金があれば何でもできる、予想外な出来事にも対応できる。そう思っていた二十八年の青年、鏡谷知里〈かがみやちさと〉。
車に轢かれたと微かな記憶はあるが、次に目を覚ました時には見覚えのない場所に居た。
冒険者のような服を着た男と魔法使い風
の女。岩壁の広場の奥には、大型トラックの倍は大きいドラゴンが、俺達三人を見下ろしていた。
なんで、なんで俺がこんなことに巻き込まれないといけないんだよ。俺はただ、静かに家で通帳を眺めながら生活していたかっただけなのに。命を懸けた戦闘なんて絶対にやりたくなかったのに、世界を救いたいとかもないのに。
俺をこの世界に呼んだ奴をぶっ飛ばすため、右の中指に嵌められている指輪に込められている魔力と、大量の魔法を利用して生きていこう。
そう思っていたのもつかの間、チート能力をゲットし、無双してきた俺の前に現れたのはチート級以上に強いこの世界を束ねる者達。
「この世界を束ねている組織があるみたいだが、腐ってんな。そいつらをどうにかしねぇと俺の平穏は訪れないみたいだし。金を稼ぎつつ、俺は出来る限り楽をし、この世界をまとめる奴をぶっ飛ばす」
※カクヨムでも更新中
※挿絵:あニキさん折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 18:14:10
1063523文字
会話率:39%
気がつけば、そこは草原だった。過去の記憶はあるものの、自分の名前や最近の事は一切思い出せない。頭に浮かんだ言葉と発した途端に現れたRPGゲームのようなウインドウ画面。そこに記された自分の名前やレベル。ただ言えることはゲームのような世界である
事。ゲームのようであっても、やり直しは効かないであろう世界。そんな世界で生き残るため、のんびりと過ごせるようになるために奮闘していく。12歳の少年として生まれ変わったアルスの日々の物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 17:00:00
1383152文字
会話率:28%
玉衣 祐悟(たまい ゆうご)は気づくと赤子になっていた。
前世の記憶はあるものの、どういう最期を遂げたのかまでは覚えていない。
そして、その転生は神様の御業ではなく、とあるマッドな研究者が行った実験の結果だった。
幼い体に宿った魂は、魔法
科学が発展した世界の中で、宇宙を旅する事となった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-22 13:00:00
382433文字
会話率:34%
誰にだって消したい記憶はある。
その記憶は百鬼夜行のように見えないところで我々を蝕む。
その夜行は一生付きまとうこともある。
その夜行は時に人の生を終わらす。
この物語は「ある出来事」をきっかけに記憶を消す能力を手に
入れた主人公〈雁咲 水
緒〉(カリサキ ミオ)が、彼女のの事
務所に訪れる依頼主の人生に触れ、「夜行祓い」をしてゆく。
その中で彼女は「記憶との決別」で生じる「副作用」を身をも
って体感することとなる。
一連続小説 黒い記憶の百鬼夜行
第一話「いつかの黒」10月下旬公開一折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-30 16:00:00
4828文字
会話率:39%
人生の途中で転生させられた理由は、滅びゆく世界を救うためでした。
けれども、何をしたらいいのかわからないどころか、元の人生の記憶さえ曖昧でした。
忘れてはいけない記憶と思い出すのが辛い出来事。
獣人差別。
偏見のある国に生まれた、容
姿端麗な猫耳美少女。
平和な田舎を出て冒険の旅に出ます。
サーラは魔法士として冒険者ギルドに登録しています。
前世の曖昧な記憶はあるものの、田舎育ちの彼女には世界の常識も人生の経験も足りません。
精神年齢も年相応でしかありません。
温暖な島国であるクルタス王国は、
創世の魔法によって作り出されたとされています。
初代の王の名はレンツォ。
偉大なる創世の神の名はアメデーオ。天使フラヴィアとともに教会の壁画でよく見ることが出来ます。
魔物には魔石という核があり、それは魔道具のコアとなります。
冒険者は魔石を売ったり、魔物から町を守ったりすることで生活をしています。
けれども、大型の魔物が増え、日に日に危険度が増しています。
これはそんな世界のお話です。
人生をやり直すこと。
世界を滅びから救うこと。
どちらも途方もなく、出来そうにないこと。
さあ、冒険の旅へ出かけましょう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 08:00:00
158929文字
会話率:32%
大聖女ウルスラに悪魔が取り憑いたことを察知した近衛騎士、ユーク・イーゼルベルクは、すかさずウルスラの腕を斬り飛ばし、大量虐殺を未然に防ぐ。だが、聖女のふりをする悪魔のせいで事情を説明しても信じてもらえず、ユークはその場で処刑される。
そんな
ユークが目覚めると、ダンジョンで魔物の餌として置いていかれた冒険者、アルクスの身体に転生していた。
聖魔法や剣術の記憶はあるものの体がついて行かないアルクスだったが、次第にレベルアップしていき、冒険者として名を上げていく。
果たしてアルクスは、聖女から悪魔を引き剥がし、復讐を果たすことができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-07 21:54:12
4309文字
会話率:42%
ある日死んだと思ったら、見知らぬ異世界にチートキャラとして転生していた男の子、柊レイジ。
現代文明の代わりに魔法が普及した異世界で、新たに与えられた名前はコードネーム『閻魔』。
圧倒的力と自由を手に入れたと一時歓喜するレイジであったが、それ
は大きな間違いだった。
世界最強の冒険者パーティー『アンデッド』の大幹部の地位を持つ彼は、悲惨な事に柊レイジとしての前世の記憶はあるものの、『閻魔』としての記憶も力も持っていない。
つまり、""肩書だけ""チートキャラの中身凡人なのであった。
このままではパーティー内部の機密情報を抱えていながら使い物にならない無能と判断され『アンデッド』から抹殺される運命にあったレイジ、改め『閻魔』。
彼は自身を拾ってくれた新人冒険者のパーティー、『ステム』と共に『アンデッド』から逃亡することを決意し・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-06 20:03:30
193026文字
会話率:36%
私、アリスは乙女ゲームのヒロインに転生しちゃったみたい。
ひょんなことから男爵令嬢として生きることになったけど、貴族の学園でイケメン令息たちに囲まれて、恋と青春に大忙し!!
