。けれど遠くに行くこともできず家の玄関の横でじっとうずくまっていた。誰にも見つけられないと思って。
だけど目の前にカンテラの灯がゆらゆらと揺らいで、僕をなんなく見つけてしまった。-
----どうしてだろう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-06 10:00:00
3238文字
会話率:32%
――麦わら帽子をかぶった雪女が夏の海に想いを馳せる。
【夏の海】【麦わら帽子】【雪女】のお題で書かれた掌編です。
以前texpoにて公開していました。現在pixivにても「三毛猫の三題話」の一遍として公開中です。
最終更新:2012-01-01 23:30:16
558文字
会話率:0%
桜井染衣(さくらいそめい)は幼馴染みの梅原鶯(うめはらうぐいす)に恋心を抱いている。友人の藤柳紫輝(ふじやなぎむらさき)が応援してくれるが、同時にからかわれる毎日でもあった。
あるとき、染衣は部屋の机の上に花が生えていることに気づく。触る
ことのできない透明な花――恋花(こいばな)だった。
そしてその恋花の妖精ラナンキュラスまで現れる。恋心が膨らんでいくに従って恋花は色づき、恋が成就することで実になり種となるらしい。
ほのぼの恋愛もの……ではないかも?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-17 01:22:36
113066文字
会話率:33%
高校三年の夏休み。都会から新しい家族と暮らす為に引っ越してきた春也。画家になるという夢を持つが、現実と理想の狭間で苦しんでいた。ある日、町で絵画コンテストが開かれるという事を知り、自分の力を試そうと参加する事にする。そんな春也の前に現れた麦
わら帽子の女の子。名前は夏加。夏加がいる風景は何故か綺麗で神秘的で・・・。春也は夏加を描く事を決心する。だが、夏加は自分を描く条件としてとんでもない事を言った。
「あたしの家族になって」
最初の一歩を君と踏み出そう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-14 18:28:00
6986文字
会話率:35%
暑い夏の日、駅のベンチで電車を待つマキオは、子供の頃に経験した、苦くも懐かしい光景を観ることになる。
最終更新:2011-09-27 07:23:42
3532文字
会話率:20%
――― Alice, you can't stop go mad surely ―――
(アリス、キミはきっと狂わずにはいられないだろう)
ある日、アリスは夢を見る。兎を追いかけて穴に落ちたり、どこかねじのぶっ飛んだ人達とお茶会をしたり――
――
物語のように毎日続くゆめを現実との境目が曖昧になるほど見るようになったある日、アリスは目覚めると見知らぬ草原にいて・・・?
――――神様、私はあなたをいっっっしょう恨みます。byアリス折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-24 20:24:00
35245文字
会話率:30%
「私は貴方を殺して望みに近づく」
〈凶戦士〉と呼ばれてもなお戦い続ける、血に染まった〈アリス〉
「おまんの為なら何じゃって苦じゃなかよ」
〈アリス〉に寄り添い、従う従順な〈チェシャ猫〉
「もし君が全てを諦めてしまうというのなら、僕
が君を殺してあげるよ」
冗談や笑みを絶やそうとしないが武器を手にすると容赦ない〈白ウサギ〉
「この手は、お前を支えるためにある。この手が血潮に濡れても、気にはしない」
〈アリス〉の生まれ落ちる瞬間を見届け、その望みの重さに気づきながらも支えようとする狂った反骨精神を持つ〈イカレ帽子屋〉
「わらわは、狂っておるのか……?」
首狩り女王という〈役割〉に苦しむ無邪気な〈ハートの女王〉
「朱に混ざって紅くなるのは染まった方の弱さでしかねぇ」
達観した考え方で〈アリス〉を導く、口が悪い皮肉屋の〈ハートのジャック〉
本が読まれなくなった時代、〈物語〉が望みのために、望みを持つ死者を使って行った〈戦争〉。
〈登場人物〉となった死者は、己の望みのために戦うことを決めた。
そう、例え、血に染まろうとも我が望みを叶えようと。
これは、〈不思議の国のアリス〉に集った、悲しい望みを持つ者たちの戦いの物語。
『お前の望みはなんだい? 私が叶えてあげよう……我が望みのために戦ってくれるなら、ね』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-19 01:11:44
8346文字
会話率:41%
残暑の続く九月。
憂鬱な毎日を過ごしていた大学生の優。
それが、ある日であった、彼女によって一変!
白いワンピースと甘酸っぱい青春・・・さわやかな恋物語で夏を締めくくりましょうか。
友人からのリクエスト、
「白いワンピースに麦わら帽子の
君が、駆けてくる」
を主題に連載をしていこうかと思います(笑)
*この小説は、自身のブログでも掲載しております。無断掲載ではありませんので、その旨ご承知下さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-09-12 05:04:38
1303文字
会話率:14%
セミ採り、ラジオ体操、そうめん、夏祭り、入道雲に麦わら帽子、そしてあの懐かしい日々――夏のすべてを、詰め込んで。加奈子、じいちゃん、青、三人の夏の物語。
最終更新:2011-08-19 19:24:14
3744文字
会話率:65%
不思議の国のアリスもどきの世界に迷い込みました。…いえ、携帯追って飛び込みました。白兎や帽子屋、女王も登場してますけど、何か違いませんか。美形の国ですか?コスプレの国ですか?え??不条理の国?どうでもいいんで携帯返して、元の場所に帰してくだ
さい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-08-10 19:45:11
15541文字
会話率:57%
「人魚姫は嫌いだよ」
最終更新:2011-08-01 22:12:32
795文字
会話率:46%