ジオニール王国では召喚した聖女が完全に姿を現す前に雷が原因で行方不明となる。
王太子であるウィリアムが聖女探しを請け負うも、聖女=女と思っている為に捜索は難航する。召喚されたのは聖女ではなく神子(神の愛し子)だとは誰も知らないのだ。
一方、会社帰りに聖女(神子)として召喚された佐藤樹(イツキ)は自身が神子とは知らないまま、無自覚で聖なる能力を垂れ流しながら異世界での生活を模索するのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-31 00:31:41
157288文字
会話率:26%
国を上げた救世の聖女探しが始まった。
王宮で薬師をしているアニエスは、懸命に聖女を探している教会の者たちをげんなりと眺めた。
「聖女様も大変だね」
一緒にいた花の精が困惑顔で言った。
「アニエスが聖女なんだけど」
「へ?」
まさか、自分が聖
女だなんて。
迫りくる聖職者の聖女探しの群れ。聖女の報酬は大金にドレスに宝石、更には王子との結婚!?そんなのいらない!私は私らしく生きたいんだから。
――この国の聖女は、大聖堂から出られない。そんなの、絶対に嫌だ。
崖っぷちのアニエスは腐れ縁の幼馴染みに泣きついた。
「じゃあ俺が貰ってやるよ。結婚するぞ、今」
婚約をすっ飛ばし、突然始まった偽装結婚。嘘で固められた新婚生活。
騎士団でも凄腕の幼馴染みとの結婚は、とても羨ましがられたのだけど。
近くなった距離も、少し甘い笑顔も、全部ウソ。
……そのはずだった。
これは鈍感聖女アニエスと、そんなアニエスを愛してやまない口の悪い幼馴染みの、偽装結婚から始まる愛の物語。
「さては私に惚れた?」
「っはぁ!?ふざけんな!」
二人のすれ違いは続く。
完結まで全36話執筆済み!完結まで毎日連投予定です!
ぜひ最後まで安心してご覧ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-02-04 08:27:28
158955文字
会話率:53%
国内に魔物が跋扈するようになり、聖女探しの旅に出ろとの王命を受け、ヴィルフリート、クリストフ、フェリクスの三人が西方地域への旅を始める。年齢は全員五十二歳、年寄りだ。腰が痛いだの、目がよく見えないだの、冷えは大敵だの、年寄りは話が長いだの言
い合いながら聖女を探すがなかなか見つからず、それどころか大きな問題が起きて……。果たしてヴィルフリートたちは、目的を達成することができるのだろうか。
※基本1日1回更新予定。暴力描写は軽いものですが、10話目あたりに流血表現あり。ご注意ください。カクヨムで先行公開中。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-27 17:24:05
163031文字
会話率:72%
魔法戦争で傷ついた世界を修復するために神様より異世界に行って聖女様を探す使命をもらったオランド王国のグロリアス司祭と巫女のアーニャ、それに護衛の騎士サイファ。
いよいよ異世界へ転移となる直前、第二騎士団が攻め込んできた。アーニャ達を守るため
第一騎士団が出てきたところで魔法陣が発動。第一騎士団と第二騎士団を含めた23人が現代日本に転移してしまった。
転移した先は奥野旅館の庭。
たまたまそこにいた奥野家の家族に手伝ってもらいながら聖女様探しが始まる。
タイムリミットは砂時計が落ちるまで。捜索範囲は転移してきた奥野家を起点に徒歩3万歩までの範囲。
聖女様の特徴は、東洋人の特徴である黒い髪に、茶色の目。見つける方法は、聖女様の手に触れること。
聖女様を探しながら、現代日本で過ごす巫女アーニャと騎士団御一行。なんだか緊張感のない異世界人の日常のお話です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-04-04 11:11:16
52493文字
会話率:34%