いらっしゃい。
――ああ、あんたか。久しぶりだな。
今日は何を探してるんだい?
なに、童話?
童話……童話ねぇ――。
あんたが童話初心者なら定番の『アンデルセン』や『グリム兄弟』、『ルイス・キャロル』の作品を進めるんだが、ふうむ、
ここに来たってことはそう言った有名どころが欲しいわけではないんだろう?
と、そうなると…………ああ、そう言えばあれがあったか。
すこし待ちな、奥からとってくる。
……
…………
………………
ふう、待たせたな。
これなんてどうだい。
この作品は童話って枠に収まっているのか些か疑問だが、童話に含まれたもんはストレートにあらわされたものになっている物語だ。
こういった作品は事前知識を持っちまうと、物語にある答えを一つにまとめちまいやすい。だから内容に関しては読んで自分の眼で確かめな。
ただまあ、幾つかのキーワードは教えておこうか。
貧乳。牛。呪い。伝承。
そして――『善行』
そう、善い行いと書いて善行だ。
ほう……そうか、それにするのか。
ま、ゆっくり読んでみな。
……
なあ、あんたはどう思うね。
この世界に『良いこと』ってやつは、存在すると思うかい?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-03 12:04:33
118782文字
会話率:41%
「可愛い子……よくよく覚えておおき。人魚の力は呪いだ。力を使うなら、かならずやり遂げなければならないよ。なにがあっても、途中で止めてはいけない。行き場をなくした呪いは、術者へ返ってくるからね」
――これは、恋の病に侵された、わがままな人魚
の娘による、遠い昔の御伽噺。
※童話カテゴリですが子供向けではない短編です。鬱耐性必須。
原作:人魚姫(アンデルセン童話)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-21 00:44:34
22013文字
会話率:31%
アンデルセンの童話『人魚姫』を現代風かつコメディ風にアレンジしたものです。
一応、童話原作なので二次創作とさせていただきます。
ちなみに〈その2〉もあります。
(この小説は、pixivにも載せています)
最終更新:2019-01-21 07:24:47
3280文字
会話率:27%
前世、アンデルセンの人魚姫の姉だった魚谷カジカは前世で起きた出来事を調べていた。他の姉達とは出会えたものの、肝心の妹には出会えない。
そんな時にカジカに近付いてきた男は、狂っていた。
最終更新:2018-07-21 10:49:35
4194文字
会話率:46%
アンデルセンの「絵のない絵本」のような第三者の目で街を描く試みです。
キーワード:
最終更新:2018-04-13 14:51:25
1436文字
会話率:0%
ifマッチ売りの少女系統だけど、前提ぶっこ抜きの土台ひっくり返す系作品。全体的に夢の国のアリス風味。
タイトルとキーワードの違いは読んでくれたら分かるかと。読んでくれたら分かるかと!(ダイマ)
※アンデルセン童話知ってる人向き作品だったりそ
うでもなかったり。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-18 00:47:17
8538文字
会話率:35%
人魚姫に助けてもらったことに気付いた王子様は、人魚姫と結ばれることになりました。海の上での結婚式では、人魚も人間も魚たちも、ふたりを祝福しています。王子様と結婚するはずだった人間のお姫様もその中にいます。
でも、結婚式が終わってひとりきりに
なったお姫様は泣き出してしまいます。お姫様は王子様のことがまだ好きだったのです。そんなお姫様のところに、王子様の声をした何者かが現れます。それは、王子様の影だと名乗ったのですが――
人魚姫がハッピーエンドだったら、というifにオスカー・ワイルドの童話「漁師とその魂」の要素を加えた作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-14 12:05:31
19932文字
会話率:40%
アンデルセンの作品に「絵のない絵本」というのがあります。そんな感じで、歌(音)のない歌詞を作ってみました。詞集です。気軽にお楽しみください。
※曲をつけたい、歌いたいという方がいらっしゃいましたら、必ず一声おかけください。ツイッターはこち
らです。https://twitter.com/mochimochiduki (ID:mochimochiduki)
※無断使用・無断転載は厳禁! やったら激怒します!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-26 12:07:38
2767文字
会話率:43%
地下迷宮嫌いのアンデルセン。
彼は一匹の黒猫と出会い、一冊の書物を手に入れる。
それはダンジョンの一部を造り変え、神出鬼没の商店にする為の不思議な契約書だった。
指南書、魔導書、教典、手引書、地図、巻物……これは古今東西あらゆる書物が揃って
いるという幻の書店《蝋燭堂》の始まりの物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-22 09:00:00
11571文字
会話率:47%
最強、ストロンデスト。
今はそれが多数存在している。
それを唯一狩る人間が居た。
その人間の名前は
ベン・フィールド
最弱にして最恐の冒険者である。
最終更新:2017-09-21 22:58:19
1903文字
会話率:30%
「マッチ、マッチはいりませんか?」
年の暮れも近い粉雪が舞う夜、雪が踏み固められた街頭で少女がかごに入れたマッチを売り歩いていました。
寒さにさらされ続けた少女の指は痛々しくあかぎれ、一日中出し続けた声はかすれていました。通り過ぎる大人た
