最近妙な夢を見るんだよね。なんていうかファンタジーなのに妙に現実味な夢。
そんな夢を見ていた・・・・らあれ?赤ちゃんになっていた。
いや、確かさっき電車に撥ねられそうになって・・・・・・あれ?
まじですか。
これって所謂転生ですか・
・・・・。
まじですか。
静かに人生を過ごしたいなぁ・・・・・・周りの人達だけで質素ながら、良い旦那さんを迎えてさ。私夢だったんだけどね。
でもそんなゼロからのスタートなのに静かにって・・・・無理かな?
どう考えても無理だよね?私どうやら公爵家の令嬢だし・・・・・。
最後に言います。
・・・・・マジですか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 13:24:16
1191743文字
会話率:37%
コロナ禍が顕在化してきた令和二年四月…。勤めていたバイト先に余裕が無くなり待機状態になる僕、『竹下元太(たけしたげんた)』。
大学もしばらくは登校できる状況にはないし、これから先の生活費も心配。だから、人があまりいなさそうな深夜に二十四時
間スーパーで半額値引きされたパンやお惣菜などをたくさん買い込み、なるべく質素に家で一人大人しく過ごそうと考えていた。
しかし、帰宅した部屋の一部が見慣れない屋外の風景とつながっているのを発見。他にやる事もないので行ってみると、中世のような町に辿り着く。
元太はその町で家を火事で失った老婆と出会う。互いに助け合いながら冒険者ギルドで半額で買ったパンを売り始める。
これは異世界と日本、二つの世界の産物を通して心優しい青年が紡ぐ地味だけど、人を大切にする日常の物語。
異世界のあらゆる者が挑み、解明出来なかった真理。ほんの一握りの者しか享受出来なかったものさえ、青年は惜しむ事なく人に与えた。
町の人は口々に言う…、彼こそ『大賢者』と。
作者より
この作品は私の敬愛し大好きな作品『ドラえもん』のような
展開ができたら良いなと思っています。
主に日常を描き、日本(イメージは神奈川県川崎市)と異世界を行き来をするゲンタの目を通じて『産物(品物)』にスポットを当ててストーリーを進めていきます。
そして時々、毎年春の映画であるいわゆる『大長編ドラえもん』のような英雄譚や冒険譚を時折挟んで展開していきたく思います。
皆さん、よろしくお願いします。
《各章の主な内容》
第一章 主人公竹下元太、異世界にたどり着き様々な苦難に遭うも、冒険者ギルドでパンを売り出すまでの話。
第二章 パンを売り始めたゲンタ。様々な出会いはゲンタに、そして人々に新たな日常をもたらす。
第三章 新たにやってきたドワーフの一行。マオンの家を建て直す為に逗留する彼らと過ごす日々。
第四章 人々の困り事につけ込む奴がいる、解決しようとする者(ゲンタ)もいる。ゲンタの商人として矜持を今ここに。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-20 02:56:44
1499014文字
会話率:51%
蜘蛛の妖に取り憑かれた娘、蜜(みつ)。
妖に取り憑かれた刀を持つ侍、鐙(あぶみ)。
呪われた運命と戦う2人の時代劇風ダークファンタジーロマン。
■■■■■
大陽大社を(おおひたいしゃ)を参拝する客をもてなす町、世輪(せわ)町。
小さな旅
籠『矢橋(やはし)屋』の女将として、17歳の蜜は質素に暮らしている。幼少から蜘蛛に取り憑かれている蜜は、その力で妖(あやかし)を倒し、人知れず町を守っていた。
ある日、藤鷹 鐙(ふじたか あぶみ)が矢橋屋を訪れる。鐙は将軍家直属の『祓い役』を務める武家の嫡男だった。祓い役とは、人々の邪気を祓う儀式を行う高等役職である。藤鷹家に代々伝わる儀式用の刀は妖に取り憑かれており、鞘から抜こうとする者の命を奪う。鐙はこの『呪抜刀(じゅばつとう)』に取り憑いた妖を解く方法を探す旅をしていた。
蜜は鐙に妖を祓う力があると見抜き、『大陽様から与えられし力を受け継ぐ者、祓い師』としての訓練をするよう奨める。
祓いの才能を開花させていく過程で、鐙は蜜の隠された秘密に近付いていく。
「貴女に憑いた蜘蛛もきっと祓ってみせます」
自分も普通の娘として生きられるのではないかと、蜜は鐙に淡い期待を寄せる。それはやがて恋へと変わっていく。
しかしその想いは、蜜の中で眠る蜘蛛を呼び起こす餌でもあった……
〈妖とは、若い女のことよ。お前も妾(わらわ)に喰われるがよい〉
■■■■■
2024年2月に開催・終了した個人様企画『イセコイ冒頭ミュージアム』参加作品
企画参加時は、異世界恋愛ジャンルとする予定でしたが、文芸(アクション)に変更しました
1話あたり5,000字以下
不定期更新
長期予定、1年はかかる見通し
挿絵あり。登場人物イラスト、簡易地図、図解等折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-15 23:33:14