って、そんなの知るかーっ!!
この世界のほとんどが転生者っていう
だけでも驚きなのに、ここが乙女ゲームの世界で、みんなストーリーを知っているって本当なの?
私は確かに前世の記憶はあるけど、そのゲームをやったことはないんですけど……。
唯一ストーリーを知らない私がヒロインって、不安要素しかなくないですか?
え、こんなの荷が重すぎるんだけど!!
なのにみんなやけに協力的で、ゲーム通りに話を進めようとしてくるし。
なんでそんな忠実にモブや悪役令嬢役を全うしようとするのよ?
だったら私のヒロイン役を変わってよー!!
複数のイケメンとの恋なんて私には絶対無理だし、そんなに強引にくっ付けようとしないでー!!
主人公のアリスと攻略対象者以外の全ての人間がストーリーを知っている乙女ゲームの世界で、モブやら悪役令嬢が頑張ってストーリー通りに進めようと画策するのを、アリスが抵抗しながらも結局は幸せになってしまうお話です。
なかなかぶっ飛んでいる世界観なので、あまり考えずに楽しんでいただけたら嬉しいです。
アルファポリス様に投稿していたものですが、結構修正しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-26 20:35:17
58178文字
会話率:30%
どうやら私、全く知らない乙女ゲームのヒロインに転生したらしい。
第3王子との冤罪NTRあり(追放エンド)、冒険者とのドラゴン討伐冒険あり(死亡エンド)、聖職者との報われない悲恋(闇堕ちエンド)あり、教師との歳の差苦恋(監禁エンド)あり、宰
相の息子との愛憎劇(溺愛エンド)あり……
え、いやなんですけど?
北の辺境伯領グラディノースで生まれたアマリリス。転生したという記憶はあるものの、乙女ゲームは遊んだこともなく、これと言ったチートもなさそう。けど、辺境伯の子息レイモンドがそういうのだから、間違いない。実はレイモンドも前世の記憶があって…。
設定はゆるゆるで、時間経過が曖昧です。主人公はぼんやり系、時々やる気出すという感じです。周りがチート全開。乙女ゲームの設定は出てくるだけで、使いこなせていません。ザマァはないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-19 19:53:56
13536文字
会話率:28%
機械の心臓に、記憶はあるのか。
キーワード:
最終更新:2024-02-03 23:26:31
1498文字
会話率:22%
厳しいスラム生活のさなか、突然自分の前世を思い出したおチビちゃん。
魔法がある世界で、魔法が使えないおチビちゃん。
でも、スキル【想像創造】で、頭に想像したモノを創り出せます。
前世の記憶はあるけれど、心は幼くあどけないままのおチビちゃん。
そんなおチビちゃんを優しく支えるねぇねとおにぃ。
そんな3人によるハートフル成り上がりストーリーです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-09 15:34:56
334698文字
会話率:58%
明らかに日本では無い。気づけばそう感じられる所にいた、田中太郎?
日本の記憶はあるが、自分自身の記憶は一部欠けていた。
そんな見知らぬ土地で現れたのは、明らかに格上モンスター!?
