泉のほとりで木こりが休んでいると、突然、泉の中から金の斧が飛び出てきました。木こりが驚いていると、次に泉の中から女神様が現れて、金の斧か鉄の斧が飛び出てこなかったかと尋ねます。木こりは正直に金の斧を渡しましたが、女神様は……。
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最終更新:2024-08-16 09:03:18
4218文字
会話率:40%
青年は泉のほとりに立ち、緊張の面持ちで鉄の斧を投げ入れる。泉からは三本の斧を抱えた女神のごとき娘が現れ、青年に告げる。
「あなたが落としたのは金の斧ですか? 銀の斧ですか? 鉄の斧ですか?」
鉄の斧と答えた青年に、娘は問い返す。
「本当にい
いのか? 自ら選んだのなら言い訳はできない」
森に冷たい風が渡る。闘いの気配は周囲を騒めかせていた。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-08-11 14:18:10
3036文字
会話率:43%
童話「金の斧 銀の斧」を色々と膨らませてみました。
最終更新:2024-06-27 09:23:24
1487文字
会話率:42%
木こりの男が泉に斧を落としてしまった。
すると泉から精霊が現れてこう告げた。
「石の斧、鉄の斧。どちらか1つを返しましょう。」
男は素直に自分が落とした斧を返してもらおうとするも、ある重大な事に気づいてしまった。
最終更新:2023-04-08 15:31:27
2697文字
会話率:16%
些細な口論の末に自らの妻を殺害してしまった木こりは、家の傍にある小さな泉へと足を向けた。清らかな水を湛えるその泉に妻を殺めた斧を沈めると、女神が現れどの斧を落としたのか聞いてくる。
最終更新:2022-11-20 08:32:14
1395文字
会話率:43%
「甘やかし系幼馴染か、からかい系幼馴染か。究極の二択だ」
「はあ!? ちょっと地味だけどほんとはけっこう可愛いい系幼馴染一択でしょ!」
「分かってるって。地味メガネで内弁慶なポンコツ幼馴染を選べばもれなく最新モデルの幼馴染がついてくるんだ
ろ」
「選べればね。言っておきますが口先だけではダメですよ。本心からその娘を選ばなきゃ全員没収です。ちゃんとドキドキセンサーで判定しますからね」
「えっ!?」
泉に落ちて女神さまの力で三人に増えた幼馴染。
原作知識を使えばらくらくクリアかと思いきや、正確なルールは『心の底から自分の落としものを欲しなければならない』というものだった。
金と銀が並べられたなかで、本心から鉄の斧を選ばなければならないのだ。
果たして僕は泉に落ちた幼馴染を取り返すことができるのか。
※Twitterやピクシブで見るネタに自分なりに挑戦してみました。
※この作品はカクヨムでも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-04 13:19:45
9061文字
会話率:51%
縄文時代の青森三内丸山の気候は温暖で、数年に一回寒冷となり多くの人々が餓死した。住人らは木を植え、畑を作った。罠を仕掛けたり、伐採や道を開削したが、伐採などはなかなか捗らなかった。
かつてタルという男が嵐に合いある集落に漂着した。そこでは
鉄の道具を使っていた。数年後、タルは故郷へ戻ったが、熊との格闘で左脚に傷を負っていたので、一月後には死んだ。住人は、タルの斧や鍬を祭壇に祭った。
伐採に従事した男は祭壇の斧と鍬を使い伐採したが、一本ではほとんど捗らなかった。
住人は鉄の道具を求め、タルが漂着した集落に行くことにし、六人の若者が選ばれた。三隻の丸木舟が出航、二日目に嵐に遭遇、竜巻に飲み込まれた。翌日、二隻の舟しかながった。やっと浜辺に着いた。そこは言葉が通じない人の集落で、稲を作り、鉄の道具を使っていた。
四人は状況を説明し、持参品を見せた。住人らはその物と鉄の道具を交換した。
住人は、西から来た人々が稲とともに鉄を持ってきた。鉄の道具の作り方は教えられないと言われたが、クンガらはその作り方をこっそりと観察した。
住人らはある集落に行く予定があり、四人は一緒に行くことにした。出航後七日目にその集落に到着した。
四人はそこの住人に経緯を説明したところ、あなたたちの集落は北の方にあると告げられた。
四人は舟派と陸派に分かれ、舟派は嵐に会い岸に打ち付けられた。ウサは足が動かなかった。ウサを原に残しクマは森の奥深くに入った。そこでクンガとクロに出くわした。原に戻ったがウサの姿はなく、血痕が森の奥深くまで続いていた。
浜に丸木舟を発見し、これで帰ることにし、夕方に集落に到着した。三人は皆に鉄の斧と鍬と鉄の石を披露した。
その後三人は、鉄作りに務めたが全くできなかった。
クンガとクマが老衰で死に、クロだけが残された。
クロと妻ヒカは鉄作りを行ったが、依然として鉄を作ることはできなかった。
クロも数年後に死亡した。
この間、住人らは六本の鉄の斧と鍬を使い伐採し道も開削した。
六本の鉄の斧、鍬は毎日研がれたため、小さくなり道具としては役立たなくなった。住人らは、この鉄の欠片に感謝し遠洋の海に沈めた。
数日後、クロとヒカの末の子が亡くなった。
ピカは形見の鉄斧の欠片を子の棺の甕に一緒に入れた。
その集落では、次第次第に鉄は忘れ去られてしまった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-28 11:33:21
11615文字
会話率:5%
イソップ寓話の金の斧の新説です。
最終更新:2019-06-15 07:00:00
1436文字
会話率:38%
俺には子供がいる。孫もいる。ひ孫だっている。
アホ息子はもうかれこれ60年は戦ってんだからいい加減引退してくれよと顔を合わす度に毎回言うがやかましいんだよ。何度も言わせんな。
俺はな、アイツと決着を付ける限り死なないんだよ。死ねねえ
んだよ。
――だから今日も俺は戦場の最前線へいくのさ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-19 13:43:32
7038文字
会話率:47%
金の斧と銀の斧の話は、正直は美徳ということを伝える童話だと思われていますが、あの木こりは本当にただの正直者だったのでしょうか。
実は、己の仕事に誇りを持つプロだったのではないでしょうか。
と「本野夢詩の童話考察①」(http://ncode
.syosetu.com/n7391df/)で指摘されていたのを読んで思いついた作品です。二次創作について作者の認可を受けました。
2016/11/2の6:30に大幅改稿しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-02 01:50:48
1317文字
会話率:40%
イソップ物語を現代風にアレンジした教訓短編小説
貧しい凡人がなぜ貧しいのかを考えさせる
最終更新:2016-10-16 22:12:05
1829文字
会話率:52%
半年前、泉に斧が落ちて以来、斧を手にした人間が頻繁に泉を訪れるようになった。
『勤労』と『正直』を理由に褒美を与えていた泉の女神だが、神々の王・ゼウス神に褒美の授与を禁じられてしまう。
今、また鉄の斧が落ちてきた――。
※ 『金の斧
、銀の斧』の二次創作です。
※ アメーバグルっぽ、アメブロにて公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-23 11:47:17
3968文字
会話率:37%
森の中の不思議な泉に、うっかり大切な鉄の斧を落としたカール。
泉から現れた女神に正直さを買われ、金と銀の斧も贈られた。
本物の金銀の斧を持ち帰ったことに、村は騒然となり、別の村人が再現を試みることになった――。
※ 『金の斧、銀の斧』の二
次創作です。
※ アメーバグルっぽ・アメブロでも公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-03-21 20:51:54
3047文字
会話率:18%