49412文字
会話率:47%
何の取り柄も無い不遇な高校生が剣と魔法の異世界に転生。でも転生先は辺境のド田舎で、魔法も使えないタダの平民。チートスキルも神のご加護も無い。まあ質素な農民ライフも悪くないかな、なんて思っていたのだけど。あれ? 何か想像していたのとは違う展開
に・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-14 22:15:15
136285文字
会話率:64%
気が付けばそこは見渡す限りの大森林だった。
最後の記憶はネトゲをやっていた筈。あ、寝落ちしたな。あ、コレ夢か。夢の中で女キャラで暴れるとか上がるぅーー!しかもチートっぽいぜ!ヒャッフーーッ!
ア、アレ?でもちょっとチート過ぎやしませんか
?こ、こんな破壊活動シャレに成りませんよ!?ホントに夢?夢だよね?!ちょっと制御覚えないと不味くね?
え?実は異世界?ゲームキャラで異世界転移なの?!ウソーん!?そんな安易な展開で良いの?!!だって自分ゲームでは全然レベル低いすよ?只の雑魚キャラよ?!高レベルの方いらっしゃったらワタシゃ瞬殺っすよ!
ウム!静かに生きよう。静かに暮らそう。目立たず出しゃばらず質素な庶民を目指して生きるよ!
〇主人公無双です。本人は力を抑えようとしてますが、大体はヤリ過ぎます。
〇田舎暮らしをしながら、魔獣とか魔物とかと戦ったり退治したりします。
〇主人公に対する認識が、本人と周りとでは大きく差があります。
〇オッサンの記憶はありますが、精神が少女化していくので、チョットしたセクハラでもワタワタします。
〇セクハラは主に女子から受けています。
〇オッサンの記憶があるので、『男のロマン』的な物は一応理解はします。
〇親バカで子バカです。
以上、おしながき的なものでした。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-07 12:05:24
1184687文字
会話率:30%
私はこのままでいい。
これ以上の幸せはいらない。
きっとまた失って傷つくぐらいなら。
なのに。
『愛している。2度とお前を離さないよ。』
あの澄んだ青い目のあの人はそう言って私を乱す。
心をーー、、、
凄惨な過去を経験し、幼少期
の記憶を失った元貴族令嬢のミモザアッシュレイ。湖水地方のイージスターで慎ましく質素に生きていた。今だに忍び寄る過去の影に怯えながら、従姉妹のテスと共にそれなりに暮らしていたがある夕方。屋敷近くの森で大怪我を負った青年を発見する。
彼の名前はグレイ=アール。
とある名門貴族の人物で、ミモザには見覚えたがあった。
グレイの出会いによって止まっていたミモザの時間が動き出す。
モバスペにも公開してます!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 18:03:59
67661文字
会話率:30%
魔法使いパーティーに追放されたロンナ。ロンナは何の戦闘能力もないただのお姫様の存在。魔王四天王の挑戦の前に出ていくように言われてしまう。
仲間たちは魔法使いの女達。火の使い、水の使い、風の使い、雷の使いが四人、回復役が一人いる。
ロンナ
はただただ拾われてついて来ただけ。実は火の使いの女以外にちょっとだけ密かにいじめられていたと言うこともあり、ゼニも拾う文だけ少なかった。
食べる物も実は質素な物ばかり。それでも付いてきた。今さら出ていくのはどうしても納得出来なかったが、火の使い、ワカナの説得により、置いてけぼりを食らってしまう。
それでもワカナ達の役に立ちたいロンナは近くにあった武器屋に行くと、ちょうどそこにあったのは……
作者より:去年、消した物語を再開致します。ポイント気にせず最後まで書き続けようと思いますのでよろしくお願いいたしますm(_ _)m。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-07 08:00:00
45550文字
会話率:56%
私ことロザリア・シモンズは一応伯爵令嬢である。ま、令嬢と云っても市井育ちだけど。
訳あって伯爵家に出戻ったものの平民暮らしが長くて貴族としての品格に欠けると言われている。
「上級貴族様って色々と大変ねぇ」
そんな事を言って王立学園で上級
貴族令嬢達の王子妃争いを高みの見物していたのだが……。
「ロザリア嬢おめでとう、あなたには聖女の力があります」
「ん?」
「家格が伯爵ですから王室入りの可能性が出てきましたね」
「は?」
「という訳で貴方は聖教会学院に編入する事になりました」
「え?」
そんな三段論法で王立聖教会学院(通称「聖女学院」)に強引に編入させられてしまった私。
聖女って「聖者は清貧を貴しと為す」なんて言葉があるくらい食事が質素な所じゃなかったっけ?
