「戦いを!
戦いに次ぐ戦いを!
俺達は猛き風! 俺達は真紅の太陽!
ならば、ただ与えられるのを待つ事は無い!
名誉と栄光を――勝ち取らん!!」
嘗て北部の風の中、攻め寄せる闇の軍勢の前に立ち塞がった男がいた。
血
と泥。肉と骨。鋼の掟と、そして雄叫び。
並居るクラウグスの勇者達の中でも数少ない、戦士の中の戦士と評されたアッズワースの大英雄。
彼と彼の戦友達の戦いが神話と成り果て、黴臭い伝説として誰の心からも忘れ去られた時、闇は再び北の大地に蠢き始める。
ならば
ならば彼は眠らない。
――伝説は蘇る。
2015年10月15日、『ティタン アッズワースの戦士隊』と言うタイトルで
アース・スターノベルさんから出版させて頂きました。
拙作を応援くださった皆様の御蔭です。有り難う御座います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-19 22:20:31
556567文字
会話率:44%
世界は混乱に陥っていた。突如魔王が君臨し始めたのだ。国を見つけては破壊する魔王を、何カ国もの国が協力しても討伐することはできなかった。
ーー後の『三大英雄』と呼ばれる3人の少年が現れるまでは。
『三大英雄』と呼ばれる事となった3人は、水の
都と呼ばれるアルスレア王国に存在する魔法学校のTOP3だった。
そして3人は魔王討伐に乗り出し、見事勝利を収める事となる。
勝利を収め、富と名声を手に入れた3人は別々の道を歩み始める。
no.3で正義感の強い『炎帝』ムースは、世の治安を安定させるべく勇者へ。
no.2で魔王討伐後、目標を失った絶望と虚無感を抱いた『影虎』ユウアは、全てを破壊し尽くす“二代目”の魔王へと。
そしてno.1の俺、最強として魔法学校に君臨し、誰もが王として君臨するのを望んだ『光神』バルムは、ーーーなんの変哲もない、ただの「商人」へとーーー
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-13 15:33:27
3295文字
会話率:42%
かつて七大英雄の一人だった男は、現在地下室にて怠惰に暮らしていた。
これはそんな彼が何かを始めようとして、何も始まらない、ただそれだけの物語。
最終更新:2016-07-16 17:09:09
3604文字
会話率:47%
これは国を変える妖精の物語。
セイントクロスとステビアという2大英雄をなくしてのち、庭国はビースト相手に劣勢の戦いを繰り広げていた。
セイントクロスのあとを継いだのがクローバーという王女だったが、クローバーは自分に総司令官としての器量
がないということを知っていた。
そんな時目にしたのが当時庭国で最強と言われていたザナルヘイムを一撃で抹殺した竜胆という妖精だった。
この戦闘を見たのち、クローバーは竜胆を貴族しか入れない中央軍に入れる決意をした。
貴族達から猛烈な反発を受けるものの、竜胆の天才性と合理主義が庭国の腐敗を正す推進力となるが……。
これは竜胆という妖精が、庭国を建て直しエクスファリア入りするまでの物語(戦闘や魔法、そして軍事活動が話の主軸になります)。
ちなみに、エクスファリアが何かは物語の最後で分かります。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-11 01:09:33
107554文字
会話率:36%
オンゴーイング・タイトル『CU CHULAINN』の纏め。古いアイルランドの伝承に登場する大英雄キュー・クレイン(クー・フーリン)。敵に追い詰められながらも立派に散っていった彼はギリシャの軍神にして慄然たる〈混沌の帝達〉にも名を連ねるエア
リーズによって蘇らされて不老不死となり、以降彼は仲良く蘇らされた戦友ロイグと共に地球各地だけでなく宇宙をも旅してきた。
師匠から教わった冴え渡る剣術と槍術、そして超人的な跳躍術と恐るべき腹の槍こと〈致死の槍〉の技を携えて、今日も永遠を生きる騎士キュー・クレインは様々な地を訪れる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-08 21:01:54
70362文字
会話率:23%
時は平安時代中期、京の都では魑魅魍魎の妖怪が頻繁に出没し…人々は妖怪の出現に怯えながら逃げ惑う者もそう少なくはなかった。もちろん、時の朝廷や貴族逹も突然の魔物出現の恐怖に怯え…最悪京の都を離れる事を余儀なくされる者も少なからず、都の一部は廃
