平凡な家に生まれ、十六歳を迎えた少年パーダ。
大人になるための神儀で他の少年少女達が神様から一つずつ才能を授かる中、彼に与えられたのは見知らぬ記号だった。
彼に与えられたものは何か、そして彼は一体何者でありどのような道を歩むのか。
世界の運
命と未来を揺るがす物語はここから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-01-21 18:00:00
84997文字
会話率:36%
地震で何もいい事がないまま死にかける。
(このまま終わってしまうのか…)
振り返りながら禄な人生じゃなかった。
・・嫌だ。死にたくない!
こんな人生をするために生まれて来た訳じゃない!
「…神様。次に生まれ変わったら。世界を楽しみさ
せてください。きっと。。。何も見てない世界へ」
無常にも天井が崩れ。もう終わった。。
天国かと目を覚ませば、島にあるお屋敷のベッドだった。
「ぼっちゃま。起きられましたか?今日はいい天気ですから。。。!!ぼっちゃま大丈夫ですか!?」
見知らぬメイド声をかけられ記憶が呼び戻る。
合うたびに子供の記憶が思い出し。
身体は4歳。記憶は40歳。この世界でやりたい事は!
島から見る広大な海に誓いを立てる。
「海って綺麗だな。よし。俺はこの島の領主になるぞ!どうせやり直せるなら夢はでっかく!」
何処かのフレーズが頭に響いて。
海特有の白い羽を飛ばしていたウミネコが鳴く。
まるで旅立ちを応援してくれてる様に。
領主一族、神国の第六王子。
そう。僕の名前はシューリヘト・オズベルタス・レグナム。
2度目の人生が始まる。
新しい領主、この国を!いや違う。この島の領主になるんだ!
メイドや、家族に助けられ。
領主の兄弟達と共に平和に過ごす幸せファンタジー・・・否。
―――この世界は戦乱に巻き込まれていた。
国同士の醜い争い。内戦、占領。宗教問題。飢饉、疫病……
僕の大事な、大好きな島は崩壊した。
大好きだった人も失った―――
そして次から次に起こる事件、魔法。神儀式。祝福。精霊。貴族。現れる人魚、マフィア、海賊、将軍、兄弟、王族。
―――絶対に許せない帝国。
中世欧州でありどこか異なる。
人と人との繋がりが僕を強くしていく。
多くの死者が視界を多い尽くす。
何度か挫折をし、傷つきながら。でも進むしかない。
あの時僕を救ってくれた海に。山に。島に。
島の領主になるんだ!
僕は・・歴史が好きだった。神話が。。大好きだった。
英雄に憧れていたのか?
中世の欧州を振り返る。
独自のファンタジーの世界をお楽しみ下さい。
第一章 島の神の子
第二章 隻腕の海老
第三章 聖者の行進
第四章 奇跡の聖杯
―――物語は続いていく
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-11 23:51:55
350384文字
会話率:41%
『その紫の瞳が誰を見つめようと、いまさら他の者など愛せない!』
感情によって瞳の虹彩の色が変化するのは、神の娘と呼ばれる皇女(ひめみこ)の証。
東の領地、エデンの皇女であるアミーナもすでにいくつかの瞳の色が覚醒していた。
アミーナは百年
に一度の神儀参りの為に旅に出る事になり、守り人の二人、騎士ロギと少年ダンに守られながら神の社へと進んでいく。
だが、旅を楽しむ間もなく、アミーナに忍び寄る正体不明の刺客。
狙われる理由もわからないまま、新たな仲間と共に先を急ぐのだが……。
そんな中、アミーナの最後の虹彩の色、恋心を表す紫色が覚醒し、仲間たちとの関係も均衡が崩れ始めてしまう。
深く愛するがゆえに、破滅へと突き進む者。
それぞれの誰かを想う歯車が、少しずつ掛け違えられていく……。
アミーナを取り巻く人々の想いと秘密、そして全てが明かされた時、皇女は神の社で何を願うのか。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-30 00:50:47
154578文字
会話率:39%
女学院に通う女子高生は清楚でおしとやか。彼女らの夢はお正月に巫女(みこ)さんになること。
神さまに仕え心身ともに浄められた巫女さん。いやいや本心は"巫女になれば嫁入り先に箔(はく)"がつく。
私たち女学院はこんなにも
可愛い女の子。良妻賢母でございます。
神様から「かわいい女子高生だから巫女さんにおなりなさい」
キャア~そんなにもお願いされたら困ってしまう。
現代っ子は張りきって俄か神仕え
目指すぞ巫女さん!早く彼氏つくりたあーい折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-12-24 00:25:00
26986文字
会話率:29%