いや、マジで。
すげぇ食うなぁ。この皇帝……。
生ガキ、塩漬けガキ、アンチョビ、鰻のパイ、山うずら、オリーブ、辛ソーセージ。
この時代の|贅《ぜい》を競った、豪勢そのものな食事をすべてビールやワインで流し込む。
そりゃあ痛風になるに決ま
ってるじゃん。という食事内容である。
さて。
その、目の前でモリモリ食う皇帝とは。
彼こそが、スペイン王カルロス1世そのひとなのである。
◇公式企画「秋の歴史2023」参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-25 14:18:26
5123文字
会話率:17%
悪役令嬢に転生してしまったけれど、断罪後は幽閉されるだけ。
しかもゆるっと幽閉は理想の引きこもり生活!心置きなく悪役令嬢に徹しましょう。
冤罪を仕立て上げ私を断罪する予定の、義弟は思う存分嫌がられるまでかわいがる。
婚約破棄を宣言する予定の
皇太子には、思いっ切り冷たく接する。
「おい豚!」……はい?豚肉料理なんて、ありましたかね?もぐもぐ。
一時は豚と言われたけれど、見事ダイエットに成功して学園に入学。
「おい豚!」……いや、だから、私、痩せたよね?ってか、またお前か!皇太子殿下め!
は?美味しそうだなって、知りませんよ。誰がお前に前世知識で開発した絶品料理を食べさせるものですか!
ちょっ!食うな!お前に食わせる飯は、ねぇ!
短編連載「ぶたぶたこぶたの物語 ~悪役令嬢は断罪されたいので我儘に生きることにした~」長編版となります。こちらは学園生活がメインです。冒頭流れは同じですが、お茶会後から殿下の行動は変わっています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-08-12 12:19:43
163253文字
会話率:35%
雨がやめば ぬかるむ泥もかたまるが。
雨が耐えれば、流れる川も渇いてしまう。
最終更新:2023-01-19 07:00:00
329文字
会話率:0%
伝統とは、昔から連綿と受け継がれてきたもの。
古いものほど由緒正しく、権威があるとされるもの。
さて、カマボコ・昆布・エビ・伊達(だて)巻きなどを重箱に入れた豪勢なおせち料理。
これは伝統的なおせち料理ではありません。古くも由緒正
しくもない。
では『最も由緒正しきおせち料理』とはなにか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-10 08:07:31
2382文字
会話率:0%
空からのおくりもの。
それは時折変なものであることも。そんなお話。
※少しグロい表現がありますので注意です。
最終更新:2022-09-04 10:38:22
1140文字
会話率:0%
悪運の強い男"灰雲孝杉"(あくうんたかすぎ)17歳。曳かれそうになる事1382回。マンションから花瓶が落ちてくる事455回など、死の危険に合いながら間一髪で助かってきた孝杉。
そんな彼に恋した乙女はーー「死神」だった。
実は、孝杉が何回も危険な目に合っていたのは、死神の仕業だったのだ。
どんな緻密な計画を立てても死なない孝杉に、死神ちゃんはとある提案をする。
「寿命が尽きるまでお傍で寄り添います!」
それが、孝杉と死神ちゃんの奇妙な生活の始まりだった。
「これで死神の仕事サボれる♪ アイス食べて刑事ドラマ見よ~♪」
「勝手にアイスを食うなああああーっっ!!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-20 16:16:05
9539文字
会話率:58%
思い返せば色々なことをイザベラに仕掛けたものだ。
言葉遣いを嘲笑った。服装の汚れを嘲笑った。
髪の毛が跳ねていたのを大声で嘲笑った。
教科書を忘れてきたことを大声で嘲笑った。図書室へ行けば貸してもらえることをわざと教えて、恥をかか
せた。
教科書とノートにくだらないパラパラまんがを描いてやった。さぞ勉強するときに邪魔だったろう。
テストの点数を大声で嘲笑った。テスト勉強で時間を潰す姿は滑稽だった。
風邪を引いたあの子の体調管理を嘲笑い、頭に響く高笑いを浴びせかけて医務室へ惨めに追いやった。
席の横を通り過ぎる時に足を引っ掛け…たのはあそこの令嬢Aだったか。セコい女だ。
得意の風魔法でスカートをめくり上げた…のも令嬢Bだな。私は炎魔法しか使えない。
みすぼらしい弁当をここで食うなと教室で責め立て、屋外の一人か二人でしか食べられないベンチへ追い込んだ。いつもその姿を間近で笑ってやった。
最終的には階段から突き落とした。あそこの令嬢Cが。怪我でもしたらどうするつもりだったのだあのバカ女Cは。
他にも色々やったが、どれもあの子を追い詰めるものだった。
そして大半は私がやった。ええ確かにやった。
考えつく限りの悪逆非道だと思う。
とても楽しかった。ええ、それはもうとっても。
涙を流すあの子の顔は今思い出しても笑えるわ。
今思い出しても笑顔が抑えきれないほどに。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-20 18:00:00
6610文字
会話率:34%
俺こと、瀬戸景は、オカン気質で料理が得意な男子高校生。
今日も、寮生や知り合った人々に世話を焼く。
「史峰! お前また揚げ物ばっか食って!」
「お、美味しいから……!」
「藤堂先輩、人の貸した漫画読みながらチョコ菓子食うな!」
「いーじ
ゃん」
「甘木、お前は頑張って牛乳摂取しろ」
「まさかの戦力外通告!?」
これは、俺の。
家庭料理と、日常の話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-20 23:10:48
59067文字
会話率:61%
これはある男の悲しいような、笑えるような、そんな物語。のはずである。
極限下のへっぽこコメディ、開幕。
最終更新:2019-10-30 12:43:10
6543文字
会話率:53%
ジャンクフード、それは安価に手っ取り早く食の快楽を得るために作られた魅惑の食品たち。
健康? んなもん気にするくらいなら食うな!
文化? ジャンクフードこそ文化だ!
食育? そんなの各御家庭でどうぞ!
そして今、異世界の魔王がジャンクフー
ドの魔力により魅了される。
一軒のお店を中心に紡がれるハートフル(胃腸はボロボロ)ストーリー。
貴方の好きなジャンクフードは何ですか?
カップ麺?
菓子パン?
コンビニのホットスナック?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-10 23:34:43
69905文字
会話率:49%
「日本の学校に行け、だって?」
かつて日本に捨てられ、アメリカに拾われた青年・千里 京都(せんり みやこ)。
アメリカの軍部によって彼に下された司令は、よりにもよってその日本での諜報活動だった。
断ろうとするが、彼はある『弱み』を
握られていたが故にそれができず、結局日本へと赴くことに。
正体を悟られることなく国に情報を持ち帰るのが使命だった……はずなのに?
「アナタがアメリカ国防軍のエース? にしては迫力不足ね」
「……余計なお世話だ暴虐姫(タイラント・プリンセス)。それと声がデカいって頼むから黙ってくださいお願いします何でもしますから」
さっそく敵最強の少女にバレてしまって……?
「兄さん……お腹空きました、これ食べてもいいですか」
「それ乾燥剤だから食うなよ!?」
腹ペコ妹を限られた資産の中で養わないといけない、サブクエストも絶賛発生中!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-25 20:33:56
3039文字
会話率:31%