墟と化す場所も頻繁に多発していくのであった。
この危機的状況を察知した帝は、稀代の陰陽師・安倍晴明(あべのせいめい)を呼び寄せ、妖怪退治を依頼して何とか事態は終息したかに見えた。
しかし、突如現れた魔界の王・婆沙羅将軍(ばさらしょうぐん)の出現により事態は急展開を迎える事になり、次々と起こる謎の怪奇事件が晴明の前に立ちはだかる事になる。
そして更に、新たな強敵である婆沙羅将軍を護衛する冥府十神(めいふじゅっしん)も登場し…戦いは想像を遥かに超える熾烈な激闘を迎えるのであった。
そこで晴明は、幼なじみである芦屋導満(あしやどうまん)や退魔師を生業とする西園寺飛鳥(さいおんじあすか)、晴明の兄弟子である鬼龍正親(きりゅうまさちか)、そして五人目の仲間となる相馬流ノ介(そうまりゅうのすけ)と共に魔界の王である婆沙羅将軍を討伐する旅に出るのだが、果たして晴明たちの活躍や如何に…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-21 18:52:49
313591文字
会話率:77%
滅び行く禁忌の御業『死霊術』。それを代々子孫に教え継ぐネクロマンサーの家系に生まれたキスラは、ある日異界から死者の魂を呼び出して使役する事に。創りだした死霊術の集大成は、無限の進化の可能性を秘めた大英雄の死霊……の筈が、その核にした異世界の
魂はどうにも様子がおかしかった。
迷宮(ダンジョン)・モンスター成長もの。
アルファポリスとの二重投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-13 20:00:00
8522文字
会話率:48%
特別な才能や飛び抜けた身体能力があるわけでもなく、つまりはそんなに強くないけど街の冒険者としてそれなりに頑張ってきたジークハルト(27)。三十路に差し掛かっても『名前だけ大英雄』なんて呼ばれてギルドの連中やパーティメンバーにさえ馬鹿にされ
る毎日。しかし、やっぱりそんなに強くなかったので、ある日うっかり参加した魔物征伐遠征で、行軍中のゴブリンの軍隊に出くわしてパーティは全滅。挙げ句の果てにジークハルトだけが『不死の王(ノーライフキング)』の眷属である既死のバケモノ、アンデッドとして蘇生してしまう。連れて行かれた場所で出会ったのは、幼い頃に遊んだ女の子で──彼女は不死身の吸血鬼で!? ロリっ娘吸血鬼と何の取り柄もない死に損ない(アンデッド)が織り成す、邪道アンデッド・ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-02 01:08:13
12750文字
会話率:40%
今より遥か昔、この世に魔神なる存在が現れた。魔神は後に魔物と呼ばれる怪物を生み出し世界中を争いの渦に巻き込んだ。それに対し人間は剣をとったが、襲い来る魔物の猛威を退ける事は難しかった。そこで人間は願った、戦う力を、魔物を葬り去る、魔神を倒し
得る力を。
果たしてその願いは誰に聞き入れられたのか、神なる存在か、はたまた人類の滅びの危機に人の内なる力が覚醒したのか。人類は力を手に入れた。
1人に1つ、力を秘めた武器を手に入れることができるようになった。
人はその武器を『神器』と呼んだ。
神器を手に入れた人類の反撃は凄まじく、魔物達を圧倒していった。しかし、魔神の力は人類の想像を絶するものだった。何人もの力に自信のあるものたちが挑むが遂に倒すことはできず、後に『四大英雄』と呼ばれる事となる者たちの手によって魔神は封印された。
これが人類2度目の黙次録である。
それ以降人類は平和を取り戻したが、未だ魔物は存在し、魔神の封印が解ける可能性も0ではない。そこで人類は、『神器』の力を伝承し、いつか再び訪れるであろう災厄の時に備えることにした。
魔物+魔法+神器ありのファンタジー世界で旅をする1人の少年と1人の少女の物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-01-25 01:29:26
3723文字
会話率:25%
〝目覚めよ。〟と言われて目覚めると、そこは見知らぬ世界だった。というか、自分が何者なんかもわからない。名前くらいしか覚えていない。空に赤い月が輝く「まるでゲームのような」世界グリムガルで生き抜くために、とりあえず俺たちは生き抜くしかない……
