人の心を覗ける不思議な力を持つ真珠を受け継いでいる侯爵令嬢のシュリアは、自分のお城で働く庭師に片想い中。
身分が違いすぎるため、当然気持ちを伝えることなんて出来るわけもなく、悶々とする日々を過ごしていたある日、シュリアはとつぜん有力貴族との
縁談を押し付けられる。
結婚なんて冗談じゃない。
縁談を潰そうと画策するシュリアは、なぜか殺人事件の容疑者にされ、思いがけず片想いの相手と一緒に行動することに。
どうしたって自分のことをお嬢様としか扱ってくれない天然かつ生真面目な庭師の青年。
貴族としてのブライドが高く、身分違いの結婚など絶対に認めない厳格な祖母。
立ちはだかる壁は高い。
侯爵令嬢の恋は果たして実るのか……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 19:20:00
187862文字
会話率:35%
貴族令嬢のセフィアは自らの執事マークと恋人関係にあった。しかしある朝食の席で父親から、婚約が成立したと告げられる。
セフィアはマークと結婚を望んでいると父親に訴えるが、身分が違いすぎて認められないと言われてしまう。
そんな理由で好きな人と結
ばれる事ができないのはおかしいと、そんな悲しい諦めをしなくていい国を作り、そこでマークと結婚するとセフィアは宣言する。
父親は飛躍しすぎだと笑い、セフィアはマークを連れて家を飛び出すのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-31 08:00:00
75803文字
会話率:58%
ブラック企業で使い潰された挙げ句、会社倒産で職を失った40代プログラマー(おっさん)。
どうにか見つけた次の就職先は乙女ゲームの制作会社?!
開発に携わった乙女ゲームの主人公に憑依したプログラマー(おっさん)は…?
「身分違いの結婚とかう
まくいくはずないだろ」
「まったくその通りですわ!」
二人は逆ハーレムエンドを回避できるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-17 11:06:48
10497文字
会話率:27%
前世で身分違いの結婚をした記憶を持つ男爵家の令嬢シャナ。あんな苦労はごめんだと思っていたのに、ある日、女嫌いの王子を助けたことから運命の歯車が狂いだす。「お前と殿下の結婚が決まった」―――――そう父親に告げられ、本人たちの意思とは関係なく外
堀から埋められていく。え、なぜ私が王子と結婚!?それは、王子が何気なく側近に漏らした一言から始まった………
(一迅社のアイリスNEOというレーベルから2016年6月1日に二巻の書籍(こちらは書き下ろしです)が発売になります。そちらもよろしくお願い致します)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-19 05:38:52
260196文字
会話率:33%
目の前で繰り広げられている華やかな結婚式は、おとぎ話のように美しかった。
陽光とともに天上から降り注ぐ、紅、薄紅、黄色、白の花びらたち。
美しく装い、微笑む列席者。
その視線の中心にいる、新郎と新婦。
新郎はこの国の中枢を担う宰相を叔父に持
つ名家の長男。
かの宰相に子はなく、彼がゆくゆくはその職務を継ぐかもしれないと言われている。
美貌と、優秀さ、家柄、まさに傷のない珠とも称されるその存在感は、この十年でもっとも魅力的な青年といわれるに遜色ない。
新婦は新興勢力ながら、裕福な男爵家の令嬢。
かわいらしい笑顔と、誰もが微笑んでしまうような無邪気さが魅力な美少女である。
そんな彼らは、貴族、平民ともに学ぶことができるこの国の高等学校で出会い、身分違いという垣根を乗り越えて、本日、見事に結ばれたのである。
という、乙女ゲームのような結婚にいたる攻略対象者の選択基準てなんなのさ?というちょっと知りたくない裏側の話です。
だって、乙女ゲームの主人公をあえて選ぶ、その趣味の悪さには理由があるだろ、そうなんだろ、ということをゲスってみました。
恋愛要素はお空の向こう。コメディを目指したのに、なぜかブラック。
心のマリアナ海溝にご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-11-22 22:29:23
9216文字
会話率:13%