【pixivより転載】
久々に「非18禁」、それも私の大好きな日本の古典からの翻案で、全三話の短編です。
「諸国百物語」編者不明のこの怪談集は延宝五(1677)年開板。
三代将軍、徳川家綱の時代に出版された本ですが、内容はそ
れまで伝えられていた様々な怪談を集めたもののようです。
「Jホラー」の源流をなす「怨念」や「怪」がテーマの日本的怪談が多く非常に面白い本なのですが、その中でも今回翻案しました「豊後の国なにがしの女房、死骸を漆にて塗りたること」は、個人的に一番怖い話だと思います。
・・・全身を漆で固められた漆黒の女!・・・そのビジュアルだけでもう恐ろしい。
短い話ですがモダンホラーとはちょっと違う、古典的な「怖い話」をお楽しみください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-25 21:37:25
6314文字
会話率:33%
男はひょんなことから、三度だけ願いを叶えてくれるという猿の手の所有者になった。そして、その力を用いて大統領の地位にまで上り詰める。だが、その代償として家族を失ってしまう。生きる気力をなくした男が、最後に願ったこととは?
最終更新:2016-04-15 17:32:36
3859文字
会話率:29%
人を愛することは人生において最上の喜びであり、
幸福を得るのであれば愛されるだけで良い
しかし深すぎる愛情は時に人を蝕んでしまいます。
それは呪いとなり話すことはありません。
ほら、今日もまた誰かを呪っている人があなたを見ていますよ。
最終更新:2016-04-01 10:48:57
3275文字
会話率:12%