帝国歴515年。サナリア歴3年。
新国家サナリア王国は、超大国ガルナズン帝国の使者によって国家存亡の危機に陥る。
従属せよ。
このたったの一言により、サナリア王国は窮地に立つことになった。
これに従わないで、もし帝国と戦うとなれば全
滅覚悟の死の戦争をしなければならない。
それはアーリア大陸を二分している国家との全面戦争を意味しているからだ。
苦悩の末にサナリア王アハトは、従属することを決めるのだが。
当然それだけで交渉が終わることはなく。
従属したという証を示せとの命令が出される。
それは、二人の王子の内のどちらかを選べとの事。
更に苦悩することになったアハト王が最終的に決断したのは第一王子フュン・メイダルフィア。
彼を人質として差し出すことに決めたのだ。
フュンは弟に比べて能力が低く、武芸や勉学が出来ない。
彼の良さをあげるとしたら、ただ人に優しいだけ。
そんな人物では国を背負うことは出来ないだろうとして、彼は帝国の人質となってしまったのだ。
しかし、この事がきっかけで、長らく続いているアーリア大陸の戦乱の歴史が変わる。
西のイーナミア王国。東のガルナズン帝国。
アーリア大陸の歴史を支える二つの国家を揺るがす英雄が誕生することになるのだ。
のちに、アーリア大陸に現れることになる偉大なる英雄。
フュン・メイダルフィアの英雄譚が今始まる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-26 00:00:00
1687638文字
会話率:47%
魔王を倒したのは四人の英雄。
そんなことは子供でも知っているが、実は語られていない五人目がいた――
最終更新:2024-11-25 18:04:57
43141文字
会話率:49%
エヴァンスは孤児。王立冒険者学園の「孤児枠」でいじられる、悲惨な境遇だ。今日は一生に一度、自分だけのダンジョンガチャを引く日。金持ち貴族連中が金にあかせてリセマラしSRやSSRダンジョンを引きまくる一方、無一文のエヴァンスは生涯ただ一度のチ
ャンスに「N-」を引いてしまい、ノーマル以下と馬鹿にされる。
だが、どハズレのはずの「エヌマイナス」ダンジョンは、美少女モンスターしかいない謎の世界だった。友達になった美少女スライム「リアン」と共に、エヴァンスはダンジョン探索を始めるが、それが王国全土を揺るがす史上最高超速成り上がりの始まりとは、本人すらまだ知るよしもなかった……。
第一話から「ざまぁ」展開! すっきりノンストレス異世界冒険です。
――これは、孤児の身に落ちながらも人生を諦めず心のままに生きる男が、ダンジョンと現実世界で報われていく物語――
●登場人物(第一部:登場順)
エヴァンス:主人公。孤児。王立冒険者学園コーンウォールの底辺Zクラス所属。大事なダンジョンガチャで「エヌマイナス」を引き周囲に馬鹿にされまくるが、自分だけのダンジョンで次々奇跡を起こし、周囲を見返していく。
リアン:スライムだが、美少女の見た目をしている。髪も瞳も青い。エヴァンスになつき、冒険について回る。謎のウルトラレアアイテムをエヴァンスに与える。
バステト:ケットシーだが、ネコミミ少女にしか見えない。ダンジョンには存在しない「男」の匂いに惹かれ、エヴァンスと行動を共にする。
アンリエッタ:貴族令嬢。学園トップクラス「SSS」所属。とある願いを胸に、エヴァンスに近づいてくる。
カイラ先生:学園養護教諭。エヴァンスを気に掛け、なにくれとなく面倒を見てくれる。
イドじいさん:学園用務員。年齢不詳のじいさん。エヴァンスに色々なことを教えてくれる。
グリフィス学園長:ハーフエルフ。大戦の英雄。なにか秘密を知っているらしい。
近衛兵パーシヴァル:国王側近。エヴァンスの力をいち早く認め、対等の友として扱う。
タラニス国王:若くして王位を継ぎ、王国を切り盛りしてきた苦労人。歴史的経緯から、アンリエッタの実家に、微妙に屈折した思いを抱いている。
マリーリ王女:13歳の才女。タラニス国王のひとり娘。自分の立場を知り、政務を卒なくこなすが、心の底になにか熱い願いを隠しているようだ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 16:32:38
226839文字
会話率:62%
神によって自分がプレイしていた乙女ゲームの世界に転生させられてしまった元英雄。前世では相棒の聖剣と共に魔物による災害の主を倒したが、手柄は横取りされ、この事件の犯人だと言われるようになってしまった。この噂が広がり、ついには死刑にまでなってし
まう。ここで1度目の人生は終わった。
なのに神の遊びで転生させられて、苛立っているとなにかに気づいた。
怯える侍女たち、立派な屋敷。そして父の名前、呼び名。これでもう確信した。
プレイしていた「乙女ゲーム」のラスボスの「魔王」と呼ばれる最強騎士団長の娘になってしまっていた!
