ジャンクフードが食べたい。唇の痙攣が止まらない。
完全なカリウム不足を覚えたので、休憩する為に純喫茶を探す。
迎え入れられたのは、隠れ家の様な奥ゆかしい空間と、演歌の流れる不思議な空間だった。
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺
に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
ジャンクフードが食べたくなって、体の痙攣を覚えたら、カリウム不足を覚えた方が良いです。
という訳で喫茶店いきま〜す。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-08-04 13:12:48
1034文字
会話率:0%
右肩上がり、右肩下がり、右肩左肩平行線。
あの人は、正比例の線のように上がってんな。
あの人は、反比例の線のように下がってんな。
このジグザグ線は、何や?
まるで、グラフみたいだが ‥‥ グラフか。
それも、歩んで来た道 ‥ 過去人生の
グラフか。
ちょっぴり、未来のグラフも入っているみたいやな。
隣のテーブルに、体の向きを変える。
話熱中弁護士二人、目伏せ当事者ふたりは、全然気付かない。
むんずと、ふたりのグラフを掴むと、その二線をピッタリ重ね合わせる。
それだけじゃ、『また将来、同じ事態を引き起こすんちゃうかな~』と不安を感じた。
そこで、重ね合わせた線を、二重に巻き巻きしておく。
ふむ、相思相愛スパイラル。
過ぎ行くふたりの背中に浮かぶ、グラフをしっかり捕まえる。
男性のグラフを、急降下させる。
女性のグラフを、急上昇させる。
ふたりのグラフが交差しても、それぞれの線を急降下急上昇させる。
ま、分かってしまえば、珍しくもない。
興味無し。
サングラスを掛け直そうとした時、子どもが読んでる絵本が目に入る。
【トッキュウジャーかぞく】
その読んでいる絵本で、俺は分かってしまう。
子どもの気持ちを、ハッキリしっかり明確に分かってしまう。
しょーがねーなー。
右手一本でガシッと、ふたりのグラフを掴む。
ガシガシギシギシと、二本のグラフを重ね合わせて、握り締める。
右手一本では、はみ出す線があったが、『後は、放っといても大丈夫やろ』と思い、そのままにしておく。
俺は.襟口から右手を突っ込む。
左鎖骨のくぼみにある、九曜巴の封印シールを、一回タップする。
襟口に掛けていたサングラスを掛ける。
ガタッ
席を立つ。
スッスッ
歩き去る。
立つ鳥跡を濁さず。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-03-28 10:13:23
8893文字
会話率:6%
立つ鳥跡を濁さず、という言葉が東国にはあるらしい。友人によると引き際は美しくあれという戒めを表す言葉らしいが、まさに今の私に必要な言葉かもしれない。つまり、婚約者を蔑ろにする殿下と、その心を射止めている伯爵令嬢を学園で眺めているしかない私の
ような人間にとっては。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-19 07:00:00
29843文字
会話率:54%
付き合って10年経つ同性カップルのサナエにカオリが別れ話を突きつける
最終更新:2021-06-15 15:55:58
10454文字
会話率:34%
余命半年の宣告を受けて、やっぱりそうかと納得した私は、死ぬ為の準備をして…唯一彼だけは手放せなかったけど…少しずつ弱っていく体を受け入れながら、1日1日を大事に過ごした。
そして、もう終わりだと思った時にね、目の前に彼がいてくれたから、2人
で決めた愛の暗号を伝えて、そして、全部が終わったはずだったの。詳しくは短編『余命半年』をご覧あれ。
まあそんなわけで、私は死んだはずだった…!のが、おやー!?生きてるんですけど!そしてなぜかもう死んだ機能とか細胞とか復活してる気がする…耳が聞こえるし目も見えるぞ…おやー?あ、ちょ、待って待って、さっきのシリアス展開やっぱなし!待ってってばー!
立つ鳥跡を濁さずと思って人生たたむ準備がんばったせいで、色んなことも0スタート…迫り来る現実。ひええ。だけど…まあ、せっかくの第二の人生!また世界を広げよ!
死に別れ系の現代恋愛小説『余命半年』がとても悲しい展開過ぎるので、そこから一転、彼氏彼女が超幸せ!ご都合主義万歳!なにもかもが全部解決して大好きな「彼」と「私」が幸せに暮らす続編です。この話だけでも読めるけど続編なので『余命半年』のほうも読んでぜひ展開のギャップをお楽しみください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-25 12:56:23
7177文字
会話率:53%
「シュトーリナ・ハウゼン、此の度、私とそなたとの婚約を解消する運びとなった。これは国の決定である!お前が了承したという証が必要だ。速やかにこの書類にサインをし、自宅にて次の沙汰を待つが良い」
ダミーダコリャ国の王太子であり、ハウゼン侯爵
令嬢であるシュトーリナ・ハウゼン(16歳)の婚約者の、いや、婚約者であった、ちょっと微妙だけど見られなくはない、言ってみれば若干美青年の枠に入れても良いかもしれない…かも?という感じのマージス・カ・ダミーダコリャ殿下(17歳)が、学園の夏休み前の楽しいイベント「真夏の夜の舞踏会」の会場で、婚約解消の書類を高らかに掲げ了承をせまって来た。
やっと解放して頂けるのですね。もう本当に王妃教育とか嫌で嫌で、早く誰かに代わって頂きたかったんですの、うふふ。
というわけで、立つ鳥跡を濁さずと華麗に立ち去る前に、王妃教育の現状について一言申し上げますわ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-08-12 07:00:00
10398文字
会話率:55%
時代は今ではないいつか、殺傷沙汰がまかり通る物騒なご時世。裏山で行き倒れていた身元不詳の若者を拾った、ある一家の平穏な数日間。
最終更新:2020-02-05 00:30:12
8112文字
会話率:31%
――君と出会えて、本当に良かった。
そんな歯の浮くような心のこもっていない台詞達に騙され続けて早一年。私は未だ、その状況から抜け出せずにいた。
立つ鳥跡を濁さず、後腐れ・もめ事はノーサンキュー。良くも悪くも優柔不断、周りに流されやすい私
、逆木明由美は、その性格ゆえに更なる泥沼にはまっていく。
果たして私は、雰囲気に逆行する事が出来るのか!?
女子大学生が自らに打ち勝つ軌跡を描く(予定)の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-25 14:21:42
44360文字
会話率:52%
私たちにも確かに、あの時代があった。思い出せばいつでもあの時間に帰れる。
キーワード:
最終更新:2005-05-07 20:47:25
3286文字
会話率:39%