主人公であり、普通の人間の花森 馨という青年と、「隣人」と呼ばれる人の姿をしている怪物………ヒグラシと呼ばれる2人の奇妙な生活の物語。
最終更新:2023-01-08 02:03:55
2285文字
会話率:29%
【pixivより転載】
久々に「非18禁」、それも私の大好きな日本の古典からの翻案で、全三話の短編です。
「諸国百物語」編者不明のこの怪談集は延宝五(1677)年開板。
三代将軍、徳川家綱の時代に出版された本ですが、内容はそ
れまで伝えられていた様々な怪談を集めたもののようです。
「Jホラー」の源流をなす「怨念」や「怪」がテーマの日本的怪談が多く非常に面白い本なのですが、その中でも今回翻案しました「豊後の国なにがしの女房、死骸を漆にて塗りたること」は、個人的に一番怖い話だと思います。
・・・全身を漆で固められた漆黒の女!・・・そのビジュアルだけでもう恐ろしい。
短い話ですがモダンホラーとはちょっと違う、古典的な「怖い話」をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 21:37:25
6314文字
会話率:33%
そもそも「六ツ鳥居事件」とは何だったのか?
いつ?誰が?何のために「六つのまり」を用意したのか?
佐伯はなぜ死ななければならなかったのか?
前章で明かされなかった「佐伯の死の直前の30日間」を
別の視点で追っていく第二章 『戟(げき)』編
。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-14 15:53:05
20083文字
会話率:46%
六つ鳥居(ムツドリイ)の森。
そこは遠い昔から強大な怨霊が封じられているという禁忌の地。
この地で昭和初期に起きたある一家惨殺事件を調べ出した事がきっかけで、
雑誌記者「佐伯一郎」は、底なしの呪いの連鎖に巻き込まれていく…
謎が謎をよぶ戦
慄のホラーストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-22 22:00:00
163601文字
会話率:41%
舞台は県立上木戸高校。夏の初めのある日、プールで校内一の美少女、黒川鞠亜の変死体が発見される。警察はこれを事故死と判定。しかし、彼女の死に霊的な何かが関連しているのではと見た『心霊オタク』の数学教師、森川は、自身が担当するクラスの冴えない
『刑事ドラマオタク』の女子生徒、藤崎那々子と、不愛想で口の悪い『アニメオタク』の男子生徒、玉田康佑に捜査を依頼。康佑と那々子は、あの手この手で慣れない心霊捜査を行うが、事態はさらに不吉な方へと・・・・・・
『オタク』たちの織り成す、熱くてスリリングなひと夏の戦いが、今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-04-22 15:53:44
5565文字
会話率:38%