未だに咳止め薬を手放せない、薬物依存症人間である私ーー砂風(すなかぜ)は、いったいどのような理由で薬物乱用を始めるに至ったのか、どういう経緯でイリーガルドラッグに足を踏み入れたのか、そして、なにがあって断薬を決意し、病院に通うと決めたのか
。
その流れを綴った体験談である。エッセイの側面もあり少々癖が強く読みにくいかもしれない。どうか許してほしい。
薬物乱用の怖さは合法でも違法でも変わらない。乱用自体、恐ろしい。
※留置所編は記憶が薄れている等の理由からスキップして断薬編からスタートしました。楽しみにしていた方、申し訳ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-11-10 10:29:10
87960文字
会話率:17%
万引きという犯罪に手を染めた彼のこれまでの人生と、これからの人生を描いていきます。
最終更新:2023-05-01 08:00:00
23527文字
会話率:23%
ほんの軽い決心で心療内科閉鎖病棟に入院した入江梨沙(25歳)が、薬物療法と隔離療法の末、二か月の間に××と化すまで――。
*
医療法人カナリア心療病院は、入院設備の整った、*県内唯一の歴史ある女性専門の心療内科。都市から離れた山
間部にあるものの、設備は非常に充実しており、人権感覚があり、そして極めて清潔。
25歳の梨沙は、スピード狂であることを心配され、彼に促されるがまま、ここカナリア心療病院に入院することとなった。担当医の成瀬川による診察の結果、基本的に薬物療法による治療で合意し、二か月をめどでの入院と決まった。徹底的な身体検査の後に梨沙が連れて来られたのは、患者が自らの意志で自由に出入りできない閉鎖病棟だった。
梨沙が入った三階閉鎖病棟には、様々な精神疾患を抱えた17名の女性が入院していた。不安障害、PTSD、摂食障害、アルコール依存症、薬物依存症、多重人格など、中には梨沙に似た症状の者もいた。患者たちは病棟の不文律により二つの派閥に別れており、梨沙が入院した時は、多重人格のオザキ率いるオザキ派と、病名不明のヤナギ率いるヤナギ派に分かれていた。どちらかに入るよう迫られ、梨沙はヤナギ派に入ることとなる。
そんな三階閉鎖病棟を仕切っているのは、個性豊かな8人の看護師たちだ。更年期でどことなく不安定な看護師長の松田、心優しく患者たちから慕われている種原、ミスばかりの自分に嫌気がさしている友崎など、看護師も全員女性である。
基本は食後に服用する処方薬による治療だが、患者たちはそれぞれの方法で、自らの病気と、そして、自らが抱える辛い過去と闘っていた。梨沙は周りの患者たちが確かに治癒へと向かっているのを眺めながら、ここでの生活に充実感さえ覚え始めてゆくのだが――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-02-27 21:16:24
1241文字
会話率:59%
雷を捕まえて会社に持ち帰り小分けにしてAIロボットにドローン配達をして貰います・雷捕獲する人々の話です・色々な危険な業者も登場します・臨検乗船が国から認められている唯一の会社です・危険な状態で操業して居る業者には危険メールを発令します・ウィ
ルス検査キットで陽性反応が出た場合は・ウィルス感染対応救急隊に引き渡します。爆発のシーン可成り在ります・薬物中毒・薬物依存症患者は空中警察第89課89班・薬物取締専門部隊に引き渡します・逃走した搭乗員はコブラツイストで捕獲します・事故が多発します・臨検乗船搭乗員して事故を未然に防ぎます・爆発のシーンが在ります・船の爆発・山の爆発等々
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-11-10 17:07:00
60410文字
会話率:34%
児童虐待を受けた高校生、優木千尋は、精神科医、三上琴音の家で暮らしている。
同居する雪村めぐみは、元薬物依存症で躁鬱病。日高奏は事件のトラウマにより声が出せない小学生。
四人は、一風変わった共同生活を行っている。
「知ってる? 最近、連
続暴行事件が起きてること。その被害者は……みんな不登校なんだって」
街で頻発する不登校の子供を狙った暴行事件。ある日、高校の新聞部の記者だという少女が家にやってきて……。
社会不適合者の子供たち過ごす少し変わった日常を描いたホームコメディ作品。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-05 00:00:00
290604文字
会話率:71%
晴美の父親は薬物依存症だった。
日々、暴力行為を受けていた晴美のもとにある日、一通の封筒が送られてくる。
なんと、その中身は麻薬だった。届けた人は知らぬ間に運び屋にされてしまっていた。
話を聞くと、受け取った場所がわかった。
そこ
に、黒幕がいるかもしれない。
晴美の同級生等は正義感が強かった。
薬物の密売人をぶっ潰そうぜ。
そうこ心に決め、春休みを利用した密売人を探し出す大冒険が始まったのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-27 00:18:46
8128文字
会話率:63%
2034年東京、希望を失った若者達が「危険薬物」に手を出すのが当たり前になった時代。重度の薬物依存症患者、風山東輝は、両親の言葉をきっかけに「ヤク断ち」を決意する。幻覚、幻聴、幻視の一週間を乗り切った東輝は遠縁の女の子、瑠璃と出逢う。東輝は
彼女を誘い疾走する列車「Speeding train」が臨める場所に彼女を連れて行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 11:15:58
4782文字
会話率:49%
ボロ屋を拠点にドラッグの密造と販売する女リカコは、酒造会社の息子で薬物依存症の小柄な男マサキに、いつも自分が作ったクスリの『味見』をさせていた。
今また、何かしらの試作品を使わせようとする。
彼女の思い描くドラッグらしさがカタチになる
までそれは続くのかに思えたが、リカコにだけは不穏な空気と、それにまつわる想いがあるようで……。
※mixi、facebookで重複投稿。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-19 22:51:56
6201文字
会話率:50%