が、どうやって? そんなの決まってる。大英雄になればいい。無職だけど。お供は、無自覚M女と天然カンフーマスター少女ただし魔法使いとむっちんエロフ、その他もろもろ。発売中の『灰と幻想のグリムガル』(オーバーラップ文庫)と同じ舞台で繰りひろげられるRPG風ヒロイックファンタジー小説。9月25日に『大英雄が無職で何が悪い 02 All You Need Is What』(オーバーラップ文庫)が発売されます。イラスト担当は「エレクトさわる」さんです。『灰と幻想のグリムガル』ともどもよろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-03 07:08:20
453363文字
会話率:44%
酒場の店主ジャックには幼馴染がいた。彼は竜殺しの異名を持つ大英雄ジークハルト。ある晩店にやってきたジークハルトにジャックはいつものように煮豆を出すのだが・・・。ほんのり切ない友情譚。
※題名をどうするかで小一時間悩みました。単にソラマメに
するべきかとも思ったんですが、それだとちょっと素っ気ないなと思い、これにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-04 13:53:55
5848文字
会話率:66%
「ボクを猿とか言う奴は神でも殺す」
そんな、花果山の岩から産まれた前世人間の大英雄。
牛魔王の討伐も終わり、神々も絞め、漸く一息ついた彼を呼んだのは様々な種族が争う異なる世界そのものでーー。
「あ?ボクに世界を救えって?嫌だよ」
世界に愛された世界の申し子が行く、異世界救出?珍道記。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-12 13:47:41
329文字
会話率:0%
デュアール王国のウリエル家、と言えば王国中は愚か諸外国にすら知らない者は居ないとすら言われる程の名門貴族だった。
この一族はたった一人の男の手によって、四十年前華々しいスタートを切った。
聖祖と呼ばれるその男はたった一人で王国に巣食う一匹の
キマイラを屠り、その後も鬼神の如き活躍を続け、王国にこの人ありと言われた大英雄であった。
しかし、この栄耀栄華を一人で築き上げた男には、誰にも言えない、隠された過去があった……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-18 23:04:00
100149文字
会話率:16%
『ロンギヌスの槍を手にした者こそがこの混沌たる世界に君臨すべし王となる。』
リーチェ・リロイドは上級の『銀の魔法使い』で普通の一般学生として過ごしていたがある日、亡き父が護っていたとされる聖イエス・キリストを刺したと言われる堕天使王ルシフ
ァーが破壊した『ロンギヌスの槍』を探しに行く。途中、神でもあり大英雄とも言われているクー・フーリンと出会う。彼は個人的に興味があるらしくリーチェと共に槍を探す旅にでることになる。しかし、リーチェ達の前に数々の事件が起きる。遂に聖戦が幕をあける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-01-09 13:49:18
13843文字
会話率:58%
異世界ガスティムルグ。
その異世界の偉大な魔道師が作り上げたその世界を歴史を自動的に綴る魔道具「バース・ガスティムルグ」
世界の誰もが知っているが誰も名を知らず、その魔道具にすら名が記されることがなかった世界を救済した大英雄。
人々は彼の
ことを「空白(ブランク)」と呼び、彼が生前残した予言から世界の国と人々が世界で初の魔道学園を設立した。「空白の魔道書(ブランク・グリモワール)」と呼ばれる学園の歩む先と再び訪れる暗黒の歴史、その影を駆け抜けるかつての英雄の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-04 21:41:41
13691文字
会話率:47%
「ねぇ、高句麗(コグリョ)ー。」
「何?新羅(シルラ)。」
「転生しても・・・一緒にいようね。」
「・・・うん。」
それが全ての元凶。
この二人には一体何があったのか。
そして「世界四大能力勢力家」と深い深い関係である、
「四大英雄」
とは一体何なのか。
全てが解けた時、「英雄」は消滅する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-09 15:15:16
773文字
会話率:27%