自分が持つ能力は死に戻りのようで……
最終更新:2023-11-19 07:00:00
9272文字
会話率:10%
◇不定期更新です
目を覚ましたらゴミ捨て場に半裸(パンツ一丁)で倒れていた俺氏。
別にそれぐらいならまだマシ。会社の飲み会の帰りとかはしょっちゅうだったから問題ない。俺がいる場所が「異世界」という事実を失くせば。
ん? なんでそこが「
異世界」かわかるかって? 簡単だよ――だって俺の目の前を冒険者風の衣服を着た人々が練り歩く。それもちゃんと剣やら斧、杖、弓なんか持っちゃってこのアンポンタン。
「地球」にいた自分の記憶はあるのになんで死んだか皆無。そして自分の境遇がうんこすぎて泣いたわ。
そんな色々な不幸に見舞われながらも俺はこの世界で元気()に生きています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-24 11:00:31
133516文字
会話率:45%
タグには異世界転生を付けて有りますが、異世界転生モノ! と思って読まないことをオススメします。
どちらかと言えば、生まれ変わったら違う世界だった的な感じ。
ジャンルを異世界恋愛にしていますが、甘々な恋愛要素はいつもの如く低いです。
ご都
合主義。ゆるふわ設定。話数が少ないため(6話)9/25から毎日0時更新。一応魔法が有る世界。(ほぼ魔法を使用する表現は皆無)
あらすじ。
日本人だった記憶はある前髪もっさり目隠れ令嬢のレアリア。前世の夫はその記憶が無い様子。まぁいっか。
そう思ったのも束の間。
どうやら前世の夫からウソコク(嘘の愛の告白)をされるらしい。
こういうのって、わたくしは知らない方がいいんでしょうけど、知ってしまいました。……まぁいっか。
嘘でも愛の告白をされる事が前世を含めても初めてのレアリアのお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 00:00:00
16350文字
会話率:44%
天寿を全うしたチヒロが生まれ変わった先は、なんと異世界だった。
目が覚めたら知らない世界で、少女になっていたチヒロ。
前世の記憶はある。でも今世の記憶は全くない。
そんなチヒロは人々から『空の子』様と呼ばれる存在になっていた!
だけど『空
の子』様とは《高い知識を持って空からやってくる男の子》のことらしい。
高い知識なんてない。男の子でもない。私はどうしたら?
何が何だかわからないまま、それでも今を受け入れ生きていこうとするチヒロ。
チヒロが現れたことで変わっていく王子レオン、近衛騎士のエリサ。そしてシンを
始めとするまわりの人々。そのうち彼女の秘密も明らかになって?
※ 多視点で話が進みます。設定はかなり緩め。恋愛成分はかなり薄いです。
※ R15は考えに考えた上での保険です。
※ この小説はアルファポリスさんでも公開しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-29 18:15:18
349356文字
会話率:25%
人間のときの記憶が残ったままゾンビになった女が、自室の窓から外を眺めてあれこれ思う話。
※書きたいものを書いたらシュールなゾンビの話になりました。グロかどうかは想像力次第かもしれませんが、グロかもしれません。
怖くはないのでローファンタジ
ーにしました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-10 09:34:18
1843文字
会話率:0%
29歳サラリーマンは出かけ先の海で溺れ死んだ。しかし目が覚めてみれば、その経験の方が夢であり、現実世界では6歳のナナカという名の姫様だった。ただし夢の記憶はあるのに現実世界の記憶がない状況により、周りから見れば背伸びしただけの未熟な王女は、
変態疑惑の執事や真正変態メイド等に囲まれながら王族争いに巻き込まれていく――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-04-30 08:00:00
431366文字
会話率:38%
異世界に転生した主人公が魔王を倒すまでの物語。
異世界のチート級身体に精神だけ転生した主人公。
前世の記憶はあるもののこのチート級身体にまつわる記憶も記録も一切なし。
この身体は誰なのか?
なぜ転生したのか?
魔王と邂逅したときすべてが判明
する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-20 22:34:25
4485文字
会話率:36%
1日目
色々面倒な説明を省いて、目が覚めたら俺はゴキブリだった。
ゴキブリ目ゴキブリ科 クロゴキブリ である。
ちょっと待って欲しい、いや、誰に待てというのかと言われても困るが、そんな心情なのだ、前世の俺は特にそこまでこれといった大罪を犯
した訳でもクロゴキブリの駆除業者だった訳でもない。
思い当たる節も無いのに突然衛生害虫へと転生したのだ、日本にいた頃の記憶はあるにはある。年は25歳くらいのどこにでもいるサラリーマンだった。祖国に思いを馳せてもどうにもならないけど、ここから一体どうしようもないので内心でため息をつく。
そんな俺の今はどんな状況か?気になるよね。ビンの中だよ。何かの薬物を作るようなビーカーみたいなガラス瓶の中。そこに映り込む自分の姿を見て、こんなとりとめもない思考を垂れ流すしかないんだ、今のところ。
なんで瓶の中か?思い出して説明するのは簡単だ、つい2分前の出来事だからね。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-31 15:49:48
5985文字
会話率:28%
前世の記憶はあるものの、ここは別に乙女ゲームの世界ではないな、とのほほんと思っていたアイリスはあっさりと断罪された。
うっそ、まずい!どうしようーーー!
リノ、第三段です。
最終更新:2021-10-23 19:33:13
3177文字
会話率:37%