私はしがない伯爵令嬢。巷ではやりの物語のように義母と義妹に虐げられている。
この家から逃げる為に、義母の命令通り国境を守る公爵家へと乗り込んだ。王命に物申し、国外追放されることを期待して。
なのに、何故だろう・・・乗り込んだ先の公爵夫人が決
めたという私に対する処罰がご褒美としか言いようがなくて・・・
名も無きモブ令嬢が幸せになる話。まじ、名前出てきません・・・・
*「転生魔女は国盗りを望む」にチラッとしか出てこない、名も無きモブ『一人目令嬢』のお話。
34話の本人視点みたいな感じです。
本編を読まなくとも、多分、大丈夫だと思います。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-07-30 23:00:00
10697文字
会話率:27%
俺は初瀬日向(はつせひなた)。この春、遠距離恋愛だった幼馴染な彼女と同じ高校に通えるようになって、
ちょっと浮かれてるだけの、平凡で、ちょっと浮かれてるだけの高校一年生だ。
在来線と新幹線を乗り継いで5時間の長旅だったけど、現地に到着
したら、凜こと南凜音(みなみりんね)が最寄り駅まで迎えに来てくれるとあって、夢でも彼女との昔の思い出を夢に見る始末。
長旅の末、凜音の親戚が経営するアパートにたどりついた俺たちだけど……何故か凛音が挙動不審だ。駅に俺を迎えに来たときも、周囲に誰かいないか見渡してたし、道中もしきりに誰かいないか気にしてるように見えた。
一体どうしたんだろうと訝しがっていた俺だけど-
「あのね。日向は合格したらご褒美が欲しいって言ってたわよね?」
え?ご褒美?なんか言ったっけ……と思い返すと、あった。調子に乗って口走った
「合格したら、キスしたいな」
そんな言葉が。つまり、その。凛音の行動の意味は―
これは、ようやく一緒に生活できるようになって浮かれている幼馴染カップルの、ちょっとした一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 21:40:45
5861文字
会話率:47%
深紅の薔薇のように美しい御姉様。
私の自慢の御姉様。
私はそんな御姉様が大好きで。
御姉様も妹の私のことを深くふかく愛している。
…御姉様は私だけのもの。
御姉様の愛情は私だけのもの。
今日も御姉様は私に甘々。
御姉様の深紅
の唇の色によく似たチェリー。
御姉様は私のためにお口で種を取って下さり、そしてそのチェリーを、私の口内にぬるぬると入れてゆく……
御姉様…愛してます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-30 14:47:44
1351文字
会話率:28%
バイト先のカフェに木曜日に決まって訪れるオーナーの娘、瑠花。宿題をして、おやつを食べて、のんびり過ごしていく。
葉汰は用意したおやつとカフェオレを美味しそうに食べる瑠花を、妹がいたらこんな感じなのかなと微笑ましく見つめていた。
「それにし
ても瑠花ちゃん偉えらいよね。いつもちゃんと宿題してて。俺が瑠花ちゃんくらいの時は宿題そっちのけで遊びに行ってた気がする」
「じゃあご褒美ほうびちょうだい」
「うん?」
ご褒美?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-28 11:38:17
39201文字
会話率:52%
恐ろしい呪いの力を持つ黒龍ダグドには時折生贄を捧げなければならない。
私こそ、ノーラはその生贄となったが、黒竜様は生贄を食べるどころか優しい人でしかなかった。
そして、私の他にも生贄の少女達はいた。
ダグドを誤解している人間が選ぶだけあり、
私以外の乙女達は生贄に選ばれるに値する才能豊かで美しい少女達ばかりだ。
財産略取の名目で生贄に選ばれた私と違うのだ。
キラキラする彼女達と比べると、私はただの茶色の影。
でもね、だからこそ、私はいい子であろうと頑張って来た。
だから、急に来たこれは、人生のご褒美?なの?
6/7 あらすじ書き直しました折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-06-07 20:05:06
247009文字
会話率:42%
どこにでもいる、20代の普通のサラリーマン。
そんな俺が、人をかばって死んでしまい、魂だけの存在になり、出会ったのが自称神様。
神様は、生前の善行に報いるという理由で、魔物がいて魔術がある異世界へ転生させてくれると言う。
行った先で困らない
ようにと、武術の加護・魔術・知識を気前よく授けてくれた。
だが、異世界では自分の体が無いってどういう事?
何一つ納得いかないまま、とある赤ん坊の中に、魂だけの存在として住まわせてもらう事に。
一つの体に魂を二つ宿した、特異な存在として生きていく事になってしまったのだ。
これが本当にご褒美? 呪いじゃ無く? それともなんか別の意味でも?
こうして、異世界でのニコイチな、冒険譚がはじまる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-09 17:00:00
822790文字
会話率:26%
普通から違和感という変遷は芸術性を帯びた「美」を齎す。そこにある「美」は時には狂気的なのかもしれない。
この作品は「ホワイト日常」にも掲載されます。
最終更新:2017-02-01 01:12:33
4524文字
会話率:36%
空の青さに毒された憐れで幸せな虜囚の詩
最終更新:2014-12-24 00:00:00
651文字
会話率:0%
少女エリスによって吸血鬼として生きることになった少年ヤイトはエリスに見守られながら、青年期の危機を不器用ながらも乗り越えていく。
最終更新:2014-05-07 22:22:55
12816文字
会話率:44%