三つに分断された世界の一つ、幻想界で生まれたカナは、皆が当然のように扱える魔法が扱えず、齢六歳にして、森に捨てられてしまった。こんなところで死ぬわけにはいかない!とカナは死に物狂いで生き延び、十年の月日が流れた時、彼女は水の神に出会う。水の
神は、三つの世界のうちの一つ、現在は閉ざされていて外からは入れないという神星界の扉を開けてほしいとカナに言った。扉を開ける鍵は三つ。それを探し出して、どうかあの美しい世界を取り戻してほしいとカナに願った。
ずっとこの森にいるわけには行かないし、特にやることもないので、カナはそのお願いを聞き入れることにした。しかしよくよく考えれば皆が自在に扱える魔法さえ扱えない自分。どう考えたって閉ざされた扉を開けるなんて大層なことが出来るはずもないと思い、カナはどうにか魔法を習得しながら神星界へ行こうと決意する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-16 00:00:00
32950文字
会話率:60%
親から子包を渡され「これを絶対に開けるな」と言われたフリーター。
最終更新:2024-10-15 16:30:57
1555文字
会話率:12%
「おーすっ、わざわざ来てやったぞぉーい」
と、ドアを開けるなり友人がそう言い、ぐいとこちらに顔を近づけてきた。
おれは奴を部屋の中へ迎え入れたが、釈然としない。いきなり訪ねてきて「わざわざ来てやった」とはなんだ。この野郎が。
「なん
だよ、麦茶かよ。年寄りくせえな、お前」
ベッド、それも枕の上にドカッと座った奴は、わざわざ飲み物を用意してやったおれにそう言った。
おれは自分を「おれは心が広いんだ」と慰めた。
「で、わざわざ何の用だよ。いきなり来てさ」
と、皮肉で反撃してみたが、図太い性格のこいつは意に介さないだろう。たまにこいつが羨ましくなる。これは皮肉ではなく。
「ははははっ、いやぁ、お前が電話を持っていれば、こうしてわざわざ会いに来なくてもよかったのになぁ」折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-06-17 11:00:00
3338文字
会話率:80%
昔話の浦島太郎。なぜ乙姫は、玉手箱を開けてはいけないと言ったのか。その真相が今ここに暴露される。
最終更新:2024-06-16 21:30:00
4875文字
会話率:35%
百人一首の「このたびは幣もとりあへず手向山 紅葉の錦神のまにまに」をネタに、女子高生が他愛もない会話を繰り広げるだけのお話。
ちなみに、登場する二人は『だから開けるなと言ったでしょう』の浦島優子と眼鏡美人こと大西さんです。
カクヨムからの
転載。「KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~」第六弾のお題、「トリあえず」に合わせて執筆したものです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-27 06:54:22
1745文字
会話率:54%
浦島太郎に玉手箱を持たせて地上に送り返した乙姫の胸の内は。
カクヨムからの転載。「KAC2024 ~カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2024~」第三弾のお題、「箱」に合わせて執筆したものです。
最終更新:2024-03-12 12:00:00
3797文字
会話率:43%
大嫌いな弟が、毎日毎日押し入れを開けてくる…。
●この作品は、ノベルアップ+、ノベマ!、Berry's Cafe、野いちご、pixivでも掲載しています。
最終更新:2023-07-20 07:59:15
1620文字
会話率:17%
鍵師の子として産まれた灰、そんな灰の家には不思議な扉が…。その扉は開けるなと父に言われるが高校2年になった灰はついにその扉を開けようとしてしまう!
この扉は一体なんなのか?そして灰の父はなにか秘密を抱えてるようで…
最終更新:2023-03-24 10:27:03
4003文字
会話率:70%
絶対に開けるな!
絶対に!!!!!
最終更新:2023-01-28 01:55:56
422文字
会話率:0%
書生として作家の家に迎えられた正一郎は、亡き奥方の部屋を決して開けるなと言われるが……。
《夏のホラー2022》参加作品です。
最終更新:2022-07-10 20:43:11
5589文字
会話率:19%
幽霊の類を全く信じていなかった俺は、あるいわく付きの事故物件に引っ越した。内覧の時に、不動産屋の担当者から「この窓は絶対に開けるな」と、妙な釘を刺されたんだが、そんなもん知ったことかと、契約後、俺はその窓を開けた。すると……。(『カクヨム』
と『ノベルアッププラス』に投稿しているものと同一作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-23 21:49:24
1901文字
会話率:22%
十五歳のルーベンス・ギルトは、夏休みに『伝説の大魔法使い』と謳われる祖父のガスパールの家で留守番中、祖父から「絶対に開けるな」と注意されていたパンドラの箱を開けてしまう。
パンドラの箱からは『傲慢、強欲、嫉妬、怒り、色欲、暴食、怠惰』を司
る七つのワザワイなる悪の精霊たちが飛び出し、世界中に逃げ回ってしまう。そして、最後に残った祖父の使い魔のホープとともに、ルーベンスは七つのワザワイを封印する旅に出る。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 08:08:21
77442文字
会話率:54%
写真がありました。
よくみたら、目がいっぱい写っていました。
最終更新:2021-06-21 23:00:00
200文字
会話率:100%
『開けるな』と言われると余計に開けたくなるのが人の性……by 浦島太郎
最終更新:2020-05-11 17:30:02
669文字
会話率:4%
