「エリザ・ルーウェス、俺の部下に無能はいらない」
ブラック皇国で宮廷魔術師として、過労死寸前まで働いていたエリザは、上司から仕事をしていない、無能と罵られてクビになる。
仕事の成果も、魔術の研究成果も後輩に奪われ、徹夜続きの頭では反論す
る気力もなく、エリザはそのまま職場を去る。
「いままでのわたしの人生ってなんだったんだろう……」
そしてエリザは決める。新しい場所に行って、思いのままに生きようと。
エリザはブラック皇国を飛行魔術で飛び出し、隣国のホワイト王国に向かう。
魔術不毛の地であるホワイト王国なら、無才のエリザでも魔術師としてやっていけるのではないかと信じて。
そしてその移動途中でワイバーンに襲われている一団を見つけ、魔術で助ける。それはブラック皇国に魔術師の助力を求めに向かっていたホワイト王国の王太子の一団だった。
一方その頃、ほとんどひとりで仕事を回していたエリザのいなくなった元職場は大混乱に陥っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-01-14 12:12:36
81437文字
会話率:40%
(この話の異世界)史上最強の能力を与えられ手厚いサポートを受ける主人公が、性格と科学法則のために、いろいろ思い通りにならないという話です。
ヤマなしオチなしエロなしですが、残酷描写があるためR15としました。
第一部チュートリアル編、第二部
市井編。解説編がおまけにつきます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-28 09:41:58
124361文字
会話率:35%
宮廷魔導士で唯一の風使いアル=ヨルバン。
だが、彼は戦ではろくな功績を立てたことがなく、仲間達から自陣に引きこもっているだけの腰抜けだと思われていた。
誰も、彼が敵の大将を暗殺して幾度となく軍の窮地を救っている事も知らずに──。
そんなアルは国王たっての頼みで【我儘姫】と称されるルミアの護衛役を任命される。
ルミアに振り回される日々が始まったが、我儘姫の命を狙う刺客は少なくない。
最強の暗殺者は、自分の実力を周りに知られることなく我儘姫を護り抜く事ができるのか──。
これは暗殺のために実力を隠す最強魔導士が慣れない護衛に奮闘する物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-22 01:29:41
35081文字
会話率:29%
現代の裏社会にのみ存在する、魔術師。彼は一時期のみその裏の社会で腕が立つ魔術師だと有名であったが、所属した結社の策謀によって殺されてしまう。
そんな彼が目を覚ました先は剣と魔法の世界で、俗に言う『異世界』。そこには魔術師は存在せず、代わ
りにいるのは剣とともに戦場を駆け巡る剣士や、魔法を駆使する魔法使いに魔導士。
そんな世界に転生してしまった彼は、戸惑いながらもただ1人の魔術師として生きる決意をする。
これは前世での魔術や科学の知識を生かしつつ、無属性魔法しか使えないと罵られようともいつの間にか裏で無双してしまい、そして『空挺魔術師』と恐れられるようになる少年の物語である。
内容が薄いと言われようとも、ダラダラではなく読みやすい作品を目指します。よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-11-27 08:00:00
3505文字
会話率:6%
魔法使いリーザ・チェリオはガンダリア王国軍に所属する飛行魔術師。
得意な魔法は空を飛ぶことと、人に思い通りの夢を見せる「夢見法」。
今日も彼女は貧しい実家への仕送り資金を得るため、基地の男どもの求めに応じて不精不精「エロい夢」を見せて
は小金を稼いでいた。
そんなある日、敵対関係にある隣国の竜騎士が、国境を越えて領空侵犯してきたという知らせが入り……。
※「第16回講談社BOX新人賞Powers」落選作品です。
「小説家になろう」で公開するにあたり、連載形式にする、改行を増やす、行間を空ける、等々の修正を行っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-21 21:51:09
129858文字
会話率:40%