ゲーム内での自分は臆病で、人見知りで、泣き虫で、とにかくなんにも出来なかった。だから決意したのだ。最高の「悪役」になりきって、威厳を持ち、強くなれば助かるのではと!それに嫌われた方が自分の評価だけ落ち、他のみんなは嫌われなくなるのではと。これで一石二鳥!
「……でも、少しだけ寂しいな」
それから乙女ゲームのラスボスの娘、リイシアは悪役になりきることを目標にした。
けれども悪役の素質はなく、気づけばリイシアの周りには沢山の人が集まっていて……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-25 10:59:05
8138文字
会話率:48%
生まれつき能力が劣っていた主人公アオイは、幼い頃から家族からは忌避され同級生からはからかわれていた。溜まっていた感情が爆発し泣いていたときだった。目の前に女が現れ、アオイのことを励まし、存在意味を説く。女はアオイに「英雄を目指してみる気はな
いか?」と聞いた。化け物を始末する役職、英雄。アオイは自分に何が出来るのかを知るために英雄を目指した。ボケありツッコミありのサイエンスフィクション。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-24 20:24:11
15566文字
会話率:34%
街に現れた熊獣を討伐してほしい。
依頼を受けた狩人のクロートゥスは、たったひとりで討伐を成功させる。街の危機を救った英雄。しかし街は『街に向けて射かけた』と無実の罪をクロートゥスに着せる。抵抗する中、さらなる脅威が街に近付いてきて……。
最終更新:2024-11-23 22:36:22
7092文字
会話率:45%
シュニー・フランツ・フォン・スノールトの名を知らぬ人間は、バルクハルツ帝国広しと言えどもそう多くはないだろう。
12歳にして辺境伯に命ぜられた若き天才。
元王族から奴隷から怪物までどんな事情を抱えた領民にも向き合い、時には己の財も安
全も投げ出し尽力する情の人。
雪と氷に閉ざされようとしているこの世界に抗い続ける英雄。
その活躍を綴った小説は今や帝国全土で親しまれ、民の話題を日々攫っている。
だが、華々しい英雄譚の知名度に反して、己の領地を長く離れることがない彼を実際に知る者は驚くほどに少ない。
だからこれは、彼と領民たちの秘密だ。
シュニーが天才どころか不出来故に実家を追い出された我儘尽くしのダメ貴族だったことも、災厄から世界を守る最前線と称えられていた辺境の地が帝国の不穏因子を処分する流罪の地と化していたことも。
そんな絶望の中で彼が奮起した最初の理由が、民のためなどでなく極めて私的な、年頃の男の子的事情だったこともである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 17:10:00
255846文字
会話率:30%
地球より召喚された”季空夏翔”。彼の予想通り、彼はテンプレに従い魔王との戦いへと駆り出されることとなる。これが千年前の出来事。
その後ある事が原因で夏翔はこの世から一度いなくなるが、千年の時を経て転生を果たした彼は、新たな日常を歩み始める
。
しかし、平和なんてものは最初の頃だけで……。
果たして偶然か必然か。夏翔の転生を期に世界が再び大きく動き出すのだった。
彼の歩みの先に持つものとは……。
この作品はフィクションです。現実のありとあらゆるものとの関係は一切ありません。
注意、時折残酷な描写があることがあります。
また、この作品を書く目的は「作者が読みたいと思ったものを作る」です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-23 07:00:00
720815文字
会話率:30%
前世勇者の主人公、魔王を倒し世界を平和にした英雄。英雄には幼馴染で妻になった女性がいた。
そして勇者は死に現代に転生する。もちろん勇者の妻も‥‥
2人は現代で転生したが巡り会えることができるのだろうか?
最終更新:2024-11-22 17:01:37
7025文字
会話率:39%
【七雄騎将】
それは、選ばれた騎士だけに送られる名誉ある称号。
主人公クルードもまた、学生でありながらその末席に名を連ねる一人であった。
しかし、悪夢が訪れる。
誰もが期待していた試合にて、周りの信頼は失望へと変わる。
稀代の天才と謳われ
た誇りは地に落ち、クルードは自分に才能が無いと気付かされた。
ついたあだ名は落ちこぼれ。そして、不良英雄。
そんな中、3年生になったクルードは一人の少女と出会う。
その人物は、クルードが最も嫌う人種であり――――
「最っ低!」
「…………はぁ!?」
生意気後輩に煽られたクルードは、もう一度騎士の頂を目指し始める。
才能だけが全てでは無いと、証明するために。
天才少女と凡才英雄が紡ぐ、成り上がり英雄譚ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-18 01:11:39
349401文字
会話率:37%
古代幻想帝国を創建した七英雄。彼らを召喚する儀式が行われ、誤って召喚されてしまった現代日本人。英雄の一人と勘違いされた彼は、異世界人からの果てしない期待を集め、すっかりご満悦の様子。おやおや? 期待に応えられるような能力は持っていないくせ
に、強運とハッタリだけを頼りに、英雄としてやっていくつもりのようだ。しかし、早くも他の英雄に疑念を抱かれてしまったようだが大丈夫なのだろうか?