規則はキツいしメシマズだし最悪だ。謹んで辞退したいんですけど駄目ですかね?
……あ、無理? じゃ、いいです。適当にやり過ごしますから。
そんな感じで貴族流に流されず自然体でブレずに生きる平民出戻り伯爵令嬢の話。
※ 一年以上前に某所で掲載した物(消去済)の焼き直しです。
※ 男女の話なので恋愛ものに登録していますがロマンス量は気分次第で変化する気がします。
※ 多分不定期です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 22:06:38
9557文字
会話率:31%
早くに親を亡くしたシュリニは祖父の遺してくれた下町の一軒家で質素ながら慎ましく暮らす3人家族。
家族を養う為に家に篭ってせっせと織物を折る毎日を送っている。
弟と幼い従妹が憂いなく毎日を過ごせるように少しでも稼ごうと邁進する日々を過ごし
ていたシュリニはある日、過労が祟り倒れてしまう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-05 18:00:00
42489文字
会話率:17%
第一次世界大戦の終わりを迎え、社会が軽やかな心と広い視野を持って20年代へと突入しようとしている。
とはいえ、盛り上がった20年代はパーティーや華やかさですべてを歓迎するわけではなく。ハンプトン一家がそれを証明している。
家族が肺炎で死
んだ、サウスダコタ州の質素な小麦畑から放り出されたルーシー・ハンプトンは、叔父のアルフレッドとその婚約者である長谷川優子と再び結ばれるために大海原に渡って大阪で生活を始める。
文化的な対立、言葉の壁、階級間の隔たりの中で、ハンプトン家はやがて裕福でとらえどころのない高原一家のなすがままとなり、おかしな運命的な誤解と対になった影のある取引を装って、金銭的な利益と安全を追いかける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-22 18:15:04
16457文字
会話率:35%
「誰よりも愛された王」
ここに平和を願う王がいた。王の名はホープであった。
誰よりも平和の事ばかり考えていた。
自分の幸せを願うと、欲ばかりがでる
そんなことよりも、他人の幸せを願うことが、長い目で見れば、最後には、私は、誰からも愛されて
、私は人生を生きていきたい。
ホープは自分の思いを文字に表すことが好きであった。
「目の前に現れた闇も、私は負けない、私の希望の光は、どんな闇も消していく!今日も人々のために生きよ!」
一人ホープは城の中にある、質素な王の部屋で、自分の思いを書いた詩を書き留めていた。
そんな時、ドアのノックが聞こえて来た
「トントン!」
「ホープ王様!ホープ王様」
わたしの一人息子である、カレィジであった。
カレィジは扉を開けて、部屋に慌てた様子で入って来たのである
「どうした、我が息子よ」
カレィジは暗い顔して、話しかけてきた
「ホープ王様、隣の国のダクネスが責めてきています」
「そうか、やはり戦うしかないのか?」
ホープ王は悩んでいた、できることなら、戦争など起こしたくはなかったのにと
ホープ王の国、ホープ王国は、ダクネス王国との戦後が始まろうとしていたのである
ホープ王は、心の中で嘆いていた
「人とは愚かである!だが、また光も人であるなと」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-10 18:22:21
522文字
会話率:39%
毒々しいまでに美しく、残酷で邪悪なハンナヴァルド子爵家。
次女のシスティナもまた、輝くような美貌と恐ろしいまでの残虐さを兼ね備えていた。
しかしそれは、ハンナヴァルド子爵家のブランドを守るためのかりそめの姿。
分厚い化粧を取ればいたって質
素な顔立ちに、ごく普通の年頃の女の子なのだが、家族と使用人以外にはひた隠しにしている。
そんな中、完全にノーメイクで油断をしていたシスティナの前に婚約者であるライナルトが姿を現す。
システィナと名乗るわけにもいかず、咄嗟に従姉妹のマキナの名前を借りるのだが、彼女は勇者として世界を転々としていた。
婚約破棄のために”マキナ”に接近するライナルト
”マキナ”になりきろうとする運動音痴のシスティナ
二人のことなど知る由もなく、世界を救い続けるマキナ