ちはちらりと少女に憐(あわれ)みの眼を向けましたが、誰一人としてそのマッチを買い求める者はいません。
アンデルセン マッチ売りの少女のパロディです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-09-05 19:38:47
2305文字
会話率:44%
あるところに、あひるの親子たちが暮らしていました。
立派な子供たちに比べて、醜く何をやっても劣る子供が一羽だけ…
アンデルセン みにくいアヒルの子のパロディです。
最終更新:2017-08-23 07:00:00
1253文字
会話率:4%
アンデルセン共和国への旅と青春、ひと夏の想い出。
最終更新:2017-09-01 10:02:45
452文字
会話率:0%
アンデルセン童話を読んでいたときに書いたもの。
影響を受けやすい子なのでわりと難解で、自分で読み返してもなんじゃこりゃってなります。
最終更新:2017-08-28 22:23:28
779文字
会話率:14%
日本語訳されたアンデルセンの童話を読んで、感じた事、考えた事などを詩にして表現してみようというものです。参考にした本は下記に記載しています。また、下記のものとは違う本を参考にするときがあります。その際はこのあらすじ部分、もしくは前書き後書
きに記載する予定です。
興味がある方、お暇な方はお読みください。
>旧あらすじ
アンデルセンの童話について書いていきます。
童話の内容に関して、細部が異なる場合があります。
〇参考図書:「マッチ売りの少女—アンデルセン童話集Ⅲ—」 訳者:矢崎源九郎
新潮文庫 平成21年11月30日折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-13 15:00:00
7623文字
会話率:8%
ある日、王子様から婚約破棄を言い渡された。
その時からユリウス・アンデルセンの人生は変わった。絵本を描いて過ごしていた彼女の部屋は荒らされ、国に金を持ってかれてしまった。
金を稼ぐため、冒険者ギルドにいくと、ある冒険者がいた。その冒険者が国
を終わらせるといって、本当に終わらせた。
次の王は……私?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-06-28 01:17:23
7884文字
会話率:45%
多分続かない、筆鳴らしにちょいちょいと。
最終更新:2017-03-04 13:00:00
8060文字
会話率:15%
オカルト好き、妄想好き、ついでにゲームやラノベが大好きな主人公。今日も学校帰りに古書店で見つけた怪しい魔道書を……アレ? ここは一体……
これは未だ見ぬ魔物を生み出すべく奔走する物語。
最終更新:2014-01-23 21:32:21
29247文字
会話率:13%
人生を全うし、子供たちに見送られ死去した筈の彼。それがどういう訳か、気づけば見知らぬ場所で、“人ならざる者”として一人草原で立っていた。
良く分からない内に、気づけば異世界で“スライム(ただし海外系)”となっていた彼が、この世界で諦めた夢を
再び追いつつ、新たな家族を得て成長していく物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-14 20:23:45
174051文字
会話率:21%
PPAP。
彼らの物語を紡いだ偉大なる童話作家の頭文字をとり、その世界はそう呼ばれている。
その世界に暮らす義足の少女カーレンは「物語の結末を変える」ため、気紛れだが誰よりも頼もしい同僚と共に「革命軍」を名乗り、自分たちに反する組織「保守軍
」に立ち向かう行く日々を送っている。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-15 11:12:44
350文字
会話率:0%
小栗ムツ先生、通称グリム先生は大人向けの童話作家だ。大学以来の再会を果たした彼は立派な作家になっていた。作家になれなかった私は、キーボードを打つ彼の後ろ姿を座り込んでただ見ていた。何とも表現しがたい関係性に頭を悩ませつつも、今ある幸せを崩し
たくない。
**********
童話作家のグリム先生と作家になれなかったアンデルセンの話。親愛以上恋愛未満。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-10 19:00:00
6731文字
会話率:20%
異世界ファンタジーではない!
ある意味、異世界転移!
とある国の王女が魔法でミスをしてちょっとかわいそうな転移をしてしまうお話
この三月 右衛門の処女作です
感想どしどし書き込んでください!
作者の人生ごと酷評してやる!byアンデルセン
のような方でも是非お願いします!!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-07 01:00:00
3553文字
会話率:57%
『バカには見ることができない服』を着てパレードする王様に、ある男の子が「王様は、はだかだ!」と叫びました。
それに対して、王様はどう答えたのでしょうか?
……アンデルセン先生(※)、ごめんなさ……い……ガクッ。
※ハンス・クリスチャン・
アンデルセン(1805-1875)。デンマークの童話作家。代表作は「はだかの王様」「人魚姫」「マッチ売りの少女」など多数。没後50年以上経過につき著作権失効。
……ネタにするの三回目だよ。本当にアンデルセン先生大好きだな、自分(笑)。
※「カクヨム」にも重複投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 01:14:18
908文字
会話率:37%