ところで、周囲の環境が現代日本人の精神に及ぼす影響は無視できない。世界大統領に俺はなる! 徐々に花開いていく自己狂信の価値観。まるで後押しするかのように、偶然転がり込んできた皇帝の指輪。そうだ、こんな劣った世界、塗り潰してしまえ! その振る舞いは、まるで予定調和の子供名作劇場に紛れ込んだ「マクベス」の如く。
これは、悪役共のヴィヴィッドな怪演を楽しむ、 愛 と 勇 気 の 物 語。さぁ。普通人が過大評価され続けたとき、その善良なる道義観念に一体何が起きるのか、ひとつ見てみようじゃないか!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-10 23:17:58
1525050文字
会話率:35%
皆憧れるだろう物語の英雄。魔王を倒し、世界を救う。ここにもそんな、世界を救う勇者に憧れる少年がいた。
そしてこの世界には聖剣が眠っているという。さらに、魔王が蘇るかもしれないという。
少年はその聖剣を探す。
ーーー
あと少しで
青年になる頃。彼は見つけた。探していた聖剣を。
だが抜けなかった。
少年は諦めた。
そして少年は青年となり、鍛冶師になった。
そんな彼はふと、聖剣のことを思い出す。魔王が蘇るかもしれない世界。誰にでもいいから聖剣の場所をおしえた方がよいのではと。
でも……最後にもう一度だけ挑戦してみたい。
そう思い、抜こうとしたがやはりだめだった……
でも。これ。周りを掘って台ごと持って行けばよくね!? と考えt……
「いや、この台を素材にしたら最強じゃね!?」……前言撤回。ここに台を素材にしようとするアホがいました。
だがしかしっ!
このお話は残念ながらただのアホでしたなんてことにはならず!
そう! 彼は! なんと! 世界で……
3番目の鍛冶師だったのだ!しかも独学で、名も知られていない。うーん、微妙!
だが、こんなことを思いつくのは彼だけだった!!!
そして1年後ーーー
まだ青年と呼ばれるような年齢の彼は。ついに完成したその剣は。聖剣を超えるものとなった。
「こいつなら俺みたいなやつでもたびに出れる!」
この自信作を片手に世界を歩く。入手が難しい素材やまだ見ぬ素材を取って、また新しく剣を作ろうと。その途中で小さくてもいいから、人助けをしようとする。
これはそんな彼の旅のお話……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-05 06:30:00
25840文字
会話率:32%
強力な自治を認められた帝国最高の教育機関『学園』と『学院』。長い歴史においても燦然と輝く『白銀世代』と呼ばれた七色の英雄。そしてその頂点である『白百合』の始まりの物語。後年主人公の前に立ちふさがった最大の存在『白百合』はいかにして誕生したの
か。というわけで、シンデレラ系恋愛物語を書きたくて創った前日譚です。MOB男シリーズスピンオフですが、独立した物語です。帝都幼児編三部作の第一弾(全部妄想)
* 続きは『Love And War』完結後の投稿になります。現状予告用。
*以前投稿完結済。でもR表現規定で削除になった。全年齢用に推敲次第投稿。
*タイトル副題部分は最終話投稿後に削る予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-27 21:09:01
170381文字
会話率:29%
剣と鮮血の世界。命ある人間。全知全能の神。モンスター。それぞれが生きる混沌の世界。
誰かが創った、想像の力が生きる世界。
〝英雄王〟ギルガメッシュ。生命の愚かさを見た神々とそれに抗う生命の聖戦《神生大戦》を終結させた始まりの英雄。それから時
は進み……。
未だ最下層に到達した者がいない迷宮を進む《冒険者》と《神》の物語。
新人冒険者《アルタイル・アリエル》。祖父と父が消えて数年。モンスターに襲われ、覚醒したもう一人の自分を機に世界が広がった。
彼は父と祖父から学んだことを生かして冒険者家業を行っていた。そんなある日、トップクランの〝閃光〟と出会う。そこから始まった英雄物語〝神々に嫌われた男〟と呼ばれた彼の秘密。自身の本当の心を知った者の技。
機動兵器のパイロット《エイル・ローグ》。彼の祖国《ブリタニア王国》は神の恩恵を受けられず、モンスターにおびえる日々が続いていた。女が戦争に勝ち、男が奴隷として扱われている国。そんな時とある研究者が残した《神経接続機構》を使った人類が造ったもう一つのモンスター《セルウス》が完成し、奴隷を乗せることで平和を築いていた。
光の戦士が現れ奴隷兵の少年達と冒険者のアルタイルが女神を殺す……。エイルの魂が、光の巨人が神を裁く。過去との決着が着いた時、世界は変わる。最古の英霊と最高の英雄の人生。
