ある日突然かかってきた、一件の電話。
その電話を最後に、彼は死んだ。
もし彼が、世界を跨いだのだとしたら。
私は彼のため、愚にもつかない物語を紡いだ。
そしてある日私のもとへ、五人の賢者が訪れる。
――後悔はずっと、自分の中に。
最終更新:2024-06-22 18:25:47
10063文字
会話率:25%
僕、カーティスは由緒正しき賢者の家系に生まれたんだけど、十六歳のスキル授与の儀で授かったスキルは、まさかのゴミスキルだった。
実の父から家の恥だと言われて勘当され、行く当ても無く、着いた先はゴミだらけの古代遺跡。
そこで打ち捨てられて
いたゴミが話し掛けてきて、自分は古代兵器で、助けて欲しいと言ってきた。
なるほど。僕が得たのはゴミと意思疎通が出来るスキルなんだ……って、嬉しくないっ!
そんな事を思いながらも、話し込んでしまったし、連れて行ってあげる事に。
だけど、僕はただゴミに協力しているだけなのに、どこかの国の騎士に襲われたり、変な魔法使いに絡まれたり、僕を家から追い出した父や弟が現れたり。
どうして皆、ゴミが欲しいの!? ……って、あれ? いつの間にかゴミスキルが成長して、ゴミの修理が出来る様になっていた。
一先ず、いつも一緒に居るゴミを修理してあげたら、見知らぬ銀髪美少女が居て……って、どういう事!? え、こっちが本当の姿なの!? ……とりあえず服を着てっ!
僕を命の恩人だって言うのはさておき、ご奉仕するっていうのはどういう事……え!? ちょっと待って! それくらい自分で出来るからっ!
それから、銀髪美少女の元仲間だという古代兵器と呼ばれる美少女たちに狙われ、返り討ちにして、可哀想だから修理してあげたら……僕についてくるって!?
待って! 僕に奉仕する順番でケンカするとか、訳が分かんないよっ!
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
また、本作はカクヨムなどにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 19:12:44
162884文字
会話率:50%
「王の前で恥をかかせおって! 貴様のような無能は屋敷から出て行け!」
人間と魔族が争っている世界。
そんな世界で主人公ベゼルは賢者の家系に生まれ、稀代の魔法を授かるだろうと期待されていた。
しかし、王の御前で行われる《魔法契約の儀》にて
事件は起こる。
ベゼルが授かったのは【禁呪・チートマジック】。
実際に使用できるのは「スライムを強化できる」という、一見して弱いと思われる効果だった。
しかも禁呪というのは魔族が扱う魔法だとして、ベゼルは密かに保護していたスライムのレネと共に実家を追放されてしまう。
この時ベゼルの授かったのは世界最強の魔法だと、誰もが気付かないままに――。
そして、王都を出たベゼルを衝撃的な出会いが待ち受ける。
ベゼルが魔法を駆使し、奴隷として捕まっていたメルという魔族の少女を救うと、それは先代魔王の娘だったのだ。
「ぬし様が授かったのは、魔族の王となる者が扱う伝説の禁呪じゃ」
メルが告げた通り、ベゼルは反則的なまでの威力を持つ魔法を次々に習得していった。
かねてより魔族が悪であるという人族の教えに疑問を持っていたベゼルは、その魔法を使って迫害されている魔族を助けながら、徐々に魔族の救世主として崇められていく。
一方、ベゼルを追放した賢者の一族は思い知らされることになる。
追放したベゼルの授かった魔法こそが世界最強の魔法だったのだと。
そして、魔族を駆逐しようとする人族にとって脅威的な存在となるのだと。
これは、伝説の禁呪に目覚めた心優しい少年が、魔族を救いながら魔王としてのセカンドライフを歩んでいく物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 17:42:27
34886文字
会話率:42%
誕生日に正体不明の何者かに襲われ父親に言われ幼馴染のナナミを抱えながら逃げる主人公のタツミ…
気が付くとそこは森の賢者の家であった…
これは苦悩しながら成長していくタツミの王道ファンタジー物語…
最終更新:2020-11-01 19:33:23
1533文字
会話率:85%
諦めた賢者の家に、少年がやってきた。少年は世界の入口である転生門と呼ばれる門を閉じたいと申し出た。救われない英雄達を救うため、そして二度と被害者を生まないため、少年少女は伝説のルーツを知ることとなる…その先に待つ終わりは何を意味するのでしょ
う?
※あらすじは結構予定無く変更します。手探りです。
小さな姉妹が、少年少女を取り戻す。優しさから織り成される物語!…を予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 09:00:00
5462文字
会話率:34%
その子が生まれると、二十年以内に世界規模の凶事が起こるーーそんな言葉が、ヨマーン王国の辺境にある賢者の家に代々言い伝えられてきた。その「忌み子」である十六歳の少女・カグラは、古代種族・多面族の先祖返り。自身以外にも三人の「肉体も人格も異な
る別人」を体内に隠し持ち、己の意思で自由に彼らと入れ替わることが出来るという特殊能力の持ち主だった。
カグラの再従兄弟で十七歳の少年・リムドは、育ての親でもある賢者で大伯父のノーラムから、ある日突然こう命じられる。「これから起こるであろう凶事とは何か、我が孫娘のカグラと共に探ってこい」と。気が進まぬまま旅に出るリムドとカグラ。だが二人がーーいや、「五人」が世界各地を旅をしていくうちに、少しずつ「凶事」がその正体を現し始める……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-04 00:17:18
232090文字
会話率:47%
主人公・剱龍人含める高校のクラス一つが異世界に転移してしまう。
転移した先には賢者の家が…。
最終更新:2016-11-07 14:19:43
988文字
会話率:34%