トランプとは切り札の事である。
そしてトランプは競りで決められる。
何のことか分からない? ではどうぞお読みください。
最終更新:2023-01-23 00:06:08
2118文字
会話率:10%
友人の娘に乞われて、いやいやながらイーストアングリアの大邸宅「ファラオズ・コート」を訪れたキャンピオン氏。多くの村人を招待したクリスマスパーティーの開催が迫る中、屋敷に立ちこめる不穏な空気にキャンピオン氏は警戒を強めていく。
最終更新:2017-12-24 22:29:27
21568文字
会話率:42%
とある夜のロンドン。今ロンドンでは連続通り魔事件が起きており、女性ばかりを狙った犯行故に≪切り裂きジャックの再来≫とまで噂されている。
そんな大雨が降りしきるロンドンで、一人の記憶喪失の人物が行き倒れた。その人物を助けたのは、ブックカフェ&
バーを経営するマスター兼魔法使いの男、≪アイヴィー(アイリーン)・ハドソン≫だった。
警察が調べても身元が分からなかったその人物をアイヴィーは引き取り、≪シャロン・ホームズ≫と名前を与えた。シャロンは、触れて自身の≪眼≫で捉えた≪物≫の記憶を見る事ができる【過去追憶】という眼を持っていた。
アイヴィー曰く、魔法を施された≪人工的に作られた眼≫で、アイヴィーも同様に、頭を触れた相手の記憶を見る事ができる【幾星霜】の眼を持っていた。しかし、アイヴィーの眼をもってしても、シャロンの身元は分からなかった。
果たして自分は何者なのか、何故この≪眼≫を持っているのか、そして依然として捕まらない連続通り魔である≪2代目切り裂きジャック≫の正体は―――。自身の推理力と【過去追憶】の眼でシャロンが様々な事件を解決し、自身の過去と向き合う英国ミステリーファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-24 00:06:40
3994文字
会話率:7%