無理にマキナの仮面をかぶろうとした結果、完ぺきだったはずのハンナヴァルド令嬢システィナの仮面にまで綻びが現れ……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-14 21:00:00
15638文字
会話率:46%
幾度の戦乱の後、平穏をとりもどしかけていた時代。
世の物理法則に干渉できる力をもっていた人々の数も減り、文明は金属と機械が支えるものへ遷り変わろうとしていた。
調和と混乱の狭間にある世界で青年カレンは森の奥で質素に暮らしながら、剣技の修行に
明け暮れていた。
八年前に故郷を滅ぼした仇を倒す----呪いにも等しいその誓いを抱いたまま、カレンはある夜に伝説の英雄と出会うのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-03 08:00:00
122097文字
会話率:43%
「あー、もう少し、もう少しキツく、そうそう、オヒュ!」
「変な声出さないでくれよ」
二本の棒を交差させ、縄をしっかりと結ぶ。服を着せ、落ち葉や毟った草などを入れ、丸めた布をてっぺんに突き刺し、それも縄で固定。簡単質素。あっという間に
「案山子の完成、だな。オヒュ!」
「ああ、よっと」
いつ頃からか、僕が作った案山子が喋るようになった。始めは驚き、腰を抜かしたものだが何事も慣れるものだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-10 11:00:00
1199文字
会話率:52%
独房。そこはベッド、トイレしかない質素な空間。……いいや、忘れてはならないのはそう、囚人。これで完成。
ここから生まれるのは嘆き、怨み、退屈……。死刑の時を待つ囚人などそんなもの。彼に与えられるものなどない。その必要も。干渉されないのは
むしろいいことと言えたが、できることはただ眠ることと妄想くらいなもの。
あるはずもなかった輝かしい人生を想像し、時には自慰もしたが、どこか虚しい。
それでもするしかなかった。男はベッドに横になり、目を閉じる。そこは思いのままの世界。時間をかけ、繰り返し行ってきただけに中々に鮮明、設定も凝ってきた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-06 11:00:00
1737文字
会話率:22%
その男はボロアパートの部屋に入ると、ふんと鼻を鳴らし、荷物を降ろした。
男は出所したばかり。新たな始まりの時と言ったところ。
しかし、それは決して更生、これからは良い人間として生きようというものではない。
刑務所は寒々しく劣悪な環境で
心はささくれ立つばかり
看守も意地悪で飯も質素、虫歯は治療ではなく抜歯、風呂は……と、不満を挙げたらキリがない。
唯一の癒しは現実逃避、いや彼にとっては現実的であると言えよう。
犯罪計画を練るというものは……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-01 11:00:00
3677文字
会話率:32%
時は2445年。
世界人口の約5人に1人が魔法を使える現代社会。
魔法以上に科学も発展しているそんな世の中で、15歳の少年が東京の山奥で質素に暮らしていた。
一度も山を出たことがないその少年は、ある出来事をきっかけにその山を降りることに
なる。
初めてだらけの外の世界で、その少年は何を見る。
思いもよらない大冒険が今、始まる───。
※暴力表現あり、残虐表現あり
この物語はフィクションです。実在する、または実在した人物や団体などとは一切関係ありません。
この作品は『アルファポリス』様『カクヨム』様にも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 21:40:48
53640文字
会話率:54%
フローリアは貧乏男爵家の令嬢だ。質素だが穏やかな彼女の生活は、一つの神託によって大きく変わってしまった。その神託により、フローリアの妹レナータが聖女に選ばれたからだ。引っ込み思案で気弱なレナータは、聖女に選ばれたことにより態度が豹変し、な
ぜかフローリアを目の敵にし始めたのだ。聖女として権力を得たレナータによる数々の嫌がらせが、フローリアの平穏を脅かす。
