国王・グレンダートにアリアが正妃として嫁いだのは16歳の時。
唯一の庇護者である父・セイィータ公爵とアリアは共に、国王派にただ疎まれ続けていた。
そして子がないまま時は過ぎ、国王には寵愛する少女が現れ、全てが急変していく。
窓辺に立ち、そこ
から臨むほんの少しの一方的な時間だけが孤独なアリアの幸せだった。
ただ、それだけで良かったのだ。
※視点が変わります。視点によって時系列にばらつきがあります。また、幸せな結末ではありません。同性愛表現があります。
※追記・完結後、矛盾点などの修正加筆予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-01 13:38:16
87957文字
会話率:11%
真夜中の学校に忘れ物を取りに来ていた里愛は突如現れた中庭の池から伸びてきた腕に掴まれ引きずり込まれてしまう。そして気づいた時には全く別世界へと来ていた。しかし、初対面の相手に初っ端から殺されそうになるとはどういうこと!?言葉など全く通じない
異世界に召喚された理由とは?「魔術師の、花嫁候補?」漸く言葉の通じる相手に出会えたと思えば信じられない言葉に唖然としつつ、従うしかない現状。しかし、期限は一ヶ月間。花嫁候補に選ばれなければ元の世界に戻してもらえるというなんとも旨すぎる話に怪しみつつも「こうなったら一ヶ月間何が何でも乗り切ってやるわよ!」そんな感じの話しです。8/13本文完結。現在番外編を連載中です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-01 09:56:48
158978文字
会話率:31%
両親に寵愛を受けて育った少女は初めて生まれてから一歳になる妹を溺愛する両親に嫉妬し、一人で当てもなく浜辺を彷徨う。そして少女は浜辺である人物と出会う。その人物が抱えている痛みを当然ながら知ることなく。
最終更新:2012-08-15 18:32:56
19674文字
会話率:39%
近世と近代の狭間に一つの激動に満ちた時代があった。
手に剣を胸に魔法を秘め、誇りと伝統を枕に戦う時代に終わりを告げられ、手には銃を胸に階級章を付け、自らの命を奪わんと降り注ぐ砲弾の雨の中を恐怖に身を竦ませながら兵士が駆け抜けたそんな時代。
かの時代に一つの国家が産声を上げた。
その名は<ヴァイゼンラント帝国>。
無数の困難を乗り越え生まれたこの国は、その成り立ちに批判的な史家達ですら『神の大いなる寵愛を受けた国』と皮肉に侮蔑、そして嫉妬に身を燃え上がらせながらも称せざる得ない。
あの時代において類稀な機知と知略、謀略に身を染め上げながら羽ばたいていった帝国。
そんな帝国には一つの御伽噺が残っている。
それは『ヴァイゼンラントの白蛇』。
本書はその御伽噺の人物『白蛇』と化した彼女が人間として生きた本当の軌跡の証明であり、御伽というベールによって隠された向こうに確かに存在していた真実の告白なのだ。
『ヴァイゼンラントの白蛇』ユリアナ・フォン・エーデルシュタイン (著、監修、編集)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-20 23:04:05
1272文字
会話率:0%
男は全てを賭けて愛した妻を失って以来、変わってしまった。
廃人同様となってしまった中で目を付けたのは愛娘――。
男は自分の望む姿へと、娘を作っていこうと決意した。
Pixivからの転載です。
行き過ぎた二次創作への批判の意味を込めた作品で
す。
ちょっとエログロナンセンス入ってますが、それくらいの方が丁度良いかも知れませんね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-16 15:26:31
1923文字
会話率:5%
世界は砂漠に覆われていた。かろうじて残った「世界樹」とその枝葉である東西南北の森。世界を再び緑に戻すため、科学と歌の共存する世界。森は自然を破壊した人を拒み、歌で癒す「小夜啼鳥」を厳しい掟を敷きながらも寵愛していた。
植物学者であるジゼルは
研究に必要な検体採取をする為に森に入り、森を歌で回復させる「小夜啼鳥」のテノールと出会う。
森と、歌と、人の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-05-14 22:40:42