工場の奥にあった古い倉庫。その奥に「開けるな」と書かれた扉があった。その扉は地球とは別の異世界に繋がっていた。
異世界に住まう機械娘に囚われた(?)兄のため、弟は戸惑いながらも日本と異世界を行き来する。しかし、兄の暴走により異世界では状況が
ころころと変わり、それに翻弄される弟。
で、結局、何が言いたいかというと、機械娘って可愛いよねってことだよ。
不定期更新。書けたら更新。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-11 14:51:55
8911文字
会話率:40%
「あっ……」
滅多に聞かない「驚き」の感情が入り混じった娘の声が聞こえた。
「髪が……変」
言われてみてみると、なるほど金に染められた髪が時間を経て色が落ち、黒と混ざってストライプめいている。
だけどそれでいいんじゃないか? 小学生
は大体髪なんて染めないだろうし。
「これ……ママが……わたしにしてくれたもの……これだけは、してくれた」
死んだ人間を持ち出してくるのはずるいし、なんというかそのセリフには複雑な気持ちになる。俺はそのモヤモヤを飲み込みながらいつもお世話になってる会社の先輩に相談してみた。
「何、あんたの彼女の髪の話私はされてんの?」
「彼女なんていませんよ……娘です。例の」
「んー……ああなるほどね。それでオシャレかつ心が優しいかつ話の早い私に相談してきたってわけね」
さすが、話が早い。
仕事が終わった後に付き合ってもらった。
「こんなのとかいいけどね。泡だからムラなく染められるし、多分娘さんの髪ってトーン高めだよね。トリートメントしてる? しなきゃダメだからね。このタイプだったら問題ないけど」
髪の話だけでなく私生活までアドバイスをもらって、俺は反省しながら家に着いた。出迎えてくれたのは心なしかいつもより何かを欲した眼差しを向けてくる無言の娘。
俺はバスルームにまで連れて行き、早速髪を染めてやる事にした。
痛いから、目は開けるなよと言って。
次に鏡見た時、娘は驚きのあまり声が出なかった(まあいつも無口といえば無口だが)。
「く……く……くろい」
そう、俺がしたのは染め落とし。
「これ……ちゃんと……元に戻る?」
「いや、黒のままだ」
「な……」
なんでと、口がパクパク開いている。俺はその様子に心を痛めながらも、先輩な話を思い出していた。
『まあ結局髪染めなんてしない方がいいんだけどねー。当たり前じゃん。そりゃあダメージあるよ」
俺は先輩の選んでくれた染め落としを使った。髪の色をダメージなく落とすのも本来なら難しいらしいが、流石先輩も出来る女性という事なのだろう。
「俺は黒が好きだ!」
そんな事を抱き締めながら言う俺は、多分出来る男とは程遠いのだろうけど。
「それじゃあ……だめか?」
呆気にとられる娘だったが、そんな俺を気遣うように優しく微笑みながら頷いた娘は、きっと良い女性になってくれるに違いない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-07 05:57:26
6199文字
会話率:52%
2016年。夏。
小学六年生を迎えた晴彦らは、最後の思い出にとタイムカプセルを埋めた。
そして、月日は流れ、2026年。
小学六年生の夢と思い出とタイムカプセルを置いて、各々成長した仲間達。
仕事で失敗をしてしまった晴彦。そんな彼の元
に一通の手紙が届いた。差出人は、かつて思い出を共に過ごした一人、彰であった。
そして、手紙の内容は、"タイムカプセルを開けるな"というもので————。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-03 22:58:04
5119文字
会話率:43%
即興小説トレーニング( http://sokkyo-shosetsu.com/ )に投稿したものを行間を開けるなど、少しの手直しをして投稿しています。
最終更新:2017-11-10 19:12:11
863文字
会話率:8%
即興小説トレーニング( http://sokkyo-shosetsu.com/ )で制限時間30分、お題「天国の死刑囚」で書いたものです。
こちらでの掲載にあたり文間を開けるなど少し手直ししております。
最終更新:2017-11-10 12:58:24
728文字
会話率:0%
病魔に犯された母様から、ある日少女は小さな箱を渡される。
「その箱を開けるな」
そこにはあらゆる災厄が封じられているというのだ。
特に疑問に思うところもなく少女は与えられた命令を遂行する。
やがて時は過ぎ行き、箱が開く。そのとき少女は初めて
箱の意味を知ることになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-10 04:33:12
21940文字
会話率:42%
「不肖 パンドラ・ヴァイズ・ハル開けてもらうまで帰りません!!」
人には言えない裏の社会の仕事で常に白いパーカーで無表情なことから『白の悪魔』と呼ばれる
主人公 倉見 明人(くらみ あけと)は
とある事件に関わったことで不本意ながら悪魔パ
ンドラと契約させられ
禁忌の箱…パンドラの箱を「開けるな」と言われ持たされる
それから数日…本当にパンドラの箱を開けなかった明人の元に契約の張本人であるパンドラ・ヴァイズ・ハルが今度は開けないと帰らない迫ってくる
そこから明人の奇妙で不思議な生活が始まる
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-05 20:51:25
5618文字
会話率:94%
情報の課題が時間内に終わらず、伊藤茜は村上由紀と二人で居残りをして課題に取り組むことになった。課題を終えて提出用フォルダに保存しようとした時、別の場所に「開けるな」と書かれたフォルダを見つけてしまう。
何が入っているのだろうと興味本位で開い
てみると、そこにはクラスメイトについての記録が保存されていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-06 12:49:44
19566文字
会話率:48%