それを見かねた兄の手により、フローリアはとある貴族の屋敷に送られ、そこで召使として働くことになった。その屋敷までは、レナータの魔の手が届かないからだ。しかしそこでフローリアが出会ったのは、この上なく美しい公爵だった。女性たちを魅了する恐るべき美貌を持つ彼を前にして平静を保ち続けるフローリアに、彼は興味を示す。この出会いを機に、フローリアの日常はさらに劇的に、鮮やかに変わっていく。
※()のついている話は別視点です。
※R15は保険です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-30 12:07:20
123353文字
会話率:40%
リンドベル伯爵家の庶子リリアは、離れに隔離され家族に虐げられる日々を送っていた。
そんなセシルは腹違いの妹マリンにあらぬ冤罪をかけられ投獄。
極度の栄養失調気味だったリリアは呆気なく飢え死んでしまう。
しかし次に目覚めると投獄の2週
間前に戻っていた。
死の運命から逃れるべく、リリアは処刑前に覚えていた宝くじの当たり番号を使い100億マニーを獲得。
その資金を手に隣国へ逃亡し、何不自由ない豪遊生活を──とはならず、根がビビりで貧乏性のリリアはひっそりと質素な生活を送る。
そんな中でリリアは、路頭に迷っていた孤児を保護したり、酔い潰れていた美丈夫を助けて恩返しされたり、閉店寸前のパン屋さんのために奮闘したりと、何かと休まらない日々を過ごすのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-22 19:00:00
100460文字
会話率:27%
日本で質素に学生生活を送っていた煌輝 春歌《きらめき はるか》は十七歳の女子高生。しかし、それは仮の姿。その正体は超絶的な能力を持つアルティメットガール。
アメコミのような衣装に身を包み、世界の平和と人々のために活動するスーパーヒー
ローだ。
そんな彼女は宿敵との最後の決戦を繰り広げ、高エネルギーの爆発によって共に消え去ったはずなのだが、気付けば見知らぬ異世界。
ハルカはアルティメットガールとしての宿命から解放されたことでその能力を捨て、この異世界で冒険者として生きていくことを誓った。
だが、その誓いを破らざるを得ない事態が起こり、不本意ながらも再びこの世界でアルティメットガールに変身するハメになる。
これは、異世界に飛ばされた現代のスーパーヒーローが、異世界の平和と自身の恋のために奮闘する物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-19 21:07:43
157150文字
会話率:53%
大食いで落ちこぼれの聖女、リシア。
質素な暮らしの修道院から追放されたリシアは、とあるお店でクールイケメンの店主と出会う。
店主の作る最高のお料理でお腹いっぱいになったリシアは、真の実力を発揮していく──!
最終更新:2023-11-15 07:06:35
5075文字
会話率:47%
資産家である東竹家のお嬢様、志摩子。実は彼女は中学の時に両親を亡くし、親戚であったこの家に迎え入れられたのだ。それまでの質素な生活とは異なる何不自由ない暮らしだったが、彼女の心が昔のように温まることは無かった。
東竹家の女の役割は、事業のた
め家のために政略結婚をすること。志摩子の相手は、ライバルの西竹家の17歳も年上男性。だが全てを諦めている志摩子にとってはどうでもよいことだった。形ばかりの見合いの日に志摩子は、「自分の人生を生きて」という母の遺言を思い出す。
そんな志摩子には、誰にも言えない気になる男性がいた。しかし時おり会うその人のことを志摩子はほとんど何も知らないのだ。名前も、声も、顔すらも……
家紋武範さま主催「夕焼け企画」参加作品
(この物語は、書き友さんの歌川詩季さま著『河袋駅のねじれ問題—— 西口の東竹百貨店と、東口の西竹百貨店の謎https://ncode.syosetu.com/n7500il/』の設定から着想を得ました。歌川詩季さま、アイデアの種をどうもありがとうございます!)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-01 06:06:18
7628文字
会話率:16%