これは〝神々と生きる者〟が紡ぐ、ハッピーエンドの物語。
――――しかしこの世界は、本当に《本物》なのだろうか―――――――――――。
《黒き剣士》の、始まりの物語。折りたたむ>>続きをよむキーワード:
最終更新:2024-10-27 00:00:00
136207文字
会話率:49%
魔王軍に滅ぼされた王国の兵士は、何の因果か最弱のスケルトンに転生を果たした。辺りを見渡すと、そこは美しかった王都の景色はどこにも残っていない。
今となっては憎き敵にして自分の同族、アンデッドたちがひしめく死者の街と化していた。
かつての仇敵
を殺すため、そして愛する姫君を助けるために、進化を重ねて目指すは英雄。
これは身体はアンデッド、心は人間の心優しきアンデッドが世界を救う話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-20 12:30:00
147212文字
会話率:32%
剣や魔法、それぞれ何かの道を極めし者──英雄。
そんな英雄たちが住む里で育った少年『グラン』は、物心がついた時から数々の英雄たちと触れ合ってきたことで、彼らの技術、魔法、知恵など、その全てを習得していた。
しかし、この純粋無垢な少年グラン
、彼らが英雄と呼ばれていることを一切知らない……!
その上、英雄たちのことはちょっとお節介な家族、もしくは良い人ぐらいにしか思っておらず、自分がどれほどすごいかを自覚していない。
そんな常識外れのグランは「同年代の友達がほしい」と口にして、とある学院に通う事に。
そこは世界最高峰の学院と呼ばれることを知って焦るグランだが、やはり当然のように無双して……?
☆毎日12時・20時更新!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-10-08 21:02:30
166442文字
会話率:45%
俺の父親について、少し話を聞いてほしい。
俺の父の名前は「|荻野龍太《おぎのりゅうた》」。元英雄。今は大衆食堂を営んでいる店主だ。
親父は、遥か遠い、地球という星の「|日本《ニホン》」という国で料理人をしていたのだが、ある国の王子
様の元へと召喚されて魔王討伐を命じられたのだとか。
しかし、父は魔法どころか、料理さえが取り柄の回復役兼衛生兵だったらしい。でも、父の料理の腕はとてもすごいもので、勇者パーティーは父の料理と健康管理のお陰で魔王を討伐したという。
要するにあれだ……影の実力者ってやつ!
その後、その勇者パーティーの一人の女の子と結婚して、定食屋を営んだらしいが、俺と姉貴を産んだあと亡くなったらしい。
それから、親父は死に物狂いで働いた。俺と姉貴を立派に育て上げ、今では、国の中でも5本の指に入ると言われる程の大衆食堂「満腹屋」を経営している。
5年前に世界規模の新生ギルド「レストランギルド」による料理人や飲食店のための商業ギルドみたいなやつが出来て、それのおかげで繁盛している。
この物語は、そんな異世界人の父親を持つ双子の妹……俺、ミライの食材探しの冒険譚だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-28 15:00:00
74124文字
会話率:54%
クオリアス。それは壊魔族との二百年に渡る生存競争の結果、すでに人類が凋落しかけている世界。
ラヴィはそんな世界で、テンション高く生きる女の子。いや英雄。いやアイドル志望。数奇な運命に導かれた結果、『日本』へと訪れた彼女は直感する。魅力こ
そが、世界を救うカギなんだと。
これは、そんな一風変わった女の子が、世界を救っていくおはなし。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-09-20 21:52:41
26428文字
会話率:25%
これは二人の血のつながった兄弟の物語です。彼らの世界を救う愛、友情、そして裏切りの物語。
最終更新:2024-09-17 02:19:28
10587文字
会話率:2%
アメリア王国王都ロンドの片隅には一軒の酒場がある。
そこで働くのは遥か昔に魔王を倒した元英雄。
遥か昔に英雄に倒された元魔王。
実は漆黒龍のお料理女子。
人のご飯が食べたくて人化を覚えた空弧の少女。
名前は〝地獄の瘴気亭〟
これは万年金欠
の地獄の瘴気亭で起こる様々な事件を従業員たちがなんやかんやで解決していく物語である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-19 00:27:50
57160文字
会話率:53%