隣国の第三皇子(23)×訳アリ魔法研究員(28)
王立総合魔法研究所、術理課。
そこは、世界中から集められた未知の魔法の痕跡や魔術理論を解析し、記録する者たち──術理士たちが働く場所。
副所長ルーラン・グランディアは、一見飄々と頼りなく見
えるが、実は国でも指折りの術理士であり、誰にも知られぬ力を秘めていた。
ある日、隣国からやってきた若き特使、ユーリアス・リーベルタースと出会う。
「己の命に執着はない」と語る彼との出会いは、ルーランの日常を少しずつ変えていく。
国の思惑、隠された魔法、そして彼ら自身の“秘密”が交錯する中、
彼らは不確かで、けれど確かに光る日々を歩み始める──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-27 20:59:45
2535文字
会話率:43%
激務に追われる魔法研究員イミルはある日突然、異端の魔女という冤罪をかけられ、国外追放されてしまう。こんな事になった原因はどうやら人ならざるものの声を聞く「耳」にあるようだ。生まれつきのこの聴覚が魔女の証ならば今後は誰にも明かすまい。つとめて
前むきに第二の人生を生きようとするイミルだが、海の向こうで出会った男は言った。「あなたは聖女です、精霊の加護をその耳に宿した娘なのだから」――妙に良くしてくれるこの男は一体? 精霊の加護とは? またしてもこの耳がトラブルを招くのか、それとも新しい人生のきっかけになるのか。神官×聖女、精霊×魔法のファンタジー恋愛譚。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-31 21:08:03
34900文字
会話率:33%
魔法研究員のエティエと近衛騎士のラズローは幼馴染。
エティエはずっとラズローを想い続けているのに、近ごろは顔を合わせるとケンカばかりしてしまう。
そんなふたりが転移魔法の事故で極寒の雪山に放り出された結果、力を合わせて生還を試みたり長年の募
る想いをたしかめ合ったりイチャついたりする話。
※この作品はカクヨムにも掲載しています。
※ラズローの理性が耐えきれなかったR18版をムーンライトノベルズに掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-01 21:19:18
16130文字
会話率:40%
ライバルを亡くした騎士×魔法研究員(BLのつもり)
白騎士と黒騎士の絆の物語は世間でも有名だ。黒騎士が死によりそれはさらに詠われるようになった。
そんな白騎士が喪に服す中、さみしさと後悔に身をやつし、酒に酔った彼に手を伸ばされたのがジークだ
。そのままずるずると”爛れた関係のお友達”になってしまったが…
世界はゆるゆるの剣と魔法のファンタジー世界です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-12 22:01:35
9472文字
会話率:46%