114828文字
会話率:41%
戦場では負け知らずという、常に敵を殲滅する魔将軍ガレリウド。
彼が主君と仰ぐガレヴァーン侯爵から新たな命令を受ける。
強大な敵を迎え撃つ戦かと思うていたが、それは「妃を娶って子を為せ」という命令。
娶るまで戦場に行くことを禁じられ、憤怒して
いた所に一筋の希求の光が届く。
それは異世界からで、絶望の余りに自害しようとしていた人間の娘と出会う。
話すうちに興味を抱き、2000年ぶりに28番目の愛妾として初めて人の娘を娶る。
魔族と平安貴族娘の寵愛話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-02 02:33:30
50236文字
会話率:28%
犯罪者の集う国、クレッシェンテで唯一の犯罪者、スペード・J・Aは「月の女神」の寵愛を受けた少女を探していた。彼女は時の魔女の愛する少女、黒い髪の少女だという手がかり意外は何も無い。
スペードはただ、興味のみで彼女を探しているのだ。
最終更新:2011-10-24 14:02:30
12245文字
会話率:62%
さびれた村で畑仕事に精を出すだけの毎日を送っていたイリヤは、ある日《姫王さま》のおわす王宮に呼び出される。かつてこの国の至宝と謳われた賢者の末裔として―――――。 / 姫王さまをはじめ、王宮の面々に寵愛の的として翻弄されるイリヤの物語。
最終更新:2011-08-19 04:42:17
4861文字
会話率:22%
後宮に入って三年目、幸運にも王の寵愛を得られなかったイリスは、規則により家に帰される事となった。
しかし荷造り中に偶然王と会ってしまい・・・。
「折角ブサイクに生まれましたのに、どうして・・・!」
コメディ時々残酷。
※登場人物の言動には相
手に対する敬意がみられません。また、肉体的・精神的に残酷な場面があり、不快に感じる可能性があります。それらすべてを了承した上でお読みくださいますようお願い申し上げます。改稿版・番外を自サイトに掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-05 09:04:46
180115文字
会話率:50%
貴族が王の寵愛を得んと欲するブリジスト国。そんな国内では貴族同士の争いが絶えず、裏ではヒットマンなどが暗躍していた。上流貴族であるクロウ家は王の密命『クロス・オーバー・チェンジ』を受け、一族内の改革に取り組んでいた。成人の儀式を明日に控える
少年・インディーは儀式で従兄のスコープと誓約をたてる。インディー自身がたてた誓約が彼の運命を大きく揺らがし、縛り付ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-01 00:06:57
2169文字
会話率:46%
人にはそれぞれの運命がある。それは誰にも左右されない道といえばいいのだろうか、ここにいる少女もその一人だ。神に寵愛を受けたのか、はたまた悪魔のもたらす力なのか、それは誰にもわからない。けれどそれは少女にもわからない事だったが、少女はその力を
自分の信じる正しい事の為に使おうと信じている。これはそんなとある少女と兄の物語である。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2010-12-14 02:11:16
5329文字
会話率:69%
行過ぎた寵愛の意味するものとは。
最終更新:2010-05-24 23:44:41
495文字
会話率:0%
一人の王がいた。
運命の女神の寵愛を受け、国を興し、廃れた世を救った英雄である。
そして、この一幕は王の寝所にての出来事である。
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最終更新:2010-01-25 00:17:34
817文字
会話率:59%
それは遥か昔の古代ローマ時代…。戦火の絶えない激動の渦の中で勇気が持てない臆病な少年と、皇帝に寵愛された人の心を捨てた少年が出会った。そしていつしかこの国は彼らの小さな手によって、静かに操られていくのだった…。
最終更新:2006-08-10 08:13:55
20597文字
会話率:37%